JPS5837706Y2 - 電車線の張力バランサ− - Google Patents

電車線の張力バランサ−

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Publication number
JPS5837706Y2
JPS5837706Y2 JP15500680U JP15500680U JPS5837706Y2 JP S5837706 Y2 JPS5837706 Y2 JP S5837706Y2 JP 15500680 U JP15500680 U JP 15500680U JP 15500680 U JP15500680 U JP 15500680U JP S5837706 Y2 JPS5837706 Y2 JP S5837706Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
contact line
gear
overhead contact
balance weight
Prior art date
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Expired
Application number
JP15500680U
Other languages
English (en)
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JPS5777042U (ja
Inventor
喜久雄 高野
Original Assignee
日本国有鉄道
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Publication date
Application filed by 日本国有鉄道 filed Critical 日本国有鉄道
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電車線の張力バランサーの改良に関するもので
ある。
電気車は電車線からパンダグラフを介して駆動電力を得
ているが、電車線は温度変化によって伸縮し、張力が変
化する。
電車線の張力の変化をそのま\にして卦くと重大な事故
を招来する危険があるので、張力バランサーで温度変化
に拘わず常に張力を一定に保持するようにしている。
この装置は大滑車に平衡錘をかけ、大滑車と同心状に枢
着された小滑車にワイヤロープをかけ、当該ワイヤロー
プの他端を電車線に接続して、電車線を平衡錘の重量に
よって電管る所定の張力に保持するものである。
しかし、この装置では、経年使用によってワイヤロープ
が磨滅損傷して断線し、しばしば大きな運転事故を招来
している。
本考案は従来のこの種の張力バランサーに存する上述の
ような欠点を簡易に除去しようとするものである。
本考案を第1図〜第2図Cに示す実施例に従って説明す
る。
大滑車1にはワイヤロープ7がかけられ、当該ワイヤロ
ープの下端には平衡錘8が吊り下げられている。
13は平衡錘8の振止め用ロッドでテンションバー9,
12を介してコンクリートポール5で支持されている。
大滑車10両側には、当該大滑車と同心状に円形ギヤー
2が枢着されている。
大滑車1の直経と円形ギヤー2の直径は、たとえば4:
lに設定される。
6は水平ギヤーで、その下面には円形ギヤー2の外周に
形成された歯と噛み合う歯が形成され、その上面ばロー
ラ61に接している 大滑車1および円形ギヤー2に共通な回転軸11ならび
にローラ61の両端は第2図a −eに示すごとく、ギ
ヤー支持金具15内に回転自在に支持されている。
この場合円形ギヤー2は水平ギヤー6の下面に形成され
た歯と噛み合っておシ、水平ギヤー6の上面はローラ6
1と接している。
ギヤー支持金具15は腕金3および補助腕金4を介して
コンクリートポール5で支持されている。
水平ギヤー6のコンクリートポール5の反対端は中継ロ
ッド14を介してそれぞれ電車線17に接続されている
このような構成にかいて平衡錘30重量は、電車線を所
定の張力に保持できるように設定されているものとする
気温が上昇し、電車線17が伸びると、電車線17の張
力が低下し、平衡錘8側の重量が勝ることによって、平
衡錘8は下降し、大滑車1はa方向へ5同時に円形ギヤ
ー2もa方向へ回転し、円形ギヤー2の回転によって、
水平ギヤー6はコンクリートポール5方向へ移動し、中
継ロッド14を介して水平ギヤー6と接続している電車
線17の張力が増加し、大滑車側の平衡錘8の重量と電
車線の張力が平衡した時点で平衡錘8は停止する。
気温が低下し、電車線が収縮し、その張力が増加すると
、張力が平衡錘8の重量に打勝ち、平衡錘8を上方に移
動させ、大滑車1および円形ギヤー2をb方向へ回転さ
せて、水平ギヤー6を電車線側へ移動させ、張力は低下
する。
電車線17の張力と平衡錘80重量が平衡した時点で平
衡錘8は停止する。
本考案によれば、電車線17の張力と平衡錘8との平衡
を保つための力の伝達手段として円形ギヤー2および中
継ロッド14に連なも水平ギヤー6からなるギヤー機構
を用いているので、力の伝達を正確かつ円滑に行うこと
ができ、例えばステンレス製のギヤーを用いれば寿命は
永久的にな9、従来のワイヤロープを使用したものにか
けるような運転事故は生ずることがない。
又取付け、取外し、分解、調整ネーよび検査が簡単であ
り、さらに第2図aに示すように水平ギヤー6の長手方
向に亘って、平衡時をOとしその両側に伸縮用目盛を形
成しておけば、当該電車線の張力の変化を地上にネ・い
て1目で知ることができるので、電車線の保全が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例の全体構成を示す正面図、第
1図すは第1図aの平面図、第2図aは第1図aK>け
る大滑車、円形ギヤーpよび水平ギヤーの機構的関係を
示す正面図、第2図すは第2図aの側面図、第2図Cは
第2図aの一部断面平面図である。 1・・・・・・大滑車、2・・・・・・円形ギヤー、6
・・・・・・水平ギヤー、8・・・・・・平衡錘、14
・・・・・・中継ロッド、17・・・・・・電車線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電車線の温度変化による伸縮によって生ずる張力の変化
    を平衡錘によって一定に保持するようにしたものにトい
    て、平衡錘がかけられている大滑車に、同心状に円形ギ
    ヤーを枢着し、当該円形ギヤーの外周に形成した歯と噛
    み合う歯を形成した水平ギヤーを設け、当該水平ギヤー
    を中継ロッドを介して電車線に接続するようにしたこと
    からなる電車線の張力バランサー。
JP15500680U 1980-10-31 1980-10-31 電車線の張力バランサ− Expired JPS5837706Y2 (ja)

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JPS5777042U JPS5777042U (ja) 1982-05-12
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