JPS5838460Y2 - 自動販売機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は硬貨等を投入することにより所望の飲料を自動
的に販売しうるようにした自動販売機に係り、特に販売
機の機体正面に表示されている１カップ当りの販売量と
実際にコツプに注入される量とが一致しているか否かを
外部から明確に判断しうるようにした自動販売機に関す
る。

従来のこの種装置においては、販売機の機体正面に表示
されている１カップ当りの販売量と、実際にコツプに注
入される量（注入量もしくは供給量）とが一致している
旨を表示する手段が採られておらず、又販売量も注入量
も伺ら表示してないものさえあった。

このため本考案は、１カップ当りの販売量を機体正面に
明示することは勿論、その販売量に対して実際にコツプ
内に注入される量がどれだけであるかを具体的且つ明確
に表示することによって、需要者が不信感を持たずに所
望の飲料を安心して購入しうるような自動販売機を提供
せんとするものである。

以下、本考案の実施例につき、添付図面を参照して説明
する。

第１図において、符号１は自動販売機のケーシングをな
す機体であって、この機体１にはメーンドア２が蝶着さ
れ、該メーンドア２の表側には硬貨投入口３、選択ボタ
ン４、販売口５、返却レバー６、硬貨返却ロアが設けら
れ、又機体１の下部には高さ調節可能な４本の脚８が取
付けられている。

又、上記ドア２の上方には表示窓９が設けられている。

第２図は第１図の表示窓９０部分拡大図を示すもので、
表示窓９の下部には、例えば、「この自動販売機の１回
の販売量は１５０ ｃｃで′す。

」と表示したり、 「只今のコツプへの注入量はロロロ
ｃｃです。

」と表示する、量表示装置１０が設けられている。

この量表示装置１０は需要者が投入口に硬貨を投入する
とその都度上記口の中に数字が電気的に表示されるよう
に構成されている。

勿論、販売量のｒ１５０ｃｃｊという数字も可変の構造
とすれば、コツプの容量が種々のものを備えてあって需
要者の好みに応じて販売しうるような自動販売機などの
場合に便利である。

第３図に示した量表示装置１１は、第２図がコツプへの
注入量を数字で表わしたのに比べ、さらに具体的にコツ
７の絵を表示し、注入とともに保検に注入量が増加して
いく様子が外部から認識でき、最終的に何ｃｃ入ったの
かがわかるように構成したものである。

すなわち、販売動作の開始により、販売口５内のカップ
受は部（図示せず）にカップが自動的に送出され、この
カップ内に液体飲料が注出される。

したがって、このカップ内に注出された液体飲料の注入
量を例えば、重量により検知し、これを変換することに
より、上記量表示装置１１に対応表示することができる
。

これによりコツプへの注入量が具体的且つ明確に表示さ
れるから、゛・特に子供などに対してわかり易く明示す
ることができる。

以上は、販売量、注入量をともに体積で表示するように
したものであるが、勿論重量表示とし７てもよい。

このように本考案は、一定の硬貨を投入すると所望の飲
料力咄動的に販売口にセットされるような自動販売機に
むいて、販売機正面に表示された１カップ当りの販売量
に対しコツプへの注入量がどれだけであるかをその都度
具体的に表示する量表示装置を設けたので、需要者に対
し言頼感を与えることができ、需要増大にも貢献できる
。

尚、販売量に対する注入量とともに注入された飲料の温
度をも表示窓などに明示するようにすれば需要者は安心
して飲むことができ、熱すぎる飲料によって舌をやけど
するなどという危険がなくなる。

また、販売量に対して注入量が一定値以下である場合に
は、投入した硬貨のＶぺであるいは何分の１かを返却す
るよう彦構造とすれば、需要者はさらに安心して求める
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案における自動販売機の正面図、第２図は
第１図に釦ける表示窓９の部分拡大図、第３図は第２図
と同様な図で変形例を示すものである。 １・・・機体、２・・・メーンドア、３・・・硬貨投入
口、４・・選択ボタン、５・・・販売口、９・・・表示
窓、１０゜１１・・・量表示装置。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 硬貨を投入することにより所望の飲料が自動的に販売口
   にセットされるようにした自動販売機において、ケーシ
   ングの前面に１カップ当りの販売量に対しコンブへの実
   際の注入量を表示する量表示装置を設けたことを特徴と
   する自動販売機。