JPS5838537Y2 - 雌型電気接続子 - Google Patents
雌型電気接続子Info
- Publication number
- JPS5838537Y2 JPS5838537Y2 JP4223881U JP4223881U JPS5838537Y2 JP S5838537 Y2 JPS5838537 Y2 JP S5838537Y2 JP 4223881 U JP4223881 U JP 4223881U JP 4223881 U JP4223881 U JP 4223881U JP S5838537 Y2 JPS5838537 Y2 JP S5838537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical connector
- male terminal
- insertion guide
- bottom plate
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主としてコネクタハウジングに内挿して使
用する雌型電気接続子に関し、相手側雄型電気接続子の
挿入に際し、その挿入方向を矯正し、雌型電気接続子の
電気接触部をこじるような状態で挿入されることを防止
し、安定な電気的接続を行えるようにしたものである。
用する雌型電気接続子に関し、相手側雄型電気接続子の
挿入に際し、その挿入方向を矯正し、雌型電気接続子の
電気接触部をこじるような状態で挿入されることを防止
し、安定な電気的接続を行えるようにしたものである。
従来、此種の雌型電気接続子としては、第１図に示す如
く、底板１の後方両側に電線の導体及び絶縁被覆に対す
る圧着挟持片２及び３を形成した電線接続部Ａ１と、底
板の前方両側に側板部４と内方へ逆Ｕ字に折曲したカー
ル部５とを連続成形した電気接触部Ａ２とより構成した
ものが提案されている。
く、底板１の後方両側に電線の導体及び絶縁被覆に対す
る圧着挟持片２及び３を形成した電線接続部Ａ１と、底
板の前方両側に側板部４と内方へ逆Ｕ字に折曲したカー
ル部５とを連続成形した電気接触部Ａ２とより構成した
ものが提案されている。
この雌型電気接続子Ａは、底板１とカール部５の先端縁
６との間に相手側雄型電気接続子の平板状電気接触部（
以下、単に雄端子という）Ｂを嵌挿し、カール部５の弾
性押圧力による接触圧によって両電気接続子の電気的接
触を達成するものである。
６との間に相手側雄型電気接続子の平板状電気接触部（
以下、単に雄端子という）Ｂを嵌挿し、カール部５の弾
性押圧力による接触圧によって両電気接続子の電気的接
触を達成するものである。
しかし、雄端子Ｂの嵌挿に際し、上下左右に傾斜したり
、偏心した状態゛で無理に挿入されると、側板部４或い
１より−ル部５をこじるような挿入状態となることから
、カール部５が変形したり、またこじりによりカール部
先端縁６や底板１の接触面が荒される結果電気抵抗が増
大する等のため、以後の安定した接触状態が得られなく
なる欠点があった。
、偏心した状態゛で無理に挿入されると、側板部４或い
１より−ル部５をこじるような挿入状態となることから
、カール部５が変形したり、またこじりによりカール部
先端縁６や底板１の接触面が荒される結果電気抵抗が増
大する等のため、以後の安定した接触状態が得られなく
なる欠点があった。
かかる欠点を改善するため、本出願人は実願昭５５−３
７３１７号において、電気接触部Ａ２の側板部４とカー
ル部５の前面に接するように拡開防止片７と挿入案内片
８を底板１に連続して形成したものを提案した（以下、
先願考案という）。
７３１７号において、電気接触部Ａ２の側板部４とカー
ル部５の前面に接するように拡開防止片７と挿入案内片
８を底板１に連続して形成したものを提案した（以下、
先願考案という）。
しかし、この場合には挿入案内片８がカール部５の前端
面にほぼ接触しているため、挿入案内片８と底板１間に
形成される雄端子Ｂに対する開口部９の開口面積を設定
するのが極めて困難である。
面にほぼ接触しているため、挿入案内片８と底板１間に
形成される雄端子Ｂに対する開口部９の開口面積を設定
するのが極めて困難である。
即ち、開口面積を大にすれば、雄端子Ｂは上下左右等に
大きく傾斜或いは偏心していても挿入可能であるからカ
ール部５等の変化を防止する実質的な効果が乏しい。
大きく傾斜或いは偏心していても挿入可能であるからカ
