JPS5838747B2 - 電子式電力量計 - Google Patents
電子式電力量計Info
- Publication number
- JPS5838747B2 JPS5838747B2 JP53070091A JP7009178A JPS5838747B2 JP S5838747 B2 JPS5838747 B2 JP S5838747B2 JP 53070091 A JP53070091 A JP 53070091A JP 7009178 A JP7009178 A JP 7009178A JP S5838747 B2 JPS5838747 B2 JP S5838747B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- polarity
- circuit
- digital
- converters
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はＡ／Ｄコンバータ、ディジタル乗算器等を用
いて構成される電子式の電力量計に関する。
いて構成される電子式の電力量計に関する。
従来の電子式電力量計は、その−例を第１図に示すよう
に、アナログ信号の入力端子１，２が夫夫周期信号発生
器１によって動作するＡ／Ｄコンバータ３，４に接続さ
れる。
に、アナログ信号の入力端子１，２が夫夫周期信号発生
器１によって動作するＡ／Ｄコンバータ３，４に接続さ
れる。
その夫々のディジタル出力はディジタル乗算器５に与え
られて乗算され、アキュームレータ６が積算される。
られて乗算され、アキュームレータ６が積算される。
ここで入力端子１，２に例えば電圧及び電流のアナログ
信号Ｘ、Ｙが与えられる。
信号Ｘ、Ｙが与えられる。
このときアナログ信号凡Ｙに対応するディジタル量を夫
々Ｍ、Ｎとし、Ａ／Ｄコンバータ３，４で生じる固有の
オフセット誤差（入力が零のときのディジタル出力）を
ｍ。
々Ｍ、Ｎとし、Ａ／Ｄコンバータ３，４で生じる固有の
オフセット誤差（入力が零のときのディジタル出力）を
ｍ。
ｎ、Ａ／Ｄ変換時の単位アナログ量を夫々Ａｘ。
、ｈｙとすると、次の各式が成立つ。
尚、上式においてＡ／Ｄ変換する透視れる量子化誤差は
、長期間には平均され累積されないので、ここでは無視
するものとする。
、長期間には平均され累積されないので、ここでは無視
するものとする。
次にディジタル乗算器５にＡ／Ｄコンバータ３゜４の出
力が与えられて乗算されるため、次式が成立つ。
力が与えられて乗算されるため、次式が成立つ。
このようにして求められた電力値はアキュームレータ６
に与えられて累算され、そのオーバーフロー出力が電力
量として出力端子８に得られる。
に与えられて累算され、そのオーバーフロー出力が電力
量として出力端子８に得られる。
しかしこのような従来の電子式電力量計では、式（３）
初項で表わされる真の電力値の他にＡ／Ｄコンバータ３
，４でＡ／Ｄ変換した際の誤差項（式（３）第２項）が
累積されることになる。
初項で表わされる真の電力値の他にＡ／Ｄコンバータ３
，４でＡ／Ｄ変換した際の誤差項（式（３）第２項）が
累積されることになる。
これらのオフセット誤差は経時的に変化するため、調整
によって補正することはできず、又後のデジタル処理に
おいても消去することはできなかった。
によって補正することはできず、又後のデジタル処理に
おいても消去することはできなかった。
従って従来は、誤差が累積されていく性質のある電力量
計等を電子式とすることは好ましくないとされていた。
計等を電子式とすることは好ましくないとされていた。
本発明はこのような欠点を除去し、誤差の累積が生じな
い電子式電力量計を提供することを目的とする。
い電子式電力量計を提供することを目的とする。
以下本発明の構成を実施例につき図面を参照しつつ説明
する。
する。
第２図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
本図において、アナログ入力端子１，２は夫々転極回路
８，９の入力端子に接続される。
８，９の入力端子に接続される。
転極回路８，９は外部の転極信号に対応して入力信号の
極性を転換するものであり、その出力はＡ／Ｄコンバー
タ３，４の入力端子に与えられる。
極性を転換するものであり、その出力はＡ／Ｄコンバー
タ３，４の入力端子に与えられる。
