JPS5838415B2 - アルフア − フエニルプロピオンサンノ セイゾウホウ - Google Patents
アルフア − フエニルプロピオンサンノ セイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5838415B2 JPS5838415B2 JP49139578A JP13957874A JPS5838415B2 JP S5838415 B2 JPS5838415 B2 JP S5838415B2 JP 49139578 A JP49139578 A JP 49139578A JP 13957874 A JP13957874 A JP 13957874A JP S5838415 B2 JPS5838415 B2 JP S5838415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- ether
- acid
- seizouhou
- sanno
- Prior art date
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- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はα−7ェニルプロピオン酸の新規な製造法に
関するものである α−7エニルプロピオン酸を1,優れた抗炎症剤で、汎
用されており、その製造法も亦、たとえば特公昭40−
7491号、特公昭47−18105号および特開昭4
7−39050号等と数多く提供されている しかるに、これらの方法はいずれも多くの工程を必要と
している。
関するものである α−7エニルプロピオン酸を1,優れた抗炎症剤で、汎
用されており、その製造法も亦、たとえば特公昭40−
7491号、特公昭47−18105号および特開昭4
7−39050号等と数多く提供されている しかるに、これらの方法はいずれも多くの工程を必要と
している。
即ち特公昭40−7491号は、P−イソブチルフエニ
ル酢酸をいったんマロン酸誘導体としたのちメチル化、
脱炭酸し、特公昭4 7−18 10 5号はP−イソ
ブチルアセトフエノンをヒダントインに転換したのちア
ミノ酸に換え、脱アミンにより目的物を得ている。
ル酢酸をいったんマロン酸誘導体としたのちメチル化、
脱炭酸し、特公昭4 7−18 10 5号はP−イソ
ブチルアセトフエノンをヒダントインに転換したのちア
ミノ酸に換え、脱アミンにより目的物を得ている。
したがってこれらの方法はイソブチルベンゼンよりの通
算収量はいずれも低い。
算収量はいずれも低い。
ここにおいて発明者は簡単な工程で、目的物を得る方法
をいろいろ研究した結果、2−フエニルプロビルアルコ
ールを酸化することにより容易に目的物を得ることを確
かめ、この発明を完成するにいたったのである。
をいろいろ研究した結果、2−フエニルプロビルアルコ
ールを酸化することにより容易に目的物を得ることを確
かめ、この発明を完成するにいたったのである。
即ちこの発明は新規な製法に係る2−フエニルプロビル
アルコールを酸またはアルカリの状況下に酸化すること
を特徴とするα−フエニルプロピオン酸の製造法である
。
アルコールを酸またはアルカリの状況下に酸化すること
を特徴とするα−フエニルプロピオン酸の製造法である
。
この発明に使用する2−フエニルプロピルアルコールは
3弗化硼素の存在下、前記Rで表わされるフエニル誘導
体と1−ブロムー3−フロループロパンと反応させて得
られる2−フエニルプロピルフロマイト゛を加水分解す
ることによって容易に得ることができる。
3弗化硼素の存在下、前記Rで表わされるフエニル誘導
体と1−ブロムー3−フロループロパンと反応させて得
られる2−フエニルプロピルフロマイト゛を加水分解す
ることによって容易に得ることができる。
2−フエニルグロビルアルコールヲ硫酸、塩酸などの鉱
酸、または苛性カリ、苛性ソーダなどの塩基の存在下V
ロム酸塩、過マンガン酸塩にて酸化することにより容易
にα−フェニルプロピオン酸を得ることができる。
酸、または苛性カリ、苛性ソーダなどの塩基の存在下V
ロム酸塩、過マンガン酸塩にて酸化することにより容易
にα−フェニルプロピオン酸を得ることができる。
反応は常温以下で行うことが望まれ、温度が上昇すると
副反応が増加し、収量の低下をきたす。
副反応が増加し、収量の低下をきたす。
攪拌はとくに収量に影響を与え、激しければ激しい程望
ましい。
ましい。
2−フエニルプ口ピルアルコールと濃硫酸またはアルカ
リ、および水とを含有するフラスコを氷冷しながら重ク
ロム酸アルカリまたは過マンガン酸アルカリを含む水溶
液を滴下しながら激しく攪拌する。
リ、および水とを含有するフラスコを氷冷しながら重ク
ロム酸アルカリまたは過マンガン酸アルカリを含む水溶
液を滴下しながら激しく攪拌する。
重クロム酸アルカリまたは過マンガン酸アルカリ水溶液
を滴下し終ったのち、反応液を40〜50℃に短時間加
温し、その後反応液を水でうすめ酸性下でエーテル抽出
する。
を滴下し終ったのち、反応液を40〜50℃に短時間加
温し、その後反応液を水でうすめ酸性下でエーテル抽出