ール部５等の変化を防止する実質的な効果が乏しい。
また、開口面積を小さく雄端子Ｂとほぼ同程度にとれば
、雄端子Ｂの嵌挿が著しく困難となり実用的でなくなる
。
、雄端子Ｂの嵌挿が著しく困難となり実用的でなくなる
。
この考案は以上に鑑みてなされたもので、雄端子の嵌挿
が容易で、しかもこじるような状態で挿入されることを
確実に防止し、常に安定な電気的接続を行えるようにし
たものである。
が容易で、しかもこじるような状態で挿入されることを
確実に防止し、常に安定な電気的接続を行えるようにし
たものである。
即ち、第２図はこの考案の一実施例を示し、雌型電気接
続子Ａが、底板１の後方に電線接続部Ａ１、前方に電気
接触部Ａ２を有して構成される点は従来と同様であるが
、この考案にあっては、電気接触部Ａ２の前方にこれと
分離するように雄端子に対する挿入案内部Ａ３を設けで
ある。
続子Ａが、底板１の後方に電線接続部Ａ１、前方に電気
接触部Ａ２を有して構成される点は従来と同様であるが
、この考案にあっては、電気接触部Ａ２の前方にこれと
分離するように雄端子に対する挿入案内部Ａ３を設けで
ある。
この挿入案内部Ａ３は、底板１の延設部１０の先端にお
いて、両側にそれぞれ側板部１１および１２を起立連成
すると共に、一方の側板部１２に連続して挿入案内板１
３を設け、この挿入案内板１３を他方の側板部１１に折
返しその先端を互に加締片１４．１５によって固定して
構成される。
いて、両側にそれぞれ側板部１１および１２を起立連成
すると共に、一方の側板部１２に連続して挿入案内板１
３を設け、この挿入案内板１３を他方の側板部１１に折
返しその先端を互に加締片１４．１５によって固定して
構成される。
即ち、挿入案内部Ａ３は、底板１の前方延設部１０、側
板部１１および側板部１２を介して折返し連成された挿
入案内板１３とより成る枠体として構成されている。
板部１１および側板部１２を介して折返し連成された挿
入案内板１３とより成る枠体として構成されている。
この挿入案内板１３は、前方が拡開した傾斜案内片１６
と水平案内片１７とによりラッパ状に形威され、雄端子
Ｂに対する開口面積を大きくしである。
と水平案内片１７とによりラッパ状に形威され、雄端子
Ｂに対する開口面積を大きくしである。
また、挿入案内部Ａ３は、図示の例では、カール部５と
の間に補強用の両側壁１８．１９を介在させ、適宜間隔
ｌを存して形成されているが、上記水平案内片１７の奥
行を十分長くすることにより間隔ｌを殆ど残さず、換言
すれば挿入案内板１３と前記側板部４とが連続するよう
にしてもよい。
の間に補強用の両側壁１８．１９を介在させ、適宜間隔
ｌを存して形成されているが、上記水平案内片１７の奥
行を十分長くすることにより間隔ｌを殆ど残さず、換言
すれば挿入案内板１３と前記側板部４とが連続するよう
にしてもよい。
上記構成において、雌型電気接続子Ａは、挿入案内部Ａ
３がラッパ状に形成され、その開口部は雄端子Ｂに比し
十分大きく形威しであるから、雄端子Ｂの挿入が容易で
ある。
３がラッパ状に形成され、その開口部は雄端子Ｂに比し
十分大きく形威しであるから、雄端子Ｂの挿入が容易で
ある。
その結果、雄端子Ｂがカール部５の先端縁６と底板１の
間に進入する際は、水平案内片１７により第３図のよう
に常に底板１と平行な正常状態で嵌挿されることになる
。
間に進入する際は、水平案内片１７により第３図のよう
に常に底板１と平行な正常状態で嵌挿されることになる
。
即ち、この考案によれば、挿入案内部Ａ３における前方
が拡開した傾斜案内片１６によって雄端子Ｂを受は入れ
る開口部面積が大きくその嵌挿が容易であり、また、水
平案内片１７によって、雄端子Ｂの嵌挿時および離脱時
において、側板部４及びカール部５をこじるような状態
がなくなり、従ってカール部５が変形したり底板１の接
触面が荒れる等の事態を確実に防止することができ、常
に安定な接触状態が得られる。
が拡開した傾斜案内片１６によって雄端子Ｂを受は入れ
る開口部面積が大きくその嵌挿が容易であり、また、水
平案内片１７によって、雄端子Ｂの嵌挿時および離脱時
において、側板部４及びカール部５をこじるような状態
がなくなり、従ってカール部５が変形したり底板１の接
触面が荒れる等の事態を確実に防止することができ、常
に安定な接触状態が得られる。
この考案は上記したように、電気接触部における底板の
前方延設部の両側にそれぞれ側板部を連成すると共に、
一方の側板部に連続して前方が拡開した傾斜案内片と水
