JPS583731B2 - ハロゲンカキンゾクノ カイシユウホウホウ - Google Patents

ハロゲンカキンゾクノ カイシユウホウホウ

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JPS583731B2
JPS583731B2 JP50126013A JP12601375A JPS583731B2 JP S583731 B2 JPS583731 B2 JP S583731B2 JP 50126013 A JP50126013 A JP 50126013A JP 12601375 A JP12601375 A JP 12601375A JP S583731 B2 JPS583731 B2 JP S583731B2
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ammonia
reaction
chloride
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒸気状ハロゲン化金属たとえば塩化錫の回収
方法に関し、詳しくは、分離、回収して再使用するため
の固体反応生成物を形成させるように気化性アミンまた
はアンモニアをガス流中に導入して蒸気状ハロゲン化金
属を回収する方法である。
製造されたままの初期的状態にあるガラスは非常に強い
材料であることは周知である。
残念ながら、ガラス表面上の掻き傷および擦傷は、その
強度を著しく減少させる。
したがって、ガラス容器たとえばジャー、瓶、タンブラ
ーなどは、これら容器が製造されたばかりのときその最
大限強度を有し、この強度は、ガラス製品の検査、取扱
い、包装、輸送、および消費者の使用中に起こるガラス
容器同志の接触または他の面との接触とともに減少する
この問題を克服するため、ガラスの強度を保持したまま
、消費者によってガラス容器が取扱い、利用されること
を可能とするような被膜の開発に対する多大な探究がガ
ラス工業においてなされてきた。
これらの被覆処理の多くでは、ガラス容器は、温度が4
82〜593℃(900〜1100°F)にある成形工
程のホットエンド( hot end )で錫またはチ
タンの塩化物のような揮発性金属塩化物をその表面上で
熱分解させ、さらに送り冷しのコールドエンド( co
ld end )で保護有機被膜を被覆することによっ
て被覆処理がなされる。
この熱分解反応は、相当する金属酸化物を生ずるが、他
の金属化合物もガラス表面上に形成されると信じられて
いる。
このようなホットエンド被膜は、米国特許第33238
89号;同第3425859号;同第3598632号
:同第3554787号:同第3498825号:同第
3418154号;同第3420693号;同第344
5269号;同第3407085号;同第341442
9号;同第3352707号:同第3819346号:
米国Re第28076号;米国特許第3819404号
;同第3827870号;同第3498819号;同第
2375482号;同第3684469号;同第356
1940号が例として挙げられる。
前記の形式の被膜は、その適用が成形と徐冷工程の一部
として達成されるので〃製造工程( product
ion I ine)被膜である。
どれらのホットエンド熱分解反応は、有用な被膜を与え
るが、またガラス容器製造作業全体に望ましくない汚染
問題を生じさせる。
塩化第二錫蒸気での被覆に際しては、SnCl4のほと
んどの部分(多分90%を越える)は、ガラス製品上で
熱分解することなく、被覆チャンバを通り抜けて最終的
に排気流中に運び去られる。
このことは、経済的見地からおよび環境問題の見地から
望ましいことではない。
加えて、塩化水素ガス(HCIガス〕が、熱分解の反応
生成物となり排気流中で除去されることになる。
したがって、被覆チャンバからの排出ガスを、ガラス容
器製造設備周辺の空気中にそのまま放出することができ
ないのは、多量のS n C 14蒸気とHCIガスと
が連行されるからであり、このHCIガスは、水蒸気ま
たは水滴と反応して塩酸を生ずるからである。
本発明は、ホットエンドガラス製品被覆工程からのガス
排出流から蒸気状金属ハロゲン化物を除去、回収するた
めの効果的で、経済的で、かつ環境問題に対し魅力的な
方法を提供してこれらの問題を克服するものである。
これまでに多くの方法がこの問題と対処するために行な
われた。
これらの方法のほとんどは、湿式洗浄システム(wet
