JP3459396B2 - パイプ溶接方法 - Google Patents
パイプ溶接方法Info
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- Metal Extraction Processes (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプ溶接法に関
し、特にパイプ溶接工業において、パイプ端部間のオー
プンルートを溶接するためのSTT電気アーク溶接機と
して知られる特定の電力供給源をもつ特定の溶接ワイヤ
を用いる方法に関する。
し、特にパイプ溶接工業において、パイプ端部間のオー
プンルートを溶接するためのSTT電気アーク溶接機と
して知られる特定の電力供給源をもつ特定の溶接ワイヤ
を用いる方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】過去10年以上に亘り、大き
な板どおしの溶接には短回路電気アーク溶接機が用いら
れてきた。オハイオ州クリーブランドのザ・リンカーン
・エレクトリック・カンパニーがSTTなる商標名で販
売しているこの溶接機は特定の壁紙化用途への使用につ
いて米国特許第5,742,029号に開示されてい
る。この独特な短回路電気アーク溶接機はフィールドに
パイプラインを配するときのパイプセクションの間隔の
あいた端部を電気アーク溶接するための電力供給源とな
っている。この独特の短回路溶接機を用いるパイプ溶接
方法の実施が米国特許第5,676,857号に開示さ
れている。これら2件の米国特許はザ・リンカーン・エ
レクトリック・カンパニーによるSTT溶接機とパイプ
等の重い板の溶接への利用を明らかにしており、これら
の内容はここではその内容を繰り返すことなしに本発明
の背景技術をなしている。
な板どおしの溶接には短回路電気アーク溶接機が用いら
れてきた。オハイオ州クリーブランドのザ・リンカーン
・エレクトリック・カンパニーがSTTなる商標名で販
売しているこの溶接機は特定の壁紙化用途への使用につ
いて米国特許第5,742,029号に開示されてい
る。この独特な短回路電気アーク溶接機はフィールドに
パイプラインを配するときのパイプセクションの間隔の
あいた端部を電気アーク溶接するための電力供給源とな
っている。この独特の短回路溶接機を用いるパイプ溶接
方法の実施が米国特許第5,676,857号に開示さ
れている。これら2件の米国特許はザ・リンカーン・エ
レクトリック・カンパニーによるSTT溶接機とパイプ
等の重い板の溶接への利用を明らかにしており、これら
の内容はここではその内容を繰り返すことなしに本発明
の背景技術をなしている。
【0003】フィールドでのパイプ溶接時、パイプセク
ションの端部間のジョイントは本質的に2枚の重い板間
のジョイントと同じであるが、溶接されるパイプジョイ
ントはパイプの端部がわずかに空隙となっているオープ
ンルートをもつ点では異なる。このオープンルートは2
つのパイプセクションを隣接関係にし、次いでこのジョ
イント中の最小のオープンルートを定める選択した量を
差し引くことによってつくられるギャップである。この
オープンルートはパイプジョイントの底部面積の全体厚
にわたっていっしょに品質溶接(quality we
ld)で溶接されることを本質とするが、オープンルー
トに第1のビードを配する際には溶融した溶接金属がパ
イプセクションの内側方向に実質的な距離はみ出さない
ことも必要である。パイプはピグ及び他の円筒状部材が
オープンルート第1溶接の途中で生ずる溶接金属の内側
へのはみ出しに遭遇せずにパイプセクションを通して移
動できるようにきれいである必要がある。別の配慮とし
て、オープンルート溶接の熱が金属収縮やオープンルー
トを形成するギャップへの金属のもどりを生ずるほど高
くないことがある。溶融金属の内側へのはみ出しや金属
のもどりが実質上ない状態で高品質のパイプオープンル
ート溶接を達成するために、STT電気アーク溶接機の
使用によって可能となったこのタイプの短回路溶接方法
が適用されるようになっている。このパイプ溶接法はオ
ープンルートを充填するパイプ溶接方法の初期溶接パス
を制御する。このタイプの溶接法は極めて有利だが、短
