JPS5838283A - ビンカミン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする脳塞栓症治療剤 - Google Patents

ビンカミン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする脳塞栓症治療剤

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JPS5838283A
JPS5838283A JP57119691A JP11969182A JPS5838283A JP S5838283 A JPS5838283 A JP S5838283A JP 57119691 A JP57119691 A JP 57119691A JP 11969182 A JP11969182 A JP 11969182A JP S5838283 A JPS5838283 A JP S5838283A
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    • C07D461/00Heterocyclic compounds containing indolo [3,2,1-d,e] pyrido [3,2,1,j] [1,5]-naphthyridine ring systems, e.g. vincamine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビンカミン誘導体、すなわち式(り:1 で表わされる新規な化合物13&−エチル−2,6゜5
.6.15m、15b−へキサヒドロ−IH−インドロ
−(5゜2.1−デ)−ピリド−(5,2,1−ij 
)(1,5)す7チリジンー12−フタリジルカルぽキ
シレート、その製法およびそれを有効成分とする医薬組
成物に関する。
この化合物(I)(以下、AP698という)は、アタ
リジレ了ボビン力ミネーシともいえるものであり、脳塞
栓症治療作用(cerebral 5uboliaac
tivity )を有し、低毒性でありかつ薬力学的に
好ましい作用を示す。したがって本発明のAP698を
有効成分とする医薬組成物は、脳循環の劣化によって生
じる脳血管性罹患および組織的なあるいは機能的な症候
群の治療に有効である。
本発明のAP698は、式(I): 1 テ表わされるブロモ7タリドと一般式(I):で表わさ
れるアポビンカミン酸の金属塩(式中、M・はアルカリ
金属原子または当量のアルカリ土類金属原子を表わす)
とな反応させてえられる。
この反応は、金属原子勘としてカリウムを用い、ジメチ
ルスルホ中シト、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ヘキサメチルホスホルトリアミドなどの非テロ)ン
性極性溶媒中、温度O〜60’Oの範囲、より好ましく
は室温で行なうことにより反応が促進される。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はかかる実施例
のみに限定されるものではない〇実施例 アポビンカミン酸のカリウム塩59 (0,(N38モ
ル)をN、M−ジメチルホルムアミド40m1に溶解し
、この溶液にブロモ7タリド5.099(0,0158
モル)とスパチュラひとさじのヨウ化カリウムを触媒と
して加えた。室温で放置して反応を進行させた。反応生
成物は薄層クロマトグラフィー(溶離剤8酢酸エステル
/ベンゼン70 : 50 )により確かめた。約1時
間ののち反応が完了し、溶媒を蒸発させ、残渣を水で洗
浄し、酢酸エチルから抽出した。有機層を乾燥し溶媒を
蒸発させ、残渣をエタノールに溶解し、カーボンシーラ
イトを用いて熱−遍により晶出させると融点190°a
の結晶析出物3.5511 (55襲)かえられた。
この物質の分析データをつぎに示す。
元素分析値:028H26N204(分子量454Jと
して)理論値((転)= 074.0D H5,72m
6.16実測値慎) : 861.96116.55 
M 18.36赤外1111収スペクトル(溶媒:ヌジ
ョール、単位: am″″1) 1775 (ss、ラクトンのC−0)、1748 (
@、ニスfk(D O+ee O)、1650 (m−
アルケンの0−a)、1600 (wa、芳香族の0−
0)、970 (* 、O−0)。
960(s、00) 11MRスペク)ル(J値):(溶媒: 0DO13、
内部標準: TM8 ) o、9(t%3H,−0H2−%)% 1.8(u% 
2H。
−QH,−OH,)、4.1 (s %IH%hOxy
、b )、6−25 (s%IH−=OH)、7〜B(
ff1.芳香環9H,[H%0−0H−0) 以下に本発明のムP698の急性毒性試験および薬理学
的試験を示す。
(1)急性毒性試験 試験はラットを用いて行ない、AP698を単独で経口
および腹腔内投与した。LD5゜値はリッチフィールド
とウイルコクスンの方法(T、Pharmacol。
1!ixp、 ?her&p、* 1949.96%9
9参照)により決定した。結果を第1表に示す。
第    1    表 (2)薬理学的試験 (A)ラビットを用いた脳の2血による起電力(sle
ctrogeneslg )の衰退効果試験はウサギの
右腕頭部および左鎖骨下の動脈を3分50秒間閉鎖して
脳に2血を生ぜしめた。
大脳における2血効果はラビツ)の皮質域に移植した電
極を用い、Bor冨・1xらの1A丁システム(198
0年の11410回ザルツプルグ会議で発表されたもの
)にしたがって脳波により観察した。
すべてのパラメータを検討した結果、2血操作の最終段
階でAP698を静脈内に投与するとその投与量に依存
した治療効果を示すことが、最低投与量(Q、5mp/
’lcp体重)においても明らかになった。第2表にそ
の結果を示す。
第2表より被験動物はコントロールのばあいと比較する
