JPS5838122B2 - ドウリヨクノウキノサギヨウキシヨウコウソウチ - Google Patents

ドウリヨクノウキノサギヨウキシヨウコウソウチ

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JPS5838122B2
JPS5838122B2 JP6488275A JP6488275A JPS5838122B2 JP S5838122 B2 JPS5838122 B2 JP S5838122B2 JP 6488275 A JP6488275 A JP 6488275A JP 6488275 A JP6488275 A JP 6488275A JP S5838122 B2 JPS5838122 B2 JP S5838122B2
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JP
Japan
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control
lever
operating
rod
depth
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JP6488275A
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二郎 石井
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、農用トラクタ等動力農機における作業機の昇
降コントロール装置に関するものである。
すなわち、農用トラクク等に装備されている操作レバー
によるコントロールバルブの操作でもってリフトアーム
を油圧作動し作業機を昇降する装置であって、作業時に
おいて操作レバーの操作位置に対応して本機に対する作
業機の吊上げ高さを一定設定量に維持制御するポジショ
ンコントロール状態と、作業機の地表面に対する吊上げ
高さの変化を感知して常に該地表面に対する高さを一定
設定量に維持制御するデプスコントロール状態との両コ
ントロール操作が行なえ、かつデプスコントロール状態
に於いて、昇降用操作レバーの一定以上の上げ操作によ
り作業機昇降制御状態がポジションコントロール状態へ
と転換され人為的に作業機を所望高さに上昇維持し得る
と共に、前記ポジションコントロール状態への転換タイ
ミングを任意に変更し得る作業機の昇降装置である。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は農用トラクタの側面図を示し、後方2輪1を軸
架する後部ケース2の上部に油圧ケース3を載設して該
ケース3の両側には回動軸4中心に往復回動できる油圧
リフトアーム5,5を後方に向けて配設し、油圧ケース
3の前部上方に固設したコントロールバルブ6にはスプ
ール7を摺動自在に油圧制御できるように装着し、油圧
ケース3内には油圧シリンダー内のピストン8を往復動
自在にして該ピストン8の往復動によ0ロツドならびに
クランク構造を介してリフトアーム5,5の端が上下昇
降動できるよう構威し、コントロールバルブ6の後部か
ら後方に突出するスプール7の端部7′が中立位置から
押されて退入方向に作動されると油圧作動によ0シリン
ダー内に作動油が流入しピストン8の後方への移動でリ
フトアーム5,5が上昇向きに回動し、端部7′がコン
トロールバルブ内部のスプリング圧により中立位置から
進出するよう突出移動すると作業機の重量による圧でシ
リンダー内の作動油は逃げピストン8は前方に移動する
とともにアーム5が降下回動し、またその中間のスプー
ル7が中立の位置ではシリンダー内へ作動油は流入する
ことも流出することもなくピストンが固定状態となって
アーム5は停止して作業機を吊り下げるよう構或されて
いる。
また、後部ケース2の後方にはロワーリング9等の3点
リンク機構を介して作業機であるセンタードライブ形ロ
ータリ一作業機Rを装着し、油圧リフトアーム5に連結
するリフトロツド10によ灼作業機Rを昇降自在に設け
る。
座席Zの右側方であるところの油圧ケース3の右側方に
は円弧溝11を有するガイド板12を固設し、ブラケッ
ト13.13’に回動自在に支架される支軸14の端部
に下端を固着した操作レバー15を支軸14の軸心を中