scrubbing system)の形式に関する
ものであり、この場合、ガス排出流は化学的なスラツジ
ができるようにアルカリ性液体と接触させられて、回収
のためスラツジがさらに処理される。
この通常形式の方法は、米国特許第3789109号に
示され、および1974年2月号ガラス工業(The
Glass IndustrいにD.■.ゴードン(
D,V,Gordon )によって”Pollutio
nGontrol at Lower Cost”なる
表題で示されている。
本発明は、容易に回収可能な固形生成物の直接生成をも
たらす蒸気相反応法を提供することにより、従来の技術
的方法に対し新機軸を与え、したがって液状の反応体お
よび反応生成物の必要、および操作、回収にまつわる欠
点を回避するものである。
本発明の目的を達成するための1つの特徴は、アンモニ
アまたは他の揮発性アミンを、蒸気状ハロゲン化金属を
含んでいるガス流と混合させてガス状反応混合物を形成
させること; 該ガス状反応混合物を、固体反応生成物が生ずるような
温度で十分な時間保っていること;および該固体反応生
成物をガス状反応混合物から分離すること、にある。
本明細書で使用される術語のハロゲン化金属は、1つま
たはそれ以上のハロゲン化物を含んでいる実験式の金属
(珪素を含む)の化合物である。
ハロゲン化物に加えて、実験式中に酸素または有機基の
ような他の成分があることは、実施にあたり有害ではな
いことが確認されている。
本発明の特に意味のある商業的な具体化においては、蒸
気状ハロゲン化金属を含んでいるガス流は、ハロゲン化
錫が熱ガラス表面上で熱分解を受けているガラス製品被
覆工程からの排出流である。
商業的実際問題として、ハロゲン化錫は、塩化第二錫で
あるが、蒸気状沃化第二錫、臭化第二錫、SnBr 3
C l 、SnBrCl 3 , SnCl2t2、
蒸気状ジブチル錫ジクロリド、ジメチル錫ジクロリド、
および塩化第一錫もまた、本発明の原理に従って回収さ
れ得る。
他の有機置換錫ハロゲン化物は、ジイソプロピル錫ジプ
ロミデ、トリメチル錫クロリド、トリプロピル錫クロリ
ド、トリフエニル錫クロリド、ジメチル錫ジクロリド(
たとえば米国特許第3647531号;同第34206
93号;同第3352707号;同第3705054号
;あるいは公開された特願昭44−18747号に示さ
れている)ジラウリル錫ジクロリド、ジブチル錫ジクロ
リド、ジフエニル錫ジクロリド(たとえば米国特許第2
567331号に示されている)およびトリベンジル錫
クロリド、トリブチル錫クロリド、トリル錫トリクロリ
ド、エチル錫トリブロミド(たとえば米国特許第261
4944号に示されている)がある。
本発明の方法は、また、他の蒸気状金属ハロゲン化物と
して、バナジウムのハロゲン化物およびオキシハロゲン
化物(たとえばオキシ塩化バナジウム、四塩化バナジウ
ム、バナジウムベントキシクロリド)、1置換されたハ
ロシランおよび置換されてないハロシラン(たとえばテ
トラクロロシラン、メチルトリクロロシラン)塩化アル
ミニウムおよびハロゲン化チタンたとえば四塩化チタン
を含む金属ハロゲン化物の回収にも適用できる。
本明細書で使用される〃アミン〃は、置換されたアミノ
基または置換されていないアミン基を含んでいる化合物
をさし、メチルアミン、トリメチルアミン、ジメチルア
ミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、
およびペンチルアミンがある。
しかし、アンモニアが好ましく、その理由は、効果的な
反応に対し容易に気化し、入手容易であり、かつ比較的
に安価であるからである。
アンモニアまたはガス状アミンとハロゲン化金属との間
の反応の温度および時間は、組合された効果が両者間の
反応を完結させるのに十分であるなら特に臨界的ではな
い。
蒸気状塩化第二錫とアンモニアとの間の反応では、反応
は、約15分より少ない時間で起こりほとんどの適用で
、滞留時間約1/10秒〜約1分で十分である。
反応の温度は、通常、排出ガス流の温度の函数となる。
ガラス容器上容器上に塩化第二錫を熱分解させることに
よる排出ガスは、通常、約21℃〜約177℃(約70
°F〜約350°F)で、ほとんどのガラス処理設備で
は約32℃〜約121℃(約9 0°F〜約250°F
)が典型的である。
アンモニアまたはアミンのハロゲン化金属に対するモル
比は、形成される反応生成物に依存し、反応混合物の気
相が湿潤pH試験紙に対し少なくとも中性好ましくは塩
