JPS5839077B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPS5839077B2
JPS5839077B2 JP54105673A JP10567379A JPS5839077B2 JP S5839077 B2 JPS5839077 B2 JP S5839077B2 JP 54105673 A JP54105673 A JP 54105673A JP 10567379 A JP10567379 A JP 10567379A JP S5839077 B2 JPS5839077 B2 JP S5839077B2
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JP
Japan
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printing
clutch
gear
rotates
carriage
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JP54105673A
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幹雄 宮島
忠夫 田向
文久 堀
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/178,891 priority patent/US4414893A/en
Priority to GB8026972A priority patent/GB2056918B/en
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Priority to US06/499,559 priority patent/US4512675A/en
Priority to CA000432219A priority patent/CA1184867A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J23/00Power drives for actions or mechanisms
    • B41J23/02Mechanical power drives
    • B41J23/025Mechanical power drives using a single or common power source for two or more functions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
    • B41J1/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being parallel to the axis of rotation, e.g. with type on the periphery of cylindrical carriers
    • B41J1/44Carriers stationary for impression
    • B41J1/46Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers
    • B41J1/50Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers with one or more carriers travelling across copy material in letter-space direction

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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小型卓上計算機や計測機械の表示部に付設して
好適なシリアルプリンタの印字機構に関する。
卓上計算機や計測機械は、計算結果や計測値を液晶木石
装置にデジタル的に表示される場合が多い。
しかも最近はこれら計算結果や計測値を小型のシリアル
プリ/りで記録用紙に記録出来るようになったものも多
い。
これら機器に用いられているこの種シリアルプリンタは
装着部分に可成りの制約を受けるため、出来得る限り小
型に構成したいが、活字輪を回転駆動する機構、活字輪
を保持するキャリノジを桁送りする機構、印字を行なう