する。
エーテル層を採取したのちエーテルを溜去し、残渣をア
ルコール加里で還流下に加熱処理し、処理液に水を加え
たのち、エーテルで抽出する。
ルコール加里で還流下に加熱処理し、処理液に水を加え
たのち、エーテルで抽出する。
アルカリ性水溶液を酸性にしたのち、再びエーテルで抽
出し、エーテノレ層を脱水後エーテルを溜去し、粗結晶
を得る。
出し、エーテノレ層を脱水後エーテルを溜去し、粗結晶
を得る。
常法による精製法で収量よく精製品を得る。実施例 1
この反応は湿気のない状態で行う。
1−フロム3−フロルプロパン7f(0.05モル)ヲ
イソブチルベンゼン2’l(0.2モル)中に溶解し、
攪拌しながら3弗化硼素ガスを15分間徐々に導入し、
温度10゜Cで120分間保持し、その後H20で3回
洗滌して反応層を採取し、NaS04で脱水後分溜し、
2−インプチルフエニルグロビルプロマイド(B.P
162℃、7 mmHg ) 0. 2 ?を得る。
イソブチルベンゼン2’l(0.2モル)中に溶解し、
攪拌しながら3弗化硼素ガスを15分間徐々に導入し、
温度10゜Cで120分間保持し、その後H20で3回
洗滌して反応層を採取し、NaS04で脱水後分溜し、
2−インプチルフエニルグロビルプロマイド(B.P
162℃、7 mmHg ) 0. 2 ?を得る。
これをHMPA中、常温で醋酸ソーダと反応させて醋酸
エステルとなし、これをNaOH10%水溶液とメタノ
ールの1:1の混合溶液中に加えて室温で4時間攪拌加
水分解して2−インブチルフエニルプロビルアルコール
ヲ得る。
エステルとなし、これをNaOH10%水溶液とメタノ
ールの1:1の混合溶液中に加えて室温で4時間攪拌加
水分解して2−インブチルフエニルプロビルアルコール
ヲ得る。
(90%)
元素分析:計算値C81.25%、H10.42%、実
測値C81%、H10.22%、B.P:135’c、
I,R : 3 3 0 0crn ’付近、160
0CIfL’付近、メタノール、エタノールに可溶、水
に不溶、この物質は中性である。
測値C81%、H10.22%、B.P:135’c、
I,R : 3 3 0 0crn ’付近、160
0CIfL’付近、メタノール、エタノールに可溶、水
に不溶、この物質は中性である。
(なお上記原料1−7ロム−3一フロルプロパンは、市
販の1・3−ジブロムプロパンに、弗化カリをエチレン
グリコールに溶解したものを加え80℃〜110℃に加
熱し激しく攪拌してこれを得る。
販の1・3−ジブロムプロパンに、弗化カリをエチレン
グリコールに溶解したものを加え80℃〜110℃に加
熱し激しく攪拌してこれを得る。
( B.P 1 0 1.4℃)。実施例 2
苛性カリ3.6f ( 0.0 6 4モル)、H20
4ccP−インフチルフエニルプロビルアルコール6.
2 27 ( 0.0 32モル)を含むビーカーを氷
塩浴にひたし、激しく攪拌し、反応温度を20℃以下K
保チナがら、3.2 F ( 0. 0 1 0 7
−Eル) +7)重クロム酸ソーダを含む2cc水溶液
を滴下する。
4ccP−インフチルフエニルプロビルアルコール6.
2 27 ( 0.0 32モル)を含むビーカーを氷
塩浴にひたし、激しく攪拌し、反応温度を20℃以下K
保チナがら、3.2 F ( 0. 0 1 0 7
−Eル) +7)重クロム酸ソーダを含む2cc水溶液
を滴下する。
滴下後40℃に20分間加温し、のちH2o15ccを
加えてエーテルを抽出する。
加えてエーテルを抽出する。
エーテル層を採取しエーテルを溜去し、残渣に2NKO
Hエタノール100ccを加えて還流下に1時間加熱す
る。
Hエタノール100ccを加えて還流下に1時間加熱す
る。
反応後H20を加えてエーテルで抽出し、H20層に酸
を加えてPH 3とし、再びエーテルで抽出、エーテル
層を脱水後エーテルを溜去し、残渣を石油エーテルで再
結晶して、P−インブチルフエニルプロピオン酸3.3
P ( 0.0 1 6モル)を得た。
を加えてPH 3とし、再びエーテルで抽出、エーテル
層を脱水後エーテルを溜去し、残渣を石油エーテルで再
結晶して、P−インブチルフエニルプロピオン酸3.3
P ( 0.0 1 6モル)を得た。
m.P75〜77℃、元素分析理論値C75.7%、H
8.8%、標準品と混融しても融点降下を示さない。
8.8%、標準品と混融しても融点降下を示さない。
実施例 3
この反応は湿気のない状態で行う。
1−ブロム3−フロルプロパン75’(0.05モル)
とビフエニル30P(0.2モル)を溶解攪拌しながら
3弗化硼素を20分間導入し、以下実施例1と同様に処
理して、2−(4−ビフエニル)プロビルアマイド11
5Pを得、さらに2−(4−ビフエニル)プロビルアル
コール7. 8 f ヲ得ル。
とビフエニル30P(0.2モル)を溶解攪拌しながら
3弗化硼素を20分間導入し、以下実施例1と同様に処
理して、2−(4−ビフエニル)プロビルアマイド11
5Pを得、さらに2−(4−ビフエニル)プロビルアル
コール7. 8 f ヲ得ル。
元素分析:計算値C84,9%,H7.54%、実測値
84.75%、H7.45%、B.P:138℃、I.
