JPH0347046Y2 - - Google Patents

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JPH0347046Y2
JPH0347046Y2 JP3771285U JP3771285U JPH0347046Y2 JP H0347046 Y2 JPH0347046 Y2 JP H0347046Y2 JP 3771285 U JP3771285 U JP 3771285U JP 3771285 U JP3771285 U JP 3771285U JP H0347046 Y2 JPH0347046 Y2 JP H0347046Y2
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floor
fitting
framework
attached
sound insulation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、階上床の遮音性を向上し、かつ取扱
いの便宜な床パネルに関する。
〔背景技術〕
乾式後方の建築物において、その床体を形成す
る床パネルは、例えば第7図に略示するごとく、
枠材を矩形に配した枠組Aに、根太材Bと野縁材
Cとを架け渡した上、その上、下面に床材D、天
井材Eを添設したいた。しかしこのような床パネ
ルでは、取付けに際しては、床材D、天井材Eに
夫々仕上げ材を添設するとはいえ、床材で生じる
衝撃音などは容易に下方に透過し、遮音性に劣る
ものであつた。
従つて、このような従来の床パネルを、階上床
として用いるときには、階上での会話、音響機器
などの音が階下に通過し、又階上での歩行、飛び
跳ねなどの衝撃、振動等による騒音が大して吸収
されることなく階下に伝わり、家屋の居住性を妨
げていた。
従つて、床パネルの遮音性の向上につき研究を
重ねた結果、重質の遮音板を取付け、該床パネル
の重量を増すことによつて、かなりの程度に遮音
性を向上しうることを見出すとともに、遮音板の
便宜な取付け構造を案出し、本考案を完成したも
のである。
〔考案の目的〕
本考案は、床パネルの枠組内に重質の遮音板を
取付けることにより遮音性能を高めるとともに、
受金具を用いて前記遮音板を取付可能とすること
により、遮音板の取付施工をも便宜としうる床パ
ネルの提供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1〜6図において、床パネル1は、枠組2の
内部に根太材4、野縁材5を架け渡すとともに、
枠組2の上面に床材6を取付ける一方、前記枠組
2には、前記野縁材5に配する受金具9の嵌合部
14を重質の遮音板10の側面の係合部16に嵌
着させ、該遮音板10を取付けている。
又床パネル1は、並置、架設されることによ
り、階上の床部と階下の天井部とを形成する。
前記枠組2は、溝形鋼からなる長尺の縦の枠材
29,29、横の枠材30,30を、各溝部を内
向きに矩形に接合してなり、又接合に際しては、
横の枠材30の両端に巾狭部32を形成し、縦の
枠材29の溝部に嵌着しかつ溶着により固定して
いる。
なお横の枠材30の下のフランジには、縦の枠
材29,29の下のフランジの外端縁間で、上向
きに隆起し、その下面に、木質材からなる隔て材
34を嵌入、固定する隆起部35がその全長さに
亘つて形成される。なお隔て材34はその下面
が、枠組2の下面と整一する。
縦の枠材29の下のフランジには、該フランジ
とほぼ同巾かつ上のフランジとは間隙を隔てる支
持枠材37が載設され、該支持枠材37によつて
前記根太材4、野縁材5の端部を取付ける。
根太材4は、断面縦長矩形の木質材であり、そ
の両端は、前記支持枠材37上面に嵌合させ架設
されるとともに、その上面には、縦の枠材29の
上のフランジと同厚さの切欠部39を設けること
によつて、該根太材4は、枠組2の上面と面一と
なる。
又前記支持枠材37の上面には、前記根太材
4,4の略中央に位置して、コ字の切欠溝41
が、該支持枠材37を横切る方向に凹設される。
なお切欠溝41は、野縁材5と同巾に設定する。
前記野縁材5は、前記切欠溝41と同高さの突
片43を端面上部に具える木質材からなり、又野
縁材5は、前記突片43を、前記切欠溝41に嵌
着することにより、縦の枠材29,29間に架け
渡されるとともに、その架け渡しにより、その下
面は、枠組2下面と整一する。
又野縁材5には、適宜ピツチで受金具9を取付
ける。
受金具9は、バネ性鋼板の折曲げ体であり、本
例では、野縁材5をこえる巾寸度の基片13の両
端に、上端に、外方に屈曲させ例えば外向きに開
口するV字状の前記嵌合部14を有する突片1
5,15を立設している。又受金具9は、基片1
3を野縁材5で間に、釘、ビス等によつて固定
し、前記突片15を野縁材5の側面で、かつ該側
面と間隙を有して立上げる。なお横の枠材30に
も、嵌合部14を有する受金具3Aを取付ける。
前記遮音板10は、石膏ボード、コンクリート
ボード、金属板、又はセメントと断熱材との混合
板、若しくは合成樹脂に高密度の粒状体を混合し
たものなど、軽量木材に較べて比較的比重の大な
る素材を用た板状体からなる。
又遮音板10は、本実施例では、3枚の基板1
0A,10B,10Cの積層体からなる。
基板10A,10Bは、野縁材5,5間、横の