回路溶接法中に用いられる溶接ワイヤの選択には多くの
改良作業が必要とされている。パイプセクション間のジ
ョイントの溶接にSTT電気アーク溶接機を用いる場合
にはコア付き電極が実質的な利点をもつが、オープンル
ートパス溶接ビードには独特の溶接的課題が存在するこ
とが判った。このルートパス溶接ビードはANSI−A
WS A5.1895固体溶接ワイヤの特性をもつ固体
(中実)ワイヤを用いることによって最も優れた効果が
得られることが判った。このタイプの溶接ワイヤはシー
ルドガスと共に用いられ、次の特性をもっている。
ションの端部間のジョイントは本質的に2枚の重い板間
のジョイントと同じであるが、溶接されるパイプジョイ
ントはパイプの端部がわずかに空隙となっているオープ
ンルートをもつ点では異なる。このオープンルートは2
つのパイプセクションを隣接関係にし、次いでこのジョ
イント中の最小のオープンルートを定める選択した量を
差し引くことによってつくられるギャップである。この
オープンルートはパイプジョイントの底部面積の全体厚
にわたっていっしょに品質溶接(quality we
ld)で溶接されることを本質とするが、オープンルー
トに第1のビードを配する際には溶融した溶接金属がパ
イプセクションの内側方向に実質的な距離はみ出さない
ことも必要である。パイプはピグ及び他の円筒状部材が
オープンルート第1溶接の途中で生ずる溶接金属の内側
へのはみ出しに遭遇せずにパイプセクションを通して移
動できるようにきれいである必要がある。別の配慮とし
て、オープンルート溶接の熱が金属収縮やオープンルー
トを形成するギャップへの金属のもどりを生ずるほど高
くないことがある。溶融金属の内側へのはみ出しや金属
のもどりが実質上ない状態で高品質のパイプオープンル
ート溶接を達成するために、STT電気アーク溶接機の
使用によって可能となったこのタイプの短回路溶接方法
が適用されるようになっている。このパイプ溶接法はオ
ープンルートを充填するパイプ溶接方法の初期溶接パス
を制御する。このタイプの溶接法は極めて有利だが、短
回路溶接法中に用いられる溶接ワイヤの選択には多くの
改良作業が必要とされている。パイプセクション間のジ
ョイントの溶接にSTT電気アーク溶接機を用いる場合
にはコア付き電極が実質的な利点をもつが、オープンル
ートパス溶接ビードには独特の溶接的課題が存在するこ
とが判った。このルートパス溶接ビードはANSI−A
WS A5.1895固体溶接ワイヤの特性をもつ固体
(中実)ワイヤを用いることによって最も優れた効果が
得られることが判った。このタイプの溶接ワイヤはシー
ルドガスと共に用いられ、次の特性をもっている。
【0004】
表 1
%
炭素 0.06−0.15
マンガン 0.90−1.40
ケイ素 0.45−0.75
リン 0−0.025
硫黄 0−0.035
銅 0−0.50
Ni/Cr/Mo/V 0−0.50
【0005】この標準ガスシールド溶接ワイヤは優れた
外観をもつ溶接ワイヤとして選択され、オープンルート
溶接パスの間STT電気アーク溶接の効果を示す。この
溶接ビードの外観は通常、標準固体ワイヤとして受け入
れられるものであり、本発明を用いることによってビー
ド頂部と底部においてビード外観の実質的な改良が得ら
れる。
外観をもつ溶接ワイヤとして選択され、オープンルート
溶接パスの間STT電気アーク溶接の効果を示す。この
溶接ビードの外観は通常、標準固体ワイヤとして受け入
れられるものであり、本発明を用いることによってビー
ド頂部と底部においてビード外観の実質的な改良が得ら
れる。
【0006】
【課題を解決するための手段】十分な検討を進めた結
果、リンを微量だけ含有し、硫黄を溶接ワイヤに0.0
15重量%〜0.035重量%の特定範囲で高レベルに
維持する時に、優れた流動特性から優れた外観と高い進
行速度で定常的に高品質溶接が得られることが判明し
た。溶接ワイヤのリン及び硫黄の上記制限を制御し且つ
維持することによって一貫した優れた外観のオープンル
ート溶接が得られる。従って、本発明によれば2本のパ
イプの端部を間隔のある端部間のギャップ又はオープン
ルートに溶接する方法が提供される。この方法は炭素を
0.06−0.15重量%、マンガンを0.90−1.