心にして回動できるように設け、操作レバー15に取0
つけた弾圧支持具16を円弧溝11にそって移動または
停止保持できるように設ける。
なお、この円弧溝11には操作レバー15の下限のスト
ッパーであるところのセット具11′に位置調節自在に
設けてある。
前記支軸14の機体中心側の端部にはその下方局面より
外方に突出するピン17を溶接によ0固着し、該ピン1
7には作動レバー18を遊嵌状に挿着して、ピン17位
置よ0下方位における作動レバー18の下部前面を前記
スプール7の端部7′に当接させ、ピン17位置の上方
位である作動レバー18の上部に係着した引張スプリン
グ19の端部を油圧ケース3後部上方のドレーン20に
係着する。
また、操作レバー15の反対側におけるブラケツt−2
1,21’には前記支軸14の軸心に対して後方に位置
がずれる軸心の作動軸22を回動自在に架設し、作動軸
22の端部に固設した径大筒金23の上方側周面から外
方に突出する作動ピン24を溶接により固着し、該作動
ピン24が支軸14のピン17位置より上方における作
動レバー18の背面に当接するように設け、ブラケット
21′よ0外方に突出する作動軸22の端部には長いフ
ィードバックレバー25の上端を溶接により同体に固設
し、該フィードバックレバー25の中央部位には孔26
を有する支持ピン27を回動自在に嵌拝する。
前記リフトアーム5の基部における回動軸4の端面には
連結板28の基部をボルト29によO固定し、連結板2
8の先端側には内方位にポジションコントロール用の孔
部Pを、外方位にデプスコントロール用の孔部Dをそれ
ぞれ穿設して両孔部P,Dを細溝30によ灼連通するが
、両孔部P,Dには、ポジションコントロール及びデプ
スコントロールの制御切換機構としてのを嵌入できて切
換レバー31の先端径小杆31′を細溝30内に嵌挿で
きるようにし、径小杆31′と連結板28内面との間に
圧縮スプリング32を介装し、切換レバー31の基部に
固着連設したロツド33の他端側を前記支持ピン27の
孔26に軸芯方向自由動可能に挿通し、切換レバー31
側とは反対側のロッド33端部に形或したねじ部33′
にダブルナットによるストッパー34を調節自在に螺着
する。
尚、該ストツパ34は、後述するデプスコントロール状
態かラホジションコントロール状態へと作業機昇降制御
状態を転換する転換機構であって、前記田ンド33上に
於けるダブルナットの位置変更によ0前記制御転換タイ
ミングを変更可能に構戊する。
次に作業機側の構造について説明するとロータリ一作業
機Rの側部にはそり形のセンサーSを取りつけるが、側
板35にボルト36,36により基板37をロータリー
機枠に取りつけて、基板37の下部に固設した横軸38
にはパイプよりなる杆製センサーSの上端に固設した横
筒体39を回動自由に嵌合してセンサーSが横軸38中
心に一定範囲において回動できるように設け、センサー
Sの上端側上部に固着した連結板40に上下2個の孔4
1を穿設し、基板3γの上端に回動自在に嵌挿した連動
杆42の端部にアーム43を固着し、アーム43が水平
状態の姿勢でその端部にロツド44の一端を回動自由に
連繋し、ロツド44の下端44aを前記孔41の下方孔
に回動自由に嵌挿して連繋し、ロツド44の中間部にボ
ルト45締めにより固定した取付金46に引張スプリン
グ47の一端を係着し、前記孔41と横筒体39の間に
おける横筒体39側の連結板40の部位に設けた係止孔
48に引張スプリング47の他端を係着する。
また、センタードライブ形の耕耘ケース49寄りにおけ
るロータリーフレーム50には上方に突出する支持板5
1を固設し、該支持板51に連動パイプ47を回動自由
に支架するが、前記連動杆42を連動パイプ42′に嵌
合して、両者に孔52を複数設けて係止ピン53を嵌挿
し両者を同体に連結できるようにして、延長爪軸等の装
着による耕耘幅延長にともなって側板35の取付位置が
横方向に変更すると、連動杆42と連動パイプ42′の
嵌合取付位置により伸縮できるように設ける。
前記支持板51から内方に突出した連動パイプ42′の
端部には下向きの作動アーム54を固設し、該作動アー
ム54の下端には前後方向の孔55を有する支持ピン5
6を回動自在に嵌拝する。
また、前記本機側のスプール7まわOのリンク装置とロ
ータリ一作業機R側のセンサーSまわ0の装置との連動