枠材30と野縁材5との間の寸度よりもやや巾狭
であり、又基板10Cは、その端縁が、横の枠材
30の外縁、野縁材5の巾方向中間位置をこえる
巾寸度を有する。従つて基板10Cは、積層によ
り、基板10A,10Bから側出する張出し部1
1を形成する。
又基板10Cには、該基板10Cと向き合う端
縁を合じやくりに切欠くことによつて、高低の側
片12A,12Bを形成している。
又基板10は、その側面に、係合部16を有す
る取付金具17が取着される。
取付金具17は、前記基板10側面、本例では
基板10A側面に固定する基片18に、前記嵌合
部14と同形状に内開放のV字に屈曲する係合部
16を設けており、又係合部16と嵌合部14と
の嵌着により、張出し部11は、野縁材5、横の
枠材30の下面に当接しうる。なお嵌着後に、前
記下面に当接する前記側片12Aを必要により、
釘、ビス等を用いて固定する。
その結果、遮音板10は、野縁材5,5間の
他、野縁材5と枠材30との間にも配設される。
又その下面には、前記野縁材5、隔て材34に
固定された天井材7が添設され、又枠組2上面に
は床材6を添設する。
なお床材6、天井材7には必要により各種の仕
上げ材を添設する。
従つて、床パネル1は、重質の遮音板10を具
えるため、その重量を増し、遮音性を向上でき
る。
なお床パネル1は、第1図、第6図に示すごと
く、並置、架け渡すことにより、階上の床部と階
下の天井部とを形成できる。床パネル1は、家屋
外壁に沿うその長辺、短辺を、階下の壁パネル2
1上端のコーナ金具22、中金具23、壁パネル
21間を間隙を有して継ぐ連結金具24の各側片
25にボルト止めすることにより固定する。なお
金具22,23,24は、階上の壁パネル26を
もその下端を支持する。又屋内側部分は、その短
辺を梁材27、長辺を継ぎ金具28にボルト止め
することによつて架け渡しうる。なお中金具23
が連結する床パネル1の長辺間には、パツキン2
0を介在させる。
〔考案の効果〕
このように本考案の床パネルは、枠材を矩形に
配した枠組の上方に根太材を、又下方に野縁材を
架け渡すとともに、枠組の上面に床材を添設しか
つ下面に天井材を配する一方、枠組に、野縁材に
取付く受金具の嵌合部と係合部の嵌まり合いによ
り、重質の遮音板を取付けているため、その重量
を増大し、遮音性能を向上しうる結果、階上での
騒音、又は歩行などに際しての振動、衝撃による
騒音の階下への伝達を低減でき、家屋の居住性を
向上する。又遮音板を枠組内に配するときには、
従来の床パネルに比してその厚さが殆ど変化せ
ず、施工勝手にも優れている。
又遮音板は、受金具を用いて取付けでき、遮音
板の取付施工を能率化できる。
なお床材6として15mm厚さのパーテイクルボー
ドを使用しかつ天井材7として厚さ9mmの石膏ボ
ードを使用した従来品が、500Hzでの透過デシベ
ルである遮音等級がL−75程度であつたのに較べ
て、本実施例品では、乱L−65〜70程度の等級に
低下した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の床パネル敷設状態を例示する
平面図、第2図はそのA−A線によりその一実施
例を示す断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図、第4図はその要部を示す分解斜視図、第5図
は受金具を拡大して示す断面図、第6図は使用状
態を示す斜視図、第7図は従来の床パネルを例示
する断面図である。 2……枠組、3……受金具、4……根太材、5
……野縁材、6……床材、7……天井材、10…
…遮音板、14……嵌合部、16……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠材を矩形に接合した枠組の上方に根太材を又
    下方に野縁材を架け渡すとともに、枠組の上面に
    前記根太材に支持させ床材を添設しかつ野縁材
    に、バネ性材からなり外方に屈曲する嵌合部を有
    する受金具を取付ける一方、重質の遮音板を、該
    遮音板の側面に設けられた係合部を、前記嵌合部
    に嵌着することにより野縁材間に取付けてなる床
    パネル。
JP3771285U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0347046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3771285U JPH0347046Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3771285U JPH0347046Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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Publication Number Publication Date
JPS6221224U JPS6221224U (ja) 1987-02-07
JPH0347046Y2 true JPH0347046Y2 (ja) 1991-10-07

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