JPS5838243A - フエニルエステル類 - Google Patents
フエニルエステル類Info
- Publication number
- JPS5838243A JPS5838243A JP57108757A JP10875782A JPS5838243A JP S5838243 A JPS5838243 A JP S5838243A JP 57108757 A JP57108757 A JP 57108757A JP 10875782 A JP10875782 A JP 10875782A JP S5838243 A JPS5838243 A JP S5838243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- substituted
- alkylene
- lower alkyl
- single bond
- Prior art date
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- Pending
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なフェニルエステル類、更に詳細には、次
の一般式中で表わされるフェニルエステル類及びその塩
類に関する。
の一般式中で表わされるフェニルエステル類及びその塩
類に関する。
R−h−coo台P−co−t+ (。
式中、
R:1〜3個の低級アルキル基、アシル基で置換されて
もよいフェニル基:2又は4個の水素原子で部分的に飽
和されていてもよいナフチル基:低級アルキル基、アル
コキシ基で置換されてもよいインドール基;インダン基
、ム:単結合、アルキレン基又はビニレン基、P:単結
合、アルキレン基、窒素原子を介してベンゼン櫨と結合
しているアルキレン基であり、該アルキレン基はアミノ
基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基で置換されてい
てもよく、該窒素原子はアシル基で置換されていてもよ
い、 って、水素原子、低級アルキル基、アシル基、アミノア
ルキル基、アミノアシルオキシアルはメチル基、ピロリ
ジノカルボニル低級アルキル基、アニリノカルボニル低
級アルキル基を示す)、 但し、Qがジ低級アルキルアミノエチルアミノ基、Pが
単結合を示し、ムが単結合でRが置換基を有してもよい
フェニル基の場合及びムがメチレン基でRが置換基を有
してもよいインドシール又はナフチル基の場合を除く。
もよいフェニル基:2又は4個の水素原子で部分的に飽
和されていてもよいナフチル基:低級アルキル基、アル
コキシ基で置換されてもよいインドール基;インダン基
、ム:単結合、アルキレン基又はビニレン基、P:単結
合、アルキレン基、窒素原子を介してベンゼン櫨と結合
しているアルキレン基であり、該アルキレン基はアミノ
基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基で置換されてい
てもよく、該窒素原子はアシル基で置換されていてもよ
い、 って、水素原子、低級アルキル基、アシル基、アミノア
ルキル基、アミノアシルオキシアルはメチル基、ピロリ
ジノカルボニル低級アルキル基、アニリノカルボニル低
級アルキル基を示す)、 但し、Qがジ低級アルキルアミノエチルアミノ基、Pが
単結合を示し、ムが単結合でRが置換基を有してもよい
フェニル基の場合及びムがメチレン基でRが置換基を有
してもよいインドシール又はナフチル基の場合を除く。
本発明者は、すでにハイドロキシ安息香酸誘導体が優れ
たキモトリプシン阻害作用を有することを見出し、先に
特許出願した(特開昭55−149240号)。
たキモトリプシン阻害作用を有することを見出し、先に
特許出願した(特開昭55−149240号)。
本発明者は、更にこれと類縁の化合物を合成し、その薬
理作用を調べていたところ、前記一般式(1)で表わさ
れる新規なフェニルエステル類及びその塩類が特異的に
キモトリプシン阻害作用を有することを見出し、本発明
を完成した。
理作用を調べていたところ、前記一般式(1)で表わさ
れる新規なフェニルエステル類及びその塩類が特異的に
キモトリプシン阻害作用を有することを見出し、本発明
を完成した。
従って、本発明は、キモトリプシン阻害作用に基づく用
途、例えばヒト又は動物の膵臓疾患治療剤、インシュリ
ンとの配合剤として、更に生鮮食料品、例えば肉、魚等
の保存剤として有用な(1)式のフェニルエステル類及
びその塩類を提供するものである。
途、例えばヒト又は動物の膵臓疾患治療剤、インシュリ
ンとの配合剤として、更に生鮮食料品、例えば肉、魚等
の保存剤として有用な(1)式のフェニルエステル類及