連結構造は、油圧ケース3の後部におけるワイヤー受け
具60に一端を他端をロータリーフレーム50の上部に
おけるワイヤー受け具61に係止したアウターワイヤー
62を挿通してインナーワイヤー63を配設し、該イン
ナーワイヤー63の前端は連結具64を介してフィード
バックレバー25の下端にピン等によ0枢支し、また後
端にはその長さ方向に多数の小孔57を有する耕深調節
杆58を連設すると共に、該耕深調節杆58を前記作動
アーム54の支持ピン56の孔55に摺動自在に嵌挿し
て支持ピン56の後方位となる小孔57、部の一つに松
葉ピン59等を着脱自在に係合する。
しかして、ポジションコントロール状態で作業機をリフ
トアーム5で吊り下げ上下昇降操作する場合には、まず
制御切換機構としての切換レバー31を引き該レバー3
1の小径杆31′部を細溝に泊って移動し、孔部Pに切
換レバー31を嵌挿係合するとともに、耕深調節装置部
であるところの耕深調節杆58の松葉ピン59を該杆5
8の後端の小孔57′に係合して、リフトアーム5の上
下回動範囲においては常に、フィードバックレバー25
とロータリ一作業機Rの作動アーム54を連動連結する
インナーワイヤー63を弛めた状態にする。
(この状態では作業機自体の相対地上位置高さが変化す
ることでセンサーSが上下動してもその動きはフィード
バックレバー25には伝達されない。
)そして、運転者が座席に位置して操作レバー15を第
2図の矢印イ方向に向けて上げ操作すると、同時に支軸
14とともにピン17が支軸14中心に回動し、上端を
引張スプリング19により後方に引張される作動レバー
18の下部がピン17により前方へ変動され、その前面
でもってスプール7の端部7′を押して退入させるとと
もにコントロールバルブ6を制御作動させてリフトアー
ム5が上昇し作業機を吊り上げるが、このリフトアーム
5の上げ回動にともない、常に引張スプリング19作動
レバー18ならびに作動ピン24等の連動構造でもって
作動軸22中心に(第2図においては)時計まわり向き
に回動加圧されてロツド33のストッパー34に支持ピ
ン21を接当して、支持されているフィードバックレバ
ー25を、前記リフトアーム5と同時回動する連結板2
8によ0、該板28の孔部Pに一方を連結したロツド3
3ならびにストッパー34で前記加圧向きとは逆向きの
反時計まわりに回動する。
このフィードバックレバー25の、リフトアーム5の上
げ回動に見合った動きによ0作動ビン24は操作レバー
15によって一定位置に維持されたピン17を中心とし
て作動レバー18を引張スプリング19に抗してその背
面から押し反時計向きに回動させることになり、作動レ
バー18の下部はコントロールバルブ6のスプール7と
は反対側に逃げ該スプール7は内部のスプリングによっ
て中立位置にまで進出移動して作動油のシリンダー内へ
の流入を止めリフトアーム5を操作レバー15の操作位
置に見合った所定の位置で上げ回動を停止する。
また、操作レバー15を矢印イとは逆向きに操作して作
業機を下げる時には、作動ピン24に接当した位置を中
心としてピン17が作動レバー18を反時計まわ0向き
に回動し、スプール7は中立位置からより進出してコン
トロールバルブ6を下げに制御する。
このためリフトアーム5は作業機の重量で下げ回動する
が、上げの場合と同様にリフトアーム5からのロツド3
3フィードバックレバー25および作動ピン24等のフ
ィードバック装置の上げとは逆の連動運動によって、作
動レバー18を引張スプリング19の加圧で時計まわ0
向きに回動し、スプール7を中立位置まで退入させ、操
作レバー15の操作位置に見合ったリフトアーム5の所
定回動位置で下げ回動を停止する。
この場合、ポジションコントロール状態における作業機
の吊0下げ高さの下限は円弧溝11のセット具11′の
位置をセットすることで行なう。
また、この状態ではセンサーSが接地する必要はなくセ
ンサーSの係止部S′の孔S“にロツド44の端を係止
して引き上げた状態にできる。
次に、デプスコントロール状態で作業機を吊り下げ上下
昇降操作する場合は、制御切換機構としての切換レバー
31を連結板28の孔部Dにセットすると共に、耕深調
節杆58の松葉ピン59を、該杆58の後端の小孔57
′から耕深調節を行なう多数の小孔57の内所定の一つ
の位置に係止する(第11図)(なお、後端の小孔57
