JP5314463B2 - 2電極アーク溶接のアーク終了制御方法 - Google Patents

2電極アーク溶接のアーク終了制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、シールドガスノズル内に配置された消耗電極および非消耗電極を有する溶接トーチを用いて、消耗電極アークおよび非消耗電極アークを発生させる、2電極アーク溶接において、良好な溶接ビードを形成するための2電極アーク溶接のアーク終了制御方法に関する。
消耗電極としてワイヤを送給しながら消耗電極アークを発生させることと、たとえばArなどのプラズマガスを用いて消耗電極アークを囲う非消耗電極アークを発生させることと、を同時に行う2電極アーク溶接が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。消耗電極アークおよび非消耗電極アークの双方から溶接母材に対して熱を与えるとともに溶融したワイヤを供給するこの手法は、比較的速い溶接速度で溶接する、高効率溶接に適している。
しかしながら、高効率溶接においては、溶接速度が速いほど、溶接処理を適切に終了させることが困難である。終了処理が不適切であると、溶接ビードの終端に欠陥が生じる。このような欠陥は溶接強度を低下させる原因となる。たとえば、溶接中に生じた溶融池が非消耗電極アークの動圧によって凹んだ形状のまま凝固してしまうと、欠陥となる。
消耗電極アークのみを用いた溶接方法に対しては、いくつかの終了処理が提案されている(たとえば特許文献2,3参照)。しかし、これらの終了処理は、非消耗電極アークを用いる場合は全く考慮されていない。このため、これらを2電極アーク溶接に適用しただけでは、上述した不具合を解消するには不十分である。
特開昭63−168283号公報 特開昭59−7480号公報 特開平9−192832号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、良好な溶接ビードを形成可能な2電極アーク溶接終了制御方法を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される2電極アーク溶接のアーク終了制御方法は、シールドガスを吐出するためのシールドガスノズル内に配置された消耗電極および非消耗電極を備えた溶接トーチを用い、消耗電極アークおよび非消耗電極アークを発生させることにより溶接する2電極アーク溶接のアーク終了制御方法であって、消耗電極アークおよび非消耗電極アークを発生させながら上記溶接トーチを溶接順方向に移動させる定常溶接処理の後に、上記消耗電極を送給する消耗電極送給速度を、上記定常溶接処理における大きさよりも小さくして行われる第1の溶接終了処理と、上記消耗電極の送給および上記消耗電極アークを停止して行われる第2の溶接終了処理と、を行うことを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1の溶接終了処理においては、上記消耗電極アークを発生させるための消耗電極アーク電圧を、上記定常溶接処理における大きさよりも小とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1の溶接終了処理においては、上記非消耗電極アークを発生させるための非消耗電極アーク電流を、上記定常溶接処理における大きさよりも小とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2の溶接終了処理においては、上記非消耗電極アークを発生させるための非消耗電極アーク電流を、上記定常溶接処理における大きさよりも小とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2の溶接終了処理においては、上記非消耗電極アークを発生させるための非消耗電極アーク電流を上記第1の溶接終了処理における大きさよりも大とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記消耗電極アークを停止させた後に、上記定常溶接処理における上記消耗電極の送給方向とは逆方向に上記消耗電極を移動させる第3の溶接終了処理を行う。
本発明にかかる2電極アーク溶接のアーク終了制御方法は、上記第1の溶接終了処理により、定常溶接処理の終了時点において溶融池であった部分に、消耗電極である溶融ワイヤが供給される。これにより、溶融池が凹んだ形状のまま凝固してしまうことを防止することができる。さらにこの間も溶融ワイヤは、消耗電極アークおよび非消耗電極アークにより溶融されるため、スパッタが発生しにくくなっている。したがって、溶接トーチの先端および非消耗電極にスパッタが付着するのを防ぎつつ、良好な形状の溶接ビードを形成することが可能であり、溶接強度を高めることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法に用いられる溶接装置の一例を示すシステム構成図である。 