JPS5838995Y2 - 電線保護用ヒユ−ズ - Google Patents

電線保護用ヒユ−ズ

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Publication number
JPS5838995Y2
JPS5838995Y2 JP14813579U JP14813579U JPS5838995Y2 JP S5838995 Y2 JPS5838995 Y2 JP S5838995Y2 JP 14813579 U JP14813579 U JP 14813579U JP 14813579 U JP14813579 U JP 14813579U JP S5838995 Y2 JPS5838995 Y2 JP S5838995Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
electric wire
fuse holder
airtightness
wire protection
Prior art date
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Expired
Application number
JP14813579U
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English (en)
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JPS5665553U (ja
Inventor
修二 市川
信弘 杉原
Original Assignee
株式会社 三英社製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 三英社製作所 filed Critical 株式会社 三英社製作所
Priority to JP14813579U priority Critical patent/JPS5838995Y2/ja
Publication of JPS5665553U publication Critical patent/JPS5665553U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は構成が簡単で水密性、気密性が高い電線保護用
ヒユーズに関する。
従来の電線保護用ヒユーズの一般的な構成によれば、モ
ールド成形によってヒユーズエレメントの外周に設けら
れたモールド本体と、ヒユーズエレメントと圧縮接続さ
れた導体を有する電線にかけて該圧縮接続部を被うよう
にゴム製端子カバーが設けられている。
ゴム製端子カバーとモールド本体とは、嵌合あるいは接
着によってその間の気密性、水蜜性が維持され、また、
ゴム製端子カバーと電線とは、ゴムの弾性力によって両
者間の気密性、水密性が維持されている。
しかし、この構成によれば、ゴム製端子カバーの両端の
2個所でシールされねばならないためと、モールド本体
の外径が大きいためにシール長が大になるためから、気
密性、水蜜性を長年にわたって維持することが困難にな
る。
本考案は、上記に鑑みて為されたものであり、絶縁電線
の一端の被覆から他端の被覆にかけてヒユーズホルダー
をモールド成形によって設けることにより、構成が簡単
で水蜜性、気密性が高い電線保護用ヒユーズを提供する
ものである。
即ち、本考案による電線保護用ヒユーズは、導体を露出
し、その一部をヒユーズエレメントに加工された絶縁被
覆電線と、前記ヒユーズエレメントの両端部および該両
端部に続く前記絶縁被覆電線の絶縁体にかけてモールド
成形され、該絶縁体との間に所望の水密性、気密性を有
するとともに前記ヒユーズエレメントを収容支持するヒ
ユーズホルダーと、前記ヒユーズホルダーの外周に設け
られ、その外表面との間に所望の水蜜性、気密性を有す
る本体カバーとを備えている。
以下第1図および第2図イ9口によって本考案の実施例
を詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例による縦断面図であり、ビニル
電線1と、ビニル電線1の導体の一部を加工して設けら
れたヒユーズエレメント2と、ビニル電線1の一端の被
覆から他端の被覆にかけてモールド成形されたヒユーズ
ホルダー3と、ヒユーズホルダー3の外周に設けられた
本体カバー4と、本体カバー4を圧縮状態で締め付は固
定する。
例えば、ポリエチレンのプラスチック筒体5とを有して
いる。
ヒユーズエレメント2は、長孔21とこの長孔21を塞
ぐ、例えば半田等の可溶金属22より成る小電流溶断部
と、この小電流溶断部の両側に位置し、複数の円孔23
を有する大電流しゃ断部と、この大電流しゃ断部に隣接
する応力吸収部24(湾曲した半円形の形状を有するが
図示上省略)と、ヒユーズホルダー3に埋入された凹部
25とを有し、ヒユーズホルダー3は、本体カバー4の
内面の凹部を嵌合するリング状突起31と、外形が円形
の一対の突起32とを有している。
また、本体カバー4は、上述の凹部に加えて、ヒユーズ
ホルダー3との間にシリコン樹脂注入用の空隙を形成す
る凹部41と、プラスチック筒体5を所定の位置に固定
するリング状突起42とを有している。
第2図イは、第1図に示された電線保護用ヒユーズを紙
面の水平方向の角度から見て一部を欠截したものであり
、ビニル電線1の両端の被覆にかけてリング状突起31
を有し、上下に開口部33を有するヒユーズホルダー3
がモールド成形されており、その外周に凹部41にシー
ル用シリコン樹脂を注入し、リング状突起42で位置決
めされたプラスチック筒体5によって本体カバー4が締
め付は固定されている。
第2図口は、第2図イのA−A’断面図であり、ヒユー
ズエレメント2の小電流溶断部に可溶金属22が設けら
れ、両側部に突起32を有し、上下に開口部33を有す
るヒユーズホルダー3がモールド成形され、その外周に
本体カバー4がプラスチック筒体5で締め付は固定され
ている。
以上の構成において、ヒユーズホルダー3は、ポリエス
テル系樹脂であるジュラネツクスを使用し、射出成形に
よってモールド成形される。
モールド時間はビニル電線の溶融を考慮して10秒前後
であり、モールド金型を予熱することなく約230℃の
成形温度でモールド成形される。
従って、ビニル電線1は絶縁体の表面が溶融するだけで
熱変質が全くせず、ヒユーズホルダー3との間に十分な
水密性、気密性を提供する。
そのため、従来のように、モールド本体とゴム製端子カ
バーとの間の比較的に長いシーリング距離を持ったシー
ル面がなくなって径の小さいビニル電線1とヒユーズホ
ルダー3との間のシーリングを維持するだけで信頼性の
高い電線保護用ヒユーズが得られる。
当然、部品数の減少によって工程の簡潔化、更には、コ
ストの低下をはかることができる。
以上説明した通り、本考案による電線保護用ヒユーズに
よれば、絶縁電線の一端の被覆がら他端の被覆にかけて
モールド成形によってヒユーズホルダーを設けたため、
構成を簡潔化して高いシール効果を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図。 第2図イは本考案の一実施例を示す一部欠截説明図であ
り、第2図口は第2図イにおけるA−A’断面図。 符号の説明 1・・・・・・ビニル電線、2・・・・・
・ヒユーズエレメント、3・・・・・・モールド本体、
4・・・・・・本体カバー、5・・・・・・プラスチッ
ク筒体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導体を露出し、その一部をヒユーズエレメントに加工さ
    れた絶縁被覆電線と、 前記ヒユーズエレメントの両端部および該両端部に続く
    前記絶縁被覆電線の絶縁体にかけてモールド成形され、
    該絶縁体との間に所望の水密性、気密性を有するととも
    に前記ヒユーズエレメントを収容支持するヒユーズホル
    ダーと、前記ヒユーズホルダーの外周に設けられ、その
    外表面との間に所望の水蜜性、気密性を有する本体カバ
    ーとを備えたことを特徴とする電線保護用ヒユーズ。
JP14813579U 1979-10-25 1979-10-25 電線保護用ヒユ−ズ Expired JPS5838995Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14813579U JPS5838995Y2 (ja) 1979-10-25 1979-10-25 電線保護用ヒユ−ズ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14813579U JPS5838995Y2 (ja) 1979-10-25 1979-10-25 電線保護用ヒユ−ズ

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Publication Number Publication Date
JPS5665553U JPS5665553U (ja) 1981-06-01
JPS5838995Y2 true JPS5838995Y2 (ja) 1983-09-02

Family

ID=29379275

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14813579U Expired JPS5838995Y2 (ja) 1979-10-25 1979-10-25 電線保護用ヒユ−ズ

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JPS5665553U (ja) 1981-06-01

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