′でも耕深調節は可能) そして、操作レバー15を矢印イとは逆の反時計向きに
回動して第16図に示された操作範囲(略60度)にお
ける下げ側の略40度範囲に位置すると、ピン17の反
時計向きの回動によって前記のごとく作動レバー18の
動きでスプール7は中立位置から進出しリフトアーム5
は降下回動してロータリー作動機Rは接地しロータリー
65が耕起作業態勢に入0、センサーSは地表に接当す
る。
その状態で、第9図ないし第12図に示す構成により常
に接地するセンサーSの連結板40に一端を係着する引
張スプリング47がその他端でもって取付金46を介し
ロツド44を下方に引張し、そのためにセンサーSは常
時接地方向に弾圧される状態とな01センサーSが耕耘
部の耕深に応じて接地しなから耕深が浅くなると下方に
下がる状態とな0、耕深が深くなると上方に上がるので
あるが、引張スプリング47の引張力によって前記セン
サーSの下方への加圧と共に該センサーSに連動連結さ
れている作動アーム54を第9,10図のごとく矢印口
向きに回動加圧し、松葉ピン59を端に係止した状態で
耕深調節杆58ならびに該杆に連結されたインナーワイ
ヤー63を矢印ハ向きに引張する。
よって、フィードバックレバー25はセンサーSの回動
位置に応じた位置に引張スプリング19に抗して第14
図に示すごとくインナーワイヤー63で傾斜回動され、
ストッパー34が支持ピン27から離れて支持ピン27
に対してロツド33は遊び状態とな0、リフトアーム5
からのフィードバック作動は完全に遮断され、ポジショ
ンコントロールは解除状態となる。
以上の操作レバー15を第16図の下げ側の略40度範
囲であるデプスコントロールD−C・範囲に位置した状
態では、ロータリ一作業機Rが一定の耕深よ0深く入り
こむと、センサーSは地表に接しているため作業機に対
して相対的に上方にスプリング47に抗して地表で押し
上げられロツド44の押し上げ、およびアーム43、作
動アーム54の逆矢印口方向への回動が行われ、支持ピ
ン56は松葉ピン59から離れる方向に向けて耕深調節
杆58上を移動しようとしてインナーワイヤー63を矢
印ハ方向に引作動するのを解除して弛める状態にするた
めにその移動した分だけフィードバックレバー25の支
持が解除され、ピン17に支持されている作動レバー1
8の上部カ引張スプリング19により後方に向け引張さ
れているので、その引張力によ0作動レバー18の背面
が作動ピン24を後方に押して、フィードバックレバー
25がインナーワイ−v−63の弛んだ分だけ引張して
時計まわ0向きに回動し、前記作動レバー18の下部が
前方へ移動することになり、スプール7が押し込まれる
ように作動されて油圧制御をなし、そこでリフトアーム
5は上げ回動し、耕深は浅くなるようにデプスコント.
1−ルが行なわれる。
又、この状態で耕深が一定の量より浅くなると、センサ
ーSは下方に回動することとなり、アーム43が矢印口
方向に回動し、運動杆42と連動パイプ42′および作
動アーム54が矢印口方向に回動して、支持ピン56が
松葉ピン59を引っかけながら耕深調節杆58およびイ
ンナーワイヤー63を矢印ハ方向に引くとともに、第1
4図に示すようにインナーワイヤー63の端部がフィー
ドバックレバー25の下端部を矢印ハ方向に向けて引作
動する。
その引作動によ0フィードバックレバー25が作動軸2
2中心に回動すると、筒金23、作動ピン24が反時計
方向に回動して、作動ピン24が作動レバー18を引張
スプリング19に抗して前方に押すことになり、ビン1
7を軸にして作動レバー18の下部が後方に可動される
ので弾圧されているスプール7は外方に突出する方向に
移動するとともに油圧制御によ0リフトアーム5を下げ
方向に作動し、そこで耕深が深くなるようデプスコント
ロールが行なわれる。
以上の通り、センサーSが接地して耕深(作業機の吊切
上げ高さ)を感知しながらデプスコントロールを行なう
のであるがその感知による耕深調節を行なう場合は、耕
深調節杆58の小孔57,57′に対する松葉ピン59
の取付位置をインナーワイヤー63側に位置係止すると
耕深が深くなり逆にインナーワイヤー63から離れた小
孔はど耕深を浅くできて作業時の耕深微調整を行なう。
またロツド44の下端44aを連結板40における上下
の孔41に対し連結位置を変更することによ0犬なる耕
深調整ができる。