40重量%及びケイ素を0.45−0.75重量%もつ
溶接ワイヤを選択することからなる。またこの溶接ワイ
ヤはリン、銅、ステンレススチール合金及び硫黄を含有
する。この方法は0.015−0.035重量%の特定
範囲内で選択したワイヤの与えられたパーセントレベル
で硫黄を維持しそして0.015重量%以下の特定範囲
内で選択したワイヤの与えられたパーセントレベルでリ
ンを維持することを含む。事実、リンは通常溶接ワイヤ
の0.006−0.008重量%という微量レベルでで
ある。本発明では選択したワイヤを間隔のあるパイプ端
部間のオープンルートに向けて与えられたワイヤ供給速
度で前進させて第1溶接パスにてオープンルートを充填
して上記セクションどおしを溶接し、制御された波形を
もつ溶接電流を形成し、この波形はそれぞれが短絡部分
とプラズマアーク部分とをもつ連続する溶接サイクルを
もち、プラズマアーク部分はプラズマブーストセグメン
ト、テールアウトセグメント及び背景電流セグメントを
もつ。この溶接ワイヤは溶接電流がワイヤを通過すると
きオープンルートに沿って動きワイヤを溶融し表面張力
移動によってワイヤをパイプ端部に移動してオープンル
ートを充填する。この電流波型は少なくとも18kHz
の速度でオシレータによって発生する速い連続する電流
パルスによって且つパルス幅変調機で制御される幅をも
って形成される。本発明を用いることによって、高品質
の溶接ビードが溶接方法の第1パスを介してオープンル
ートに溶着される。その後に、もう一つの溶接ワイヤ、
例えばフラックス有心ワイヤがこの接合の残余の部分を
充填すために使用できる。従って、ルートパスは最適化
された溶接方法によって充填され、そして残余の部分の
接合が要求度の高い溶着を満たす方法によって充填され
る。
果、リンを微量だけ含有し、硫黄を溶接ワイヤに0.0
15重量%〜0.035重量%の特定範囲で高レベルに
維持する時に、優れた流動特性から優れた外観と高い進
行速度で定常的に高品質溶接が得られることが判明し
た。溶接ワイヤのリン及び硫黄の上記制限を制御し且つ
維持することによって一貫した優れた外観のオープンル
ート溶接が得られる。従って、本発明によれば2本のパ
イプの端部を間隔のある端部間のギャップ又はオープン
ルートに溶接する方法が提供される。この方法は炭素を
0.06−0.15重量%、マンガンを0.90−1.
40重量%及びケイ素を0.45−0.75重量%もつ
溶接ワイヤを選択することからなる。またこの溶接ワイ
ヤはリン、銅、ステンレススチール合金及び硫黄を含有
する。この方法は0.015−0.035重量%の特定
範囲内で選択したワイヤの与えられたパーセントレベル
で硫黄を維持しそして0.015重量%以下の特定範囲
内で選択したワイヤの与えられたパーセントレベルでリ
ンを維持することを含む。事実、リンは通常溶接ワイヤ
の0.006−0.008重量%という微量レベルでで
ある。本発明では選択したワイヤを間隔のあるパイプ端
部間のオープンルートに向けて与えられたワイヤ供給速
度で前進させて第1溶接パスにてオープンルートを充填
して上記セクションどおしを溶接し、制御された波形を
もつ溶接電流を形成し、この波形はそれぞれが短絡部分
とプラズマアーク部分とをもつ連続する溶接サイクルを
もち、プラズマアーク部分はプラズマブーストセグメン
ト、テールアウトセグメント及び背景電流セグメントを
もつ。この溶接ワイヤは溶接電流がワイヤを通過すると
きオープンルートに沿って動きワイヤを溶融し表面張力
移動によってワイヤをパイプ端部に移動してオープンル
ートを充填する。この電流波型は少なくとも18kHz
の速度でオシレータによって発生する速い連続する電流
パルスによって且つパルス幅変調機で制御される幅をも
って形成される。本発明を用いることによって、高品質
の溶接ビードが溶接方法の第1パスを介してオープンル
ートに溶着される。その後に、もう一つの溶接ワイヤ、
例えばフラックス有心ワイヤがこの接合の残余の部分を
充填すために使用できる。従って、ルートパスは最適化
された溶接方法によって充填され、そして残余の部分の
接合が要求度の高い溶着を満たす方法によって充填され
る。
【0007】本発明の第一の目的は、短絡回路溶接方法
の特別の型そしてリン及び硫黄が一定の量に維持された
固体溶接ワイヤ用いる、パイプ溶接方法におけるオープ
