JPS5839057Y2 - コンバインノクウドウソウチ - Google Patents

コンバインノクウドウソウチ

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Publication number
JPS5839057Y2
JPS5839057Y2 JP12920775U JP12920775U JPS5839057Y2 JP S5839057 Y2 JPS5839057 Y2 JP S5839057Y2 JP 12920775 U JP12920775 U JP 12920775U JP 12920775 U JP12920775 U JP 12920775U JP S5839057 Y2 JPS5839057 Y2 JP S5839057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
threshing
power
transmission mechanism
reaping
Prior art date
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Expired
Application number
JP12920775U
Other languages
English (en)
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JPS5242818U (ja
Inventor
伸夫 黒宮
典一 神崎
武 白石
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自説式コンバインにおいて刈取前処理装置と
フィートチエン付き脱穀装置とに動力を伝達するための
1駆動装置に関するものである。
一般に自脱式コンバインは、機体を走行させ殻稈を刈取
りつつ脱穀するのが通常であるが、刈取前処理装置及び
フィートチエン付き脱穀装置を停止して路上走行又は後
退し、また、その走行を停止した状態で脱穀作業のみを
行なう場合もあるので、従来のコンバインは、エンジン
から走行装置への動力伝達を別系統とする一方、刈取前
処理装置及びフィートチエン付き脱穀装置への動力伝達
も各々別系統とし、これら三つの動力伝達系統にそれぞ
れクラッチを設けて、各装置を単独に作動、停止するよ
うに構成している。
しかし、刈取前処理装置及びフィートチエン付き脱穀装
置への動力伝達系統に各々独立したクラッチを設けるこ
とは、コンバインの路上又は後退走行等に際して、刈取
前処理装置及びフィートチエン付き脱穀装置の両方を停
止したい場合に、二つのクラッチを操作しなければなら
ないから、操作が面倒であるばかりか、一方のクラッチ
を切り忘れ易く、作業者が危険で、且つ動力の無駄を生
ずるのであった。
そこで実開昭50−72633号公報は、エンジンから
の動力を、脱穀部への動力系と、脱穀部のフィートチエ
ン及び前処理装置への共用動力系とに分岐し、更に共用
動力系をフィートチエンへの動力系と前処理装置への動
力系とに分岐し、脱穀部への動力系には脱穀クラッチを
、共用動力系には共用クラッチを、そして前処理装置へ
の動力系には前処理クラッチを各々設ける一方、脱穀ク
ラッチと共用クラッチとを一つの操作レバーによって同
時に断続操作するようにすると共に、脱穀クラッチ及び
共用クラッチを入りにした状態で前処理クラッチを切り
にすることができることを提案している。
これによると一つの操作レバーにて脱穀部、フィートチ
エン及び前処理装置の停止が同時にできると共に、前処
理装置を停止した状態で脱穀部及びフィートチエンを駆
動できるが、このものは脱穀クラッチ、共用クラッチ及
び前処理クラッチの3つのクラッチを必要とすることに
加えて、各クラッチ相互間の連動機構が必要であるから
、構造が著しく複雑で且つコンバインの重量が増大する
欠点があった。
本考案は、エンジンの動力を入力とする変速機構から、
脱穀装置及びフィートチエンと刈取前処理装置とに分岐
して動力伝達する一方、エンジンから前記変速機構への
入力系統中と、前記変速機構から刈取前処理装置への動
力伝達系統中とに各各クラッチを設け、この2つのクラ
ッチにて、脱穀装置及びフィートチエンと刈取前処理装
置との駆動ON、OFF操作と、刈取前処理装置を停止
した状態で脱穀装置及びフィートチエンを駆動する操作
が、前記の不具合を生ずることなくできるようにしたも
のである。
次に本考案の一例を図面について説明すると、図におい
て1は左右一対の走行うローラー2,2を備えた機体で
、その上面にはフィートチエンを備えた脱穀装置3を、
前部には刈取装置4、殻稈引起装置5及び殻稈搬送装置
6とからなる刈取前処理装置7を備えている。
8は機体1に搭載したエンジンで、該エンジン8は前記
走行うローラー2.2の駆動用ミッションケース9にベ
ルト10を介して動力伝達すると共に、機体1に取付く
変速機構11にベルト12を介して動力伝達し、この変
速機構11には二つの出力軸13,14を設け、一方の
出力13をフィートチエンを含む脱穀装置3に、他方の
出力軸14を刈取前処理装置7に各々連結するに当り、
前記他方の出力軸14中にクラッチ15を設ける一方、
前記エンジン8から変速機構11への入力軸16中には
クラッチ17を設けて成るものである。
この構成に釦いて、両クラッチ15,17を入れると、
刈取前処理装置7とフィートチエン付き脱穀装置3の両
方が同時に駆動でき、変速機構1111にむける他方の
出力軸14のクラッチ15を切ることにより、刈取前処
理装置7のみが停止してフィートチエン付き脱穀装置3
が駆動されるから、コンバインの走行を停止した状態で
脱穀作業を行なう、いわゆる手抜ぎ作業ができるのであ
り、そして、コンバインの路上又は後退走行等に際して
は変速機構11への入力軸16に設けた一つのクラッチ
17を切ることにより、刈取前処理装置7とフィートチ
エン付き脱穀装置3との両方を同時に停止できるのであ
る。
以上要するに本考案は、エンジンの動力を入力とする変
速機構から、刈取前処理装置とフィートチエン付き脱穀
装置の両方に動力を分岐して伝達し、刈取前処理装置へ
の動力伝達系統中にクラッチを設ける一方、前記エンジ
ンから変速機構への入力系統中にクラッチを設けて戒る
もので、刈取前処理装置を停止しての手抜ぎ作業ができ
ると共に、入力系統における一つのクラッチを切ること
によって、刈取前処理装置及び脱穀装置の両方を同時に
停止できるから、従来のように二つのクラッチを操作す
る面倒さはなく、操作容易であるばかりでなく、一方を
切り忘れることもなく、安全で且つ動力の無駄をも防止
できるのであり、しかも、本考案は上記の操作を変速機
構への入力系統中のクラッチと、変速機構から刈取前処
理装置への動力伝達系統中のクラッチとの2つのクラッ
チで行なうもので、前記した実開昭50−72633号
公報のように3つのクラッチとその相互間の連動機構を
必要としないから構造簡単でコンバインの重量を軽減で
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンバインの側
面図、第2図は平面図である。 3・・・脱穀装置、7・・・刈取前処理装置、8・・・
エンジン、11・・・変速機構、13.14・・・出力
軸、15.17・・・クラッチ、16・・・入力軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの動力を入力とする変速機構から、フィートチ
    エンを含む脱穀装置と刈取前処理装置との両方に動力を
    分岐して伝達し、前記変速機構から刈取前処理装置への
    動力伝達系統中にクラッチを設ける一方、前記エンジン
    から変速機構への入力系統中にクラッチを設けて成るコ
    ンバインの1駆動装置。
JP12920775U 1975-09-20 1975-09-20 コンバインノクウドウソウチ Expired JPS5839057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12920775U JPS5839057Y2 (ja) 1975-09-20 1975-09-20 コンバインノクウドウソウチ

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JP12920775U JPS5839057Y2 (ja) 1975-09-20 1975-09-20 コンバインノクウドウソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5242818U JPS5242818U (ja) 1977-03-26
JPS5839057Y2 true JPS5839057Y2 (ja) 1983-09-03

Family

ID=28609525

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JP12920775U Expired JPS5839057Y2 (ja) 1975-09-20 1975-09-20 コンバインノクウドウソウチ

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