JPS5837282Y2 - 覆物物品用ソ−ル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば靴又はスニーカーの如き履物物品用ソ
ールに関する。

当業界においては、加硫性ゴム又は同様な成形性材料か
らこのようなソールを成形し、且つ使用時ソールの掴み
力を増加させるため表面模様即ち踏面を有するこのよう
なソールを成形することは既に知られている。

又かかるソール模様内に製造者の識別符号等を成形する
ことが既に知られている。

しかし乍ら、かかるソール及びその上に成形した表面は
単色であり、且つ通常の技術によりそれの選択された部
分の着色に対して容易に適合しない。

本考案の目的は、それの選択された部分が色又は該ソー
ルの残余の色と異なった色を有しており、且つ前記の異
なって着色した選択された部分は少なくとも切期には履
物物品の使用から生ずる摩耗から保護される履物物品用
ソールを提供するにある。

本考案によれば、履物物品用ソールは該ソールの色と異
なった色の露出した三次元表面を有する別々に形成され
た挿入物を設置される少なくとも１個の凹んだ領域を備
え、該挿入物は該挿入物の最高点が該ソールの歩行面と
実質的に同一平面であるが該歩行面内に僅かに凹んでい
るような程度該ソール内に凹んで成ることを特徴とする
。

本考案のソールは、履物物品内に組み合わされた場合、
従来の単色ソールにおけるより見掛けが面白く、且つ名
前、原文又はことばと組み合わせた絵入り表現の適当な
選択により子供教育の教育的工夫を構成することができ
る。

次に本考案を図面につき詳細に説明する。

第１〜４図で、靴又はスニーカーとして示された履物物
品は形成され且つ任意従来の様式で組み合わされ、且つ
ソール１４に取り付けられた甲１２を有する。

ソールは凹所内に設置された挿入物１４ｂの輪郭に補の
輪郭の実質的中央凹所領域１４ａを有する。

該凹所１４ａは該挿入物の輪郭と同一の輪郭であること
ができ、好適には凹所１４ａの輪郭は挿入物の輪郭より
虜かに犬であり、且つソールの歩行面に設けられたその
他の溝の深さに近似した又は同一の深さを有する溝１４
ｄを備えることができる。

挿入物はこのように凹所のそれより輪郭が僅かに小さく
、これで該挿入物を取り巻く飾りぶちを表わす。

図面において、履物物品はそれの周辺に適用された変色
テープを有するものとして示されており、該変色テープ
は、好適には該挿入物により与えられた図と相互関係の
ある図をその上に有する。

所要の形状に組み合わさられる単−挿入物又は複数個の
別々の挿入物より成る挿入物１４ｂは、該挿入物の最高
点がソールの歩行面と実質的に同じ高さであるが該歩行
面より僅かに凹みを作るような程度にソールの歩行面内
に凹ませ、該挿入物のその他の部分は、第４図に更に詳
細に示す如く、犬なる程度にソール内に凹ませる。

勿論、履物物品の初期使用量全体の挿入物は摩耗から該
挿入物を保護するため十分な程度にソール内に凹ませで
あるのが好ましい。

第５図に関して、修正したソールの図形が説明されてお
り 該図形では凹所１４ａは実質的に矩形であり、挿入
物１４ｂは第１〜４図で説明した挿入物の種々の彎曲し
た輪郭と反対の真直ぐな端縁を有する。

第５図のソールは、踏面１４ｃを設けである如く示され
ており、勿論それはソールの全歩行面を通じて延在させ
ることができる。

本考案のソールは従来技術を使用して任意従来法で製造
することができるが、それは特別に第６〜９図に関して
記載した如くして製造することができる。

第６図に関して、挿入物東例えば約ＩＩｇの厚さを有す
る白色又は無色の未加硫ゴムシートの如き適当な材料の
シート２２から製造される。

シート２２は、一般に２４で示した従来の絹紗スクリー
ン捺染装置中に置かれ、次いで、望まれる如く、１種又
はそれ以上の色を使用してシートの表面に画像１４ｂが
適用される。

画像は次いで印刷したシートがいっそう容易に取扱える
ように乾燥させておき、その後該画像１４ｂは個々の挿
入物を形成するためシートから裁断され又は打ち抜かれ
る。

画像は、勿論、かかる印刷操作に適した任意従来の印刷
技術を使用してシートに適用される。

挿入物１４ｂは、次いで第８図に２６で示された型のほ
ぼ形を与えられた中央空所内に面を下向きに置かれ、中
央空所の底面（第８図で見えない）は該挿入物に与えら
れる最終の三次元形状と逆にほぼ形成されている。

例えば第２〜４図のソール予備形成物１４の如きソール
予備形成物＆東次いで第９図で示した如き従来のプレス
の板３０間に置かれ、その後の組み合わされたソールは
加硫される。

その上に印刷した画像を有し、又はシートから打ち抜か
れた挿入物を有するシート２２は、その上に印刷された
着色材料をシート又は挿入物の人手による取扱い前に該
シートに接着するため型内に組み合わされる前に部分的
に又は全体に加硫することができる。

或は又、該シートに適用された着色材料は空気乾燥又は
熱乾燥され、該着色材料の該シートに対する接合は組み
合わされたソールの加硫間に行なわれる。

加圧下での組立てたソールの加硫は該挿入物をソール予
備形成物と一体にし且つ同時に該予備形成物にそれらの
最終三次元形態を与える。

【図面の簡単な説明】

第１図は履物物品に組み合わされた場合の本考案ソール
の底面図、第２図はそれの組立前のソール予備成形物及
び挿入物を分解して示す斜視図、第３及び４図は、第１
図の３−３線及び４−４線に夫々沿う本考案ソールの横
断面図、第５図は本考案ソールの他の形態を示す部分底
面図、第６〜９図は本考案ソールの製造される流れを説
明するための斜視図及び正面図である。 １２・・・・・・甲、１４・・・・・・ソール（予備成
形物）、１４ａ・・・・・・実質的中央凹所領域、１４
ｂ・・・・・・挿入物、画像、１４ｃ・・・・・・踏面
、１４ｄ・・・・・・溝、２２・・・・・・シート、２
４・・・・・彌紗スクリーン捺染装置、２６・・・・・
・型、３０・・・・・・板。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 履物物品用ソールにおいて、該ソールの色と異なる
   色の露出した三次元表面を有する別々に成形された挿入
   物を設置される少なくとも１個の凹んだ領域を備え、該
   挿入物は該挿入物の最高点が該ソールの走行面と実質的
   に同一平面であるが該歩行面内に僅かに凹んでいるよう
   な程度該ソール内に凹んで成ることを特徴とする履物物
   品用ソール。 ２ 前記挿入物図が該ソールの前記凹んだ領域内に固着
   されることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
   記載のソール。 ３ 前記挿入物図が少なくとも部分的に型押しされ且つ
   前記露出した表面が前記ソールの歩行面と実質的に同一
   平面を有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
   第１項記載のソール。 ４ 前記挿入物がその上に釣り合った図の層を有するこ
   とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項言臓のソ
   ール。 ５ 前記挿入物図の少なくとも部分が着色されているこ
   とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第４項記載のソ
   ール。 ６ 前記挿入物図がソールの前記凹んだ領域のこれら輪
   郭よりその輪郭が僅かに小さいことを特徴とする実用新
   案登録請求の範囲第１項記載のソール。