R : 3300crrL’付近、1600cIrL
’、中性でメタノール、エタノールに可溶、水に不溶
である。
84.75%、H7.45%、B.P:138℃、I.
R : 3300crrL’付近、1600cIrL
’、中性でメタノール、エタノールに可溶、水に不溶
である。
実施例 4
ア
苛性カリ3.61 ( 0.0 6 4モル)、■20
4cc2−(4−ビフエニル)フロビルアルコール6.
8f((1032モル)を含むビーカーを氷塩浴kひた
し、激しく攪拌し、反応温度を20℃以下に保ちながら
、3.2f(0.01モル)の重クロム酸ソーダを含む
2CC水溶液を滴下する。
4cc2−(4−ビフエニル)フロビルアルコール6.
8f((1032モル)を含むビーカーを氷塩浴kひた
し、激しく攪拌し、反応温度を20℃以下に保ちながら
、3.2f(0.01モル)の重クロム酸ソーダを含む
2CC水溶液を滴下する。
以下実施例2と同様に処理して2−(4−ビフエニル)
プロピオン酸3.7lを得る。
プロピオン酸3.7lを得る。
元素分析:計算値C79.64%、H6.19%、実測
値C79.5%、H6.15%、MP:112℃I,R
: 3300crfL ’付近、1700cm−1
付近、メタノール、エタノール、に可溶、水に不溶、中
性で、白色、無味、微刺戟臭の粉末である。
値C79.5%、H6.15%、MP:112℃I,R
: 3300crfL ’付近、1700cm−1
付近、メタノール、エタノール、に可溶、水に不溶、中
性で、白色、無味、微刺戟臭の粉末である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔I〕 (式中Rxはアルキル(C2−C6)、シクロアルキル
(C3−c7)、R2オヨヒR3ハ水素、ハロケン、ア
ルキル基を示す〕で表わされるフェニル誘導体と、一般
式[ID 〔式中Xは臭素、塩素を示す〕で表わされる化合物を、
3弗化硼素の存在下で反応させ、得られる該ハロゲナイ
ドを加水分解して生成する一般式(III) る2−フエニルプロビルアルコールを酸またはアルカリ
の状況下に酸化することを特徴とする一般式CIV) 〔式中Rは前記と同じ〕で表わされるα−フェニルプロ
ピオン酸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49139578A JPS5838415B2 (ja) | 1974-12-06 | 1974-12-06 | アルフア − フエニルプロピオンサンノ セイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49139578A JPS5838415B2 (ja) | 1974-12-06 | 1974-12-06 | アルフア − フエニルプロピオンサンノ セイゾウホウ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2184176A Division JPS51122032A (en) | 1976-03-02 | 1976-03-02 | Process for preparation of 2-phenyl propyl alcohol |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5176233A JPS5176233A (en) | 1976-07-01 |
JPS5838415B2 true JPS5838415B2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=15248508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49139578A Expired JPS5838415B2 (ja) | 1974-12-06 | 1974-12-06 | アルフア − フエニルプロピオンサンノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838415B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3228831A (en) * | 1961-02-02 | 1966-01-11 | Boots Pure Drug Co Ltd | Compositions and method for treating symptoms of inflammation, pain and fever |
JPS49133351A (ja) * | 1973-05-01 | 1974-12-21 | ||
JPS5156428A (en) * | 1974-11-12 | 1976-05-18 | Kanebo Ltd | Arufua * 44 isopuchirufueniru * puropionsanno seizoho |
-
1974
- 1974-12-06 JP JP49139578A patent/JPS5838415B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3228831A (en) * | 1961-02-02 | 1966-01-11 | Boots Pure Drug Co Ltd | Compositions and method for treating symptoms of inflammation, pain and fever |
US3385886A (en) * | 1961-02-02 | 1968-05-28 | Boots Pure Drug Co Ltd | Phenyl propionic acids |
JPS49133351A (ja) * | 1973-05-01 | 1974-12-21 | ||
JPS5156428A (en) * | 1974-11-12 | 1976-05-18 | Kanebo Ltd | Arufua * 44 isopuchirufueniru * puropionsanno seizoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5176233A (en) | 1976-07-01 |
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