基性を示させるに十分なアンモニアまたはアミンを使用
することによって適用に際し容易に決定される。
この試験結果が、アンモニアまたは他のアミンの化学量
論的なつり合いまたは超過を示す。
大過剰のアンモニアまたはアミンを使用することは、無
駄でありかつアンモニアまたはアミン汚染問題を起こす
ので通常は望ましくない。
後記する実施例の中に示した試験は、気相がpH10〜
11のとき満足な結果が得られることを示している。
塩化第二錫とアンモニアとの間の反応で、反応生成物は
、白色の乾燥した細かな固体である。
この試験は、固体が反応混合物から除去された後通常行
なわれる。
術語〃中性〃および〃アルカリ性〃は、慣用の意味で使
用されそれぞれpH約7とpH7以上を示す。
術語〃酸性〃が使われるときは、pHが7未満を示す。
本発明の方法によって生成する反応生成物法慣用の濾過
法によりガス状反応混合物から分離させられる。
本明細書での〃濾過〃は、濾過装置、サイクロン分離器
、および電気集塵器を含むことを意図し、すなわち、ガ
スからの固形物自体の除去を含む分散固体の分離を意図
する。
濾過装置の好ましいものは、慣用のバッグフィルター(
バッグコレクター)である。
フエルトフィルターまたは布フィルターが、プレコート
( precoat )有りまたは無しで使用され得る
沈殿剤としてアンモニアを使用するガス回収法には、米
国特許第1292016号があり、これはガスから蒸気
状臭素を回収するためガスをアンモニアで処理して臭化
アンモニウムの煙霧( fume )を得てこの煙霧を
電気集塵器にかける方法を示しており、米国特許第33
22659号およびカナダ国特許第776088号は、
アルミニウム還元セルからの廃ガスから弗化物を回収す
るためガスをガス状アンモニアで処理して固形反応生成
物を生成させこの生成物をガス流から炉過する力法を示
しており、米国特許第1907975号は、木炭から沃
素を回収するため木炭をアンモニアガスで処理して沃化
アンモニウムが形成されて分離、回収される方法を示し
ている。
しかしながら、これら従来の方法は、本発明によるアン
モニアまたはアミンでの蒸気状金属ハロゲン化物の回収
で達成される独特な利点を教示しない。
後記する実施例は、本発明の原理をよく示しており、熱
ガラス製品への金属ハロゲン化物の熱分解での排気ガス
から蒸気状金属ハロゲン化物を回収するのに適用可能で
ある。
以下本発明を添付の図面を参照してさらに詳細に説明す
る。
第1図では、参照数字10は、本分野で〃スクレーパコ
ンベヤー〃として通常知られるコンベヤーベルトを示し
、これはできたばかりの成形ガラス瓶を成形装置から徐
冷レーヤ(Lehr)へ搬送する。
コンベヤー10上には、数個のできたばかりの成形ガラ
スビール瓶11が載っていて成形装置から、慣用の徐冷
レーヤ(図示せず)へ送られる。
コンベヤー10上には、コンベヤー10を包囲する蒸気
処理チャンバ12があって、できたばかりの成形ガラス
瓶11がその中を進行する。
周囲の空気も、ガラス瓶が処理されるチャンバ12内に
入り得る。
チャンバ12は、ほぼトンネル形状の金属製構造体を含
み、蒸気状塩化第二錫の導入と配分とのための入口13
および14を備えた側壁15を有している。
塩化第二錫の蒸気は、液体の塩化第二錫の市場で入手可
能なシリンダ16から管17の手段により入口13およ
び14へ供給される。
シリンダは、気泡管16aを有している。
塩化第二錫は、乾燥、不活性ガスたとえば空気または窒
素を液体の塩化第二錫中に泡立たせることによって蒸気
とさせら札次に得られるガス流が管17を通じて入口1
3および14中へ方向づけられる。
チャンバ12の設計は、本発明の部分を構成せず、他の
形式のチャンバたとえば米国特許助第28076号;米
国特許第3819404号;同第3827870号:同
第3498819号;同第2375482号;および同
第3561940Qlと示されるものが使用されてもよ
い。
排気ダクト18が、チャンバ12の頂部に配置されてい
て熱ガラス製品上の塩化第二銀の熱分解からの排気ガス
を受入れる。
慣用の瓶処理法に対しては、耐蝕性金属、プラスチック
、またはガラス繊維の公称直径約3〜8インチのダクト
がきわめて満足である。
第2図を参照して説明すると、排気ダクト18は、アン
モニア分配管19を有している。
管19は、シール30を貫通してダクト18内に入り、
点線矢印で示されるように排気ガス流の方向に対し向い