ンルートを充填する方法を提供することである。
の特別の型そしてリン及び硫黄が一定の量に維持された
固体溶接ワイヤ用いる、パイプ溶接方法におけるオープ
ンルートを充填する方法を提供することである。
【0008】本発明の他の一つの目的はパイプ溶接方法
で高品質のオープンルート溶接を一貫して作る上記記載
の方法を提供することである。
で高品質のオープンルート溶接を一貫して作る上記記載
の方法を提供することである。
【0009】これらのそして他の目的及び利点は添付し
た図と共に下記の記載から明らかになるであろう。
た図と共に下記の記載から明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明はSTT溶接方法と合わせ
て特別な溶接ワイヤを用いることによって2つのパイプ
の端部をこれらの端部間のオープンルートにて溶接する
方法に関する。図1及び図2において、パイプ溶接作業
10は、標準的手法にしたがって端部が離れている先細
りの端部16、18によって規定されるギャップ又はオ
ープンルート20をもつパイプ断面12、14を溶接す
るために行われる。本発明は、トーチ30が底部のルー
トパス20を含む接合によって決定される通路に従う
間、パイプ断面12、14の周囲にトーチ30を動かす
ことによってオープンルート20における第1溶接ビー
ドBの盛り又は溶着に関する。本発明によれば、溶接電
流が溶接ワイヤを通過する間、ワイヤ40はトーチ30
を介して選択された速度でルートパス20へ供給され
る。図1に示されている如く、溶接電流がアーク50を
発生させ、前進ワイヤ40の端部を溶融する。ワイヤが
溶融ボールに変わりそしてビードBへ移動するとき、図
2に示される如く短絡回路状態52が発生する。この状
態はワイヤ40からビードBへ溶融金属の移動を生ず
る。トーチ30をオープンルート20の周囲に動かすこ
とによって、アーク状態及び短絡回路の金属移動状態が
交互に連続する。溶接ワイヤ40は特別な組成をもつ。
本発明によれば、溶接ワイヤは0.06〜0.15重量
%の炭素、0.90〜1.40重量%のマンガン、及び
0.45〜0.57重量%のケイ素を含む。さらに、こ
のワイヤはリン、銅、ステンレススチール合金、例えば
ニッケル、クロム、モリブデン及びバナジウム、及び硫
黄を包含する。本発明によれば、ワイヤ40は0.01
5〜0.035重量%の特定の範囲内に維持された硫黄
のパーセントレベルをもつ。同様な方法で、痕跡量のリ
ンがアーク溶接棒40中に維持される。この痕跡量は
0.006〜0.008重量%が通常の範囲であり、そ
して本発明によれば0.015重量%以下のレベルに常
に維持される。アーク溶接棒40の組成を選択し且つ維
持することによって、本明細書に記載した本発明の作用
効果が実現される。さらに、特別の目的で作られたアー
ク溶接棒又は溶接ワイヤと共同して用いれるSTT溶接
方法は臨界的である。本発明に従って使用されるこの溶
接方法は図3及び図4に図説されている。
て特別な溶接ワイヤを用いることによって2つのパイプ
の端部をこれらの端部間のオープンルートにて溶接する
方法に関する。図1及び図2において、パイプ溶接作業
10は、標準的手法にしたがって端部が離れている先細
りの端部16、18によって規定されるギャップ又はオ
ープンルート20をもつパイプ断面12、14を溶接す
るために行われる。本発明は、トーチ30が底部のルー
トパス20を含む接合によって決定される通路に従う
間、パイプ断面12、14の周囲にトーチ30を動かす
ことによってオープンルート20における第1溶接ビー
ドBの盛り又は溶着に関する。本発明によれば、溶接電
流が溶接ワイヤを通過する間、ワイヤ40はトーチ30
を介して選択された速度でルートパス20へ供給され
る。図1に示されている如く、溶接電流がアーク50を
発生させ、前進ワイヤ40の端部を溶融する。ワイヤが
溶融ボールに変わりそしてビードBへ移動するとき、図
2に示される如く短絡回路状態52が発生する。この状
態はワイヤ40からビードBへ溶融金属の移動を生ず
る。トーチ30をオープンルート20の周囲に動かすこ
とによって、アーク状態及び短絡回路の金属移動状態が
交互に連続する。溶接ワイヤ40は特別な組成をもつ。
本発明によれば、溶接ワイヤは0.06〜0.15重量