びその塩類を提供するものである。
本発明の(11式の化合物におけるR1及びR,のアミ
ノアシルオキシ基中の「アミノアシル′基」としては、
例えば、リジン、グリシン、デルコシン、プロリン等の
アミノ酸から導かれたものが好ましい、これらのアミノ
基はベンジルオキシカルボニル基勢で保腰されるのが好
ましい。
ノアシルオキシ基中の「アミノアシル′基」としては、
例えば、リジン、グリシン、デルコシン、プロリン等の
アミノ酸から導かれたものが好ましい、これらのアミノ
基はベンジルオキシカルボニル基勢で保腰されるのが好
ましい。
本発明の(11式の化合物は、例えば次の反応式に従っ
て、4−置換フェノール類(厘)にカルボン酸類(組を
反応させることにより製造できる。
て、4−置換フェノール類(厘)にカルボン酸類(組を
反応させることにより製造できる。
(1)(組
(1)
(式中、R,ム、P、Qは前記と同じ)化合物(1)と
(1)の反応は一般のエステル化反応と同様にして実施
される。すなわち、(1式の化合物の反応性誘導体、例
えば酸ハロデニド、酸無水物、混合酸無水物、活性エス
テル又はアジド等に(11式の化合物を反応させる方法
、(I)及び(1)式の化合物をジシクロへキシルカル
ボジイミド等の脱水剤の存在下反応させる方法等が有利
に採用される。
(1)の反応は一般のエステル化反応と同様にして実施
される。すなわち、(1式の化合物の反応性誘導体、例
えば酸ハロデニド、酸無水物、混合酸無水物、活性エス
テル又はアジド等に(11式の化合物を反応させる方法
、(I)及び(1)式の化合物をジシクロへキシルカル
ボジイミド等の脱水剤の存在下反応させる方法等が有利
に採用される。
このようにして得られた化合物(1)は、更に常法によ
り、例えば塩酸、硫酸、リン酸および臭化水素酸等の無
機酸塩、酢酸、ゾロビオy酸、マレイン酸、フマル酸、
酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、べ/ゼンスルホ
ン酸およびトルエンスルホン酸郷の有機酸塩あるいはナ
トリウム、カリウム等の無機塩、トリスハイドロキシメ
チルアミツメクン塩等に導くことができる。
り、例えば塩酸、硫酸、リン酸および臭化水素酸等の無
機酸塩、酢酸、ゾロビオy酸、マレイン酸、フマル酸、
酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、べ/ゼンスルホ
ン酸およびトルエンスルホン酸郷の有機酸塩あるいはナ
トリウム、カリウム等の無機塩、トリスハイドロキシメ
チルアミツメクン塩等に導くことができる。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1
N−ベンシルオキシカルボニル−〇−(β−インドール
アセチル)−L−チロシルジメチルアミド: β−インドール酢22.059 (、11,7ミリモル
)及びN−ベンジルオキシカルボニル−L−チロシンジ
メチルアミド2,0 # (5,8ミリモル)のテトラ
ヒrロフラン20w1l溶液にジシクロへキシルカルボ
ジイミド2.41 g(11,7ミリモル)を加え、室
温で一夜攪拌する。生じた不溶物を戸去し、母液を減圧
濃縮後、酢緻エテルに溶かし、飽和重辰酸ナトリウム溶
液及び飽和食塩水にて洗浄する。
アセチル)−L−チロシルジメチルアミド: β−インドール酢22.059 (、11,7ミリモル
)及びN−ベンジルオキシカルボニル−L−チロシンジ
メチルアミド2,0 # (5,8ミリモル)のテトラ
ヒrロフラン20w1l溶液にジシクロへキシルカルボ
ジイミド2.41 g(11,7ミリモル)を加え、室
温で一夜攪拌する。生じた不溶物を戸去し、母液を減圧
濃縮後、酢緻エテルに溶かし、飽和重辰酸ナトリウム溶
液及び飽和食塩水にて洗浄する。
次いで、これを無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮
し、得られた油状物をシリカrルカ2ムクロマトグラフ
(溶出系;クロロホルム−メタノール(50:1))に
付しn製すれば、融点156〜155℃の淡黄色粉末1
.10 g(収率39.4チ)が得られる。
し、得られた油状物をシリカrルカ2ムクロマトグラフ
(溶出系;クロロホルム−メタノール(50:1))に
付しn製すれば、融点156〜155℃の淡黄色粉末1
.10 g(収率39.4チ)が得られる。
元素分析値 (’1lHfi。N、O,)計算値(*)
: 06B、9B、 H6,00、N 8.621!
側値(1g) : 069.00、 H6,03、M
8.50実施例2〜4 実施例1と同様に処理して、第1表の化合物を得た。
: 06B、9B、 H6,00、N 8.621!
