JPS5839216Y2 - 調整装置 - Google Patents

調整装置

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Publication number
JPS5839216Y2
JPS5839216Y2 JP7920679U JP7920679U JPS5839216Y2 JP S5839216 Y2 JPS5839216 Y2 JP S5839216Y2 JP 7920679 U JP7920679 U JP 7920679U JP 7920679 U JP7920679 U JP 7920679U JP S5839216 Y2 JPS5839216 Y2 JP S5839216Y2
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JP
Japan
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lever
slider
knob
operating
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP7920679U
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English (en)
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JPS55178410U (ja
Inventor
邦貴 坂井
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP7920679U priority Critical patent/JPS5839216Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌のヒーターコントロール装置等に用いられ
る調整装置の改良に関する。
更に詳細には、ベースに設けられたレールに沿って操作
面内で摺動自在である操作摺動部材と、ベース側等に設
けられたピン部と前後方向の長孔を介して係合され、操
作面に対する直角方向である前後方向に長く、且つ上記
操作摺動部材と連結されたレバーとからなり、操作摺動
部材のレールに沿った操作面内の摺動で上記レバーを上
記ピン部を支点として揺動せしめ、レバーの揺動に伴う
これの前後動を長孔で許容吸収せしめる如くし、ヒータ
ーコントロール等のノブの調整操作時における出没を防
止し、ノブの平行移動を保障し、車輌等における安全性
向上を図った調整装置に関する。
車輌には暖・冷房等のヒーターコントロール装置が設け
られ、これの調整装置は従来では円弧動するレバーで構
成されている。
これはヒーターコントロールのみではなく、ファンスイ
ッチ等にも用いられている。
かかる従来装置はレバーの操作時、レバーが一点を中心
にして円弧運動を行うため中央部の位置で突出量が最も
多く、中央部で極端にレバーに付設したノブが突出し、
乗員の安全上最適とはいえない。
又レバーに付設したノブは操作パネル面の両端で突出量
は最少となり、且つレバーの弧運動によりノブは両端部
で傾斜量が最大となる。
従って操作パネル面の両端部にノブを近接させることは
困難で、この結果ノブの傾斜を見込んで操作パネル面を
形威せざるを得す、操作パネル面はノブの操作方向に対
して長くなり、調整装置が大型化する。
本考案者は従来の以上の如き問題点を解決すべく本考案
をなしたもので、その目的とする処は、ヒーターコント
ロール等の円弧運動を行う操作レバーにおいて、このレ
バーの支点との係合を長孔係合とし、且つレバーと連結
された操作摺動部材をガイドレールを介して操作平面内
で平行移動せしめる如くシ、レバー調整時の操作ノブ等
の運動を出没のない平行運動とし、ノブ等の車室内等へ
の突出を防止し、車輌等の安全性向上と、ヒーターコン
トロール装置等の車室内等における小型化を図った調整
装置を提供する。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は本考案が適用される→りとしてのヒーターコン
トロール装置の分解斜視図を、第2図は組付状態の要部
の拡大縦断面図である。
1は合成樹脂等で成形されたベースで、ベース1の前部
(車室内手前側)には左右方向へガイドレールをなす凹
溝2が設げられ、凹溝2は上に開放され、前後の壁1a
、laで区画されている。
凹溝2の底には突部3as凹部3b・・・を複数備える
クリック部3が形成されている。
ベース1の最も奥(先方)の中央部には中空ピン部4が
形成されているとともに、凹溝2の左右端部には起壁よ
りなるボス部5,5が形成されている。
6はスライダーで、スライダー6は中央部に孔7が縦設
され、上面には孔7を中心とする円弧の一部をなす摺動
ビード部6a、6aが突設され、下面には凹溝2を囲む
ガイド壁1a、laの外面に係合するガイド部6b 、
6bが形成される。
そしてスライダー6の前部には突部6cが形成されこれ
にノブ8が嵌着等される。
9は操作レバーで、レバー9の先端には長さ方向の長孔
10が形成され、前部(手前側)の下面には下に開放し
た盲穴状の収納部11aを有するホルダ11が垂下突設
され、又上面には突起11bを備える。
スライダー6をこれの下面のガイド部6b。
6bが凹溝2のガイド壁1a、laの外面を挾む如(上
から係合せしめ、この上からレバー9の前部を載せてホ
ルダ11を孔7に嵌挿し、ホルダ11の収納部11aに
はスプリング12を介してボール13を縮装し、ボール
13は凹溝2の底のクリック部3上に弾圧接触する。
レバー9の先部に設けた長孔10を中空ピン部4に係合
し、これの上からワンシャ14.14を介してビス15
を中空ピン部4のネジ孔4aに螺合し、レバー9をベー
スに結合する。
レバー9は長孔10とピン部4との係合、ワンシャ14
、ビス15による結合で上方への抜脱は阻止されるとと
もに、ピン部4を支点として揺動可能で且つ長孔10で
長さ方向、即ち前後方向に摺動可能である。
レバー9のスライダー6との係合部分の上、即ち突部1
1bには板バネ16をこれの孔16aを介して係合し、
板バネ16上にはスライドコマ17を被冠し、コマ17
は断面チャンネル状のスライドプレート18に係合し、
プレート18は凹溝2と平行し、これの両端部を凹溝2
の両端に起設したボス部5,5上に載せ、ビス19.1
9でボス部5,5に固着する。
組付状態のスライダ一部を含む要部を第2図で示した。
次にその作用、効果を詳述すると、スライドプレート1
8で拘束されたコマ17で板バネ16の弾圧力は下方に
作用し、レバー9の前部は下方へ弾圧され、下面はスラ
イダー6の上面ビード部6a、6aと弾接する。
スライダー6はこれにより下方へ押され、一方、レバー
9のホルダ11は凹溝2に嵌合し、ボール13はスプリ
ング12でクリック部3に弾圧される。
ノブ8を摘んでこれを左右方向へ移動し、この場合操作
面は手前の壁1a−1となり、この外面に図示しないが
目盛等を備える操作化粧板が設けられ、この化粧板及び
ノブ8が車室内から見ることができ、ヒーターコントロ
ール等を構成する。
図では左右方向にノブ8を移動できるように示している
が、上下方向でも良く、装置をそのまま上下方向に配す
れば即座に実施することができる。
ノブ8の左右方向の移動でボール13はクリック部3の
突部3 a %凹部3bの乗り越え、凹部3bへの没入
係合時に節度を生じ、クリック動を行い、所定の位置で
段階的に停止、保持することができる。
そしてノブ8で凹溝2に沿い、且つ又壁1a。1aに沿
って移動するスライダー6はガイド部6b 、6bと壁
1a、1aとの係合で前後方向への進退は阻止される。
このスライダー6の左右方向の移動に伴いレバー9はピ
ン部4を支点として揺動し、円弧運動を行うが、これに
伴つレバー90前後動は長孔10とピン部4との係合で
許容され、吸収される。
即ちスライダー6の左右方向への平行移動は凹溝2の壁
1a、1aとレバー9の長孔10、ピン部4とで保障さ
れ、ノブ8は平行に左右方向へ移動し、ノブ8を含むス
ライダー6は前後動しない。
尚図示例では長孔10をレバー側に、ピン部4をベース
側に設けたが、この関係は逆でも良く、即ちピンをレバ
ー側に、長孔をベース側に設けても良い。
このように本考案に従えばヒーターコントロール等の操
作ノブは前後方向へ出没することなく、所定の突出量の
まま平行移動して調整操作することができ、車室内に徒
らに調節位置で突出することがなく、安全上好ましいと
ともに、操作限においても突出量は変化な(、且つ平行
移動してレバ、ノブが傾斜することがないため、ノブを
操作面の両端と近接させることができ、この分操作面を
面内で小さくでき、コンパクト化することができる。
尚図示例ではヒーターコントロールとして説明したが、
ファンスインチその他の如く円弧動するレバー調整装置
の全てに本考案は実施することができるものであること
を耐雪する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は組付状態の要部の縦断面図である。 尚図面中1はベース、2.1a、1aはレール、6は操
作摺動部材、4,10はピン、長孔、9はレバーである