合ってダクト18内を軸線方向に延長している。
流量制御弁31を有する慣用のアンモニアシリンダ20
は、管21およびロトメータ( rotometer
) 2 2を介して分配管19へ連結されている。
他の形式のノズルおよび混合装置が、第19の代りに使
用されてもよい。
第19の下流で、ダクト18は、慣用の設計のバッグコ
レクター23の形態をとった濾過装置の中へ排出する。
バッグコレクター23は、入口32と出口26を有した
剛直なハウジング24を、含んでなる。
入口32と出口26との間の流路には、一連の慣用の濾
過バッグ25が配置されていて、ダクト18からバッグ
コレクターに入るガスはバッグ25を必ず通り抜けるよ
うになっている。
このようにして排気ガス中に存在する固体は、バッグ2
5内で濾過される。
バッグコレクター23は、固体が蓄積して沖過効果が減
少したときにバッグ25を洗浄および交換するための接
近口(図示せず)を有している。
慣用のガラス容器処理法に対しては、被覆処理のチャン
バ12,1個当り約50〜500平方フィートの濾過面
積を有する綿織物または合成織物のバッグがきわめて満
足である。
出口26は、送風装置27の吸引部に連結されているダ
クト33へ連結されていて、ガスが点線の矢印によって
示される方向で系の中を流れるようになっている。
送風装置27は、清浄化された排気ガス流28を排出す
る。
例1 前記した装置の操作では、塩化第二錫の蒸気は、シリン
ダ16からチャンバ12へ流れる。
温度約482℃〜538℃(900°F〜1,000°
F)のできたての成形ビール瓶は、チャンバ12内を通
って搬送されてビール瓶上で酸化錫が熱分解する。
ダクト18を通ってチャンバ12を去る排気ガスは、ほ
とんどが空気であり約2%の水蒸気を含んでいるが、さ
らに約%g−mol/hに相当するSu C 14蒸気
をも含んでいる。
排気ガスの流速は、約200標準立方フィート/分で、
温度は約38℃(約100°F)である。
排気ガスは、温めらせたpH試験紙に対し酸性を示す(
すなわちpHは3より小さい)。
アンモニアガスは、分配管19を通じて、排気ガス中の
NH3が3 0 O ppm ( V/V )の濃度と
なるように導入する。
この濃度は、排気ガス中に存在するSnCl4%f−m
o1当りNH3 4. 5 fl−molに相当する。
アンモニアガスはダクト18中で直ぐに混合して反応し
、乾燥した白色の微細な反応生成物を生成し、この反応
生成物は、バッグコレクター23にある濾過面積100
平方フィートの慣用の布織物バッグにより回収される。
バッグコレクター23に到達する前にダクト18内で起
こる反応のための滞留時間は、約%〜1秒である。
清浄化された排気ガス流28は、実質的にSuCl4お
よびHCIを含まず(すなわち、化学分析はいずれの成
分の存在をも示さない)、温度が約32℃(約90°F
)であり、湿潤pH試験紙に対しアルカリ性を示し(
pHは10を越える)そしてアンモニア濃度が容量で約
10 0 ppm (すなわちNH31. 5 g−m
ol/hに相当)である。
この試験は、排気ガス中のSuC IVmo lと完全
に反応しこれを沈降させるには、約4molのガス状N
H3が必要となることを示している。
ダクト18を通りチャンバ12を去る排気ガスの温度を
約93〜121℃(約200〜250°F)とし水蒸気
を約1%として前記の操作を繰り返す。
同様な結果が得らわへ回収された微細な白色粉末生成物
は、水和した酸化第二錫またはアンモノ塩基性塩化錫(
ammonabasic tin chloride)
一塩化アンモニウムであると考えられる。
公開された特願昭44−18747号に従ってジメチル
錫ジクロリドを蒸気とすることによって得られる塩化錫
蒸気は、ガス状アンモニアと反応させることにより前記
の操作に従って得られる結果と同様な結果をもって回収
され得る。
前記の操作でのバッグコレクターの代りに、米国特許第
1292016号またはNew YorkのMcGra
w Hill Book社版、J,H,Perry著C
hemical Engineers ’ Handb
ook第3版、第16節に示されるような慣用の設計の
電気集塵装置を使用することによって反応生成物を沈降
させ回収することによっても同様な結果が得られる。
例2 本発明の原理をさらに例示するため、乾燥空気(すなわ
ち、シリカゲルを通過させることによって乾燥した空気
)を液体塩化第二錫の貯槽中に通してつくった合成排気
ガスを使用し、得られる塩化第二錫の蒸気を、透明なガ
