JPS5837897B2 - 射出吹込成形機 - Google Patents
射出吹込成形機Info
- Publication number
- JPS5837897B2 JPS5837897B2 JP7029877A JP7029877A JPS5837897B2 JP S5837897 B2 JPS5837897 B2 JP S5837897B2 JP 7029877 A JP7029877 A JP 7029877A JP 7029877 A JP7029877 A JP 7029877A JP S5837897 B2 JPS5837897 B2 JP S5837897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- injection
- core
- movable plate
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はコアを移動することなく有底パリソンの射出
成形と中空成形品の吹込戒形とが可能な射出吹込成形機
に関するものである。
成形と中空成形品の吹込戒形とが可能な射出吹込成形機
に関するものである。
進退自在な可動板の中心部にコアを取付け、このコアの
上下に一対の分割金型よりなる吹込金型を開閉自在に設
け、射出金型を射出ノズル側の固定板中心部に取付けて
、上記コアに臨ませた射出吹込成形機や、反対に上記コ
ア及び吹込金型側を固定し、射出金型を射出装置の先端
部に取付けて、射出装置と共に射出金型側を進退自在に
コアに臨ませた射出吹込成形機などは、既に公知となっ
ている。
上下に一対の分割金型よりなる吹込金型を開閉自在に設
け、射出金型を射出ノズル側の固定板中心部に取付けて
、上記コアに臨ませた射出吹込成形機や、反対に上記コ
ア及び吹込金型側を固定し、射出金型を射出装置の先端
部に取付けて、射出装置と共に射出金型側を進退自在に
コアに臨ませた射出吹込成形機などは、既に公知となっ
ている。
上記従来の機械はいずれも吹込金型の開閉装置を上下に
設けているために、コアから中空成形品を離型し取出す
際に損傷し易く、また前者では吹込金型と共に開閉装置
が移動することから、危険防止のための保護カバーを移
動範囲にわたり設ける必要が生じ、その結果、操作点検
が行いにくくなる欠点もある。
設けているために、コアから中空成形品を離型し取出す
際に損傷し易く、また前者では吹込金型と共に開閉装置
が移動することから、危険防止のための保護カバーを移
動範囲にわたり設ける必要が生じ、その結果、操作点検
が行いにくくなる欠点もある。
また射出装置の先端に射出金型を取付けた後者では、射
出金型を固定するものが他にないことから、パリソン成
形時の射出圧力が直接射出装置に加わるため、大きな射
出圧力が要求される大径のパリソンの成形に適さず、そ
の利用に制限がある。
出金型を固定するものが他にないことから、パリソン成
形時の射出圧力が直接射出装置に加わるため、大きな射
出圧力が要求される大径のパリソンの成形に適さず、そ
の利用に制限がある。
さらにまた上記構造の機械はいずれも一般的な型締機構
を採用され難く、汎用性に欠けるなど産業上の大きな欠
点もあった。
を採用され難く、汎用性に欠けるなど産業上の大きな欠
点もあった。
この発明は普通に採用されている型締装置や射出装置を
利用でき、また工程が射出戒形と吹込成形とからなるも
のであっても、通常の射出成形機と同様な感覚のもとに
操作を行うことができるきわめて汎用性に富み、かつ中
空戒形品の外底面にゲート跡が生じない射出吹込成形機
を提供しようとするものである。
利用でき、また工程が射出戒形と吹込成形とからなるも
のであっても、通常の射出成形機と同様な感覚のもとに
操作を行うことができるきわめて汎用性に富み、かつ中
空戒形品の外底面にゲート跡が生じない射出吹込成形機
を提供しようとするものである。
以下この発明を図示の実施例により詳説する。
１は固定板、２は可動板でタイパー３により支持され、
かつ外側中央に型締ラム４が連結してある。
かつ外側中央に型締ラム４が連結してある。
上記固定板１の中央部には外側に設けた射出装置５の先
端部を挿入する孔６が穿設され、可動板２と対面した内
側には所要の型受部材７が固着してある。
端部を挿入する孔６が穿設され、可動板２と対面した内
側には所要の型受部材７が固着してある。
この型受部材７の中央にコア８が可動板２に向けて取付
けられ、かつコア左右には一対の分割金型９ａ ，９ａ
よりなる吹込金型９が、型受部材７の折曲端７ａに装置
した型締シリンダ１０により開閉自在に設けてあり、コ