Ａ／Ｄコンバータ３，４は外部の変換信号があったとき
アナログ信号をディジタル信号に変換してその出力をデ
ィジタル乗算器５に与える。
アナログ信号をディジタル信号に変換してその出力をデ
ィジタル乗算器５に与える。
ディジタル乗算器５の出力端子は乗算結果を累積するア
キュームレータ６の入力端子に接続される。
キュームレータ６の入力端子に接続される。
アキュームレータ６のオーバーフロー出力は出力端子８
に与えられる。
に与えられる。
７は周期信号発生器であり、その出力は転極信号及びＡ
／Ｄ変換信号として、転極回路８，９及びＡ／Ｄコンバ
ータ３゜４に与えられる。
／Ｄ変換信号として、転極回路８，９及びＡ／Ｄコンバ
ータ３゜４に与えられる。
転極信号は入力アナログ信号の周波数より十分高い周波
数を持つように選ばれる。
数を持つように選ばれる。
次に本実施例の動作につき述べる。
入力端子１゜２に夫々電圧、電流信号等のアナログ信号
Ｘ、Ｙが与えられる。
Ｘ、Ｙが与えられる。
周期信号発生回路７からの入力がなく、転極回路８，９
によって入力アナログ信号Ｘ、Ｙが反転されないとする
と、そのままＡ／Ｄコンバータ３，４に加えられる。
によって入力アナログ信号Ｘ、Ｙが反転されないとする
と、そのままＡ／Ｄコンバータ３，４に加えられる。
この場合、Ａ／Ｄコンバータ３，４によりＡ／Ｄ変換さ
れる際には第１図に示した従来例と全く同様に式１，２
が成立ち、ディジタル乗算器５により乗算される際には
式（３）が成立つ。
れる際には第１図に示した従来例と全く同様に式１，２
が成立ち、ディジタル乗算器５により乗算される際には
式（３）が成立つ。
次に周期信号発生器１から極性変換信号が転極回路８，
９に与えられた場合には、アナログ信号Ｘ、Ｙは転極回
路８，９により反転され、アナログ信号−Ｘ、−ＹがＡ
／Ｄコンバータ３，４に与えられる。
９に与えられた場合には、アナログ信号Ｘ、Ｙは転極回
路８，９により反転され、アナログ信号−Ｘ、−ＹがＡ
／Ｄコンバータ３，４に与えられる。
Ａ／Ｄコンバータ３゜４で生じるオフセット誤差ｍ、ｎ
は入力信号の極性に無関係であるので、Ａ／Ｄ変換され
る際には次式が成立つ。
は入力信号の極性に無関係であるので、Ａ／Ｄ変換され
る際には次式が成立つ。
ここでＭ、Ｎ、Ａｘ 、Ａｙは前述のものと同一量を示
す。
す。
又これらの式において、Ａ／Ｄ変換の際の量子化誤差は
無視する。
無視する。
ディジタル乗算器５にこのＡ／Ｄコンバータ３，４の出
力が与えられて乗算される際には次式が成立つ。
力が与えられて乗算される際には次式が成立つ。
このように周期信号発生器７により得られる所定周期で
、式（３）、式（６）により得られる乗算結果を交互に
繰り返しアキュームレータ６に加えていく。
、式（３）、式（６）により得られる乗算結果を交互に
繰り返しアキュームレータ６に加えていく。
この結果入力アナログ信号Ｘ、Ｙの平均値をＸ。
Ｙ及びそのディジタル変換値Ｍ、Ｎの平均値をＭ。
Ｎ更にオフセット誤差ｍ、Ｈの平均値をｍ、ｎとすると
、切換えの周期がＸ、Ｙ入力の変化に較べて充分早いの
で一般に式（３）式（６）より次式が成立つ 即ち式（３）、式（６）の（Ｍｎ＋ｍＮ） ・Ａｘ−Ａ
ｙの項は平均化する過程で打消され、誤差の項としては
ｍｎ−ＪＸ−Ｊｙのみが残る。
、切換えの周期がＸ、Ｙ入力の変化に較べて充分早いの
で一般に式（３）式（６）より次式が成立つ 即ち式（３）、式（６）の（Ｍｎ＋ｍＮ） ・Ａｘ−Ａ
ｙの項は平均化する過程で打消され、誤差の項としては
ｍｎ−ＪＸ−Ｊｙのみが残る。
一般にＭ＞ｍ。Ｎ＞ｎであるためＭＮ＞ｍｎであり、式
（７）において誤差項は極めて小さくなる。
（７）において誤差項は極めて小さくなる。
従って次式が成立本式で明らかなように以上のような構
成により誤差を極めて小さくすることができる。
成により誤差を極めて小さくすることができる。
尚、本実施例では二つのアナログ入力の乗算ニついて説
明したが、更に多数のアナログ入力信号がある場合につ
いても同様に実施することができる。
明したが、更に多数のアナログ入力信号がある場合につ
いても同様に実施することができる。
又本実施例では周期信号発生回路７の出力を、Ａ／Ｄ変
換信号、及び転極信号として共用しているが、夫々別個
の発振器を用いて構成しても同様の効果が得られる。
換信号、及び転極信号として共用しているが、夫々別個
の発振器を用いて構成しても同様の効果が得られる。
