JPH09192832A - 消耗電極式アーク溶接機 - Google Patents

消耗電極式アーク溶接機

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JPH09192832A
JPH09192832A JP811696A JP811696A JPH09192832A JP H09192832 A JPH09192832 A JP H09192832A JP 811696 A JP811696 A JP 811696A JP 811696 A JP811696 A JP 811696A JP H09192832 A JPH09192832 A JP H09192832A
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JP
Japan
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welding
current waveform
command
completing
setting unit
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Pending
Application number
JP811696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Tanaka
義朗 田中
Akinori Motomiya
紀典 本宮
Yasushi Hamamoto
康司 濱本
Junzo Tanimoto
順三 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接終了時のワイヤ先端状態を適正に制御
し、溶接作業効率および溶接品質の向上を図る。 【解決手段】 切換部３は溶接起動信号をうけて、定常
溶接時は定常溶接電流波形指令部１を、溶接終了時は溶
接終了電流波形指令部２を電流波形設定部４にそれぞれ
選択接続する。上記構成によると、定常溶接中と溶接終
了時で、それぞれ異なる溶接電流波形指令を選択でき、
溶接終了時に最適な溶接電流波形指令を出力し、最適な
溶接終了制御をおこなえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、消耗電極である溶
接用ワイヤと被溶接物である溶接母材との間にアークを
発生させて溶接する消耗電極式アーク溶接機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は定常溶接中と溶接終了時では、同
一の電流波形指令であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】溶接終了時のモータの
慣性による溶接用ワイヤの送り量は不安定かつ不規則で
あり、溶接用ワイヤが母材と短絡する状態は定常溶接中
の溶接用ワイヤ短絡の状態とは異なるものとなるため、
同じ電流波形指令のままではうまくなされず、最悪の場
合溶接用ワイヤが母材と溶着した状態となったり、ま
た、ワイヤが給電電極と融着したりしていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の消耗電極式アーク溶接機は、溶接ワイヤと溶
接母材との間に溶接電圧を印加する主回路部と、前記主
回路部を制御する出力制御駆動部と、前記出力制御駆動
部に溶接電流波形出力を指令する電流波形設定部と、前
記電流波形設定部に定常溶接電流波形指令信号を出力す
る定常溶接電流波形指令部と、前記電流波形設定部に溶
接終了電流波形指令信号を出力する溶接終了電流波形指
令部とを備え、前記電流波形設定部に対して、定常溶接
時は前記定常溶接電流波形指令信号を出力するととも
に、溶接終了時は前記溶接終了電流波形指令信号を出力
する切換部を有するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】上記構成により、定常溶接中と終
了時では異なる電流波形指令を出力することができる。
【０００６】以下に、本発明の一実施の形態について図
面を用いて説明する。図１は本発明の一実施の形態にお
ける回路構成を示す図である。図１において、１は定常
溶接電流波形指令部、２は溶接終了電流波形指令部、３
は切換部、４は電流波形設定部、５は出力制御駆動部、
６は主回路部である。
【０００７】切換部３は溶接起動信号をうけて、定常溶
接時は定常溶接電流波形指令部１と電流波形設定部４を
接続する。さらに、切換部３は溶接終了時、溶接起動信
号が終了すると、溶接終了電流波形指令部２と電流波形
設定部４を接続する。よって電流波形設定部４には、定
常溶接時には定常溶接電流波形指令信号が、溶接終了時
には、溶接終了電流波形指令信号が入力される。
【０００８】電流波形設定部４は、入力信号から算出し
た溶接出力指令を、出力制御駆動部５に出力する。出力
制御駆動部５は、溶接出力指令に基づき、主回路部駆動
用信号を出力し、主回路部６は入力信号に応じた溶接電
力を供給する。
【０００９】上記構成によると、定常溶接中と溶接終了
時で、それぞれ異なる溶接電流波形指令を、選択する事
ができる。これにより、溶接終了時に最適な溶接電流波
形指令を選択することができ、ワイヤ溶着の防止等が実
現できる。
【００１０】
【発明の効果】上記構成により、溶接終了時の溶接ワイ
ヤの燃え上がり量の制御が可能となり、溶接ワイヤ先端
の酸化玉の大きさを適正に制御する事ができる。また、
溶接終了時の溶接ワイヤのチップへの融着及び母材への
融着を防止する事ができる。さらに、溶接終了時のワイ
ヤ先端状態が適正であるためアークスタート性を向上す
る事ができ、溶接作業性の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態における回路構成を示す
図
【符号の説明】
１ 定常溶接電流波形指令部 ２ 溶接終了電流波形指令部 ３ 切換部 ４ 電流波形設定部 ５ 出力制御駆動部 ６ 主回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷本 順三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】溶接ワイヤと溶接母材との間に溶接電圧を
    印加する主回路部と、前記主回路部を制御する出力制御
    駆動部と、前記出力制御駆動部に溶接電流波形出力を指
    令する電流波形設定部と、前記電流波形設定部に定常溶
    接電流波形指令信号を出力する定常溶接電流波形指令部
    と、前記電流波形設定部に溶接終了電流波形指令信号を
    出力する溶接終了電流波形指令部とを備え、前記電流波
    形設定部に対して、定常溶接時は前記定常溶接電流波形
    指令信号を出力するとともに、溶接終了時は前記溶接終
    了電流波形指令信号を出力する切換部を有する消耗電極
    式アーク溶接機。
JP811696A 1996-01-22 1996-01-22 消耗電極式アーク溶接機 Pending JPH09192832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101837505A (zh) * 2009-03-11 2010-09-22 株式会社大亨 双电极电弧焊的电弧结束控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101837505A (zh) * 2009-03-11 2010-09-22 株式会社大亨 双电极电弧焊的电弧结束控制方法

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