JPS5838575Y2 - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

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JPS5838575Y2
JPS5838575Y2 JP1976116549U JP11654976U JPS5838575Y2 JP S5838575 Y2 JPS5838575 Y2 JP S5838575Y2 JP 1976116549 U JP1976116549 U JP 1976116549U JP 11654976 U JP11654976 U JP 11654976U JP S5838575 Y2 JPS5838575 Y2 JP S5838575Y2
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JP
Japan
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voltage
flyback transformer
high voltage
resistor
variable
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976116549U
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English (en)
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JPS5333814U (ja
Inventor
繁 森
剛三 佐藤
和男 藤田
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Publication of JPS5333814U publication Critical patent/JPS5333814U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受信機等に使用されるフライバッ
クトランスに関するものである。
第1図は従来のフライバックトランスの斜視図、第2図
はその電気接続図である。
第1図及び第2図により従来の構造を説明すると、1は
フライバックトランス部で、23は分離型高圧抵抗装置
、3はフォーカス電圧調節用可変高圧抵抗装置である。
そして、分離型高圧抵抗装置23はケース24内に高圧
抵抗7を配置し、所望の絶縁が施されている。
フライバックトランス部1はコア2と低圧コイル4とそ
の円周上に高圧コイル5a 、sbを配置し、高圧コイ
ル5aの終端と高圧コイル5bの始端にそれぞれ整流器
6aのアノード側、カソード側を接続し、高圧コイル5
bの終端に整流器6bのアノード側を接続し、フライバ
ックトランスケース9内に収納し、絶縁する。
整流器6bのカソード側はケース9外のブラウン管アノ
ードに端子T1から高電圧電線25を介して導接し、直
流高圧を供給する。
そして、整流器6bのカソード側はブラウン管アノード
に導接するとともに高圧抵抗7の一端にも接続して、高
圧の安定化をはかるとともに高圧抵抗7の途中より端子
T2を介してブラウン管フォーカス電圧を供給する。
さらに、高圧抵抗7の他端と可変高圧抵抗8の一端を接
続し、他端をアースしてブラウン管フォーカス電圧を調
節するものである。
しかし、分離型高圧抵抗装置23は形状が大きなものと
なり、さらにフォーカス電圧調節用可変高圧抵抗装置3
は特に絶縁材等で封止する必要もないことや、摺動部分
への絶縁材料の浸透防止が困難であり、いずれもフライ
バックトランス部1と一体になされず、また高圧抵抗装
置23とフライバックトランス部1及びフォーカス電圧
調節用可変高圧抵抗装置3と分離型高圧抵抗装置23と
の電気的接続にはそれぞれ高耐電圧の絶縁電線21及び
中高耐電圧の絶縁電線22が必要となる。
また、フライバックトランスをテレビジョン受信機等に
取り付ける際の自由度の面からも、フライバックトラン
ス部1と分離型高圧抵抗装置23及びフォーカス電圧調
節用高圧抵抗装置3とが各各分離していることは不利で
ある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を除去し、高
圧抵抗装置及びフォーカス電圧調節用可変高圧抵抗装置
をフライバックトランス部と一体にする際、その一体化
作業が簡単で、かつ一体化後のフライバックトランスの
形状が簡素であり、そのため小形安価となり、一方、絶
縁電線を不要とし、活電部を全て絶縁材料で埋没せしめ
ることにより信頼性も高く、テレビジョン受信機等への
装着に関し自由度のある高圧抵抗装置及びフォーカス電
圧調節用可変高圧抵抗装置付きフライノくツクトランス
を提供するものである。
本考案の構成は高圧抵抗装置及びフォーカス電圧可変高
圧抵抗装置として、高圧抵抗と可変抵抗が同一基板の片
面に厚膜印刷高圧抵抗で形成されることにより、前記高
圧抵抗装置とフォーカス電圧調節用可変高圧抵抗装置が
厚膜印刷高圧抵抗装置として一体的に形成され、この厚
