JPH0338332Y2 - - Google Patents

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JPH0338332Y2
JPH0338332Y2 JP19783084U JP19783084U JPH0338332Y2 JP H0338332 Y2 JPH0338332 Y2 JP H0338332Y2 JP 19783084 U JP19783084 U JP 19783084U JP 19783084 U JP19783084 U JP 19783084U JP H0338332 Y2 JPH0338332 Y2 JP H0338332Y2
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hanging tree
floor
frame
holder
hanging
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JP19783084U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、プレハブ住宅などにおける天井の支
持構造に関するものである。
[背景技術] プレハブ住宅にあつては、壁や床を型鋼などの
枠にパネル板を張つてパネルとして形成すること
によつて枠で構造材的機能を付与し、これらパネ
ルとして形成されたものを組み立てることによつ
て建築施工がなされる。そして一階など階下と二
階など階上との間に床パネル1を取り付ける場
合、第4図に示すように床パネル1はその上面に
取り付けられる床材10によつて階上においては
床としての機能をなすが、その下面に取り付けら
れる天井材7によつて階下においては天井として
の機能をなす。すなわち床パネル1は型鋼の枠2
の上面に床材10を張つて形成されるもので、階
下の壁パネル8と階上の壁パネル9との間に床パ
ネル受け具13を固設し、、床パネル1の枠2を
パネル受け具13にボルトナツトなどによつて結
合させることによつて、床パネル1は階上と階下
との間に取り付けられるようになつている。そし
て床パネル1の枠2の下部内に木製の天井下地材
14の両端を結合させ、天井下地材14の下面に
天井材7を取り付けるようにしているものであ
る。しかしながらこのものにあつては、階上にお
ける足音などを物音の振動が床材10に加えられ
ると、振動は床材10から枠2に伝わり、さらに
振動は枠2から枠2に直接固定されている天井下
地材14に固体伝搬され、さらには天井下地材1
4から天井材7に伝わることになり、この結果階
上の物音が階下に伝わり易く、遮音性に問題を有
するものであつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、階上と階下との間の遮音性を向上させること
のできる天井の支持構造を提供することを目的と
するものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る天井の支持構造は、階上
と階下との間に配設される床パネル1の枠2の内
側に硬質のゴムで形成された吊り木受け支持具3
を取り付け、吊り木受け支持具3の側面に軟質の
ゴムで形成されたスペーサー4を介して吊り木受
け5の端部を結合固定させ、吊り木受け5に上端
部を結合した吊り木6の下端部に天井材7を吊り
下げ支持させて成ることを特徴とするものであ
り、かかるスペーサー4付きの吊り木受け支持具
3によつて振動の固体伝搬を遮断するようにして
上記目的を達成するようにしたものであつて、以
下本考案を実施例により詳述する。
床パネル1は、上下に上片17と下片18とを
有して断面コ字型となつた型鋼を四角枠状に組み
付けられる枠2の上面間に床材10を張ることに
よつて形成されるものである。そして型鋼の枠の
屋外側もしくは屋外屋内両側に板材を張り付けて
形成される一階など階下の壁パネル8と二階など
階上の壁パネル9とを上下に対向させて配置し、
この階下の壁パネル8の上端と階上の壁パネル9
の下端との間にボルトナツトなどによつてコ字型
断面の床パネル受け具13が部分的に取り付けて
ある。そして床パネル1は床パネル受け具13に
ボルトナツトなどによつて結合されることによ
り、第1図に示すように階上と階下との間に取り
付けられ、床材10によつて階上の床を形成させ
るのである。
一方吊り木受け支持具3は弾性を保有し且つ大
きな荷重を受けることのできる保形性を有する程
度の硬質となつたゴムによつてブロツク状に形成
され、その側面には軟質のゴムによつて板状に形
成されたスペーサー4が貼り付けて取り付けてあ
る。スペーサー4の片面から吊り木受け支持具3
の他の片面へと貫通する通孔15が穿設してあ
り、また吊り木受け支持具3の上部と下部とに両
側面においてスリツト溝16が形成してある。そ
してこの吊り木受け支持具3の取り付けにあたつ
ては、床パネル1の枠2の上片17下面と下片1
8上面とにそれぞれ一対のL形断面の係合片19
を固設しておいて、第3図に示すように各係合片
19をスリツト溝16に挿入係合させるようにし
て、枠2の内側に取り付けるようにするものであ
る。吊り木受け支持具3は枠2の対向する2辺に
おいてそれぞれ対向するものを1組として複数組
みのものが取り付けられるものである。このよう
に吊り木受け支持具3を取り付けたのち、吊り木
受け5の通し孔20を設けた両端部を対向して設
けられた各吊り木受け支持具3のスペーサー4の
外面に当接させ、通孔15及び通し孔20にボル
ト21を挿通させてボルト21の先端にナツト2
2を螺合させることにより、吊り木受け5を吊り
木受け支持具3にスペーサー4を介して結合させ
て吊り木受け支持具3間に架設するものである。
そして第1図に示すように吊り木6の上端部を吊
り木受け5に結合すると共に吊り木6の下端部に
天井材7の上面の野縁23を結合させ、天井材7
を吊り木6によつて吊り下げ支持して天井を形成
させるのである。
このものにあつては、階上における足音など物
音の振動が床材10に加えられて振動が床材10
から枠2に伝わつても、振動は硬質ゴムの吊り木
受け支持具3によつてまず第1次の減衰を受け、
次いで軟質ゴムのスペーサー4によつて第2次の
減衰を受けることになり、吊り木受け5への振動
の伝搬は大きく減衰されることになつて、吊り木
受け5から吊り木6を介して天井材7に大きな振
動が伝わることを防止して遮音性を高めることが
できるものである。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、階上と階下と
の間に配設される床パネルの枠の内側に硬質のゴ
ムで形成された吊り木受け支持具を取り付け、吊
り木受け支持具の側面に軟質のゴムで形成された
スペーサーを介して吊り木受けの端部を結合固定
させ、吊り木受けに上端部を結合した吊り木の下
端部に天井材を吊り下げ支持させるようにしてあ
るので、階上における足音など物音の振動が床パ
ネルの枠に伝わつても、振動は硬質ゴムの吊り木
受け支持具によつてまず第1次の減衰を受け、次
いで軟質ゴムのスペーサーによつて第2次の減衰
を受けることになり、吊り木受けへの振動の伝搬
は大きく減衰されることになつて、吊り木受けか
ら吊り木を介して天井材に大きな振動が伝わるこ
とを防止して階上と階下との間の遮音性に優れて
いるものでる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の断面図、第
2図は同上の一部の分解斜視図、第3図は同上の
一部の断面図、第4図は従来例の断面図である。 1は床パネル、2は枠、3は吊り木受け支持
具、4はスペーサー、5は吊り木受け、6は吊り
木、7は天井材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 階上と階下との間に配設される床パネルの枠の
    内側に硬質のゴムで形成された吊り木受け支持具
    を取り付け、吊り木受け支持具の側面に軟質のゴ
    ムで形成されたスペーサーを介して吊り木受けの
    端部を結合固定させ、吊り木受けに上端部を結合
    した吊り木の下端部に天井材を吊り下げ支持させ
    て成る天井の支持構造。
JP19783084U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0338332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19783084U JPH0338332Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP19783084U JPH0338332Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS61115316U JPS61115316U (ja) 1986-07-21
JPH0338332Y2 true JPH0338332Y2 (ja) 1991-08-13

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