・・ンマ駆動機構、紙送り機構など複雑な機構を多く含
んでおり、なかなか小型化出来ないのが実情である。
又、最近の卓上電子計算機は各種の演算機能をもってお
り、このために印字データとしてばO〜9の数字の他に
、この10個の数字と同数程度のファンクション記号を
印字することが要求される。
しかしながら、数字とファンクション記号とを同一活字
輪に収納すると、活字輪の径が大きくなり、このためプ
リンタ全体が犬きくなって、特にポータプル型の卓上電
子計算機等に塔載するプリンタとしては不向きとなる。
この点を解消するために、ファンクション記号用の活字
輪と数字用の活字輪とを分離し、数字用の活字輪のみを
桁方向に移送するようにしたシリアンプリンタを本願出
願人は先に提案した。
この出願は特開昭52−46930号に示されているよ
うに、2個の活字輪に各々独立に作動するノ・ンマ体を
関係付けている。
このため、同一駆動源で2個の・・77体を選択作動す
るため機構が複雑化していた。
上記の2個の・・ンマ体の選択機構を排除して、単一の
ハンマ体により、2個の活字輪を選択的に叩打するシリ
アルプリンタを本願出願人はこれ又先に特開昭53−5
6514号として出願している。
前記特開昭52−46930号、並びに特開昭53−5
6514号に見られるシリアルプリンタは、機構が簡略
で小型、軽量であるため、卓上電子計算機等に塔載する
には最適である。
しかしながら、活字輪の回転駆動用のパルスモータと、
活字輪の桁送り1駆動兼・・ンマ体駆動用の比較的大型
の電磁プランジャと、紙送り並びにキャリッジ解除用の
比較的大型の電磁プランジャを用いているため、駆動源
の部品費並びにその占有空間が比較的太きくなり勝ちで
あった。
一方、2個の活字輪を用い士シリアルプリンタにおいて
、活字選択、印字、桁送り、紙送り等を単一のモータで
行なうシリアルプリンタが特開昭54−68325号と
して提案されている。
しかしながら、上記のモータは正逆回転を行なう構成で
あるため、印字スピードの向上を企るには一定の限界が
あり、加えてモータが比較的高価で且つその市晴が煩雑
となる。
加えて、2個の活字輪を各々ff1Jf固に選択・係止
する必要があるため機構が複雑である。
本発明は、上述の如き従来の欠点を改善する新規な発明
であり、その目的は小型・軽量のシリアルプリンタを提
供することにある。
本発明の他の目的とするところは、駆動源を極力減らし
1.駆動源の占める空間を削減し、小型・軽量のハンデ
ィタイプの卓1%子計算機に付設して好適なシリアルプ
リンタを提供することにある0 本発明の他の目的とするところは1.駆動源であるモー
ターを常時一定方向に回動してち−き、モーターの回転
を必要に応じ、所定の回転軸に伝達するフランチ機構を
設けることにより、印字スピードの向上を企ることにあ
る。
本発明の更に他の目的とするところは、回転軸構造を可
及的に減少せしめて、シリアルプリンタの構造を小型に
することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、回転軸を有効に
利用して各種部品を回転軸に取付けて、機構の簡略化と
小型化を企ることにある。
次に本発明の一実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る印字装置の平面図であり、図中、
1は枠板、1a及び1bは枠板の両側に設けられた側板
、1cは該両側板1a、1bに支えられた紙ガイドであ
る。
側板1a及び1bには回転するレール2が掛は渡されて
いる。
3はキャリッジで、レール2に沿って左右すなわち行方
向に移動可能である。
4はファンクション記号印字用の活字輪、5は数字印字
用の活字輪で、キャリッジ3に保持されている。
各活字輪には回転軸6が貫通してスプライン結合されて
いる。
なお、活字輪は回転軸6によって回転されるが、活字輪
4は第1図において左方向へ1桁相当分移動可能であり
、活字輪5は最左端筐で移動可能である。
7は引張りばねで、一端は側板1aに固定され、他端は
キャリッジ3に固定され、キャリッジ3をイニシアル位
置すなわち第1図の位置に引っ張っている。
8はキャリッジ3を印字方向に桁送りするランクで、桁
送り用の歯8aが設けられている。
なお、9は引張りばねTをガイドするガイド部材で、側
板1bに取付けられている。
11は印字・・/マで、側板1aと1bに軸支された・
・ンマ軸10に取付けられ、/・ンマ軸10の回転によ
り揺動する。
印字ハンマ11の打撃面には、いずれか一方の活字輪に