本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法の一例を示すタイミングチャートである。 本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法のその他の例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法に用いられる溶接装置の一例を示している。本実施形態の溶接装置Aは、溶接トーチB、GMA溶接電源(消耗電極アーク溶接電源)PSM、およびプラズマアーク溶接電源(非消耗電極アーク溶接電源)PSPを備えている。溶接トーチBは、シールドガスノズル4内に、プラズマノズル3、プラズマ電極(非消耗電極)2、およびコンタクトチップ1が同心軸上に配置された構造とされている。シールドガスノズル4とプラズマノズル3との隙間からは、たとえばArなどのシールドガスGsが供給される。プラズマノズル3とプラズマ電極2との間には、たとえばArなどのプラズマガスGpが供給される。プラズマ電極2とコンタクトチップ1との間には、たとえばArなどのセンターガスGcが供給される。
コンタクトチップ1に設けられた貫通孔からは、消耗電極としてのワイヤWが送給される。コンタクトチップ1は、ワイヤWに対して導通している。ワイヤWは、モータMを駆動源とする送給ローラ5によって送給される。プラズマ電極2は、たとえばCuまたはCu合金からなり、図外の経路を通る冷却水によって間接的に水冷されている。プラズマノズル3は、たとえばCuまたはCu合金からなり、冷却水を通すチャネルが形成されていることにより、直接水冷されている。溶接トーチBは、通常ロボット(図示略)によって保持された状態で、溶接母材Pに対して移動させられる。
GMA溶接電源PSMは、コンタクトチップ1を介してワイヤWと溶接母材Pとの間に、GMA溶接電圧Vwmを印加することにより、GMA溶接電流Iwmを流すための電源である。GMA溶接電源PSMには、電圧設定回路VRから電圧設定信号Vrが送られる。GMA溶接電源PSMは、定電圧特性の電源であるので、GMA溶接電圧Vwmは電圧設定信号Vrの値に制御される。また、GMA溶接電源PSMには、溶接開始回路STから溶接開始信号Stが、溶接終了回路CRから溶接終了信号Crが、それぞれ送られる。GMA溶接電源PSMからは、モータMに対して送給制御信号Fcが送られる。GMA溶接電源PSMからGMA溶接電圧Vwmが印加されるときは、ワイヤWが+側とされる。
プラズマアーク溶接電源PSPは、プラズマ電極2と溶接母材Pとの間にプラズマアーク溶接電圧Vwpを印加することによりプラズマアーク溶接電流Iwpを流すための電源である。プラズマアーク溶接電源PSPには、電流設定回路IRから電流設定信号Irが送られる。プラズマアーク溶接電源PSPは、定電流特性の電源であるので、プラズマアーク溶接電源PSPは電流設定信号Irの値に制御される。プラズマアーク溶接電源PSPには、溶接開始回路STから溶接開始信号Stが、溶接終了回路CRから溶接終了信号Crが、それぞれ送られる。プラズマアーク溶接電源PSPからプラズマアーク溶接電圧Vwpが印加されるときは、プラズマ電極2が+側とされる。
次に、本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法の一例について、図2を参照しつつ以下に説明する。本実施形態の2電極アーク溶接は、定常溶接処理におけるワイヤWの送給速度がたとえば12.5〜15m/min程度の高効率溶接に分類されるものである。
溶接開始信号StがHigh状態となることにより、一般的には、過渡的な溶接開始処理を経た後に、定常溶接がなされる。定常溶接処理においては、ワイヤ送給速度Fwが定常ワイヤ送給速度Fwnに、GMA溶接電圧Vwmが定常GMA溶接電圧Vwmnに、プラズマアーク溶接電流Iwpが定常プラズマアーク溶接電流Iwpnに、それぞれ設定される。また、センターガスGc、プラズマガスGp、および、シールドガスGsが、それぞれ一定の流量で供給される。溶接トーチBは、たとえばロボット(図示略)によって移動させられる。定常溶接処理がなされる間は、GMA溶接電流Iwmは定常ワイヤ送給速度Fwmによって定まる定常GMA溶接電流Iwmnの大きさで流れている。また、プラズマアーク溶接電圧Vwpは、定常プラズマアーク溶接電流Iwpnを流すために必要な定常プラズマアーク溶接電圧Vwpnとなっている。このように、消耗電極アーク6aおよびプラズマアーク6bは設定された強さで発生している。
定常溶接処理においては、消耗電極アーク6aおよびプラズマアーク6bから供給される熱によって、溶接母材Pの溶接対象箇所が溶融状態となる。この溶融状態とされた部分に、溶融したワイヤWが供給される。これにより、いわゆる溶融池が形成される。プラズマアーク6bの動圧や、シールドガスGsのガス圧によって、溶融池は部分的に凹んだ形状となる。溶接トーチBの移動により、プラズマアーク6bの動圧やシールドガスGsのガス圧が及ばない領域に溶融池が移動する。すると、溶融池の表面張力が作用することにより、溶融池の凹んだ形状が解消される。この結果、溶融池が凝固することにより形成される溶接ビードは、一般的に凸型の形状となる。これにより、溶接トーチBが移動した経路に溶接ビードが形成される。