膜印刷高圧抵抗装置はその抵抗形成面が、一端開口され
、かつその開口端の外周に凸状部を有するカバーによっ
ておおわれて保持固定され、フライバックトランス・安
−スの側面の一部が開口され、該開口部に互いに平行な
張出し部が設けられ、該張出し部の内壁には張出し部の
張出し方向と直交する方向に前記カバーの凸状部と嵌合
する凹溝が設けられ、前記厚膜印刷高圧抵抗装置の抵抗
形成面の反対側の面とフライバックトランス部とが相対
するようにして、前記カバーの凸状部が前記フライバッ
クトランス・ケースの凹溝にはめ込まれて一体化されて
いることを特徴とするものである。
以下本考案を図に示す実施例に従って詳細に説明する。
第3図は本考案による高圧抵抗装置及びフォーカス電圧
調節用可変高圧抵抗装置付きフライバックトランスの一
実施例の斜視図、第4図は第3図の要部の断面図、第5
図、第7図は第3図の電気接続図であり、また第6図、
第8図は第3図のフライバックトランスに装着される厚
膜印刷高圧抵抗装置で、直流高圧の安定化をはかる高圧
抵抗とフォーカス電圧調節用の可変高圧抵抗が同一基板
に直列に印刷焼成されている。
第3図〜第5図及び第7図において、中心部にはコア2
があり、このコア2の外径とほぼ同寸法の内径を有する
低圧コイル4とその円周上に高圧コイル5a t 5b
を配置し、高圧コイル5aの終端と高圧コイル5bの始
端にそれぞれ整流器6aのアノード側、カソード側を接
続し、高圧コイル5bfl終端に整流器6bのアノード
側を接続する。
そして整流器6bのカソード側は高圧抵抗γ′とフォー
カス電圧調節用の可変高圧抵抗8′が同一アルミナ基板
10上に直列に印刷焼成されてなる厚膜印刷高圧抵抗装
置11の高圧抵抗7′の始端に接続され、厚膜印刷高圧
抵抗装置11及び11′はその抵抗形成面が一端開口さ
れ、かつその開口部の外周に凸状部を有するカバー19
でおおわれるように保持固定される。
一方、側面を一部開口にしたフライバックトランス・ケ
ース9の該開口部に互いに平行な張出し部16を設け、
かつ該張出し部の内壁には張出し部の張出し方向と直交
する方向に凹溝14を設ける。
そして前記凸状部15を凹溝14に沿わせてはめ込み、
前記アルミナ基板10の抵抗を印刷していない面とフラ
イバックトランス部1とが相対するように、前記厚膜印
刷高圧抵抗装置11(または11′ )とフライバック
トランス部1とを一体にする。
そして前記低圧コイル4、高圧コイル5 a t 5
b及び整流器6a 、6bをフライバックトランス・ケ
ース9内で絶縁材料13により絶縁処理する。
なお、18はゴム状のバッキング、20は補助ケース、
12は補助ケース20をケース9にはめ入れ支持する支
持具を示す。
一方整流器6bのカソード側と高圧抵抗1′との始端の
接続側はフライバックトランスケース9外のブラウン管
アノードに端子T1を介して導接して直流高圧を供給し
、前記高圧抵抗7′の途中より端子T2を介してブラウ
ン管フォーカスにも直流中高圧を供給する。
また上述の例はともに高圧コイルが2段の場合について
説明しであるが、これ以外1ないし複数段の高圧コイル
を有し、各コイル間及び最終段コイルに1ないし複数個
の整流器を接続してなる構成のフライバックトランスに
おいても、特別な構造を形成しないで容易に実施し得る
また、実施例では高圧抵抗装置が整流器の最終段に接続
され、ブラウン管アノードには安定した直流高圧を、ブ
ラウン管フォーカスには前記直流高圧を分圧して直流中
高圧を与えるフライバックトランスについて述べたが、
ブラウン管アノードへの直流高圧の安定化をあまり気に
しないフライバックトランスや前記直流高圧の安定化が
別手段で得られるフライバックトランスでは、途中の整
流器と高圧コイル間に厚膜印刷高圧抵抗装置11.’1
1’の一端を接続し、所望のブラウン管フォーカス電圧
を供給することも可能であり、この場合においても本考
案は適用できる。
その一例の電気接続図を第9図に示す。
同図において第5図と同一部分には同じ符号を付しであ
る。
以上の本考案によるフライバックトランスは、同ゴ基板
の片面に抵抗が形成され、この抵抗形成面をおおうよう
にして一端開口のカバーに保持固定した厚膜印刷高圧抵
抗装置をフライバックトランス部と一体にする際、フラ
イバックトランス・ケースの側面を一部開口にしてその
開口部に互いに平行な張出し部を設け、該張出し部の内
壁には張出し部の張出し方向と直交する方向に凹溝を設
けるとともに、前記カバーの開口端の外周に前記凹溝と
互いに嵌合する凸状部を設け、該凸状部を前記凹溝に沿
わせてはめ込み一体にするので、次の効果を有する。
すなわち、(1)厚膜印刷高圧抵抗装置?’l、11’
とフライバックトランス部1との一体化がワンタッチ
で出来、(2)両者互いに位置決めもバラツキなく簡単
に出来る。
(3)フライバックトランス部1と厚膜印刷高圧抵抗装
置1’l、11’の間には絶縁材料13が充てんされる
ので活電部の露出がなくなり、対アース間史にはフライ
バックトランス部1と厚膜印刷高圧抵抗装置i1.ii
’の間にも放電はない。
(4)フライバックトランス・ケース9の側面を一部開
