JPS583898A - 感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents

感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法

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JPS583898A
JPS583898A JP56102518A JP10251881A JPS583898A JP S583898 A JPS583898 A JP S583898A JP 56102518 A JP56102518 A JP 56102518A JP 10251881 A JP10251881 A JP 10251881A JP S583898 A JPS583898 A JP S583898A
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Tetsuro Horiike
堀池 哲朗
Takio Kuroda
黒田 多喜男
Tomoharu Shiozaki
塩崎 知晴
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/165Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components characterised by the use of microcapsules; Special solvents for incorporating the ingredients

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弱圧発色性に優れてはいるが不本意な発色汚
れは生じ難く、しかも耐溶剤性にも優れたポリウレア壁
膜を有する感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法に
関するものである。
感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法K11Kして
ハ、コンプレックスコアセルベージロン法、シンプルコ
アセルベーション法、界面重合法、1n−sizu 重
合法等が知られている。
コアセルヘーシ目ン法におけるマイクロカプセルの壁膜
材料としては、天然高分子のゼラチン−アラビアゴム系
が最も一般的に使用されている。ところが近時、イソシ
アネートと水、イソシアネートとポリアミン、インシア
ネートとポリオール、イソチオシアネートと水、イソチ
オンアネートとポリアミン、イソチオシアネートとポリ
オール、エポキシ化合物、尿素−ホルマリン樹脂、酸ク
ロライドとアミン等の合成高分子を使用して界面重合法
、1n−situ重合法によるマイクロカプセルが注目
されている。
これらの合成高分子膜からなるマイクロカプセルが感圧
複写紙J:]として注目されてきた理由は天然高分子膜
からなるマイクロカプセルに比べて高濃度塗料に調成す
ることができることがら高濃度による高速度塗布が可能
となシ、感圧複写紙の生産性を高めることができること
、マイクロカプセルの壁膜が比較的緻密なものになるた
め内包される油滴の自然滲出が少なく、従ってマイクロ
カプセルを呈色剤と積層又は混在させて構成する所謂単
体感圧複写紙用として適性を有していること、マイクロ
カプセルの製造が簡単であること、安価であること、耐
水性に優れていること等々の長所を有しているからであ
る。
しかし反面、合成高分子膜で構成されるマイクロカプセ
ルの中でも、特にインシアネート化合物−(例えばm−
フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシ
アネート、ナフタレン−1,4−ジイソシアネート、ジ
フェニルメタン=4.4. ’−ジイソシアネート、3
.37−レメチルジフエニルメタンー4,4′−ジイソ
シアネート、キシリレン−1,4−ジイソシアネート、
キンリレン−1,3−ジイソシアネート、トリメチレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
プロピレン−1,2−ジイソシアネート、ブチレン−1
,2−ジイソシアネート、エチリジンジイソシアネート
、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネート、シク
ロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート、シクロヘキ
シレン−1,3−ビスメチレンジイソシアネートなどの
ジイソシアネート類、4.4’、4’−)リフェニルメ
タントリイソシアネート、トルエン−2゜4、6− )
ジイソシアネートなどのトリイソシアネート類、4.4
7−シメチルジフエニルメタン、2.2 ’ 、 5.
