JPS583778A - ア−ク溶接方法 - Google Patents
ア−ク溶接方法Info
- Publication number
- JPS583778A JPS583778A JP9984381A JP9984381A JPS583778A JP S583778 A JPS583778 A JP S583778A JP 9984381 A JP9984381 A JP 9984381A JP 9984381 A JP9984381 A JP 9984381A JP S583778 A JPS583778 A JP S583778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- welding
- consumable electrode
- consumable
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/06—Arrangements or circuits for starting the arc, e.g. by generating ignition voltage, or for stabilising the arc
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非消耗電極と消耗電極に交互に溶接電流を供
給して溶接を行うアーク溶接法においてブローホール、
融合不良等の溶接欠陥のない高品質な溶接部を得るアー
ク溶接法に関する。
給して溶接を行うアーク溶接法においてブローホール、
融合不良等の溶接欠陥のない高品質な溶接部を得るアー
ク溶接法に関する。
一般に消耗電極式ＭＩＧ溶接においては、ブローホール
が発生しやすい、特に、ステンレス鋼並びに９％Ｎｉ鋼
等の高合金材料に多く発生する。
が発生しやすい、特に、ステンレス鋼並びに９％Ｎｉ鋼
等の高合金材料に多く発生する。
このブローホールの発生原因は、溶融金属中に溶解され
ているＨ２．Ｎ、Ａｒ等が、凝固中に十分逸散すること
ができないためであると言われている。このため、これ
らのブローホール発生因子となるガスの溶融金属中への
溶解量を減少させるため、アークシールド、母材の清浄
度、溶接条件の選定等に注意して作業を行っている。ま
た、高速溶接では溶融金属の冷却速度が早いため、溶融
金属が後行に引かれるため、アーク直下の溶融金属が減
少し固体面が露出する。この固体面は冷却速度が非常に
速く溶融金属のぬれ性が悪いためビード底部に融合不良
を発生しやすい、そのため、多電極ＭＩＧ法によシ、こ
れらの問題点を解決する方法が提案されているが、多電
極ＭＩＧ法は、電極本数の増加に伴って溶着量が増加す
るため、オーバラップビードが発生しやすく、ビード形
状に問題がある。
ているＨ２．Ｎ、Ａｒ等が、凝固中に十分逸散すること
ができないためであると言われている。このため、これ
らのブローホール発生因子となるガスの溶融金属中への
溶解量を減少させるため、アークシールド、母材の清浄
度、溶接条件の選定等に注意して作業を行っている。ま
た、高速溶接では溶融金属の冷却速度が早いため、溶融
金属が後行に引かれるため、アーク直下の溶融金属が減
少し固体面が露出する。この固体面は冷却速度が非常に
速く溶融金属のぬれ性が悪いためビード底部に融合不良
を発生しやすい、そのため、多電極ＭＩＧ法によシ、こ
れらの問題点を解決する方法が提案されているが、多電
極ＭＩＧ法は、電極本数の増加に伴って溶着量が増加す
るため、オーバラップビードが発生しやすく、ビード形
状に問題がある。
本発明の目的は、前述のようなブローホール、−合不良
の発生を抑制し良好な溶接部を得る溶接法を提供するに
ある。
の発生を抑制し良好な溶接部を得る溶接法を提供するに
ある。
本発明は非消耗電極と消耗電極を組み合せ、交互に溶接
電流を供給することによシアーク干渉を防止したアーク
溶接法において、先行電極に消耗電極を用いて溶接を行
い、その溶融金属の一部が凝固を開始する距離又は、そ
の前方で、後行に設置した、非消耗電極で、溶融金属を
再加熱又は溶融させなからビードを形成させながら溶接
する方法である。
電流を供給することによシアーク干渉を防止したアーク
溶接法において、先行電極に消耗電極を用いて溶接を行
い、その溶融金属の一部が凝固を開始する距離又は、そ
の前方で、後行に設置した、非消耗電極で、溶融金属を
再加熱又は溶融させなからビードを形成させながら溶接
する方法である。
以下本発明を実施例を用いて説明する。第１図は本発明
実施例の溶接装置の構成図を示す。溶接トーチ１４は先
行電極の消耗電極４と後行の非消耗電極２から構成され
ている。また、非消耗電極２は消耗電極４に対し、２０
°の角度を有して、取りつけられている。溶接電源７よ
シ、スイッチング素子８，８′及び９，９′により、制
御装置１２の指令によシ各電極に交互に溶接電流が供給
され、被溶接材と各電極間にアーク３，６を発生させ溶
接が行なわれる。先行の消耗電極のワイヤ５はワイヤ送
給装置１３により送給される。また、非消耗電極のアー
ク安定のために高周波重畳装置１１、消耗電極のアーク
安定のためにアーク安定用抵抗１０．１０’が接続され
ている。なお、非消耗電極と消耗電極とは異極にし、消
耗電極はプラス、非消耗電極はマイナスに接続されてい
る。
実施例の溶接装置の構成図を示す。溶接トーチ１４は先
行電極の消耗電極４と後行の非消耗電極２から構成され
ている。また、非消耗電極２は消耗電極４に対し、２０
°の角度を有して、取りつけられている。溶接電源７よ
シ、スイッチング素子８，８′及び９，９′により、制
御装置１２の指令によシ各電極に交互に溶接電流が供給
され、被溶接材と各電極間にアーク３，６を発生させ溶
接が行なわれる。先行の消耗電極のワイヤ５はワイヤ送
給装置１３により送給される。また、非消耗電極のアー
ク安定のために高周波重畳装置１１、消耗電極のアーク
安定のためにアーク安定用抵抗１０．１０’が接続され
ている。なお、非消耗電極と消耗電極とは異極にし、消
耗電極はプラス、非消耗電極はマイナスに接続されてい
る。
本装置を用いて、ステンレス鋼の上にビードオンプレー
ト溶接を行なった場合のアーク電圧とブ非消耗電流：１
００Ａ、消耗電流：１８０Ａである。溶接速度は３０ｃ
ｍ／ｍｉｉ、ワイヤはＥ３０８Ｌ（直径１．２ｍｇｇ）
ｆｓル。従来ＭＩＧでは２７Ｖ以下ではブローホールが
発生し、電圧が低くなるにつれて増加する。本発明法で
は′２２ｖで若干ブローホールが発生するが、従来法に
比べ著しくブローホールの発生を抑制させることができ
ることが明らかとなった。本実施例では消耗電極の直下
より５ＩＩ１１後方を非消耗電極によシ加熱した。