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作面1a−1に対して略直交方向に延出する操作レバ
    ー9を設け、前記操作レバー9の一端に該操作レバー9
    の長さ方向に延出する長孔10を形成し、ベース1奥方
    のピン4を前記長孔10に嵌挿し、前記操作レバー9の
    他端を前記操作面1a−1近傍に位置せしめ、前記操作
    レバー9の他端に回転自在にスライダー6を結合し、ベ
    ース1に突部3aと凹部3bとを複数備えたクリック部
    3を前記操作面1a−1に沿って延設し、更に前記ベー
    ス1に前記操作面1a−1に沿ってガイド壁1aを延設
    し、前記スライダー6を前記ガイド壁1aに摺動自在に
    係合するとともに前記クリック部3にボール13を嵌装
    してスライダー6のクリック動を自在に形成し、前記ス
    ライダー6に前記操作面1a−1の前方へ露出させてノ
    ブ8を取着した調整装置。
JP7920679U 1979-06-11 1979-06-11 調整装置 Expired JPS5839216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7920679U JPS5839216Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7920679U JPS5839216Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55178410U JPS55178410U (ja) 1980-12-22
JPS5839216Y2 true JPS5839216Y2 (ja) 1983-09-05

Family

ID=29312626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7920679U Expired JPS5839216Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 調整装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5839216Y2 (ja)

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JPS55178410U (ja) 1980-12-22

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