ラス製反応チャンバ内でさまざまな量のガス状アンモニ
アと混合し、そして反応生成物を織物フィルターで濾過
して回収することによって一連の以下の試験を実施する
この操作では、乾燥空気の流速およびアンモニアの流速
は、較正したロトメータを使用して測定する。
これらの測定から、反応混合物中のアンモニアの塩化第
二錫に対するモル比が、SnCl4の蒸気圧および揮発
速度を考慮して合理的な正確さで分かる。
反応体全部の温度は、室温(たとえば約21℃(約70
°F))で、試験は平衡状態が得られるまで続ける。
これに必要な時間は1分に満たない。
濾過装置を去る排気ガスは、湿潤pH試験紙で試験する
排気ガスが、過剰NH,でアルカリ性となったとき、全
てのSnC l4が実質的に除去されたと結論づける。
その理由は、排気ガスが、空気中の水分と接するとき、
加水分解生成物の曇りが見えないからである。
試験 A NH3のSn C l4に対するモル比は、0.6:1
とする。
反応生成物は、非常に薄いフユームすなわち〃懸濁気〃
である。
ほんの少量の固体生成物が濾過装置に集まり、濾過装置
からの排気ガスのpHは、湿潤pH試験紙に対し酸性で
あり、排気ガス中の残留SnC l,は、周囲の空気中
の水分で容易に加水分解して白色の曇りを生ずる。
試験 B この試験では、N′H3のS nC 14に対するモル
比は、1:1とする。
反応生成物は、試験Aのフユームより僅かに濃い懸濁気
すなわちフユームである。
非常に少量の反応生成物が濾過装置に集まる。濾過装置
からの排気ガスは、湿潤pH試験紙に対し酸性を示し、
排気ガス中の残留SnCl4は、周囲の空気中の水分に
より容易に加水分解して白色の曇りを生ずる。
試験 C この試験では、NH3のSnCl4に対するモル比は、
約2.2:1とする。
反応生成物は、濃い白色の雲状となり、濾過装置内に固
体生成物として容易に回収される。
濾過装置からの排気ガスは、湿潤pH試験紙に対み酸性
を示すが、周囲空気中の水分と接触して生成する加水分
解生成物の霧は観察されずSnCl4がほとんどないか
または全く存在しないことを示す。
試験 D この試験ではNH,のSnCl4に対するモル比は、約
3.3:1とする。
反応生成物は、観察可能な白色の微粒子を含んでいる非
常に濃い白霧であり、濾過装置に容易に回収される。
濾過装置からの排気ガスは、湿潤pH試験紙に対しアル
カリ性を示し、周囲空気中の水分との接触で生成する加
水分解生成物はみられなく、SnCl4がほとんどまた
は全く存在しないことを示す。
試験 E この試験ではNH,のSnC 14に対するモル比は、
約9:1である。
反応生成物および結果は、試験Dと同様である。
前記の各試験からは、■,のSnCl4に対する化学量
論的な比のはつきりした結果は導きだせない。
しかしながらデータは、排気ガスが中性またはアルカリ
性となったとき実質的に全てのSnC l4が除去され
たことを示している。
この種の反応は次の文献に見られる: Londonの
Longmans ,Green and Compa
ny版第■巻、1927年版第445頁Mellor著
“A Comprehensive Treatise
on Inorganic and Theoreti
cal Chemistry“;E.Banniste
rおよびG,W,A, Fowles著J.Chem,
Soc, 751( 1958) ;E.Banni
sterおよびG,W.A, Fowles著J.Ch
em.Soc,,310(1959)。
例3 本発明の原理をさらに例示するために、乾燥空気を液体
四塩化チタン貯槽中に通してつくった合成排気ガスを、
濾過装置を備えた透明なガラス反応チャンバ内でガス状
アンモニアと、例2で使用した場合と同じ装置および操
作で混合する。
帯黄白色のふわふわした粉状反応生成物ができる。
P過装置からの排気ガスは、最初、湿潤pH試験紙に対
し酸性を示す。
次にTiCl4蒸気に対するアンモニアの割合を徐々に
増加して、反応チャンバからの排気ガスが、湿潤pH試
験紙に対しアルカリ性となるようにする( pHは10
を越える)。
この条件下での反応チャンバからの排気ガスは、先周囲
空気中の水分との接触で加水分解生成物の曇りが生じな
いので、蒸気状四塩化チタンが実質的にないと見なされ
る。
例4 本発明の原理をさらに例示するため、乾燥空気を液体四
塩化錫の貯槽中に通して得られる合成排気ガスを、濾過
装置を備えた透明なガラス反応チャンバ内でガス状ジメ