この場合、デプスコントロールD−C・範囲における操
作レバー15の操作位置を円弧溝11のセット具11′
によって一定位置に停止する様にしておけば、センサー
Sからのフィードバックによってスプール7を作動する
作動レバー18をピン17でスプール7に対し一定位置
に枢支でき、作業時の耕深の設定を前記2種の調節と合
いまって所定設定量にセットできる。
本装置では前記のことから、操作レバー15はD−C・
範囲の上方側から(第16図ではD−C・範囲の右側か
ら)略5〜10度前後の一定位置にセットする様にガイ
ド板12のセット具11′の係止位置がラベル11“に
よって表示されている。
デプスコントロール状態において前記ラベル11“にセ
ット具11′をセットして操作レバー15をセット具1
1′に接当する位置に操作し所定の耕深に設定できるの
であるが該状態であれば他の耕深調節がどこにあろうと
も、下車した運転者がセンサーSを上限に手でもって回
動するだけでリフトアーム5は該アームの上限近くまで
ロータリ一作業機Rを吊0上げ、ロータリ一作業機Rの
内部状態を下方から容易にチェックできる。
なお、前記デプスコントロール状態におけるセット具1
1′による操作レバー15の下限の規制は、該位置をD
−C・範囲内で下方位置に操作する程ピン17、作動レ
バー18ならびにスプール7の位置関係から耕深を深く
することになる。
また、前記のことからデプスコントロール状態では操作
レバー15の停止位置の位置決めならびにロツド44の
連結板40における係止を定めることで、耕深調節杆5
8自体に作業機の耕深量を目盛り表示できる。
次に、デプスコントロール状態での前記第16図におけ
るデプスコントロールD−C・範囲以外の上げ側の略2
0度範囲であるポジションコントロールP−C・範囲に
操作レバー15を位置すると、第13図に示された状態
にまでリフトアーム5が上昇回動するため、切換レバー
31を孔部Dに位置していてもフィードバックレバー2
5は、ロツド33のストッパー34と支持ピン27の接
当ならびに連結板28の移動(こともなって反時計{司
きに回動され、リフトアーム5の動きがコントロールバ
ルブ6にフィードバックされるポジションコントロール
状態となって、切換レバー31を孔部Pにセットしたポ
ジションコントロール状態と同様の作動で、操作レバー
15の位置に見合ったリフトアーム5の昇降位置に維持
できる。
なおこの場合、当然インナーワイヤー63は弛んだ状態
である。
以上の構戊において、ストッパー34はリフトアーム5
の最大上げ位置を設定調節するものであって、リフトア
ーム5が最大上げ位置にある状態で、支持ピン27と孔
部Pおよび孔部Dまでのそれぞれの距離が第2図に示す
ごとく同一になるように設定しており、孔部P,Dの前
記の位置構成によ0リフトアーム5が最大上げ位置から
降下回動するにともなって、支持ピン27と孔部Dの距
離が支持ピン27と孔部Pの距離よ0徐々に短かくなる
よう構戒されている。
また、前記ストッパー34は、前記制御切換機構として
の切換レバー31を連結板2Bの孔部Dにセットして得
られたデプスコントロール状態に於いて、該状態からポ
ジションコントロール状態へと作業機昇降制御状態を転
換する転換機構であって、前記ロツド33上に於けるダ
ブルナット位置を変更することにより、リフトアーム5
の動きがフィードバックレバー25を介してコントロー
ルバルブ6にフィードバックされるタイミングを変更可
能としている。
以上でもって構造およびその作動について説明したよう
にポジションコントロール状態およびデプスコントロー
ル状態の切換えができるが、切換レバー31を孔部Pに
位置したポジションコントロールの状態にあっては、操
作レバー15をガイド板12の円弧溝11に泊って移動
することによってその操作レバーの操作範囲略60度に
わたって該レバーの位置に見合った位置にリフトアーム
5は移動停止して作業機を昇降できる。
また、切換レバー31を孔部Dに位置したデプスコント
ロールの状態では、操作レバー15を下げてD−C・範
囲に位置すると操作レバーに関係なくセンサーSだけの
動きにより作業機の対地高さが一定の高さに自動調節さ
れ、特に操作レバーをD−C・範囲の中で所定位置に操
作すると作業機は所定設定高さに作業中維持され、レバ
ー15をP−C・範囲に位置するとデプスコントロール