平案内片よりなる挿入案内板を設けることにより雄型電
気接続子の平板状電気接触部に対する挿入案内部を形成
してなるものであるから、従来および先願考案の有する
欠点を解消し、雄端子の嵌挿が容易で、こじるような状
態で挿入されることを確実に防止し、安定な電気的接続
を達成し得る雌型電気接続子を提供することかで゛きる
。
前方延設部の両側にそれぞれ側板部を連成すると共に、
一方の側板部に連続して前方が拡開した傾斜案内片と水
平案内片よりなる挿入案内板を設けることにより雄型電
気接続子の平板状電気接触部に対する挿入案内部を形成
してなるものであるから、従来および先願考案の有する
欠点を解消し、雄端子の嵌挿が容易で、こじるような状
態で挿入されることを確実に防止し、安定な電気的接続
を達成し得る雌型電気接続子を提供することかで゛きる
。
第１図は従来の雌型電気接続子を示す斜視図、第２図は
この考案の一実施例を示す斜視図、第３図はその作用状
態を示す要部断面図である。 Ａ・・・・・・雌型電気接続子、Ａ１・・・・・・電線
接続部、Ａ２・・・・・・電気接触部、Ａ３・・・・・
・挿入案内部、１・・・・・・底板、１０・・・・・・
（底板の）延設部、１１．１２・・・・・・側板部、１
３・・・・・・挿入案内板、１６・・・・・・傾斜案内
片、１７・・・・・・水平案内片。
この考案の一実施例を示す斜視図、第３図はその作用状
態を示す要部断面図である。 Ａ・・・・・・雌型電気接続子、Ａ１・・・・・・電線
接続部、Ａ２・・・・・・電気接触部、Ａ３・・・・・
・挿入案内部、１・・・・・・底板、１０・・・・・・
（底板の）延設部、１１．１２・・・・・・側板部、１
３・・・・・・挿入案内板、１６・・・・・・傾斜案内
片、１７・・・・・・水平案内片。
Claims (1)
- 底板の後方に電線接続部を有し、前方に電気接触部を有
する雌型電気接続子において、前記電気接触部における
底板の前方延設部の両側にそれぞれ側板部を連成すると
共に、一方の側板部に連続して前方が拡開した傾斜案内
片と水平案内片よりなる挿入案内板を設けることにより
雄型電気接続子の平板状電気接触部に対する挿入案内部
を形成してなることを特徴とする雌型電気接続子
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223881U JPS5838537Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 雌型電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223881U JPS5838537Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 雌型電気接続子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57155675U JPS57155675U (ja) | 1982-09-30 |
| JPS5838537Y2 true JPS5838537Y2 (ja) | 1983-08-31 |
Family
ID=29839267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223881U Expired JPS5838537Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 雌型電気接続子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838537Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004071503A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-04 | Asmo Co Ltd | コネクタ及び該コネクタを備えたモータ装置 |
-
1981
- 1981-03-27 JP JP4223881U patent/JPS5838537Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57155675U (ja) | 1982-09-30 |
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