よる印字を防止する切欠部11aが形成されている。
60は切欠き11a内に位置するマスク、12は駆動モ
ータ、13は紙送り補助ローラ、14は印字ハンマ11
と活字輪4,5間に挿入された記録用紙、3aは活字輪
5を支持するキャリッジアーム、3bはインクローラ、
3cはイノクローラ保持筒、15は圧縮ばね、61は紙
ガイドである。
捷ず、駆動機構の詳細な説明を行なう前に概略的な印字
動作を説明する。
本発明に係る印字機構が印字動作を行なっていない状態
であっても、駆動モータ12には電圧が印加されて回転
しており、この回転力は後述するフランチ機構を通じて
回転軸6に伝えられる。
したがって、回転軸6は回転し、2つの活字輪4゜5は
回転している。
そして、印字機構に印字指令が入力され、所望のファン
クション記号が印字位置に来ると、ハンマ軸10が回転
して印字・・ンマ11を揺動させ、記録用紙14を活字
輪4に押し付け、ファンクション記号が印字される。
なお、このとき活字輪5は切欠部11aに位置し、記録
用紙と活字輪5の間にマスク60が介在するので、数字
の印字は行なわれない。
1桁目の印字が終了すると、キャリッジ3の下に設けら
れ、ラック8のm8aと噛合した桁送り用のキャリッジ
駆動ギア(カム)(後述)の回転によりキャリッジ3は
1桁分左にシフト(桁上げされる。
このときキャリッジアーム3aに保持されている活字輪
5はキャリッジ3の移動につれて2桁目にシフトするが
、活字輪4ばばね15に押されて左方向にシフトするも
のの、キャリッジ3の動きには追従せず、印字・・ンマ
11の切欠部11aと対向した位置に停止し、以後1桁
の印字が終了してキャリッジ3がリターンする1でこの
位置に留する(図示してはいないが、活字輪4は回転軸
6に設けられた段部に当接する)。
一方、キャリッジ3が2桁目にシフトし、所望の数字が
印字位置に来ると、前述の如き印字動作が行なわれて2
桁目の印字が行なわれる。
このような印字動作が続いた後、1行の印字が終了する
と、ブランク印字指令により桁送り用のランク8力袷動
し、該ランク8の歯8aとキャリッジ3に取付けられた
キャリッジ駆動ギアとの噛合が外れ、キャリッジ3は引
張りばね7の引張り力で第1図示のイニシアル位置に戻
り、さらに1行分の紙送りが行なわれて1行分の印字動
作は終了する。
次に本発明に係る印字機構の詳細について説明する。
駆動モータ12の回転軸12aには、ピニオ/16が取
付けられてかり、該ピニオン16はアイドル歯車17と
噛合している。
アイドル歯車1Tは、側板1aと1bに回転可能に軸承
された軸18の一方端に固定されている。
軸18の池方端にはアイドル歯車19が取付けられてい
る。
アイドル歯車19は回転軸6に遊嵌されて自由に回転で
きる歯車20と噛合している。
回転軸6には、歯車20の回転を回転軸6に伝えるクラ
ッチ21と、歯車20の回転を桁送9機構や・・ンマー
駆動機構に伝えるクラッチ22とが組込1れているが、
詳細は次に述べる。
第2図は本発明に係る印字装置の駆動機構を示す分解斜
視図、第3図は右側面図である。
第2図からあきらかなように、歯車20の一側面にはラ
チェツト歯20aが設けられ、他側面には金属製の円筒
体20bが設けられている。
23はカラーで、スリット23aを有する抑え筒23b
が側面に設けられている。
24はスプリ/グクラソチ用のコイルスプリングであり
、両端に係合片24aと24bを有する。
そして、該コイルスプリング24の内径は円筒体20b
の外径よりやや小さく、渣たその外径は抑え筒23bの
内径よりやや小さい。
25は金属製の円筒体、26は伝達体で、回転軸6に圧
入されて、回転軸6とともに回転する。
伝達体26の一側には、円筒体25を強嵌合させて円筒
体25を伝達体26と一体化して回転させる結合部26
aが設けられ、他側には扇形の係合片26bが設けられ
ている。
なお、図には示されていないが、伝達体26には、コイ
ルスプリング24の係合片24bが嵌入する穴が設けら
れているが、第2図においてお勢よその位置を26cに
て表示する。
27は作動筒である。作動筒27の内部は中空であり、
その一端外周には12個の山を有する歯2γaが形成さ
れ、他端の側部には回転軸6が挿通する穴27bと扇形
の係合片26bと係合する扇形の係合溝27cが形成さ
れている。
なお、係合溝27cの開く角度は係合片26bのそれよ
り数度程広くなっている。
28は作動ラチェツトであり、外周には13個のラチェ
ツト歯28aを有し、内周には12個の歯28bを有す