ト溶接を行なった場合のアーク電圧とブ非消耗電流：１
００Ａ、消耗電流：１８０Ａである。溶接速度は３０ｃ
ｍ／ｍｉｉ、ワイヤはＥ３０８Ｌ（直径１．２ｍｇｇ）
ｆｓル。従来ＭＩＧでは２７Ｖ以下ではブローホールが
発生し、電圧が低くなるにつれて増加する。本発明法で
は′２２ｖで若干ブローホールが発生するが、従来法に
比べ著しくブローホールの発生を抑制させることができ
ることが明らかとなった。本実施例では消耗電極の直下
より５ＩＩ１１後方を非消耗電極によシ加熱した。
板厚６ｗｍのステンレス板の突合せ溶接を行なったとこ
ろ従来ＭＩＧでは溶接速度８０ｃｍ／ｍで、表面にアン
ダカットが発生すると共に内部に融合不良が発生したが
本発明法では１．２ｍ／―でも良好な溶接部を形成でき
た。これは、非消耗電極によシ先行溶融金属の凝固速度
が遅くなること、非消耗電極のアーク力により溶融金属
が前方に押され、固体面の露出を妨げることができるた
めである。
ろ従来ＭＩＧでは溶接速度８０ｃｍ／ｍで、表面にアン
ダカットが発生すると共に内部に融合不良が発生したが
本発明法では１．２ｍ／―でも良好な溶接部を形成でき
た。これは、非消耗電極によシ先行溶融金属の凝固速度
が遅くなること、非消耗電極のアーク力により溶融金属
が前方に押され、固体面の露出を妨げることができるた
めである。
以上のように本発明による・と、溶接速度が向上するた
め、溶接能率が向上する。また、広い条件範囲でブロー
ホールの発生を抑制することができるので、溶接条件の
不良等によるブローホールの発生がなくなシ、溶接品質
が向上する。
め、溶接能率が向上する。また、広い条件範囲でブロー
ホールの発生を抑制することができるので、溶接条件の
不良等によるブローホールの発生がなくなシ、溶接品質
が向上する。
第１図は本発明のアーク溶接装置のブロック図、第２図
は従来ＭＩＧ法と本発明の方法によって溶接したときの
アーク電圧とブローホール数との関係を表わす線図であ
る。
は従来ＭＩＧ法と本発明の方法によって溶接したときの
アーク電圧とブローホール数との関係を表わす線図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、被溶接材を非消耗電極と消耗電極に交互に溶接電流
を供給して溶接を行うアーク溶接法において、先行電極
を消耗電極、後行電極を非消耗電極とし、先行電極によ
って形成した溶融金属が凝固した後、その表面を後行電
極によって再加熱せしめながら溶接をすることを特徴と
するアーク溶接方法。 ２、前記再加熱は、前記溶融金属の凝固部表面部を特徴
とする特許請求の範囲第１項のアーク溶接方法。 ３、前記被溶接材がオーステナイト系ステンレス鋼であ
る特許請求の範囲第１項又は第２項のアーク溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9984381A JPS583778A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | ア−ク溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9984381A JPS583778A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | ア−ク溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583778A true JPS583778A (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14258077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9984381A Pending JPS583778A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | ア−ク溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583778A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62253003A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-04 | 三貴宝飾工芸株式会社 | 装身具用貴金属チエ−ンの製造方法 |
| JPS63260644A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-27 | Kunimitsu Masuda | クサリの製法 |
| WO2012022895A1 (fr) * | 2010-08-17 | 2012-02-23 | Air Liquide Welding France | Dispositif et procede de soudage a l'arc avec une torche mig /mag associee a une torche tig |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP9984381A patent/JPS583778A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62253003A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-04 | 三貴宝飾工芸株式会社 | 装身具用貴金属チエ−ンの製造方法 |
| JPS63260644A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-27 | Kunimitsu Masuda | クサリの製法 |
| WO2012022895A1 (fr) * | 2010-08-17 | 2012-02-23 | Air Liquide Welding France | Dispositif et procede de soudage a l'arc avec une torche mig /mag associee a une torche tig |
| FR2963899A1 (fr) * | 2010-08-17 | 2012-02-24 | Air Liquide | Procede et dispositif de soudage a l'arc avec une torche mig /mag associee a une torche tig |
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