定常溶接を終えるときには、時刻t1において溶接開始信号StがLow状態となり、溶接終了信号CrがHigh状態となる。そして、時刻t1から時刻t5の間、溶接トーチBは停止し、第1〜第3の溶接終了処理が行われる。
まず、時刻t1から時刻t2の間に第1の溶接終了処理が行われる。第1の溶接終了処理においては、ワイヤ送給速度Fwが終了ワイヤ送給速度Fweに、GMA溶接電圧Vwmが終了GMA溶接電圧Vwmeに設定され、GMA溶接電流Iwmは終了ワイヤ送給速度Fweによって定まる終了GMA溶接電流Iwmeになる。また、プラズマアーク溶接電流Iwpが終了プラズマアーク溶接電流Iwpeに設定され、プラズマアーク溶接電圧Vwpは終了プラズマアーク溶接電圧Vwpeになる。
終了ワイヤ送給速度Fweおよび終了GMA溶接電圧Vwmeは、いずれも定常ワイヤ送給速度Fwnおよび定常GMA溶接電圧Vwmnよりも小さな値である。これにより、終了GMA溶接電流Iwmeは、定常GMA溶接電流Iwmnよりも小さな値となっている。このとき発生する消耗電極アーク6aの大きさは、定常溶接処理における消耗電極アーク6aの大きさよりも小さなものとなっている。
終了プラズマアーク溶接電流Iwpeの大きさは、定常プラズマアーク溶接電流Iwpnの大きさよりも小さく設定されている。このとき発生するプラズマアーク6bは、定常溶接処理におけるプラズマアーク6bよりも弱くなっている。
第1の溶接終了処理の終了時である時刻t2には、ワイヤ送給速度Fw、および、GMA溶接電圧Vwmは0に設定され、GMA溶接電流Iwmは0になる。このとき、消耗電極アーク6aは消する。
第1の溶接終了処理においては、溶接母材Pのうち時刻t1に溶接トーチBがあった箇所に対して、終了ワイヤ供給速度Fweで溶融したワイヤWを供給することとなる。この箇所は、定常溶接処理の最終時点において、凹んだ溶融池とされた部分である。この箇所は、定常溶接処理が完全に施されていない部分であり、凹んだ形状のまま凝固する可能性がある。溶接終了処理においては、この部分に適量のワイヤWを供給する。
時刻t2から時刻t3の間に第3の溶接終了処理が行われる。第3の溶接終了処理では、ワイヤWの巻き戻しを行う。時刻t2から時刻t3の間において、ワイヤ供給速度Fwは−の値に設定され、ワイヤWは送給方向とは逆方向に進行する。時刻t3には、ワイヤWの先端は、コンタクトチップ1の先端とプラズマ電極2の先端との間に位置している。なお、時刻t2から時刻t3の間において、プラズマアーク溶接電流Iwpは、終了プラズマアーク溶接電流Iwpeに、設定されたままである。
時刻t3から時刻t4の間に第2の溶接終了処理が行われる。第2の溶接終了処理においては、ワイヤ送給速度Fw、GMA溶接電圧Vwm、および、GMA溶接電流Iwmが、いずれも0となる。一方、プラズマアーク溶接電流Iwpは、終了プラズマアーク溶接電流Iwpeに設定されたままである。
第2の溶接終了処理の終了時である時刻t4には、プラズマアーク溶接電流Iwpも0に設定され、プラズマアーク溶接電圧Vmpも0になる。このとき、プラズマアーク6bも消する。
第2の溶接終了処理においては、ワイヤ送給速度Fwが0であるため、上記した溶融池に新たにワイヤWは供給されない。この第2の溶接終了処理では、プラズマアーク6bを用いて上記の溶融池が形成されていた部分を平滑化する作業が行われる。
さらに、時刻t4から時刻t5の間には、ワイヤ供給速度Fwを+の値として、ワイヤWを送給方向に移動させる。時刻t5において、ワイヤWの先端は、溶接トーチBと溶接母材Pとの間に位置している。この時刻t5に、溶接終了信号CrがLow状態となり、溶接装置Aによる溶接が完全に終了する。
次に、本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法の作用について説明する。
本実施形態によれば、定常溶接終了時点において凹んだ溶融池であった部分に、時刻t1から時刻t2の間にワイヤWが供給され、凹みが解消される。さらに、時刻t3から時刻t4の間に、プラズマアーク6bを用いて溶融池であった部分の平滑化が行われる。このため、定常溶接によって形成された溶接ビードの部分だけでなく、溶接ビードの終端に至るまで、不当に凹んだ部分ができるおそれがない。したがって、良好な溶接ビードを全域にわたって形成可能であり、溶接強度の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、第1の溶接終了処理において、消耗電極アーク6aおよびプラズマアーク6bの双方を発生させているため、必要な量のワイヤWを速やかに溶融させることが可能である。このため、発生するスパッタの量を抑えることが可能となっている。