る。
そして、歯28bは作動筒27の歯27aに嵌合する。
29は回転軸6に挿通される係止板である。
係止板29の外周には、相対向する位置に切欠き29a
と29bが形成され、中央には回転軸6が挿通する円孔
29cを有し、さらに円周に沿ってあけられた長孔29
dと半径方向にあけられた長孔29eを有する。
30はラチェツト爪である。ラチェツト爪30の一端に
は穴30aがあけられ、他端にはガイドピン30bが立
設され、ガイドピン30bの先端には係止突起30cが
形成されている。
また、中央部には爪30dが形成されている。
31は蔓巻ばねで、両端に係止端31a及び31bを有
する。
32は桁上げ駆動歯車である0桁上げ駆動歯車32の一
側面心ま、ラチェツト爪30を揺動自在に枢支するヒン
32aが立設され、他側面にはタイミングカム32bと
ハンマーカム32cが取付ケラれている。
タイミングカム32bとハンマーカム32cの形状と取
付位置関係を第4図に示す。
33は伝達板である。
33は伝達板である。伝達板33の外周には切欠溝33
aが設けられ、側面にランク復帰カム33bが取付けら
れている。
第5図にランク復帰カム33bの形状と、該カムと切欠
溝33bの位置関係を示す。
なお、34は回転軸6を軸承する軸受であり、側板1b
の穴1b−1に嵌め込1れる。
次にクラッチ21と22を中心とした回転軸6上の組立
てを説明する。
1ず、軸受34から突出している回転軸6に伝達板33
を圧入して回転軸6と一体に回転出来るようにする。
次に桁上げ駆動歯車32の段部32dに蔓巻ばね31を
嵌め込み、その係止端31aをピン32aに掛は止める
一方、ラチェツト爪30の係止突起30cを係止板29
の長孔29eに嵌め込んで反対側に挿通し、ラチェツト
爪30を少し回転させると、ガイドピン30bは長孔2
9eに遊嵌される。
このようにしてラチェツト爪30を組込んだ係止板29
の円孔29cに桁上げ駆動歯車32の小段部32eを嵌
め込み、さらにピン32aを長孔29dとラチェツト爪
30の穴30aに挿通し、蔓巻ばね31の係止端31b
をラチェツト爪30のガイドピン30bに掛は止める。
このようにしてラチェツト爪30、係止板29、蔓巻ば
ね31を組込んだ桁上げ駆動歯車32の挿通孔32fを
回転軸6に挿通した後、歯車20の挿通孔20cを回転
軸6に挿通してクラッチ22の組立てを終了する。
なか、クラッチ22が組立てられた段階でラチェツト爪
30が歯車20のラチェツト歯20aに近すいたとき、
該ラチェツト歯20aと爪30aとが噛合してクラッチ
22がオンとなり、離れたときクラッチ22はオフでな
るが、この作の詳細は後述する。
クラッチ22が組立てられたところで、次にカラー23
を歯車20の円筒体20bに挿通した後、円筒体20b
とカラー23の卸え筒23b間に生じたすき間にコイル
スプリング24を挿入するが、このときスリット23a
にコイルスプリング24の係合片24aを挿入する。
一方円筒体25は伝達体26の結合部26aに強嵌合し
て一体化する。
そして円筒体25を組み込んだ伝達体26を回転軸6に
圧入しながら円筒体25をコイルスプリング24の中に
挿入し、円筒体20bと円筒体25とをコイルスプリン
グ24の中で突き合せる。
このときコイルスプリング24の係合片24bは伝達体
26の穴26cに挿入する。
なお、伝達体26は回転軸6に圧入されることによって
これとともに回転する。
次いで、作動筒27の歯27aに作動ラチェツト28の
歯28bを嵌合して作動筒27と作動ラチェット28と
を一体にし、作動筒27を伝達体26に被せ、カラー2
3に圧入する。
そして第1図及び第3図に示すように、回転軸6の先端
に割りワンシャを嵌め込んで作動筒27を止め、クラッ
チ21の組立てを終る。
次に、残余の構成を説明する前に、クラッチ21とクラ
ッチ22の動作について説明する。
0クラツチ21の動作 本発明に係る印字装置は、前述の如く駆動モータ12が
常時回転してiJ、したがって回転軸6に遊嵌された歯
車20も、ピニオン16、アイドル歯車17、軸18、
アイドル歯車19により常時回転している。
そしてその回転方向は第2図にわいて矢印にて示しであ
る。
印字動作が行なわれない状態すなわち アイドリング周
期 では、作動ラチェツト28のラチェツト歯28aに
は何も噛合しておらず、作動ラチェット28は自由な状
態にある。
回転している歯車20の円筒体20bば、コイルスプリ
ング24を巻き締めるように作用するため、コイルスプ