チルアミンと、例2で使用した場合と同じ装置および操
作で混合する。
固体の、白色微細な反応生成物ができる。
沢過装置からの排気ガスは,最初、湿潤pH試験紙1こ
対じ酸性を示す。
次にSnCl4蒸気に対するジメチルアミンの割合を、
徐々に増加して、反応チャンバからの排気ガスが、湿潤
pH試験紙に対しアルカリ性となるようにする。
この条件下での反応チャンバからの排気ガスは、周囲空
気中の水分との接触で加水分解生成物の曇りがみられな
いので、実質的に蒸気状四塩化錫が存在しないと見なさ
れる。
例5 例4の操作を、四塩化錫の代りにオキシ塩化バナジウム
(vOCl3)を使用して繰り返す。
固体の反応生成物が微黄色粉体であること以外は例4の
場合と同じ結果が得られる。
例6 塩化第二錫の代りにメチルトリクロロシラン〔(CH3
)SiC13〕、を使用して例4の操作を繰り返す。
例4の場合と同様な結果が得られる。例7 液体ブチル錫トリクロリド(New J ersey州
、RahwayのM&T Chemicals Inc
,より入手)の流れを、予熱(約93〜121℃(約2
00〜250°F))された乾燥空気流と混合して液体
ブチル錫トリクロリドを蒸気とすることにより合成排気
ガスを得る。
この合成排気ガスを、気体アンモニアと、濾過装置付の
透明なガラス反応チャンバ中で、例2の場合と同じ装置
と操作で混合する。
反応チャンバからの排気ガスのpHを、気体アンモニア
の量を変えることによって約10までに調整する。
チャンバからの排気ガス中にはブチル錫トリクロリドの
蒸気はみられなく、これらの条件下で回収される固体反
応生成物は、微細な白色粉末である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ハロゲン化錫の蒸気でガラス製品を被覆する
装置の斜視図である。 第2図は、第1図の被覆操作で発生する過剰のハロゲン
化錫の蒸気を回収するための装置の斜視図である。 10・・・・・・コンベヤベルト、12・・・・・・蒸
気処理チャンバ、13,14・・・・・・入口、18・
・・・・・排気ダクト、19・・・・・・アンモニア分
配管、20・・・・・・アンモニアシリンダ、22・・
・・・ロトメータ、23・・・・・・バッグコレクタ、
27・・・・・・送風装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蒸気状のハロゲン化金属および該ハロゲン化金属の
    ガス状熱分解生成物を含んでいる湿潤空気流を洗浄する
    方法において; 該空気流をアンモニアまたはアミンと混合させてガス状
    反応混合物を生成させること; 該ガス状反応混合物を固体反応生成物が生ずるような温
    度で十分な時間を保っていること;該固体反応生成物を
    該反応混合物から除去すること; の各段階を含んでなることを特徴とする前記湿潤空気流
    を洗浄する方法。
JP50126013A 1974-11-29 1975-10-21 ハロゲンカキンゾクノ カイシユウホウホウ Expired JPS583731B2 (ja)

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DE (1) DE2547923C3 (ja)
ES (1) ES441438A1 (ja)
FR (1) FR2292515A1 (ja)
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ES441438A1 (es) 1977-03-01
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CA1066878A (en) 1979-11-27
DE2547923A1 (de) 1976-08-12
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FR2292515A1 (fr) 1976-06-25
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ZA755590B (en) 1977-04-27
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US3956532A (en) 1976-05-11
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