JPS5838567Y2 - 多方向操作型可変抵抗器 - Google Patents

多方向操作型可変抵抗器

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Publication number
JPS5838567Y2
JPS5838567Y2 JP1979019515U JP1951579U JPS5838567Y2 JP S5838567 Y2 JPS5838567 Y2 JP S5838567Y2 JP 1979019515 U JP1979019515 U JP 1979019515U JP 1951579 U JP1951579 U JP 1951579U JP S5838567 Y2 JPS5838567 Y2 JP S5838567Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
variable resistor
operating rod
neutral position
resistance
variable
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979019515U
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English (en)
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JPS5638407U (ja
Inventor
忠典 大平
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Publication date
Application filed by アルプス電気株式会社 filed Critical アルプス電気株式会社
Priority to JP1979019515U priority Critical patent/JPS5838567Y2/ja
Publication of JPS5638407U publication Critical patent/JPS5638407U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トリマー付き多方向操作型可変抵抗器に関す
る。
多方向操作型可変抵抗器は、たとえばテレビゲームの操
作装置や無人飛行体の地上操縦装置などに使用されてい
る。
第1図は従来型の多方向操作型可変抵抗器の斜視図であ
り、図中、1′はケース、2′はケース1′の上面1a
′にいずれの方向にも傾倒できるように設けられた操作
杆、3′はケース1′の側面1b’に取付けられた可変
抵抗器、4′はケース1′の側面1c′に取付けられた
可変抵抗器である。
上述の如き構成を有する多方向操作型可変抵抗器の操作
杆2′をx−x’力方向傾倒すると、その傾倒角度に応
じて可変抵抗器3′の抵抗値が変化し、Y−Y’力方向
傾動すると、その傾倒角度に応じて可変抵抗器4′の抵
抗値が変化する。
そして、X−X′及びY−Y’力方向中間に傾倒すると
、x−x’力方向傾倒角度成分に応じて可変抵抗器3′
の抵抗値が変化するとともに、Y−Y’力方向傾倒角度
成分に応じて可変抵抗器4′の抵抗値が変化する。
操作杆2′の動作を中止してこれから手を離すと、可変
抵抗器3’、4’内に設けた復帰ばねあるいはケース1
′内に設けた復帰ばねの力で直立位置(中立位置)に自
動復帰し、各可変抵抗器の抵抗値はニュートラルとなる
ところで、上述の如き従来の操作杆型の可変抵抗器は、
組立て時の誤差あるいは可変抵抗器の構造的な欠陥など
の原因により、操作杆の機械的な中立復帰位置と可変抵
抗器の中立位置(抵抗値の中立位置)とにずれが生じる
場合がある。
このような欠点を無くするために、操作杆の構造や可変
抵抗器などを精密なものにし、かつ組立てに細心の注意
を払えば良いが、大量生産が出来なくなるばかりか、コ
ストが数百倍にはね上るということになる。
本考案は、上述の如き従来の欠点を改善する新規な考案
であり、その目的は従来型の操作杆型の可変抵抗器に比
べて機械的・電気的な精度を上げることなく、シかも、
組立ては従来通りに行ないながら、操作杆の機械的中立
位置と、可変抵抗器の中立位置を精度良く一致せしめる
ことができるような多方向操作型可変抵抗器を提係する
ことにある。
次に本考案の一実施例を、図面を用いて詳細に説明する
第2図に示す斜視図において、1はケース、2はケース
1の上面1aに設けられた操作杆で、従来装置と同様、
いずれの方向へも傾倒自在に構成され、しかも操作杆か
ら手を離したとき直立した位置に自動復帰する復帰ばね
機構を有する(この中点復帰機構については、例えば出
願人が先に出願した実願昭53−99987号を参照さ
れたい。
)。3はケース1の側面1bに取付けられた可変抵抗板
である。
可変抵抗板3は、第3図に示すように、中央下端に円孔
3aを有し、その外側に円孔3aを中心とした円形のコ
モン導体層3bが形成され、さらに外側に半円状の主抵
抗層3Cが形成されている。
可変抵抗板3の上部には2本の導体層3d及び3eと、
2本の補助抵抗層3f及び3gが交互にかつ平行に形成
されている。
導体層3d及び3eはそれぞれ端部が延長されて、端子
形成部3h及び31に導出され、補助抵抗層3f及び3
gは、別の導体層3j及び3kにより主抵抗層3cの両
端に接続されている。
31はスリットである。
第2図の説明に戻って、4は回転板で、裏面には、主抵
抗層3cとコモン導体層3bに摺動接触する摺動接触子
4aを備えている(第4図)。
5は可変抵抗板30円孔3aを貫通してケース内から外
方に突出するX回転軸で、回転板4の中央に設けられた
孔に嵌合しており、操作杆2をXX′方向に傾動せしめ
ると回転して回転板4を回転駆動せしめて、端子形成部
3hと3mあるいは31と3m間の抵抗値を変化させる
6は下端をスワンi31に嵌合して、可変抵抗板3の上
縁に沿って移動するスライドトリマ杆である。
該スライドトリマ杆6の内部には、導体層3dと補助抵