リング24は円筒体25をも巻き締め、したがって歯車
20の回転力は伝達体26に伝えられ、これに固定され
た回転軸6は回転して活字輪4及び5を回転させる。
このとき、作動ラチェット28を取付けた作動筒2γも
回転軸6とともに回転する。
活字輪の活字が印字位置に来たとき、後述する爪がラチ
ェツト歯28bと噛合し、作動筒27を停止させる。
作動筒27が停止すると、カラー23が停止しスプリン
グクラッチ用コイルスプリングを円筒体20bから浮か
せるために歯車20と伝達体26との伝達が切れ、伝達
体26と回転軸6は停止する。
この時円筒体20bはコイルスプリング24の中で空廻
りする。
すなわちクラッチ21はオフとなる。この動作を1とめ
ると、 「作動筒27がフリー状態→クラッチ21はオン」「作
動筒27が停止の状態→クラッチ21はオフ」となる。
0クラツチ22の動作 クラッチ22にち゛いて、ラチェツト爪30ば、第6図
に示すように、蔓巻ばね31により歯車20のラチェツ
ト歯20a方向に押され、ピン32aとガイドピン30
bはそれぞれ長孔29dと29eの一方端に位置してい
る。
印字動作が行なわれていない アイドリンク周期 では
、第1図に示すように、爪35aが係止板29の切欠き
29aに嵌合して係止板29の回転を阻止している。
そして、ラチェツト歯20 aが回転すると、ラチェツ
ト歯20aがラチェツト爪30の爪30dを押し上げ、
ピン32aとガイドピン30bはそれぞれ蔓巻ばね31
の力に抗してそれぞれ長孔29dと29eの他方端方向
に追いやり、ラチェツト爪30の爪30dとラチェツト
歯20aとは分離する。
そしてラチェツト爪30が蔓巻ばね31の力により元の
位置に戻ろうとするが2図に示す紙送り駆動レバ47の
突起47bがばね48によりタイミングカム32bに圧
接されているのでこの動作は阻止される。
結局歯車20の回転は桁上げ駆動歯車32に伝達されな
い。
第6図に示すように、爪35aが切欠き29aから離れ
ると、ラチェツト爪30は蔓巻ばね31の力で押し下げ
られて爪30dはラチェツト歯20aと噛合する。
そしてラチェツト歯20aが回転すると、該歯20aは
ラチェツト爪30を駆動して桁上げ駆動歯車32を回転
させる。
以上の動作を1とめると、 「係止板29が停止の状態→クラッチはオフ」「係止板
29がフリーの状態→クラッチはオン」となる。
次に説明を行なっていない残余の構成について説明を続
ける。
35は切換アームであり、軸36に回動自在に枢支され
ている。
切換アーム35には2個の爪35aと35bが設けられ
、切換アーム35を、駆動するアクチェータの嵌合溝3
5cを有する。
37は軸36に嵌め込渣れた蔓巻ばねであり、切換アー
ム35を第3図において反時計方向にバイアスするもの
である。
このため切換アーム35の爪35aはアイドリング周期
においては係止板29の切欠き29a又は29bのいず
れか一方と係合し、係止板29の回転を阻止している。
38は動作指令コイルであり下部にアクチェータ39力
揺動自在に枢着されている。
動作指令コイル38ば、側板1bに固定された支持台4
oにねじ止めされている。
アクチェータ39の先端39aは切換アーム35の嵌合
溝35cに嵌合してbす、他方端39bは動作指令コイ
ル38のアーマチュア38aと対向している。
41はハンマ軸10に嵌め込1れたー・ンマーレバ、4
2は印字ハンマ11を不動作方向すなわち第3図にち・
いて反時計方向にバイアスする蔓巻ばねであり、組立て
られた状態では、ハンマーレバ41の先端はハンマーカ
ム32cの表面と接触している。
43は紙送り軸であり、前側板1aと1bに枢支され、
該軸には紙送りローラ44が固着されている。
紙送り軸43の一端には円筒体43aど枢支ピン43b
が設けられ、該枢支ピン43bには円筒部45aを備え
そ紙送り歯車45が枢着されている。
円筒体43aと円筒部45aは同一直径であり、これら
の周囲にはコイルスプリング46が巻回されて、一方向
クラッチを構成している。
したがって、紙送り歯車45が紙送り方向に回転したと
きその回転を紙送り軸43に伝えるが、紙送り歯車45
が逆転したときは、その回転力は紙送り軸に伝わらない
46は桁上げ歯車で、キャリッジ3をガイドし、自から
も回転するレール2に圧入され、該レールに回転力を伝
達する。
なお、組立てられた状態では、桁上げ歯車46は桁上げ
駆動歯車32と噛合し、該桁上げ駆動歯車32が半回転
するうち桁上げ歯車46は1回転する、すなわち歯数比
ば2:1である。