%の炭素、0.90〜1.40重量%のマンガン、及び
0.45〜0.57重量%のケイ素を含む。さらに、こ
のワイヤはリン、銅、ステンレススチール合金、例えば
ニッケル、クロム、モリブデン及びバナジウム、及び硫
黄を包含する。本発明によれば、ワイヤ40は0.01
5〜0.035重量%の特定の範囲内に維持された硫黄
のパーセントレベルをもつ。同様な方法で、痕跡量のリ
ンがアーク溶接棒40中に維持される。この痕跡量は
0.006〜0.008重量%が通常の範囲であり、そ
して本発明によれば0.015重量%以下のレベルに常
に維持される。アーク溶接棒40の組成を選択し且つ維
持することによって、本明細書に記載した本発明の作用
効果が実現される。さらに、特別の目的で作られたアー
ク溶接棒又は溶接ワイヤと共同して用いれるSTT溶接
方法は臨界的である。本発明に従って使用されるこの溶
接方法は図3及び図4に図説されている。
【0011】ここで図3及び図4について記載する。図
4で示す波形WはSTT溶接器100によって発生した
STT波形である。この溶接器はダウンチョッパか又は
図説した高速度のいずれかを用い、正端子110及び負
端子112をもつDC入力リンクを備えるインバータ1
02をスイッチする。この分野では、STT溶接器又電
源装置は常態ではモータ発電機によって駆動される。し
かし、簡素化のために、入力を三相入力電源装置122
を備える整流器120として図示する。STT溶接器の
出力130は、ワイヤ速度を制御するために選択した速
度で駆動される電気モータ134によって、パイプ断面
12、14の間のオープンルート20に向かって前進す
る、供給リール132からのアーク溶接棒又は溶接ワイ
ヤ40を溶融及び溶着させるために使用される。標準S
TT操作に従って、比較的小さいインダクタ140は、
出力溶接方法を安定化させて波形を追跡する目的のため
に、出力130にフリーホイーリング ダイオード14
2を備える。図4に示す如く、波形Wはインバーター1
02の制御ライン150の電圧によって制御される。こ
の入力又は制御ラインは、発振器160によって18k
Hzを越える速度で操作されるパルス幅変調器152の
出力によって決定される電圧をもつ。好ましくは、ライ
ン150のパルス速度は20kHzより実質的に大き
い。従って、インバーター102は発振器160によっ
て発生される電流パルスの高速連続を極めて速い速度で
出力する。パルス幅変調器152はインバーター102
から出力130への各電流パルスの幅を決定する。標準
STT操作によれば、波形Wは制御回路200によって
決定される。この標準STT操作は米国特許第5,74
2,029号明細書の図10に概略的に示されている。
波形制御回路200はライン202の電圧と比較される
電圧の出力をもつ。このフィードバック電圧はワイヤ4
0を通るアーク電流を表す。アーク電圧を表す電圧は分
流器206からの電流情報を受ける電流センサー204
によって生ずる。本発明で使用する波形Wは、ワイヤ4
0がパイプ断面12、14の間で溶融且つ溶着するとき
に連続的に繰り返される単一溶接サイクルである。ST
T技術によれば、波形Wは、移動される金属が電気的に
直径を短縮されそして次いで破断されるとき電流が降下
する、金属移動短絡回路パルス210を包含する短絡回
路部分を含む。破断又は「溶融」の後、波形Wはアーク
又はプラズマ部分に移り、制御された最大電流220
a、テールアウト部分222及びバックグランド部分2
24をもつプラズマブーストを含む。バックグランド電
流は、ワイヤ40上の溶融金属ボールがパイプ断面1
2、14の対して又はルートパス20満たすビードBに
対して短絡するとき、次の短絡回路までポイント226
にアークを維持する。
4で示す波形WはSTT溶接器100によって発生した
STT波形である。この溶接器はダウンチョッパか又は
図説した高速度のいずれかを用い、正端子110及び負
端子112をもつDC入力リンクを備えるインバータ1
02をスイッチする。この分野では、STT溶接器又電
源装置は常態ではモータ発電機によって駆動される。し
かし、簡素化のために、入力を三相入力電源装置122
を備える整流器120として図示する。STT溶接器の
出力130は、ワイヤ速度を制御するために選択した速