したがって、溶接トーチBの内部にスパッタが付着しにくくなっている。またさらに、プラズマ電極2にスパッタが付着しにくいため、アークスタート時にプラズマアーク6bの点弧性を良好に保つことが可能であり、均一なアークの分布を得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ワイヤWを溶接トーチB内に収納してから第2の溶接終了処理が行われるため、第2の溶接終了処理の間にワイヤWが、不当に加熱されるのを防ぐことが可能となっている。このため、第2の溶接終了処理の間に、ワイヤWの先端は、溶けることなく、鋭い形状が維持される。さらに、時刻t5には、ワイヤWの先端は、溶接トーチBと溶接母材Pとの間に戻されている。したがって、上記の2電極アーク溶接のアーク終了制御方法によれば、次のアークを点弧しやすくなっている。
図3は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図3は、本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法の第2実施形態を示している。なお、図3において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。本実施形態においては、第2の溶接終了処理におけるプラズマアーク溶接電流Iwpの値は、定常プラズマアーク溶接電流Iwpnよりも小さく、終了プラズマアーク溶接電流Iwpeよりも大きくなるように設定されている。このために、第2の溶接終了処理におけるプラズマアーク溶接電圧Vwpの値は、定常プラズマアーク溶接電圧Vwpnよりも小さく終了プラズマアーク溶接電圧Vwpeよりも大きくなる。
本実施形態によれば、第2の溶接終了処理にかかる時間を短縮することが可能である。
本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る2電極アーク溶接のアーク終了制御方法の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A 溶接装置
B 溶接トーチ
CR 溶接終了回路
Cr 溶接終了信号
Fc 送給制御信号
Fw 送給速度
Iwm GMA溶接電流(消耗電極アーク溶接電流)
Iwp プラズマアーク溶接電流(非消耗電極アーク溶接電流)
P 溶接母材
PSM GMA溶接電源(消耗電極アーク溶接電源)
PSP プラズマアーク溶接電源(非消耗電極アーク溶接電源)
ST 溶接開始回路
St 溶接開始信号
Vwm GMA溶接電圧(消耗電極アーク溶接電圧)
Vwp プラズマアーク溶接電圧(非消耗電極アーク溶接電圧)
W ワイヤ(消耗電極)
1 コンタクトチップ
2 プラズマ電極(非消耗電極)
3 プラズマノズル
4 シールドガスノズル
5 送給ローラ
6a 消耗電極アーク
6b プラズマアーク(非消耗電極アーク)

Claims (5)

  1. シールドガスを吐出するためのシールドガスノズル内に配置された消耗電極および非消耗電極を備えた溶接トーチを用い、消耗電極アークおよび非消耗電極アークを発生させることにより溶接する2電極アーク溶接のアーク終了制御方法であって、
    消耗電極アークおよび非消耗電極アークを発生させながら上記溶接トーチを溶接順方向に移動させる定常溶接処理の後に、
    上記消耗電極を送給する消耗電極送給速度を、上記定常溶接処理における大きさよりも小さくして行われる第1の溶接終了処理と、
    上記消耗電極の送給および上記消耗電極アークを停止して行われる第2の溶接終了処理と、を行うとともに、
    上記第2の溶接終了処理においては、上記非消耗電極アークを発生させるための非消耗電極アーク電流を、0より大きく上記定常溶接処理における大きさよりも小とすることを特徴とする、2電極アーク溶接のアーク終了制御方法。
  2. 上記第2の溶接終了処理においては、上記非消耗電極アークを発生させるための非消耗電極アーク電流を上記第1の溶接終了処理における大きさよりも大とする、請求項に記の2電極アーク溶接のアーク終了制御方法。
  3. 上記第1の溶接終了処理においては、上記消耗電極アークを発生させるための消耗電極アーク電圧を、上記定常溶接処理における大きさよりも小とする、請求項1または2に記載の2電極アーク溶接のアーク終了制御方法。
  4. 上記第1の溶接終了処理においては、上記非消耗電極アークを発生させるための非消耗電極アーク電流を、上記定常溶接処理における大きさよりも小とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の2電極アーク溶接のアーク終了制御方法。
  5. 上記消耗電極アークを停止させた後に、上記定常溶接処理における上記消耗電極の送給方向とは逆方向に上記消耗電極を移動させる第3の溶接終了処理を行う、請求項1ないしのいずれかに記載の2電極アーク溶接のアーク終了制御方法
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