47は紙送り駆動レバーである。
紙送り駆動レバー47はレール2に遊嵌され、レール2
の回転とは無関係にこれに揺動自在に枢支されている。
紙送り駆動レバー47には、紙送り歯車45と噛合する
歯4γaを一方の腕の先端に形成し、他方の腕の先端に
は、タイミングカム32bと伝達板33の周辺の両方に
接触する突起47bと係合片47cが形成されている。
48は紙送り駆動レバー4γを矢印方向にバイアスする
蔓巻ばね、49はランク7駆動レバーである。
ランク駆動レバー49はレール2に遊嵌され、レール2
の回転とは無関係にこれに揺動自在に枢支され、紙送り
駆動レバー47の係合片47cに押圧されて該レバー4
7と同一方向に回動する。
ランク駆動レバー49には、ラックギア50と噛合する
歯49aと、ランク復帰カム33bと接触する突起49
bが形成されている。
ラックギア50(d、ランク8を揺動目在に枢支するラ
ック軸51に圧入され、ラックギア50が回動すると、
この動きにつれてランクも回動する。
52はキャリッジ駆動ギアである。
キャラクタ駆動ギア52はキャリッジ3の下面に嵌め込
捷れ、しかもレール2とスプライン結合されている。
したがって、レール2とともに回転するとともに、レー
ル2の長手方向に移動自由である。
キャリッジ駆動ギア52の周囲には、2周弱にわたって
、カム歯52aが設けられている。
そしてそのカム歯52aは第8図の展開図に示すように
00〜1700tではランク8の所定の歯8a−1に接
し、1700〜3600寸では歯8a−1と隣接する歯
8a−2に接するようになっており、同図から明らかな
ように、斜行するカム歯52a−1が次の歯8a−2と
結合するときのみ、即ち、同図の170°〜3300に
わたってのみ桁上げ動作が行なわれる。
なお。8a−3は歯8a−2と隣接する次の歯、図中、
ハンチングを施こした歯8aはカム歯52aと接してい
る歯を示し、ハンチングを施こしていない歯8aは接触
していない歯を示している。
次に本発明に係る印字装置の詳細な動作について説明す
る。
第3図は印字動作が行なわれていない アイドリンク周
期 を示している。
この状態では、切換アーム35の爪35aが係止板29
の切欠き29a又は29bと係合して係止板29を停止
させているので、クラッチ22はオフ、また爪35bは
ラチェン) m 28 aから離れているため、クラッ
チ21はオンである。
したがって歯車20の回転は回転軸6に伝えられてこれ
が回転し、活字輪4及び5を回転させる。
この間、回転軸6とともに伝達板33も回転するが、紙
送り駆動レバー4Tの突起47bはタイミングカム32
bのカム山に乗り上げている(第9図)ので、伝達板3
3の切欠溝33aに落ち込むようなことはない。
なお、回転軸6には、パルスコーダ53(第1図)が結
合されており、活字輪4,5のホームポジションを示す
パルスと活字位置を示すキャラクタパルスを発生し、こ
れら2つのパルスから活字輪の活字位置を判別する。
活字輪4,5が回転して印字位置に所望のファンクショ
ン活字が到来すると、動作指令コイル38が動作してア
クチェータ39を第3図に勢いて反時計方向に回動させ
る。
このため切換アーム35は時計方向に回動して爪35a
は係止板29の切欠き29a又は29bから抜は出すと
ともに爪35bがラチェツト歯28aと噛合する(第1
0図)。
このため、クラッチ21は直ちにオフとなって活字輪4
,5は停止するとともに、クラッチ22/′iオンとな
り、桁上げ7駆動歯車32が回転を始める。
そして、ハンマーカム32cの回転によりハンマーレバ
11が回動され、印字ハ/711が記録用紙14をファ
ンクション活字に押し付けてファンクション記号を印字
する。
なお、このとき活字輪51/i印字ハンマ11の切欠部
11aに位置しているため、数字の印字は行なわれない
なお、通常の印字動作が行なわれるときは、紙送り駆動
レバー47の突起47bと伝達板33の切欠溝33aが
対向しない位置にて該伝達板33が停止するため、突起
47bは伝達板33の周囲に乗り上げて、該切欠溝33
aに落ち込むことはない。
桁とげ駆動歯車32が四分の一回転はどする間にこれと
噛合する桁上げ歯車46は半回転し、これの回転にとも
なってキャリッジ1駆動ギア52も半回転するが、カム
歯52aの形状から最初の半回転期間すなわち印字ハン
マ動作時にはキャラクタ3はシフトしない。
桁上げ1駆動歯車32がさらに四分の一回転はどすると
、今度はキャリッジ駆動ギア52の作用でキャリッジば
1桁分シフトする。