度で駆動される電気モータ134によって、パイプ断面
12、14の間のオープンルート20に向かって前進す
る、供給リール132からのアーク溶接棒又は溶接ワイ
ヤ40を溶融及び溶着させるために使用される。標準S
TT操作に従って、比較的小さいインダクタ140は、
出力溶接方法を安定化させて波形を追跡する目的のため
に、出力130にフリーホイーリング ダイオード14
2を備える。図4に示す如く、波形Wはインバーター1
02の制御ライン150の電圧によって制御される。こ
の入力又は制御ラインは、発振器160によって18k
Hzを越える速度で操作されるパルス幅変調器152の
出力によって決定される電圧をもつ。好ましくは、ライ
ン150のパルス速度は20kHzより実質的に大き
い。従って、インバーター102は発振器160によっ
て発生される電流パルスの高速連続を極めて速い速度で
出力する。パルス幅変調器152はインバーター102
から出力130への各電流パルスの幅を決定する。標準
STT操作によれば、波形Wは制御回路200によって
決定される。この標準STT操作は米国特許第5,74
2,029号明細書の図10に概略的に示されている。
波形制御回路200はライン202の電圧と比較される
電圧の出力をもつ。このフィードバック電圧はワイヤ4
0を通るアーク電流を表す。アーク電圧を表す電圧は分
流器206からの電流情報を受ける電流センサー204
によって生ずる。本発明で使用する波形Wは、ワイヤ4
0がパイプ断面12、14の間で溶融且つ溶着するとき
に連続的に繰り返される単一溶接サイクルである。ST
T技術によれば、波形Wは、移動される金属が電気的に
直径を短縮されそして次いで破断されるとき電流が降下
する、金属移動短絡回路パルス210を包含する短絡回
路部分を含む。破断又は「溶融」の後、波形Wはアーク
又はプラズマ部分に移り、制御された最大電流220
a、テールアウト部分222及びバックグランド部分2
24をもつプラズマブーストを含む。バックグランド電
流は、ワイヤ40上の溶融金属ボールがパイプ断面1
2、14の対して又はルートパス20満たすビードBに
対して短絡するとき、次の短絡回路までポイント226
にアークを維持する。
【0012】本発明の限定された態様によれば、溶接ワ
イヤ40は0.50重量%以下の銅及び0.50重量%
以下のステンレススチール合金を含む。オープンルート
がビードBによって溶着される後に、溶接方法は接合の
残余を迅速な充填する。これはガスと共に固体ワイヤを
用いることによって又は好ましくは、シールドガスを必
要としないように、フラックスと共に有心溶接ワイヤを
を用いることによって達成される。好ましくは、STT
溶接器又は電源装置は多数の高度の溶着パスがパイプの
周囲に作られる接合充填操作においてもまた使用され
る。
イヤ40は0.50重量%以下の銅及び0.50重量%
以下のステンレススチール合金を含む。オープンルート
がビードBによって溶着される後に、溶接方法は接合の
残余を迅速な充填する。これはガスと共に固体ワイヤを
用いることによって又は好ましくは、シールドガスを必
要としないように、フラックスと共に有心溶接ワイヤを
を用いることによって達成される。好ましくは、STT
溶接器又は電源装置は多数の高度の溶着パスがパイプの
周囲に作られる接合充填操作においてもまた使用され
る。
【図1】図1は2つのパイプ断面の間のオープンルート
に沿って移動するトーチを通り抜ける溶接ワイヤを示す
部分拡大図である。
に沿って移動するトーチを通り抜ける溶接ワイヤを示す
部分拡大図である。
【図2】図2は短絡回路、金属移動状態の溶接ワイヤを
示す、図1に類似する図である。
示す、図1に類似する図である。
【図3】図3は本発明で使用するSTT溶接器の単純化
した図である。
した図である。
【図4】図4は本発明を実施する際に使用される型の電
流波形である。
流波形である。
10・・・パイプ溶接作業
12、14・・・パイプ断面
16、18・・・端部
20・・・ルートパス
30・・・トーチ
40・・・ワイヤ
50・・・アーク
52・・・短絡回路状態
100・・・STT溶接器
102・・・インバーター
110・・・正端子
112・・・負端子
120・・・整流器
122・・・三相入力電源装置
130・・・出力
134・・・電気モータ
140・・・インダクタ
