JPS5837969B2 - 静止誘導電器 - Google Patents
静止誘導電器Info
- Publication number
- JPS5837969B2 JPS5837969B2 JP54063827A JP6382779A JPS5837969B2 JP S5837969 B2 JPS5837969 B2 JP S5837969B2 JP 54063827 A JP54063827 A JP 54063827A JP 6382779 A JP6382779 A JP 6382779A JP S5837969 B2 JPS5837969 B2 JP S5837969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- tank side
- magnetic
- flange
- magnetic shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
- H01F27/366—Electric or magnetic shields or screens made of ferromagnetic material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、変圧器、リアクトル等のタンク側壁に巻線か
ら発生する漏えい磁束が鎖交することを防止するように
した静止誘導電器に関するものである。
ら発生する漏えい磁束が鎖交することを防止するように
した静止誘導電器に関するものである。
近年、変圧器やリアクトルなどの静止誘導機器が大容量
化され、これに伴ない巻線から生じる漏れ磁束が多くな
るため、タンク側壁と鎖交する磁束量も増加し、タンク
側壁に発生する損失を増加するとともに局部過熱を生じ
る原因となっている。
化され、これに伴ない巻線から生じる漏れ磁束が多くな
るため、タンク側壁と鎖交する磁束量も増加し、タンク
側壁に発生する損失を増加するとともに局部過熱を生じ
る原因となっている。
従って、漏れ磁束に基づく損失を低減するために、従来
からタンク側壁の高さ方向に、例えば、硅素鋼板等の磁
性材や、銅またはアルミニウム等の非磁性材を用いた磁
気シールドを取付けている。
からタンク側壁の高さ方向に、例えば、硅素鋼板等の磁
性材や、銅またはアルミニウム等の非磁性材を用いた磁
気シールドを取付けている。
第１図、第２図は磁気シールドとして磁性材を用いた従
来の誘導電器用磁気遮へい装置を示し、上下端を鉄心締
付金具５に固定された鉄心４に巻線１が巻回され、巻線
１及び鉄心４を内蔵するタンクのタンク側壁２の内壁に
は磁性材製の磁気シールド３が配置されている。
来の誘導電器用磁気遮へい装置を示し、上下端を鉄心締
付金具５に固定された鉄心４に巻線１が巻回され、巻線
１及び鉄心４を内蔵するタンクのタンク側壁２の内壁に
は磁性材製の磁気シールド３が配置されている。
そして超大容量変圧器は、製作上および輸送上の関係か
ら一体化したタンクを製作することが困難であり、この
ため、タンク側壁２ぱ上下で二分割する構造に形威され
、しかもその分割部分は、巻線１からの漏れ磁束６が最
も少ない上端部付近に設けられている。
ら一体化したタンクを製作することが困難であり、この
ため、タンク側壁２ぱ上下で二分割する構造に形威され
、しかもその分割部分は、巻線１からの漏れ磁束６が最
も少ない上端部付近に設けられている。
この分割部分で、タンク側壁２ぱ詳細を第２図に示如く
、上部フランジ１１ａを溶接固着された上タンク側壁２
ａと下部フランジ１ｌｂを溶接固着された下タンク側壁
２ｂとに分割されている。
、上部フランジ１１ａを溶接固着された上タンク側壁２
ａと下部フランジ１ｌｂを溶接固着された下タンク側壁
２ｂとに分割されている。
そして、上部フランジ１１ａと下部フランジ１１ｂとの
間には、ガスケット１４の両側に支持片１３ａ，１３ｂ
を配置し、フランジ端部を溶接され一体形成されている
。
間には、ガスケット１４の両側に支持片１３ａ，１３ｂ
を配置し、フランジ端部を溶接され一体形成されている
。
また、タンク側壁２が上下で二分割されているため、磁
気シールド３も上磁気シールド３ａと、下磁気シールド
３ｂとに分割され、上磁気シールド３ａは分割部分の上
タンク側壁２ａの下端に固定された受金具１２上部に接
して取付けられている。
気シールド３も上磁気シールド３ａと、下磁気シールド
３ｂとに分割され、上磁気シールド３ａは分割部分の上
タンク側壁２ａの下端に固定された受金具１２上部に接
して取付けられている。
上記従来の構造においては、上磁気シールド３ａと下磁