この時ハンマー動作はすでに終了してハンマーは初期位
置に復帰している。
そして、桁上げ駆動歯車32と係止板29が半回転する
と、1文字分の印字動作が終了し、切換アーム35の爪
35aが切欠き29b又は29aに嵌合した係止板29
を停止させ、クラッチ22をオフとするとともに、爪3
5bがラチェツト歯28aから離れてクラッチ21をオ
ンとし、再度活字輪4,5が回転を始める。
印字動作が何度か繰返され、キャリッジ3が最高桁の印
字を終了し、1行分の印字動作が終了すると、次1l−
4=Pヤリツジリターン動作に移る。
本発明の実施例に釦いては、活字輪の外周は13分割さ
れ、その12区分にそれぞれ活字か配設され、1文字分
のブランクが設けられている。
そして、このブランクが印字位置に位置したとき伝達板
33の切欠溝33aがランク駆動レバー49の突起49
bの前面に位置するべく位置調整されている。
本発明にかいて、キャリッジリターン動作を行なう場合
、ブランク位置が印字位置に到達したとき動作指令コイ
ル38を付勢し、前述の動作と同様にしてクラッチ22
をオンとし、クラッチ21をオフとする。
クラッチ220オンにより桁上げ駆動歯車32が回転し
て印字・・/マー11が駆動されるが、印字位置はブラ
ンクであるため、記録用紙14への印字は行なわれない
桁上げ駆動歯車32の回転によりタイミングカム32b
も回転し、紙送り駆動レバー4γの突起4γbはタイミ
ングカム32bのカム山から滑り落ちるとともに、伝達
板33の切欠溝33aに嵌合し、蔓巻ばね48の力で紙
送り1駆動レバー47を矢印方向に回転させる(第11
図)。
このため、係合片4γCがラック1駆動レバー49を矢
印方向に回転させ、これの歯49aと噛合したランクギ
ア50を回転させ、結果的にラック8を回転させてラッ
ク8の歯8aとキャリッジ1駆動ギアのカムm5.2a
との噛合を外す。
このためキャリッジ3は支えを失って引張りばね7の力
でイニシアル位置に復帰する。
一方、紙送り7駆動レバー47が前述の如く矢印方向に
回動すると、歯47aが紙送り歯車45を回転させるが
、回転方向が紙送り用スプリングクラッチの空転方向に
相当し、紙送りローラ44を回転させることはない。
この紙送り駆動レバー47の回転は次に行なうべき紙送
りのための待期位置への移動である。
桁上げ駆動歯車32がさらに回転を続けるとタイミング
カム32bは徐々に紙送り駆動レバー47をもとの位置
に押し上げるが、この時歯車45はスプリングクラッチ
の駆動伝達方向へ回転するため、歯車45の回転に伴な
い紙送りローラ44を回転させる。
これにより、紙送りローラ44と紙送り補助ローラ13
間に挾み込筐れた記録用紙は1行分送られる桁上げ駆動
歯車32が回転し始めてから半回転すると切換えアーム
35の爪35aは再び係止板29の切欠き29a又は2
9bに嵌合し爪30dがラチェット20aから離れクラ
ッチはオフとなる。
捷た、爪35bがラチェツト歯28bから離れると、ク
ラッチ21はオンとなり、回転軸6が回転し始め、これ
にともなって伝達板33も回転し、ランク復帰カム33
bが第12図のように回動した普1になった突起49d
を押し上げ、ランク駆動レバー49を第2図矢印方向と
は反対方向に回転させる。
このためラック8も回転してその歯8aは再びキャリッ
ジ駆動ギア52のカム歯52aと噛合して1行分の印字
動作は終了し、アイドリンク周期に戻る。
な勢、本発明はこれ筐での説明からあきらかなように、
爪35bがラチェツト歯28aと噛合して停止されたと
き、活字輪4,5の活字が正確な印字位置に停止してい
なくてはならない。
しかしながら、製造上の誤差から、なかなか一致せず、
伺らかの方法で位置調整を行なう必要がある。
本発明にち・いては、クラッチ21に卦ける作動ラチェ
ット28の外歯であるラチェソ)m28aを印字位置数
と同数の13とし、内歯である歯28bの数を12個と
しである。
このため、作動ラチェット28を作動筒27の歯27a
に嵌め込む際、■肉分ずらせると(36cf/13)
−(360?/12)= 2.3゜だけ活字位置をずら
せることができる。
したがって、活字位置の不正により字欠けを生じた場合
には作動ラチェット28と作動筒27の位置合せを行な
えば活字の位置ずれは矯正できる。
捷た、クラッチ21はスプリングクラッチであるため、
作動筒21が停止してから回転軸6がいく分先行する。
すなわちスプリングが円筒体20bから浮き上がる分(
ゆるみ角)だけ回転軸6が回転する。
このゆるみ肉分を吸収するため、本発明においては、係