5 ’−テトライソシアネートの如きテトライソシアネ
ート類、ポリメチレンポリフェニルイソンアネートなど
のポリイソシアネー)類、  )リレンジイソシアネー
トやヘキサメチレンジイソシアネートに多価ヒドロキシ
化合物。
多価アミン、多価カルボン酸、多価チオール、エポキシ
化合物等の親水性基を有する化合物を付加させたものが
あげられる)を使用したものについては、有機溶剤が存
在する雰囲気下に保存した場合にカプセル内の油滴が抽
出され、呈色剤層に移って千木怠な発色を起すという耐
溶剤性に難点があシ、また筆記やタイプライタ−等の打
圧以外の不本意な弱圧を受けた場合でも簡単にカプセル
が破壊され発色汚れが生じるという難点がある。
そこで本発明者等は、インシアネート化合物を壁膜材料
とするマイクロカプセルに於て、その長所を生かし、前
記のような欠点のないマイクロカプセルについて鋭意検
討した結果、構造式が の芳香族系多価イソシアネートと脂肪族系多価イソシア
ネートを添加した疎水性液体を親水性の液体中に乳化分
散し、界面で高分子物質を生成させ疎水性液滴を被覆さ
せることを特徴とする新規なカプセル化法を見出し、先
に特願昭56、−11374号として特許出願した。
このカプセル化法によれば、重合度の高い三次元的網目
状の緻密で強固な壁膜が形成されるため、耐圧性及び耐
溶剤性に優れたカプセルを得ることができる。しかしな
がら、三次元的網目状化が余りに進行する為か、カプセ
ル膜硬度が硬くなシすぎ、千木怠な圧力、摩擦力等でカ
プセルが破壊され不必要な発色汚れを生じることはない
ものの弱圧発色性が非常に低下してしまう傾向にある。
近年、単体感圧複写紙の一用途として厚手のOCR用紙
やプラスチック酸のギヤソシュカード・クレジットカー
ド等と組合せてラインプリンター等の打圧機により複写
する用途が伸長しているが、この場合打圧機による圧力
は併用されるOCR用紙等の影響で直接感圧複写4f#
0記録層上に筆記やタイプライタ−等で加えられる圧力
に比較してかなり弱いため、上記の如き弱圧、発色性の
劣った複写紙では満足すべき記録像を得ることができな
い。
しかして、本発明者等は上記の如き特定の構造含有する
イソシアネートを併用するカプセル化法について、さら
に鋭意検討を加えた結果、かかるカプセル化法によって
得られるカプセルが有する優れた特徴はそのまま維持し
、なおかつ弱圧発色性に優れたカプセルが、上記のカフ
セル化法において親水性液体中に多価アミンを添加する
ことによって得られることを見出し本発明を達成するに
至った。
本発明は、構造式が の芳香族系多価イソシアネートと脂肪族系多価イソシア
ネートおよび電子供与性有機発色剤を含有する疎水性液
体を親水性液体中に乳化分散した後、該親水性液体中に
多価アミンを添加し、液滴界面で高分子物質を生成させ
、疎水性液滴を被覆させることを特徴とするカプセル化
法である。
本発明に於て用いられる多価アミンとしては分子中に2
個以上の−NH基又は−NF2基を有し、連続相を形成
する親水性液体に溶解あるいは分散可能なものなら全て
利用可能である。
具体的な物質としては、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、1・3−プロピレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン等の如キ脂肪族多価アミン;脂肪族
多価アミンのエポキシ化合物付加物;ピペラジン等の如
き脂環式多価アミン、3,9−ビス−アミノプロピル−
2,4,8゜10−テトラオキサスピロ−(5,5)ウ
ンデカンの如き複素環状ジアミン、等を挙げることがで
きる。
これらの多価アミンの少なくとも1種が親水性液体中に
添加されるものであるが、その添加量は使用する多価イ
ソシアネートの種類及び量さらには所望のカプセル膜硬
度等に応じて適宜決定される。好ましくは多価イソシア
ネート100重量部に対して0.1〜200重量部、よ
シ好ましくは1−100重量部の範囲で調節されるが、
用いられる多価アミン量の上限については、特に単体感
圧複写紙の場合、カプセルと呈色剤が積層又は混在した
状態で構成されるので、膜形成に寄与しない過剰の多価
アミンが、呈色剤の呈色能を低下させる減感作用を起す
可能性があるため、かかる減感作用の起らない範囲に留
める必要がある。
また、多価アミンの添加時期については、ポリメチレン
ポリフェニルイソシアネートト脂肪族系多価イソシアネ
ートおよび電子供与性有機発色剤を含有する疎水性液体
を親水性液体中に乳化分散した後であれば何時であって
も良いが、乳化後多価アミンを添加するまでの時間、あ
るいは反応温度等を適当に調節することによシカプセル
膜の膜質を調節することができる。
本発明に於て使用する構造式が、 の芳香族19価イソシアネートの具体的物質としては、