口部に互いに平行な張出し部16を設けるので、厚膜印
刷高圧抵抗装置11.IVをフライバックトランス部1
に一体にしても、フライバックトランス部1を絶縁する
絶縁材料13が最も少なくてすむ。
更に(5)前述した凸状部15と凹溝14が互いに嵌合
しているので、絶縁材料13がケース9から漏れ出ない
(6)抵抗を素体で使用できるので、従来の分離型抵抗
用のケースや絶縁材料が不要となる。
従って、小形で、テレビジョン受信機等に装着するとき
の自由度の面で有利であると共に安価で、かつ性能、寿
命の信頼性にも優れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高圧抵抗装置、フォーカス高圧調節用可
変高圧抵抗装置分離型フライバックトランスの斜視図、
第2図は第1図の電気接続図である。 第3図は本考案による厚膜印刷高圧抵抗装置一体型フラ
イバックトランスの一実施例の斜視図、第4図は第3図
の要部の断面図、第5図、第1図は第3図の電気接続図
、第6図、第8図は第3図のフライバックトランスに装
着される厚膜印刷高圧抵抗体の一例の平面図である。 第9図は第3図の実施例の応用例の電気接続図を示す。 1:フライバックトランス部、3:フォーカス電圧調節
用可変高圧抵抗装置、4:低圧コイル5a、5b、5c
:高圧コイル 6a、6b。 6c:整流器、γ、γ1,7N、γ〃′:高圧抵抗、8
.8’ 、8”、8“′ :可変高圧抵抗、9:フラ
イバックトランス・ケース、10:アル□す基板、11
.11’ :厚膜印刷高圧抵抗装置、14:凹溝、1
5:凸状部、16:張出し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の高圧コイルが低圧コイルの外周に設けられ、こ
    の複数個の高圧コイルの各間及び高圧コイル終端に整流
    器が接続され、これらを有底円筒状のフライバックトラ
    ンス・ケースに収納して、絶縁処理してなるフライバッ
    クトランス部と、このフライバックトランス部に電気的
    に接続された固定抵抗の一端からフォーカス電圧を取り
    出す高圧抵抗装置と、前記固定抵抗に電気的に接続され
    た可変抵抗によりフォーカス電圧を調節するフォーカス
    電圧調節用可変高圧抵抗装置とからなるフライバックト
    ランスにおいて:前記固定抵抗及び可変抵抗が同一基板
    の片面に形成された厚膜印刷高圧抵抗によって形成され
    ることにより、前記高圧抵抗装置とフォーカス電圧調節
    用可変高圧抵抗装置が厚膜印刷高圧抵抗装置として一体
    的に形成され、この厚膜印刷高圧抵抗装置はその基板の
    抵抗形成面が、一端を開口されかつその開口部の外周に
    凸状部を有するカバーによっておおわれるように保持固
    定され、また前記フライバックトランス・ケースの側面
    の一部が開口されており、その開口部に互いに平行な張
    出し部が設けられ、この張出し部の内壁に張出し部の張
    出し方向と直交する方向に前記カバーの凸状部と嵌合す
    る凹溝が設げられ、前記厚膜印刷高圧抵抗装置の抵抗形
    成面の反対側の面とフライバックトランス部とが相対す
    るようにして、前記カバーの凸状部が前記フライバック
    トランス・ケースの凹溝にはめ込まれて一体化されてい
    ることを特徴とするフライバックトランス。
JP1976116549U 1976-08-31 1976-08-31 フライバツクトランス Expired JPS5838575Y2 (ja)

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JP1976116549U JPS5838575Y2 (ja) 1976-08-31 1976-08-31 フライバツクトランス

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Publication Number Publication Date
JPS5333814U JPS5333814U (ja) 1978-03-24
JPS5838575Y2 true JPS5838575Y2 (ja) 1983-09-01

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ID=28726142

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938120A (ja) * 1972-08-21 1974-04-09
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Family Cites Families (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5333814U (ja) 1978-03-24

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