と、脳波の回復が速く、皮質の刺激に対する反応が速い
ことが確認でき、2血操作以前の被験動物が示したデー
タと比較しても、より短い時間で回復したことがわかる
データの定量分析によれば、AP69Bは2血により生
ずるある程度の数の異常な脳波を乏血時および2血後に
排除もしくは減することができることが観察された。
とくにフントロールのばあいには生じずAP698を投
与したばあいに発現する脳波の特徴としては、 (1)シータリズムの周波数が増加せず、10〜20分
後のシータリズムの振幅が減少することはなく、比較表
示時間(relative r@presentati
on ti−mes)が消えない。
(2)ベータリズムはコントロールのばあいよりもその
減少度が小さい。
シ〜り+ ベータ ”r”kl  Tyvy7の比率は、コン)ロールのば
あいよりも14分後から25分後の間における減少度が
小さい。
(至))低圧下における低酸素症による死亡率の変化試
験はマウスを容器に入れ、容器内圧力を190mmHp
まで低下させてマウスの生存する時間を測定することに
よって行なった。コントロールの被験動物の生存時間を
確認したのち、ムP698の投与量を変えて投与し、生
存時間を調べた。結果を第6表に示す。
ムP698を投与したマウスには実質的な生存時間の延
長がみられた。
(0)平滑筋組織における効果 ラビットから摘出した回腸を用いて行なった。
ムP698はかなりのマイオレラクシアント効果(my
orelazant aotivity )があること
が証明され、その効果は同様の試験状態のもとてビンカ
ミンが示すものよりも明らかに高い効果を示した。この
緊張と収縮の振幅における効果は、平常の筋組織とナト
リウムまたはセ四トニンにより緊張状態にした筋組織の
両者にみられた。
φ)薬力学試験 酵素加水分解の薬力学試験は、ラットを用いてトリチウ
ムでラベルされたAP698の経口投与後、試験管内と
生体内の両方で行なった。
公知のビンカミン類と比較すると、ムP698はつぎの
薬力学的特徴を有していた。
(a)ラットの血漿でムP698をインキュベートし・
生じたアポビンカミン酸をガスクロマトグラフィーによ
って測定することにより決定された試験管内での酵素加
水分解における半減期は7.3分であった。
−)ラットを用いた生体内試験において、血漿中にAP
698とアポビンカミン酸とが共存していることが判明
した。そしてこのAP69Bの半減期は72分であり、
生体内でムP698から生じたアポビンカミン酸の半減
期は7.5時間であった。
このことよりAP 698を投与することにより生ずる
アポビンカミン酸の持続性は、ビンカミンと比較してム
P698が活性(潜伏期間および低毒性のいずれの点に
おいてもすぐれていることがわかる。
本発明の医薬組成物は経口または非経口のいずれにおい
ても投与可能である。
つぎに本発明の医薬組成物の処方例を示す。
処方例1 人P698を5〜50町含有するカプセル処方例2 AP698を5〜50119含有する錠剤処方例6 AP698を5〜15ymy含有する筋肉内および静脈
内投与用アンプル 処方例4 AP698を1〜5≦含有するドリップe許出願人  
アウソニア・ファルマチェウチチ・エツセ・エルレΦエ
ルレ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(I): 1 で表わされる15m−エチル−21,5,6,15&1
    15b−ヘキすヒト0− [H−インドロ−(S、2.
    1−デ)−ピリド−(5,2,1−1j )(1,5)
    す7チリジンー12−7タリジルカルポキシレート。 式(I) : I で表わされるブ田モフタリドと一般式(■)=(式中、
    勘はアルカリ金属原子または当量のアルカリ土類金属原
    子を表わす)で表わされるアポビンカミン酸の金属塩と
    を反応させることを特徴とする式(I): で表わされる15a−zチル−2t5e5+6,15a
    、 15b−ヘキサヒドロ−1H−インドロ−(5,2
    ,1−デ)−ピリド−(5,2,1−1j )(1,5
    )ナフチリジン−12−フタリジルカルボキシレートの
    製造法。 6 前記アポビンカミン酸の金属塩がカリウム塩である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の製造法。 4 非プロトン性極性溶媒中で反応を行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項または第6項記載の製造法
    。 5 前記非プロ)ン性極性溶媒がジメチルホルムアミド
    であることを特徴とする特許−求の範il!第4項記載
    の製造法。 6 式(I): で表わされる15&−エチル−2m5e5.6e 15
    m、 15b−ヘキサヒト四−IH−インドロ−(5,
    2,1−デ)−ピリド−(5,2,1−g )(1,5
    )す7チリジンー12−フタリジルカルボキシレートを
    有効成分とする脳塞栓症治療作用を有する医薬組成物。
JP57119691A 1981-07-21 1982-07-08 ビンカミン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする脳塞栓症治療剤 Expired JPS6036437B2 (ja)

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IT23039A/81 1981-07-21
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GB2103602B (en) 1985-02-06
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