合溝27cの開き角を、係合片26bの開き角より若干
大きくとり、作動筒27が完全に停止した後、なお少し
伝達体26が回転できるようにしているが、この開き角
の差はたかだか数度程度のものである。
さらに、本発明に釦いては、活字輪のブランク位置の印
字動作でキャリッジリターン動作と紙送り動作を行なわ
せているが、印字の種類によってはブランク打ち(印字
を行なわない桁を設ける)を行なわなければならない場
合もあり、このような場合には、活字輪に2個所のブラ
ンク位置を設け、一方をキャリッジリターンと紙送り用
のブランクとして利用し、残る一方はブランク打ち用に
用いれば良い。
以上杆構に説明したように、本発明は一方向回転の駆動
モータ1個により全ての動作を行なわせているため、駆
動源の占める空間はすこぶる小さくなり、印字装置の小
型化に大いに寄与している。
さらに駆動モータは一方向回転であり、駆動モータの回
転を必要に応じて2つのクラッチ手段で切換えて印字動
作、桁送り動作など印字装置の全ての動作を行なってい
るため、駆動モータな複数個設けたり、駆動モータを正
逆回転させるような従来の印字装置に比べて印字スピー
ドを上げることができる。
また、活字輪を回転させる回転軸に第1と第2のクラッ
チ手段を配設しているため、軸構造が非常に簡単になり
、これ筐た印字装置の小型化に寄与している。
それに加えて、印字装置としての種種の動作指令を1個
の動作指令コイルで行なっているため、動作指令系統の
構成が非常に簡単になるなど、種々の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る印字装置の平面図、第2図は同分
解斜視図、第3図はアイドリンク周期を示す印字装置の
右側面図、第4図はタイミングガムとハンマーカムの形
状と位置関係を示す正面図、第5図はラック復帰カムの
形状と該カムと切欠溝の位置関係を示す正面図、第6図
及び第7図はクラッチ22の動作説明図、第8図はキャ
リッジ駆動ギアの展開図、第10図は印字動作時を示す
印字装置の右側面図、第9図、第11図、第12図は印
字、桁上げ、キャリッジリターン動作を説明する部分斜
視図である。 図中、1は枠体、1cは紙ガイド、2はレール、3はキ
ャリノジ、4及び5は活字輪、6は回転軸、7は引張り
ばね、8はランク、8aは歯、9はガイド部材、10ば
・・ンマ軸、11は印字ハンマ、12は駆動モータ、1
4は記録用紙、17はアイドル歯車、18は軸、19は
アイドル歯車、20は歯車、2Fはクラッチ、22はク
ラッチ、24はコイルスプリング、25は円筒体、26
は伝達体、27は作動筒、28は作動ラチェツト、29
は係止板、30はラチェツト爪、31は蔓巻ばね、32
は桁上げ駆動歯車、33は伝達板、35は切換アーム、
36は軸、37は蔓巻ばね、38は動作指令コイル、3
9はアクチェータ、40は支持台、41はハンマレバ、
42は蔓巻ばね、43は紙送り軸、44は紙送りローラ
、45は紙送り歯車、46は桁上げ歯車、47は紙送り
駆動レバー48は蔓巻ばね、49はラック駆動レバー、
50はラックギア、51はランク軸、52はキャリッジ
駆動ギア、53はパルスコーダである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 活字輪と一体回転する回転軸と、前記活字輪を叩打
    する印字ハンマと、一方向回転の駆動モータと、前記回
    転軸上に配設され駆動モータと回転軸間の回転伝達を匍
    脚する第1のクラッチ手段と、前記回転軸上に配設され
    駆動モータと印字・・ンマを駆動する部材並びに桁上げ
    部材間の回転伝達を制御する第2のクラッチ手段と、第
    1と第2のクラッチ手段を交互にオン状態に制御する切
    換アームと、切換アームを、駆動する動作指令コイルと
    を有し、印字動作時に動作指令コイルを駆動して切換ア
    ームにより第1のクラッチ、手段をオフにするとともに
    第2のクラッチ手段をオ/して印字ハンマを駆動すると
    ともに桁上げ動作を行ない、ブランク印字位置の印字・
    ・/マ駆動々作によりキャリンジリター/動作と紙送り
    動作を行なうことを特徴とする印字装置。
JP54105673A 1979-08-20 1979-08-20 印字装置 Expired JPS5839077B2 (ja)

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