例えばトリフェニルジメチレントリイソシアネート、テ
トラフェニルトリメチレンテトライソシアネート、ペン
タフェニルテトラメチレンベンタインシアネート等が挙
ケラレル・これらの物質は単品である場合は勿論のこと
、含有物であってもよい。ただし含有物である場合には
、nが1以上のものを少くとも10%以上は含有されて
いる必要があり、これ以下では目的とする効果がえ難い
一方、脂肪族系多価インシアネートの具体的物質として
は1例えばトリメチレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、プ′ ロピレンー12−ジイソ
ンア*−)、;y”チレン−1,2−ジイソシアネート
、エチリジンジイソシアネート、又はこれらと多価ヒド
ロキシ化合物、多価アミン、多価カルボン酸、多価チオ
ール、エポキシ化合物との付加物のポリイソシアネート
プレポリマー、又はエチレンジイソシアネート、デカメ
チレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、)
リメチルへキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート等脂肪族多価イソシアネートの三
量体物質で構造式が (Rはインシアネート基を1個以上持つ脂肪族化合物) のものも効果的である。
而して本発明は、前記の特定の芳香族系多価イソシアネ
ートと脂肪族系多価イソシアネートをマイクロカグセ〃
の壁膜材料とするわけであるが、芳香族系多価イソシア
ネートと脂肪族系多価イソシアネートとの併用割合は、
 l : 0.01〜100の範囲が効果的で、好まし
くは1:0.1〜10である。
なお電子供与性有機発色剤を含有せしめる疎水性液体と
しては、例えば綿実油、水素[ヒターフェニル、水素化
ターフェニル誘導体、アルキルビフェニル、アルキルナ
フタレン、ジアリルアルカン、灯油、パラフィン、ナフ
テン油、フタル酸エステルなどの二塩基酸エステ〃等天
然または合成油が挙げられ単独または混合して使用され
る。
この疎水性液体に添加する前記イソシアネート化合物の
量は、疎水性液体に対して1:0.02〜60の範囲が
効果的で、好ましくは1:0.03〜40である。
メチルアミノフェニル)−6−シメチルアミノフタリド
、3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリ
ド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,
2−ジメチルインドール−3−イル)フタリド等のトリ
アリルメタン系化合物、4,4′−ビスージメチルアミ
ノベンズヒドリルベンジルエーテv1N−ハロフェニル
−ロイコオーラミン、N−2,4,5−トリクロロフェ
ニルロイコオーラミン等のジフェニルメタンi化−合物
−7−ジエチルアミノ−3−クロロフルオラン、?−ジ
エチルアミノー8−クロロー2−メチルフルオラン、2
−フェニルアミノ−3−メチル−6−(N−エチル−N
 −p−トリルアミノフルオラン等のフルオラン系化合
物、ベンゾイルロイコメチレングルー、p−ニトロベン
ジルロイコメチレンブルー等のチアジン系化合物、3−
メチル−スピロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ
−ジナフトピラン、3−プロピ〃−スピロージナフトピ
ラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−プロ
ピ〃−スピロージベンゾピラン等のスピロ系化合物等が
挙げられる。
そして疎水性液体を乳化分散させるための親水性物質と
しては、例えば、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ア
ラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、カゼイン等
の単独又は混合水溶液が使用される。
本発明の方法によれば、親水性液体中に添加された多価
アミンがポリメチレンポリフェニルインシアネート及び
脂肪族多価イソシアネートの反応性に影響を与え、明確
ではないが生成されるカプセル壁膜の三次元的網状化を
制御するためか、非常に柔軟でかつ緻密なカプセル壁膜
が形成され、結果的に耐溶剤性に優れ、しかも弱圧発色
性が著しく改善されたカプセルが得られるものである。
しかも、驚くべきことに弱圧発色性が著しく改善されて
いるにもかかわらず、摩擦力等によるカプセル破壊に起
因する不必要な発色汚れも効果的に排除されるものであ
る6本発明者等の考察によれば、弱圧発色性はおよそ6
0 kq /cyx”の圧力発色と相関があシ、圧力発
色汚れはおよそ20kq/cIII2の圧力発色と相関