気シールド３ｂとの間が上下タンク側壁２ａ，２ｂと上
下部フランジｌｌａ，１１ｂとを溶接固着するための溶
接肉盛り部分と、受金具１２の上タンク側壁２ａへの溶
接のための溶接肉盛り部分と、支持片１３ｂの厚さによ
り必然的に大きな間隙部分を生じる。
気シールド３ｂとの間が上下タンク側壁２ａ，２ｂと上
下部フランジｌｌａ，１１ｂとを溶接固着するための溶
接肉盛り部分と、受金具１２の上タンク側壁２ａへの溶
接のための溶接肉盛り部分と、支持片１３ｂの厚さによ
り必然的に大きな間隙部分を生じる。
この分割部の間隙部において、上磁気シールド３ａの中
を通る漏れ磁束６のうちの大部分が、上タンク側壁２ａ
、上部フランジ１１ａから間隙中に漏れ、更に下部フラ
ンジ１ｌｂ、下タンク側壁２ｂの上部を経て下磁気シー
ルド３ｂに入ることになる。
を通る漏れ磁束６のうちの大部分が、上タンク側壁２ａ
、上部フランジ１１ａから間隙中に漏れ、更に下部フラ
ンジ１ｌｂ、下タンク側壁２ｂの上部を経て下磁気シー
ルド３ｂに入ることになる。
従って、上タンク側壁２ａ、上部フランジ１１ａ及び下
部フランジ１１ｂ、下タンク側壁２ｂ部分で損失が発生
し、局部過熱を誘引する欠点がある。
部フランジ１１ｂ、下タンク側壁２ｂ部分で損失が発生
し、局部過熱を誘引する欠点がある。
本発明の目的は、タンクの分割部分の上下タンク側壁及
び上下部フランジの局部過熱を防止し損失を低減できる
ようにした静止誘導電器を提供することにある。
び上下部フランジの局部過熱を防止し損失を低減できる
ようにした静止誘導電器を提供することにある。
本発明は、巻線が内蔵され互いに固着される上部フラン
ジ及び下部フランジにそれぞれ固定された上タンク側壁
及び下タンク側壁からなるタンク側壁と、上記上タンク
側壁内側に固着された磁性材からなる上磁気シールドと
、下タンク側壁内側に固着された磁性材からなる下磁気
シールドとを設けるとともに、上記上部フランジと下部
フランジ間に配設された支持片を、上磁気シールドを支
承可能にタンク側壁内側に突出させたものである。
ジ及び下部フランジにそれぞれ固定された上タンク側壁
及び下タンク側壁からなるタンク側壁と、上記上タンク
側壁内側に固着された磁性材からなる上磁気シールドと
、下タンク側壁内側に固着された磁性材からなる下磁気
シールドとを設けるとともに、上記上部フランジと下部
フランジ間に配設された支持片を、上磁気シールドを支
承可能にタンク側壁内側に突出させたものである。
以下本発明の静止誘導電器の一実施例を、従来と同部分
は同符号で示し、同部分の説明は省略し第３図により説
明する。
は同符号で示し、同部分の説明は省略し第３図により説
明する。
上部フランジ１１ａと下部フランジ１ｌｂの間に配設さ
れた支持片１３ｂを、従来の磁性材からなる上磁気シー
ルド３ａの受金具１２の機能を兼用させることができる
ように内側へ突出させている。
れた支持片１３ｂを、従来の磁性材からなる上磁気シー
ルド３ａの受金具１２の機能を兼用させることができる
ように内側へ突出させている。
従って、上下部フランジ１１ａ，１Ｉｂ間の隙間は支持
片１３ｂの厚さで不変であるが、上下タンク側壁２ａ，
２ｂと上下部フランジｌｌａ，ｌｌｂとの溶接用肉盛り
部分の隙間及び受金具１２の上タンク側壁２ａに対する
溶接用肉盛り部分の隙間及び受金具１２の厚さが不要と
なり、第３図のように磁性材製の上下磁気シールド３
ａ ，３ ｂを支持片１３ｂに接触させて取付けること
ができる。
片１３ｂの厚さで不変であるが、上下タンク側壁２ａ，
２ｂと上下部フランジｌｌａ，ｌｌｂとの溶接用肉盛り
部分の隙間及び受金具１２の上タンク側壁２ａに対する
溶接用肉盛り部分の隙間及び受金具１２の厚さが不要と
なり、第３図のように磁性材製の上下磁気シールド３
ａ ，３ ｂを支持片１３ｂに接触させて取付けること
ができる。
従って、磁性材製の上下磁気シールド３ａ ，３ｂ間の
突き合せ間を縮少でき、磁気抵抗を少なくすることがで
きる。
突き合せ間を縮少でき、磁気抵抗を少なくすることがで
きる。
このように本実施例の静止誘導電器は構威されており、
上記磁性材からなる上磁気シールド３ａを通る漏れ磁束
６が磁性材からなる下磁気シールド３ｂに移行する際に
、分割部分の上下タンク側壁２ａ，２ｂ及び上下部フラ
ンジｌｌａ，１ｌｂを通らずに、直接磁性材からなる上
磁気シールド３ａから磁性材からなる下磁気シールド３
ｂへ移行する分が増加することになる。
上記磁性材からなる上磁気シールド３ａを通る漏れ磁束
６が磁性材からなる下磁気シールド３ｂに移行する際に
、分割部分の上下タンク側壁２ａ，２ｂ及び上下部フラ
ンジｌｌａ，１ｌｂを通らずに、直接磁性材からなる上