側値(1g) : 069.00、 H6,03、M
8.50実施例2〜4 実施例1と同様に処理して、第1表の化合物を得た。
以下余白
実施例5
M−(2−ジメチルアミノエチル)−11−(ベンゾイ
ル)−p−(ぺyジイルオキシ)ベンズアミド・塩酸塩
: y−(2−ジメチルアミノエチル)−p−ヒドロキシベ
ンズアミド4.07 g(19,5ミリモル)及びトリ
エチルアミン5.611kl(40ミリモル)のジメチ
ルホルムアミド251溶液に、水冷下ベンゾイルクロリ
ド4.67117(40ミリモル)を滴下する。室温で
2時間攪拌した後、不溶物を炉去し、母液に0.5N塩
酸50ゴを加え、酢酸エチルにて洗浄する。水層を飽和
重炭酸ナトリウム溶液にて中和後、酢酸エチルにて抽出
する。飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮すると粗結晶が得られる。
ル)−p−(ぺyジイルオキシ)ベンズアミド・塩酸塩
: y−(2−ジメチルアミノエチル)−p−ヒドロキシベ
ンズアミド4.07 g(19,5ミリモル)及びトリ
エチルアミン5.611kl(40ミリモル)のジメチ
ルホルムアミド251溶液に、水冷下ベンゾイルクロリ
ド4.67117(40ミリモル)を滴下する。室温で
2時間攪拌した後、不溶物を炉去し、母液に0.5N塩
酸50ゴを加え、酢酸エチルにて洗浄する。水層を飽和
重炭酸ナトリウム溶液にて中和後、酢酸エチルにて抽出
する。飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮すると粗結晶が得られる。
これをシリカゾルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
:クロロホルム−メタノール5:1)にて精製すると2
.70 、SFの結晶が得られる。これをクロロホルム
10111tに溶解し、等モルの塩化水素を含むジオキ
サン溶液を加えた後エーテルな加えると融点185〜1
86℃の無色結晶2.88 #(収率55.5 % )
が得られる。
:クロロホルム−メタノール5:1)にて精製すると2
.70 、SFの結晶が得られる。これをクロロホルム
10111tに溶解し、等モルの塩化水素を含むジオキ
サン溶液を加えた後エーテルな加えると融点185〜1
86℃の無色結晶2.88 #(収率55.5 % )
が得られる。
元素分析値(0□HON、04・Hot)計算値(−)
二O66,50、H5,56、M6.18実側値(%)
: 066.24、H5,42、N <5.08実施
例6〜26 実施例5と同様に処理して第2表の化合物を得た。
二O66,50、H5,56、M6.18実側値(%)
: 066.24、H5,42、N <5.08実施
例6〜26 実施例5と同様に処理して第2表の化合物を得た。
以下余白
実施例8.9.12.16.14.15.26及び27
で得られた化合物を常法に従って接触還元して脱ベンジ
ルオキシカルボニル化し、第3表の化合物を得た。
で得られた化合物を常法に従って接触還元して脱ベンジ
ルオキシカルボニル化し、第3表の化合物を得た。
以下余白
第1頁の続き
0発 明 者 永倉正彦
狭山型狭山台3−26狭山台団地
5−10−503
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 次の一般式(1)で表わされるフェニルエステル
類及びその塩類。 式中、 R:1〜6個の低級アルキル華、アシル基、で置換され
ていてもよいフェニル基;2又は4個の水Ic原子で部
分的に飽和されていてもよいナフチル基;低級アルキル
基、アルコキシ基で置換されてもよいインドール基;イ
ンダン基、ム:単結合、アルキレン基又はビニレン基、
P:単結合、アルキレン基、窒素原子を介してぺ/ゼン
壌と結合しているアルキレン基であり、該アルキレン基
はアミノ基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基で置換
されていてもよく、該fiIi素原子はアシル基で置換
されていてもよい、 って、水素原子、低級アルキル基、アシル基、アミノア
ルキル基、アミノアシルオキシアルキル基を示す)又は
基−Ml−R,(ここでRsはメチル基、ピロリジノカ
ルボニル低級アルキル基、アニリノカルボニル低級アル
キル基を示す)、 但し、qがジ低級アルキルアミノエチルアミノ基、Pが
単結合を示し、Aが単結合でRが置換基金有してもよい
フェニル基の場合及びムがメチレン基でRが置換基を有
してもよいインドール又はナフチル基の場合を除く。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57108757A JPS5838243A (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | フエニルエステル類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57108757A JPS5838243A (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | フエニルエステル類 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6036280A Division JPS56158737A (en) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | Phenyl ester |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838243A true JPS5838243A (ja) | 1983-03-05 |
Family
ID=14492728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57108757A Pending JPS5838243A (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | フエニルエステル類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0128007A2 (en) * | 1983-06-02 | 1984-12-12 | Kowa Company, Ltd. | Phenyl tetrahydronaphthylcarboxylate derivatives |
-
1982
- 1982-06-24 JP JP57108757A patent/JPS5838243A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0128007A2 (en) * | 1983-06-02 | 1984-12-12 | Kowa Company, Ltd. | Phenyl tetrahydronaphthylcarboxylate derivatives |
US4620005A (en) * | 1983-06-02 | 1986-10-28 | Kowa Co., Ltd. | 1-isopropyl-4[(4-tetrahydro-1-naphthoyloxy phenyl)(alkylene)-carbonyl(oxymethlcarbonyl)]piperazines having chymotrypsin-inhibitory activity |
EP0128007A3 (en) * | 1983-06-02 | 1987-12-02 | Kowa Company, Ltd. | Phenyl tetrahydronaphthylcarboxylate derivatives |
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