ア８とによって有底パリソン１１を吹込戒形できるよう
にしてある。
けられ、かつコア左右には一対の分割金型９ａ ，９ａ
よりなる吹込金型９が、型受部材７の折曲端７ａに装置
した型締シリンダ１０により開閉自在に設けてあり、コ
ア８とによって有底パリソン１１を吹込戒形できるよう
にしてある。
上記コア８は中空で先端にゲート１２を有し、基部周囲
には段部を設けて、有底パリソン１１の開口部を形成す
るエア通路１３内蔵の型板１４が、段部との間にエアス
リット１５が生ずるように嵌挿してある。
には段部を設けて、有底パリソン１１の開口部を形成す
るエア通路１３内蔵の型板１４が、段部との間にエアス
リット１５が生ずるように嵌挿してある。
またコア内には温調用溝１６が同心円に設けてあり、そ
の内側の中空内にトーピード１７を挿入してノズル５ａ
をタッチできるようにし、可動板２の内側中央に取付け
た射出金型１８とにより、上記有底パリソン１１を内底
面から射出成形できるようになっている。
の内側の中空内にトーピード１７を挿入してノズル５ａ
をタッチできるようにし、可動板２の内側中央に取付け
た射出金型１８とにより、上記有底パリソン１１を内底
面から射出成形できるようになっている。
第３図に示す例は、中空或形品の底部を上底に形成した
場合であって、分割型９ａ，９ａの底部中央を形戒する
部分に上底コア２０を嵌合して、ボルト２１とコイルス
プリング２２とにより弾力的に支持し、かつ上底コア２
０の外側辺にカム２３を設け、このカム２３を分割型に
それぞれ取付けた油圧シリンダ２４に連結して進退自在
となし、カム２３が後退したとき上底コア２０がコイル
スプリング２２により分割型底面より引込むようにして
ある。
場合であって、分割型９ａ，９ａの底部中央を形戒する
部分に上底コア２０を嵌合して、ボルト２１とコイルス
プリング２２とにより弾力的に支持し、かつ上底コア２
０の外側辺にカム２３を設け、このカム２３を分割型に
それぞれ取付けた油圧シリンダ２４に連結して進退自在
となし、カム２３が後退したとき上底コア２０がコイル
スプリング２２により分割型底面より引込むようにして
ある。
なお、上記以外にもこの発明では説明を省略したが、射
出金型にネック型を併用して口部にねじを有する中空成
形品を成形することもできる。
出金型にネック型を併用して口部にねじを有する中空成
形品を成形することもできる。
次に作用を説明すると、型締ラム４により可動板２がタ
イパー３を案内として固定板１の方向に移動し、射出金
型１８がコア８に嵌り込んでキャビテイを形成する。
イパー３を案内として固定板１の方向に移動し、射出金
型１８がコア８に嵌り込んでキャビテイを形成する。
型締後にノズルタッチを行い、コア内を通してゲート１
２からキャビテイに合成樹脂の溶融材料を射出注入し、
有底パリソン１１を成形する。
２からキャビテイに合成樹脂の溶融材料を射出注入し、
有底パリソン１１を成形する。
上記成形後に、可動板２と共に射出金型１８を元の位置
に戻し、有底パリソン１１をコア８の周囲に残した状態
で、吹込金型９を型締シリンダ１０によりコア方向に移
動して型閉じを行う。
に戻し、有底パリソン１１をコア８の周囲に残した状態
で、吹込金型９を型締シリンダ１０によりコア方向に移
動して型閉じを行う。
型締後に、型板１４のエア通路１３からエアスリット１
５にエアを圧送し、コア８と有底パリソン１１との間に
エアを吹込んで膨張させ、キャビテイの型面に沿った中
空成形品１９となす。
５にエアを圧送し、コア８と有底パリソン１１との間に
エアを吹込んで膨張させ、キャビテイの型面に沿った中
空成形品１９となす。
そして成形が完了したのちは、再び吹込金型９を開いて
元の位置に戻し、中空成形品１９はコア８から離型して
取出し、次の工程に備える。
元の位置に戻し、中空成形品１９はコア８から離型して
取出し、次の工程に備える。
この発明は上記のように、通常の場合と構成を同じくす
る固定板と可動板との間にコアと吹込金型及び射出金型
とを設け、コアと吹込金型は固定板側に、また射出金型
は可動板側にそれぞれ関連させて取付け、しかも溶融材
料をトーピードを挿入したコア内部を通じて先端より射
出しキャビテイに注入できるようにしたので、コア及び
吹込金型を可動側に設けたり、また射出金型を射出装置
の先端に取付けて固定したコアに対して進退自在となし
た従来構造のものより構造が簡単となり、しかも型締ラ
ムや射出装置などは汎用機のものをたいした改良も行う
こうなく利用でき、製品の取出機構や安全策も施し易い
。
る固定板と可動板との間にコアと吹込金型及び射出金型
とを設け、コアと吹込金型は固定板側に、また射出金型
