JPS5838737Y2 - 床孔用ケ−ブル支持金具 - Google Patents

床孔用ケ−ブル支持金具

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JPS5838737Y2
JPS5838737Y2 JP2687379U JP2687379U JPS5838737Y2 JP S5838737 Y2 JPS5838737 Y2 JP S5838737Y2 JP 2687379 U JP2687379 U JP 2687379U JP 2687379 U JP2687379 U JP 2687379U JP S5838737 Y2 JPS5838737 Y2 JP S5838737Y2
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JP
Japan
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support
cable
cable support
spacer
backing
Prior art date
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Expired
Application number
JP2687379U
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English (en)
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JPS55128431U (ja
Inventor
圭一 石田
Original Assignee
タツタ電線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ビル、マンションなどの建造物に布設され
る垂直幹線の防火処理を兼ね備えた床孔用ケーブル支持
金具に関するものである。
従来、垂直幹線1は、各階スラブ2を貫通した床JL3
を通して、最上階から下まで略垂直に布設されている。
前記床孔3は、防火対策上必ず埋めもどしする必要があ
り、第1図に示すように、コンクリート4とロックウー
ル5により孔埋めしていた。
しかし、この処理では、各階天井の仕舞いが面倒で手間
を要した。
また、電気設備技術基準には、自重による大きな張力が
垂直幹線に働くのを防ぐため、6米毎に垂直幹線を支持
することが定められている。
従って、壁6に取付けた支持金物7などにより垂直幹線
1を支持していた。
この支持手段は、支持金物7が壁から突出て邪魔になり
、また壁の仕上げにも不便であった。
この考案の目的は、防火処理とケーブル支持を兼ねた簡
単な構造の床孔用ケーブル支持金具を提供するにある。
次に、この考案の一実施例を添加図面に基づいて説明す
る。
第2図及び第3図に示すように、ケーブル支持金具10
は、軸芯方向にケーブル挿入孔を設けた断面円形の胴部
12を有するケーブル支持スペーサ11と、このケーブ
ル支持スペーサ11を挾んで把持する支持具20と、こ
の支持具20の締付部を上縁で支持する円形断面の筒体
26を取付盤28に固着した支持金具本体25と、この
支持金具本体25の筒体26内側底部に配置する円盤状
のバッキング36からなる。
前記ケーブル支持スペーサ11は、第4図乃至第6図に
示すように、支持具20で胴部12を挾んだとき引掛り
となるよう上縁側に鍔部13を形成し、また胴部12に
は三つのケーブル挿入孔14 a 、14b、14Cと
、これらを連通した略三角形状の空洞部15を設け、さ
らに全体を縦の分割面16で二分割して一対の支持片1
7 a 、17 bを形成して組合わされている。
なお、前記分割面16には、ケーブル挿入孔14aと平
行に計装用ケーブルの挿入用小孔18が設けである。
また、ケーブル支持スペーサ11には、前記空洞部15
と同形で、ケーブルを挿入した際空洞部15にはめこむ
スペーサコーン19が備えられている。
上記ケーブル支持スペーサ11を把持する支持具20は
、両側に締付部21を形成したバンド状の一対の締付片
22 a 、22 bと、締付用の取付ボルト類23か
らなる。
前記支持具20は、支持金具本体25の筒体26の上縁
で支持されるが、この上縁には、第10図及び第11図
に示すように、支持具20の締付部21をはめて回動し
ないようにするための切欠ぎ27 a 、27bが形成
しである。
また、支持金具本体25は、前記筒体26を取付盤28
に固着してあり、この取付盤28の中央にはバッキング
36を支える段部29を残して筒体26内径より小径の
貫通孔30を形成し、さらに全体を縦に二分割して一対
の金具本体31a、31bを形成している。
そして支持金具本体25の筒体26内部には、バッキン
グ36を配置し防火処理材を充填するための空間32を
、段部29の上に形成している。
なお、支持金具本体25の分割個所には、連結板33が
それぞれ設けられており、ポル1〜類34により金具本
体31a、31bが組立、分割可能である。
また、35は取付盤28に設けた基礎ボルト用の切込溝
である。
なお、支持金具本体25の筒体26は、円筒体のほか四
角形などの多角形断面の筒体を用いてもよい 前記バッキング36は、第7図乃至第9図に示すように
、支持金具本体25筒体26の内側にはまる大きさの円
盤に、ケーブル支持スペーサ11と同様にケーブル挿入
口14a、14b、14C1挿入用小孔18及び空洞部
15を形成して二分割された一対のバッキング片37
a 、37 bと、空洞部15にはまるスペーサコーン
38からなる。
なお、ケーブル支持スペーサ11及びバッキング36に
は、ケーブルの挿入が容易となるよう、天然ゴム若しく
は合成ゴムのような弾性体又はプラスチックからなるも
のを用いるとよい。
第12図はケーブル支持スペーサの他の実施例を示し、
このケーブル支持スペーサ40には三つのケーブル挿入
孔41 a 、41 b 、41 Cが分離して設けで
ある。
また、この挿入孔41 a 、41 b 、41 Cに
は、ケーブルの挿入が容易となるよう、外周側面からの
分割溝42がそれぞれ形成される。
第13図はバッキングの他の実施例を示し、このバッキ
ング43には、前記ケーブル支持スペーサ40と同様、
分割溝42付のケーブル挿入孔41 a 、41 b
、41 Cが設けである。
上記構成からなる床孔用ケーブル支持金具10を使用す
るには、先ず垂直幹線1用の床孔8を各階のスラブ2に
設け、この床孔8に合わせて支持金具本体25を基礎ボ
ルト9により固定する。
なお、支持金具本体25は金具本体31a、31bを予