142・・・フリーホイーリング ダイオード
152・・・変調器
160・・・発振器
200・・・制御回路
204・・・電流センサー
206・・・分流器
210・・・短絡回路パルス
220・・・プラズマブースト
220a・・・最大電流
222・・・テールアウト部分
224・・・バックグランド部分
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 エリオット ケイ スタバ
アメリカ合衆国オハイオ州 44067 サ
ガモワ ヒルズ イートン ドライブ
8484
(56)参考文献 特開 平3−297569(JP,A)
特開 平7−80678(JP,A)
特開 平5−23884(JP,A)
特開 平6−254697(JP,A)
米国特許5676857(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B23K 9/028
B23K 9/073 560
B23K 35/30 320
Claims (11)
- 【請求項1】 2つの金属工作物の端部をこれら間隔の
ある端部間にあるオープンルートにて溶接するに際し、 (a)重量基準で、炭素0.06−0.15%、銅0.
5%以下、マンガン0.9−1.4%、リン0.006
−0.25%、ケイ素0.45−0.75%、ステンレ
ススチール合金0.5%以下、硫黄0.015−0.0
35%をもつ溶接ワイヤを選択し、 (b)該溶接ワイヤを与えられたワイヤ供給速度で該オ
ープンルートに向けて前進させて第1の溶接パスにて該
オープンルートを少なくとも部分的に充填することによ
って該端部どおしを溶接し、 (c)それぞれが短絡部分とプラズマアーク部分とをも
つ連続する溶接サイクルをもつ制御された波形をもつ溶
接電流をSTT電源によってつくり、 (d)該溶接電流が該ワイヤを通るにつれて該溶接ワイ
ヤを該オープンルートに沿って動かしてワイヤを溶融し
そして溶融したワイヤを該オープンルートにおける該端
部に移動させることを特徴とする溶接方法。 - 【請求項2】 該ステンレススチール合金がニッケル、
クロム、モリブデン、バナジウム及びそれらの混合物か
らなる群から選ばれる金属をもつ請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 該2つの金属作業片が2本のパイプであ
る請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 該選択した溶接ワイヤの前進工程が該第
1溶接パスでの該オープンルートの充填である請求項1
−3のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 該プラズマアーク部分が、プラズマブー
ストセグメント、テールアウトセグメント及び背景電流
セグメントを連続してもつ請求項1−4のいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項6】 該ワイヤが溶融し、表面張力移動によっ
て該オープンルートに移動する請求項1−5のいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項7】 少なくとも18kHzの速度で振動子に
よってつくられ且つパルス幅モジュレータで制御した幅
をもつ速やかな連続電流パルスにより該電流 波形を形成
する工程を含む請求項1−6のいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項8】 フィラー溶接ワイヤにより該第1溶接パ
スの後に該オープンルート中の該金属上のジョイントを
充填することを含む請求項1−7のいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項9】 該フィラー溶接ワイヤが該溶接ワイヤと
は異なる請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 該フィラー溶接ワイヤがコア付き電極
である請求項8又は9記載の方法。 - 【請求項11】 該溶接ワイヤがコア付き電極である請
求項1−10のいずれか1項記載の方法。
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