は可動板側にそれぞれ関連させて取付け、しかも溶融材
料をトーピードを挿入したコア内部を通じて先端より射
出しキャビテイに注入できるようにしたので、コア及び
吹込金型を可動側に設けたり、また射出金型を射出装置
の先端に取付けて固定したコアに対して進退自在となし
た従来構造のものより構造が簡単となり、しかも型締ラ
ムや射出装置などは汎用機のものをたいした改良も行う
こうなく利用でき、製品の取出機構や安全策も施し易い
。
またコア先端にゲートを設け、有底パリソンの内定面か
ら成形するようにしたので、中空成形品の外底面にゲー
ト跡が現われず、体裁のよい製品を得ることができるな
ど多くの利点を有する。
ら成形するようにしたので、中空成形品の外底面にゲー
ト跡が現われず、体裁のよい製品を得ることができるな
ど多くの利点を有する。
図面はこの発明に係る射出吹込成形機の実施例を示すも
ので、第１図は平面図、第２図は有底パリソン成形後の
要部の一部横断平面図、第３図は他の実施例の同様な横
断平面図を示すものである。 １・・・・・・固定板、２・・・・・・可動板、３・・
・・・・タイバ、４・・・・・・型締ラム、５・・・・
・・射出装置、５ａ・・・・・・ノズル、７・・・・・
・型受部材、８・・・・・・コア、９・・・・・・吹込
金型、９ａ・・・・・・分割型、１０・・・・・・型締
シリンダ、１１・・・・・・有底パリソン、１２・・・
・・・ゲート、１４・・・・・・型板、１５・・・・・
・エアスリット、１７・・・・・・トーピード、１８・
・・・・・射出金型、１９・・・・・・中空成形品。
ので、第１図は平面図、第２図は有底パリソン成形後の
要部の一部横断平面図、第３図は他の実施例の同様な横
断平面図を示すものである。 １・・・・・・固定板、２・・・・・・可動板、３・・
・・・・タイバ、４・・・・・・型締ラム、５・・・・
・・射出装置、５ａ・・・・・・ノズル、７・・・・・
・型受部材、８・・・・・・コア、９・・・・・・吹込
金型、９ａ・・・・・・分割型、１０・・・・・・型締
シリンダ、１１・・・・・・有底パリソン、１２・・・
・・・ゲート、１４・・・・・・型板、１５・・・・・
・エアスリット、１７・・・・・・トーピード、１８・
・・・・・射出金型、１９・・・・・・中空成形品。
Claims (1)
- １ 固定板と可動板とを対設して固定板側に射出装置を
配設する一方、可動板に型締ラムを連結し、中空で先端
にゲートがありかつトーピードを内蔵しエアスリットを
有するコアを、固定板の内側中央に型受部材を用いて取
付けるとともに、吹込金型の分離型を上記型受部材に固
着した型締シリンダに連結してコア両側に開閉自在に設
け、射出金型は可動板内側の中央に設けたことを特徴と
する射出吹込成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029877A JPS5837897B2 (ja) | 1977-06-14 | 1977-06-14 | 射出吹込成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029877A JPS5837897B2 (ja) | 1977-06-14 | 1977-06-14 | 射出吹込成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS544961A JPS544961A (en) | 1979-01-16 |
| JPS5837897B2 true JPS5837897B2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=13427403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7029877A Expired JPS5837897B2 (ja) | 1977-06-14 | 1977-06-14 | 射出吹込成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837897B2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-14 JP JP7029877A patent/JPS5837897B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS544961A (en) | 1979-01-16 |
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