状態は解かれてポジションコントロール状態に転換して
作業機を高く吊0上げることができる。
なお、切換レバー31の切換え操作および耕深調節杆5
8の松葉ピン59による耕深調節操作は、両者とも運転
者が座席Zに乗車した状態ででき、特に後者の操作はロ
ータリ一作業機を最犬に吊O上げた状態で後方に向かっ
て行なえば調節でき、耕深調節杆58と作動アーム54
の係止をネジ式にすれば耕深は無段に調節可能となる。
このように本発明は動力農機の作業機昇降装置において
、該昇降装置を制御するコントロールバルブ等の制御装
置に、動力農機の本機に対する作業機の吊上げ高さを検
出したポジションコントロール信号と地表に対する作業
機の吊上げ高さを検出したデプスコントロール信号の両
者を選択的にフィードバック呵能な制御切換機構を設け
ると共に、前記制御切換機構の操作によ0得たデプスコ
ントロール状態に於いて、作業機昇降用操作レバーの一
定以上の上げ操作により作業機昇降制御状態がポジショ
ンコントロール状態へと転換スる制御転換機構を設け、
さらに該制御転換機構の制御転換タイミング設定を変更
可能に構或したことから、平釦な圃場では作業機を本機
機体に対し一定の設定量に吊0上げて作業ができ、また
うねり状の凹凸のある圃場では地表に対して一定の設定
量に吊O上げて作業ができ、特に上記デプスコントロー
ル状態での作業中、作業機昇降用操作レバーの一定以上
の上げ操作のみによって、容易にポジシヨンコントロー
ル状態へと制御状態を容易に転換でき、センサー等の作
動不良によ0適正なデプスコントロールを行ない得ない
ような事態が発生した場合等、煩雑な制御転換操作を要
することなく人為的に作業機を所望高さに上昇維持する
ことができ、さらに前記ポジションコントロール状態へ
の制御転換タイミング設定を変更可能としたことによ0
1制御転換後のポジションコントロール状態での作業機
上昇維持域を任意に変更することができ、作業精度を極
めて正確なものとし得る等、顕著なる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実症例を示し、第1図は農用トラクタの
側面図、第2図はその一部の拡大図、第3図は一部を断
面にしたその平面図、第4図はその一部の断面図、第5
図は第3図の一部を示し、第6図は第5図のI一iにお
ける断面図、第7図は第5図のn−H)における断面図
、第8図は第5図のI−I線における断面図、第9図は
第1図の一部の拡大図、第10図はその一部の拡大図、
第11図は第9図の一部の平面図、第12図は第10図
の反対側における側面図、第13図は要部の斜面図、第
14図は要部の説明図、第15図は第14図の作動説明
図、第16図は操作レバーの作動説明図である。 7・・・・・・スプール、6・・・・・・コントロール
バルブ、5・・・・・・リフトアーム、15・・・・・
・操作レハー、18・・・・・・作動レバー、25・・
・・・・フィートバックレバー、33・・・・・・ロツ
ド、28・・・・・・連結板、S・・・・・・センサ、
63・・・・・・インナーワイヤー、58・・・・・・
耕深調節杆。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 動力農機の作業機昇降装置において、該昇降装置を
    制御するコントロールバルブ等の制御装置に、動力農機
    の本機に対する作業機の吊上げ高さを検出したポジショ
    ンコントロール信号と地表に対する作業機の吊上げ高さ
    を検出したデプスコントロール信号の両者を選択的にフ
    ィードバック町能な制御切換機構を設けると共に、前記
    制御切換機構の操作によO得たデプスコントロール状態
    に於いて、作業機昇降用操作レバーの一定以上の上げ操
    作によ0作業機昇降制御状態がポジションコントロール
    状態へと転換する制御転換機構を設け、さらに該制御転
    換機構の制御転換タイミング設定を変更可能に構或した
    ことを特徴とする動力農機の作業機昇降装置。
JP6488275A 1975-05-29 1975-05-29 ドウリヨクノウキノサギヨウキシヨウコウソウチ Expired JPS5838122B2 (ja)

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