抗層3fに摺動接触する摺動接触子と、導体層3eと補
助抵抗層3gに摺動接触する摺動接触子を有する。
ケース1の側面1cにも、回転板4とスライドトリマ杆
6を備えた可変抵抗板3が取付げられている。
Iは可変抵抗板30円孔を貫通してケース内から外方に
突出する7回転軸で、回転板4の中央に設けた孔に嵌合
しており、操作杆2をY−Y’力方向傾動せしめると回
転して回転板4を回転駆動せしめて、端子形成部3hと
3mあるいは31と3m間の抵抗値を変化させる。
第5図は、上記実施例の回路図であり、同図において、
操作杆2をx−x’方向に傾動すると、回転板4の裏側
に取付けられた摺動接触子4aが摺動して、側面1cに
取付げられた可変抵抗板3の端子形成部3hと3mある
いは3iと3m間の抵抗値が変化することは前述のとお
りである。
操作杆2から手を離すと、操作杆2は復帰ばね機構の力
で機械的な中立位置に戻るが、この状態において、回転
板4の摺動接触子4aが静止l〜ている位置がたとえば
第5図に示すように電気的中立位置N1とずれている場
合には、スライドトリマ杆6を左右方向に移動させると
、補助抵抗層3fの抵抗値が小さくなり、その分だけ補
助抵抗層3gの抵抗値が増加し、その結果、電気的中立
位置N1は右方向に移動してN′1点まで移動する。
電気的な中立位置と機械的中立位置とが一致した所でス
ライドトリマ杆6を止める。
このとき、端子形成部3hと3m間及び3mと3i間の
抵抗値が等しくなり、トリミング動作が完了する。
さらに、側面1cに設げられた可変抵抗板3のトリミン
グ動作も同様に行なわれる。
なお、この実施例は、スライドトリマ杆をいずれの方向
にずらしても、端子形成部3hと3j間の抵抗値が変ら
ないのが特徴である。
第6図は、可変抵抗板の別の実施例を示す正面図である
この実施例は、導体層3d及び3Cを横方向に一夕1]
に設け、補助抵抗層3f及び3gを横方向に一列に設け
たもので、スライドトリマ杆6は2個必要とする。
トリミング動作を行なう場合は、2つのスライドトリマ
杆6を別々にスライドさせて電気的中立位置を機械的中
立位置に揃える。
以上詳細に説明したように、本考案は多方向操作型可変
抵抗器を組立てた後、電気的中立位置と機械的中立位置
を一致させることができるため、操作杆機構や可変抵抗
器及びこれらの結合機構等を特に精密に作ることもなく
、組立ても従来と同様簡単に行なえるなど、多くの効果
を有するものであり、機械的、電気的中立位置が一致し
た多方向操作型可変抵抗器を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来型の多方向操作型可変抵抗器の斜視図、
第2図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第3図は、
可変抵抗板の上面図、第4図は、回転板の裏面図、第5
図は、実施例の回路図、第6図は、可変抵抗板の別の実
施例を示す正面図である。 図中、1はケース、1aは上面、1b及び1cは側面、
2は操作杆、3は可変抵抗板、3aは円孔、3bはコモ
ン導体層、3Cは主抵抗層、3d及び3eは導体層、3
f及び3gは補助抵抗層、3h及び31は端子形成部、
3j及び3には導体層、 31はスリフト、 3mは端子形成部、 4は回 転板、 4aは摺動接触子、 5はX回転軸、 6はス ライ ドトリマ杆、 6a及び6bは摺動接触子、 は7回転軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作杆の一方向の傾倒動作により作動する第1の可変抵
    抗器と、前記方向と直交する方向の操作杆の傾倒動作に
    より作動する第2の可変抵抗器を有し、かつ操作杆を中
    立位置に復帰させる復帰ばね機構を有する多方向操作型
    可変抵抗器において、操作杆の機械的中立位置と可変抵
    抗器の抵抗値の中立位置を一致させるトリマー機構を具
    備せしめたことを特徴とする多方向操作型可変抵抗器。
JP1979019515U 1979-02-17 1979-02-17 多方向操作型可変抵抗器 Expired JPS5838567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979019515U JPS5838567Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 多方向操作型可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979019515U JPS5838567Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 多方向操作型可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5638407U JPS5638407U (ja) 1981-04-11
JPS5838567Y2 true JPS5838567Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=29288006

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979019515U Expired JPS5838567Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 多方向操作型可変抵抗器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021187280A1 (ja) * 2020-03-16 2021-09-23 アルプスアルパイン株式会社 操作装置

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JPS5638407U (ja) 1981-04-11

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