め組立てておく。
また、床孔8は、垂直幹線1を通し易いように貫通孔3
0又は筒体26程度の大きさがあれば十分で、孔内壁は
既に仕上げである。
次に、垂直幹線1を支持金具本体25の筒体26内側及
び貫通孔30に通し、また筒体26内側の段部29上に
挿入したバッキング36のバッキング片37 a 、3
7 b及びスペーサコーン38を組付け、このバッキン
グ36を垂直幹線1に取付ける。
なお、垂直幹線1の三本のケーブルは、ケーブル挿入孔
14a 、14 b 、14 Cにそれぞれはめこんで
゛配置する。
また、垂直幹線1は、支持金具本体25の上縁で、支持
片17 a 、17 b及びスペーサコーン19を組付
けたケーブル支持スペーサ11により保持し、このケー
ブル支持スペーサ11の胴部12を締付部21a、21
bで締付けた支持具20により、ケーブル支持スペーサ
11と共に垂直幹線1を把持する。
同時に、支持具20の締付部21の下縁側を支持金具本
体25の切欠ぎ27 a 、27 bにはめこんで位置
決めする。
なお、垂直幹線1の三本のケーブルを、ケーブル支持ス
ペーサ11のケーブル挿入孔14 a 、14b、14
Cにそれぞれはめこみ、且つバッキング36との間で゛
各ケーブルがねじれないようにすることは当然で゛ある
垂直幹線1をケーブル支持金具10に取付ける作業が終
れば、支持金具本体25の筒体26内部の空間32に、
防火用充填材例えばロックウールをつめ込み、防火処理
を行なって垂直幹線1の布設を完了する。
垂直幹線の架設に際し、各階共ケーブル支持金具を予め
取付けて行なうほか、中間の階ではケーブル支持金具を
取付けす、垂直幹線を架設した後、二分割したケーブル
支持金具の各部品を順次組付けて取付けるようにしても
よい。
この考案は以上の通りであって、ケーブル支持金具を床
に取付けることにより、ケーブルの布設が容易であって
迅速に作業を行なうことができ、またケーブル支持金具
でケーブルの支持と防火処理を兼ねて施工できるので便
利である。
さらには、ケーブルの布設に関係なく壁や貫通孔を仕上
げることができるので、建築作業がやりやすくなり、ま
た壁にはケーブル支持用の突起物がないので、工事施工
後の体裁が良くなるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部切欠正面図、第2図はこの考
案の一実施例を示す一部切欠正面図、第3図は同分解斜
視図、第4図はケーブル支持スペーサの平面図、第5図
は支持片の斜視図、第6図はケーブル支持スペーサ用ス
ペーサコーンの斜視図、第7図はバッキングの平面図、
第8図はバッキング片の斜視図、第9図はバッキング用
スペーサコーンの斜視図、第10図は金具本体の正面図
、第11図は支持金具本体の平面図、第12図はケーブ
ル支持スペーサの他の実施例を示す斜視図、第13図は
バッキングの他の実施例を示す斜視図である。 10・・・・・・ケーブル支持金具、11.40・・・
・・・ケーブル支持スペーサ、12・・・・・・胴部、
14 a 、14 b 、14 C,41a41 b、
41 C・・・・・・ケーブル挿入孔、17 a 、1
7 b・・・・・・支持片、19.38・・・・・・ス
ペーサコーン、20・・・・・・支持具、21・・・・
・・締付部、25・・・・・・支持金具本体、26・・
・・・・筒体、27 a 、27 b・・・・・・切欠
ぎ、28・・・・・・取付盤、30・・・・・・貫通孔
、31a、31b・・・・・・金具本体、32・・・・
・・空間、36゜43・・・・・・バッキング、37a
、37b・・・・・・バッキング片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸芯方向にケーブル挿入孔を設けた断面円形のケーブル
    支持スペーサと、このケーブル支持スペーサの胴部を挾
    んで支持する支持具と、この支持具の締付部がはまる切
    欠ぎを上縁に形成した筒体を取付盤に設け、この取付盤
    の中央に前記筒体より小径の貫通孔を形成し、全体を縦
    に二分割して分割、組立自在とした支持金具本体と、前
    記ケーブル支持スペーサと同じケーブル挿入孔を有し支
    持金具本体の筒体内側底部に配置するバッキングからな
    り、前記筒体内部にバッキング及び防火処理材充填用の
    空間を形成したことを特徴とする床孔用ケーブル支持金
    具。
JP2687379U 1979-02-28 1979-02-28 床孔用ケ−ブル支持金具 Expired JPS5838737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2687379U JPS5838737Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 床孔用ケ−ブル支持金具

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JP2687379U JPS5838737Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 床孔用ケ−ブル支持金具

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Publication Number Publication Date
JPS55128431U JPS55128431U (ja) 1980-09-11
JPS5838737Y2 true JPS5838737Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=28869946

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JP2687379U Expired JPS5838737Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 床孔用ケ−ブル支持金具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100629893B1 (ko) 2006-04-24 2006-10-02 (주)진전기엔지니어링 공동주택의 천장슬래브에 설치하는 케이블 지지구조

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JPS55128431U (ja) 1980-09-11

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