磁気シールド３ａから磁性材からなる下磁気シールド３
ｂへ移行する分が増加することになる。
この結果、従来に比し上部フランジ’１ １ ａ ，下
部フランジ１ｌｂと鎖交する磁束が減少することになり
、この部分の局部過熱を防止できる。
部フランジ１ｌｂと鎖交する磁束が減少することになり
、この部分の局部過熱を防止できる。
尚、支持片１３ｂぱ、上部フランジ１１ａもしくは下部
フランジ１１ｂに接着あるいは溶接により固定しておく
。
フランジ１１ｂに接着あるいは溶接により固定しておく
。
また、支持片１３ｂの材料としては、強化プラスチック
のような非金属材料、ステンレス鋼などの非磁性高抵抗
材あるいは高磁率を有する電磁鉄板等が適当である。
のような非金属材料、ステンレス鋼などの非磁性高抵抗
材あるいは高磁率を有する電磁鉄板等が適当である。
以上記述した如く本発明の静止誘導電器は、タンクの分
割部分の上下タンク側壁及び上下部フランジの局部過熱
を防止し損失を低減できる効果を有するものである。
割部分の上下タンク側壁及び上下部フランジの局部過熱
を防止し損失を低減できる効果を有するものである。
第１図は従来の磁気遮へい装置を取付けた誘導電器の一
部の断面図、第２図は第１図のＡ部詳細図、第３図は本
発明の静止熱誘電器の一実施例を示す要部断面図である
。 １・・・・・・巻線、２・・・・・・タンク側壁、２ａ
・・・・・・上タンク側壁、２ｂ・・・・・・下タンク
側壁、３ａ・・・・・・上磁気シールド、３ｂ・・・・
・・下磁気シールド、６・・・・・・漏れ磁束、１１ａ
・・・・・・上部フランジ、１１ｂ・・・・・・下部フ
ランジ、１３ｂ・・・・・・支持片。
部の断面図、第２図は第１図のＡ部詳細図、第３図は本
発明の静止熱誘電器の一実施例を示す要部断面図である
。 １・・・・・・巻線、２・・・・・・タンク側壁、２ａ
・・・・・・上タンク側壁、２ｂ・・・・・・下タンク
側壁、３ａ・・・・・・上磁気シールド、３ｂ・・・・
・・下磁気シールド、６・・・・・・漏れ磁束、１１ａ
・・・・・・上部フランジ、１１ｂ・・・・・・下部フ
ランジ、１３ｂ・・・・・・支持片。
Claims (1)
- １ 上タンク側壁に固定した上部フランジと下タンク側
壁に固定した下部フランジとの間を、互いに固着してな
るタンク側壁内に巻線を内蔵し、前記上タンク側壁内側
に固着された磁性材からなる上磁気シールドと、下タン
ク内側に固着された磁性材からなる下磁気シールドとを
設け、前記上部及び下部フランジ間にガスケットを配置
すると共に、前記ガスケットの内側と外側に支持片を配
置するものにおいて、前記上部フランジと下部フランジ
との間に配置した内側の支持片をタンク側壁内側へ突出
させ、前記内側の支持片にて上磁気シールドを支承させ
たことを特徴とする静止誘導電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54063827A JPS5837969B2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54063827A JPS5837969B2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 静止誘導電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55156319A JPS55156319A (en) | 1980-12-05 |
| JPS5837969B2 true JPS5837969B2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=13240574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54063827A Expired JPS5837969B2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 静止誘導電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837969B2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP54063827A patent/JPS5837969B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55156319A (en) | 1980-12-05 |
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