以上詳細に説明したように、本発明の構成によれば、入
力アナログ信号を適当な周期で極性変換しているため、
オフセット誤差の累積を極めて小さくでき、長期間にわ
たって非常に安定した電子式電力量計を提供することが
できる。
力アナログ信号を適当な周期で極性変換しているため、
オフセット誤差の累積を極めて小さくでき、長期間にわ
たって非常に安定した電子式電力量計を提供することが
できる。
第１図は従来の電子式電力量計を示すブロック図、第２
図は本発明の一実施例を示す電子式電力量計のブロック
図である。 １．２・・・・・・入力端子、３，４・・・・・・Ａ／
Ｄコンバータ、５・・・・・・ディジタル乗算器、６・
・・・・・アキュームレータ、７・・・・・・周期信号
発生回路、８，９・・・・・・転極回路、Ｘ、Ｙ・・・
・・・入力アナログ信号。
図は本発明の一実施例を示す電子式電力量計のブロック
図である。 １．２・・・・・・入力端子、３，４・・・・・・Ａ／
Ｄコンバータ、５・・・・・・ディジタル乗算器、６・
・・・・・アキュームレータ、７・・・・・・周期信号
発生回路、８，９・・・・・・転極回路、Ｘ、Ｙ・・・
・・・入力アナログ信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 人力アナログ信号の周期より充分短かい所定の周期
で入力アナログ信号の極性を変換する複数の転極回路と
、 該転極回路から得られたアナログ信号を夫々ディジタル
量に変換する複数のＡ／Ｄコンバークと、前記各Ａ／Ｄ
コンバータから得られるディジタル信号を乗算するディ
ジタル乗算回路と、前記乗算回路の出力を積算するアキ
ュームレータと、を具備することを特徴とする電子式電
力量計。 ２ 前記転極回路とそれに接続されるＡ／Ｄコンバータ
を夫々一対と、 該転極回路及びＡ／Ｄ変換回路に共通の信号を夫々転極
信号及びＡ／Ｄ変換信号として与える信号発振回路と、
を具備することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の電子式電力量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53070091A JPS5838747B2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 電子式電力量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53070091A JPS5838747B2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 電子式電力量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54161373A JPS54161373A (en) | 1979-12-20 |
| JPS5838747B2 true JPS5838747B2 (ja) | 1983-08-25 |
Family
ID=13421514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53070091A Expired JPS5838747B2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 電子式電力量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838747B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03237364A (ja) * | 1990-02-14 | 1991-10-23 | Nec Corp | 電力量計 |
| JP2661566B2 (ja) * | 1994-11-17 | 1997-10-08 | 日本電気株式会社 | 電力量計測回路ならびにディジタル電力量計 |
-
1978
- 1978-06-09 JP JP53070091A patent/JPS5838747B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54161373A (en) | 1979-12-20 |
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