があるものと推測されるが、本発明の方法によって得ら
れるマイクロカプセルはこの微妙な圧力発色の相異に対
・  し極めてバランスのとれた特性を有するものであ
る。加えて、本発明の方法によれば、親水性液体中に添
加する多価アミンの種類、量さらには添加時期等を用い
られる多価イソシアネートの種類等に応じて適宜調節す
ることにょシ、カプセル膜質を所望の硬度に調節するこ
とも可能である。さらに、二股に脂肪族系多価インシア
ネートのみでカプセル膜を得ようとする場合、イソシア
ネートの水溶性に起因するためカプセル液調製時に著し
い凝集傾向があシ、場合によってはプリン状に固化する
ことがある。
特に、脂肪族系多価インシアネートや、脂肪族系多価イ
ソシアネートに多価ヒドロキシ化合物、多価1ミン、′
多価カルボン酸、多価チオール、エポキシ化合物等の親
水性基を有する化合物を付加させたものと連続相中の多
価アミンの組合せを利用したカプセル調製時にはその傾
向が顕著に認められる。しかし本発明の方法ではカプセ
ル調製時のかかる凝集傾向は全くなく非常に良好な流動
性を有するカプセル液を得ることができる。
なお、本発明の方法によって製造される感圧複写紙用マ
イクロカプセルは単体感圧複写紙のみならず、支持基体
の片面にカプセル層のみを有するいわゆる上用紙や支持
基体の片面に呈色剤層他の片面にカプセル層を有するい
わゆる中用紙においてもその優れた弱圧発色性および耐
溶剤性を利用できることはもちろんである一以下に本発
明の実施例を記載するが、本発明がこれらの実施例のみ
に限定されるものモないことは勿論である。
実施例1 発色剤としてクリスタルバイオレットラクトンをα8g
とベンゾイルロイコメチレンブルー’i 0.59 ト
をジエチルジフェニール50fに溶解する。この油性液
に芳香族系多価イソシアネートであるポリメチレンポリ
フェニルイソシアネート(日本ポリウレタン社製、商品
名[ミリオネートMR500J 、構造式ニオイテn=
が26%、n = lが34%、n = 2が9%、n
=3−%以上が28%の混合物)を4gと脂肪族系多価
イソシアネートであるヘキサメチレンジイソシアネート
を2gとを溶解する。この油性液をポリビニルアルコー
ル1gとカルボキシメチルセルロース1fとを溶解した
水65gに添加し、激しく攪拌して平均粒径9μの分散
液を得た。
この後、多価アミンであるジエチレントリアミン0.5
gとへキサメチレンジアミン0.1f’i分散液中に添
加し、室温下で15分間攪拌したのち系の温度を80℃
に加温し重合反応を行いマイクロカプセルを製造した。
このマイクロカプセル分散液に疎水性液体100重量部
に対してパルプ粉抹30重量部を添加し、塗布液濃度を
調整した後、40 f 7m2の原紙に乾燥重量で69
7m2となるように塗布した。
このカプセル塗布層上に後述する呈色剤塗布液を乾燥重
量で8 ’i 7m”となるように塗布し、単体感圧複
写紙を得た。
実施例2 発色剤として2.4−ジメチル−7−シメチルアミノフ
ルオラン0.29 トクリスタルバイオレットラクトン
0.8gおよびN−ブチル−3−〔ビス(4−(N−メ
チルアニリノ)フェニル)メチル5カVパゾーivo、
3fとtイソプロピ〃ナフタレン50gに溶解する。こ
の油性液に芳香族系多価イソシアネートであるポリメチ
レンポリフェニルイソシアネート(日本ポリウレタン社
製、商品名「ミリオネートMR−300J、構造式にお
いて、n = Qが50%、n=)が16%、n = 
2が7%、n=3以上が19%の混合物)を31と脂肪
族系多価イソシアネートとしてインシアヌレート環を所
有するヘキサメチレンジイソシアネートの三量体3ft
溶解する。
ポリビニルアルコールα81f溶解した水65gに添加
し、激しく攪拌して平均粒径11μの分散液を?()た
。このカプセル分散液を室温下で1時間攪拌した後、ビ
スフェノ−/1/Aとエピクロルヒドリンとアルキルア
ミンの多価アミン付加物1.5yを加え、90℃に加温
し、重合反応を行ない、マイクロカプセルヲ得た。
このマイクロカブ虫ル分散液に疎水性液体100重歌部
に対してパルプ粉抹20重量部、生でんぷん粒子10重
量部を添加し、塗布液濃度を調整した後、40!/Wf
の原紙に乾燥重量で6f/dとなるように塗布した。こ
のカプセル塗布層上に後述する呈色剤塗布液を乾燥重量
で8fI/vlとなるように塗布し、単体感圧複写紙を
得た。
実施例3、 発色剤としてクリスタルバイオレットラクトン0.89
 ト3.6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−r−
アニリノラクタム0.1Fとをジメチルジフェニールエ
タン50gに溶i−r ル。この油性液に芳香族系多価
イソシアネートであるポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート(日本ポリウレタン社製、商品名「ミリオネー
トMR100J、構造式においてn = Qが45%。
n=1が26%、n−2が9%、n = 3以上が16
%の混合物)を4gと脂肪族系多価イソシアネートであ
るリジンジイソシアネート3モルとトリメチロールプロ
パンl上lしの付加物4fとを溶解する。これに触媒と
してジブチルヌズジラウレートを0.29添加する。
この油性液をアラビヤゴムlyとポリビニルアルコール
1yとを溶解した水80g中に添加し、激しく攪拌して
平均粒径15μの分散液を得た。これを70℃に加温し
て1時間攪拌した後、ポリ(1〜5)アルキレン(6〜
6)ポリアミン・アルキレン(02〜18)オキンド付
加物0.2yt分散液中に添加し、更に85℃で3時間
攪拌して重合反応を行ない、マイクロカプセルを製造し
た。
このマイクロカプセル分散液に疎水性液体100重量部
に対して、後述する呈色剤塗布液を固形換算重量で20
0重量部となるように添加し、よく混合攪拌した後40
f/dの原紙に乾燥重量で9f/dとなるように塗布し
、単体感圧複写紙を得た。
実施例4゜ 発色剤としてクリスタルバイオレットラクトンio、8
fとペンソイルロイコメチレンブルー−i 0.59と
をイソプロピルナフタレン50y中に溶解する。この油
性液に芳香族系多価イソシアネートであるポリメチレン
ポリフェニルイソシアネート(日本ポリウレタン社製、
商品名「ミリオネー)MR500J、構造式においてn
=0が26%、n = lが34%、n−2が9%、n
 = 3以上が28%の混合物)i2 fと脂肪族系多
価インシアネートであるビウレット結合を有スるヘキサ
メチレンジイソシアネート3量体を4gとを溶解する。
この油性液をポリビニルアルコール0.59とロート油
0.3gとを溶解分散した水65fに添加し、激しく攪
拌して平均粒径7μの分散液を得た。
この後、多価アミンであるトリエチレンテトラミン0.
69を分散液中に添加し、糸の温度を65℃−1時間保
持した後、85℃3時間反応し、重合反応を行ない、マ
イクロカプセlvを製造した。
このマイクロカプセル分散液に疎水性液体100重量部
に対してパルプ粉抹80重量部を添−加し、塗布液濃度
を調整した後、予め、片面に後述する呈色剤塗布液を乾
燥重量で5f/d塗布しである40’f/d原紙の他の
面に、乾燥重量で5f/dとなるように塗布し、感圧複
写紙用中用紙を得た。
比較例1゜ 実施例1において、多価アミンであるジエチレントリア
ミン0.5gとへキサメチレンジアミン0.1yを使用
しなかった以外は実施例1と同様に行ない、単体感圧複
写紙を得た。
比較例2゜ 実施例2において、多価アミンであるビスフェノールA
とエピクロルヒドリンとアルキルアミンの多価アミン付
加物1.51を使用しなかった以外は、実施例2と同様
に行ない、単体感圧複写紙を得た。
比較例3 実施例1において脂肪族系多価インシアネートであるヘ
キサメチレンジイソシアネート2gを使用せず、芳香族
系多価イソシアネートとしてポリメチレンポリフェニル
イソシアネート(日本ポリウレタン社製、商品名「ミリ
オネートMR−500J)を単独で6f使用した以外は
実施例1と同様に行ない、単体感圧複写紙を得た。
比較例4゜ 実施例2において芳香族系多価イソシアネートであるポ
リメチレンポリフェニルイソシアネート(日本ポリウレ
タン社製、商品名「ミリオネー)MR−300J 、構
造式においテ、1l=0が50%、n=1が16%、n
:2が7%。
n = 3以上が19%の混合物)3gを使用せず脂肪
族系多価イソシアネートとしてイソシアヌレート環を所
有するヘキサメチレンジイソシアネートの三量体を単独
で6g使用した以外は、実施例2と同様の方法でマイク
ロカプセルを得た。
このカプセV液は、多価アミンであるビスフェノールA
とエピクロルヒドリンとアルキルアミンの多価アミン付
加物1.59 ’f6加えた後糸の温度を90℃に昇温
する途中で凝集・非流動化し、最終的にはプリン状に固
化してしまい、支持基体(紙)上に塗布できなかった。
比較例5゜ 実施例4において、多価アミンであるトリエチレンテト
ラミン0.61 k使用しなかった以外(グ、実施例4
と同様に行ない、感圧複写紙用中用紙を得た。
呈色剤塗布液の調製法 水400部に酸性白土100部、水酸化ナトリウム4部
全十分に分散し、これにカルボキン変性スチレンブタジ
ェン共重合体ラテックス(固形分50%)30部を加え
、その後湿潤剤としてのノアルキルスルホコハク酸ナト
リウムの30%水溶液を10部添加し、呈色剤塗布液と
した。
かくして得られた8種類の単体感圧複写紙及び中用紙に
ついてそれぞれ品質試験を行い、その試験結果を第1表
に記載した。
第1表 (試験方法) 弱圧発色性:単体感圧複写紙の場合は、それ1枚を、中
用紙の場合は2枚をカプセル塗 布面と呈色剤塗布面が対向するように 重ね、その上にOCR用紙(米坪105f/d )e1
枚重ねた後、タイプライp −(He rme s −
700EL)によシ下記条件で打圧発色させた。
・活字:2NN四方のベタ活字 ・Type圧ニー(弱) 発色後24時間経過した後の発色濃度 iMacbeth f9濃度計(Red Filter
)にて測定した。
(数値が大きいほど発色性良好) 発色後24時間経過した後の発色濃度 iMacheth色濃度計(Red Filtcr)に
て測定した。
酎 熱 性:カプセル塗布紙を120℃の雰囲気下に4
時間放置した後、塗布紙の呈色 剤の着色度iMacbcth色濃度計(RedFilt
er)で測定した。
(数値が小さい程耐熱性良好) 耐溶剤性:カプセル塗布紙をトリクロVエチレンの飽和
蒸気の雰囲気下に15時間放置 した後、塗布紙の呈色剤の着色度を Macbeth色濃度計(Red Filzer)で測
定した。
(数値が小さい程耐溶剤性良好) 第1表の結果から明らかなように、本発明の実施例で得
られた単体感圧複写紙及び中用紙はいずれもバランスの
とれた良好な品質を有していた。
特許出願人  神崎製紙株式会社 手続補正書 昭和56年12月21日 特許庁長官殿 1、 ’j>件の表示 昭和56年特許願第102518号 2、発明の名称 感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法8、補正をす
る者 代表者 遠 藤 福 雄 Φ9代理人 居 所  (〒660)尼崎市常光寺元町lの11神崎
製紙株式会社内 5、補正命令の日付 自発 6、補正の対象   明細書の発明の詳細な説明の欄(
補正の内容) fl)  明細書第5頁1行の「4,4′−ジメチルジ
フェニルメタン、」の「、」を「−」と訂正。
(2)明細書第11頁2行の「ヘキサメチレンジインシ
アネート、」の次に「リジンジインシアネート、」を挿
^。
(3)明細書第13頁19〜20行の「3−エチル−ス
ピロ−ジナフトピラン、」を削除。
以上 手続補正書 昭和57年3月190 特許庁長官 殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第102518号 2、発明の名称 感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法3、 補正を
する者 4、代理人 居 所 (〒660)尼崎市常光寺元町lの11神崎製
紙株式会社内 7、 補止の内容 il+  明細書第22百1・゛から9行目の次に「実
施例5 3.5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸曲鉛30
部、コロイド性酸化アルミニウム(かさ高さ23.7m
7!/g)、8部、ニトロセルロース15部とを、エタ
ノール15部、酢酸エチル30部、酢酸ブチル35部の
混合溶媒中に加え、プロペラミキサーで十分に攪拌して
顕色インキを得た。
実施例1で得られたカプセル塗布液を、固形換算重量で
片面に5g/rd塗布した40g/、(原紙の他の面に
上記顕色インキを、フレキソ印刷機を使用して印刷した
。インキの付着量は不揮発残分として1.0±0.2g
/rrr(乾Igff19)であった。
E記の如く得られた感圧複写紙は発色性能に優れ、顕色
インキ塗布面の発色かぶりも全く認められなかった。J を加える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、構造式が の芳香族系多価イソシアネートと脂肪族系多価イソシア
    ネート及び電子供与性有機発色剤を含有する疎水性液体
    を親水性液体中に乳化分散した後、該親水性液体中に多
    価アミンを添加し液滴界面で高分子物質を生成させ、疎
    水性液滴を被覆させることを特徴とする感圧複写紙用マ
    イクロカプセルの製造方法。 2、 芳香族系多価インシアネートと脂肪族系多価イソ
    シアネートとの併用割合が1:0.01〜100である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 多価アミンが脂肪族多価アミン、脂肪族多価アミ
    ンのエポキシ付加物、脂環式多価アミン、複素環状ジア
    ミンから選ばれる少なくとも1種である特許請求の範囲
    第1項記載の方法・
JP56102518A 1981-01-27 1981-06-30 感圧複写紙用マイクロカプセルの製造方法 Granted JPS583898A (ja)

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