JPS5837254Y2 - タイヤボビン - Google Patents
タイヤボビンInfo
- Publication number
- JPS5837254Y2 JPS5837254Y2 JP15545680U JP15545680U JPS5837254Y2 JP S5837254 Y2 JPS5837254 Y2 JP S5837254Y2 JP 15545680 U JP15545680 U JP 15545680U JP 15545680 U JP15545680 U JP 15545680U JP S5837254 Y2 JPS5837254 Y2 JP S5837254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- bobbin
- tires
- hollow
- spacing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトロール漁船等による底曳き網漁業において有
効に使用することができるボビンに関する。
効に使用することができるボビンに関する。
一般に底質の荒い岩礁地帯等においては従来大径のゴム
製球もしくは銅製球のボビンが使用されているが、これ
らボビンは価格的に高価であるため、古タイヤ利用のゴ
ムボビンが使用されている。
製球もしくは銅製球のボビンが使用されているが、これ
らボビンは価格的に高価であるため、古タイヤ利用のゴ
ムボビンが使用されている。
そしてその1形態とじと複数の中空古タイヤのそれぞれ
の側面に3〜4個の孔をあけ、その孔を通してワイヤロ
ープ、又は小径のチェーンを必要長さ伸延して複数の中
空タイヤを1体的に固縛したものがある。
の側面に3〜4個の孔をあけ、その孔を通してワイヤロ
ープ、又は小径のチェーンを必要長さ伸延して複数の中
空タイヤを1体的に固縛したものがある。
しかしこの形態のタイヤボビンにおいては、タイヤは単
にワイヤ等で連ねただけであるため固縛したワイヤが使
用中に例えば海底の突起物に引掛った際容易にずれ、タ
イヤ同志が傾むいたり、ジグザグになったり等その形態
が製作時と大きく変わったものとなり、切期の目的を果
さない形状になっている。
にワイヤ等で連ねただけであるため固縛したワイヤが使
用中に例えば海底の突起物に引掛った際容易にずれ、タ
イヤ同志が傾むいたり、ジグザグになったり等その形態
が製作時と大きく変わったものとなり、切期の目的を果
さない形状になっている。
これを解決せんと従来ににおいても各タイヤ内に古タイ
ヤの側面を円形に打抜いてつくったワッシャを複数重ね
てワイヤロープに通し、これによって間隔を保持する試
みもなされているが、上記ワッシャーは使用とともに扁
平となり、結局事態を何ら有効に改善するものではなか
った。
ヤの側面を円形に打抜いてつくったワッシャを複数重ね
てワイヤロープに通し、これによって間隔を保持する試
みもなされているが、上記ワッシャーは使用とともに扁
平となり、結局事態を何ら有効に改善するものではなか
った。
来者はこの様な現状をかえりみて案出されたものであり
、その目的は安価に製作でき、かつ底質、地形の如何を
問わず使走のボビン形状を維持したまま底曳網魚業等に
おいて有効に使用することができるボビン構造に関する
。
、その目的は安価に製作でき、かつ底質、地形の如何を
問わず使走のボビン形状を維持したまま底曳網魚業等に
おいて有効に使用することができるボビン構造に関する
。
本考案は複数の中空タイヤ1を密着状態に並設し、各タ
イヤの両側面に相互に整合する透孔2を所定間隔にて設
け、同整合透孔2に対応する数のワイヤロープないしチ
ェーン3を貫挿して上記複数のタイヤ1を1体的に固縛
し、さらに各中空タイヤ1内部に弾性復原力を有する間
隔保持材4を介在させてなることを特徴とするタイヤボ
ビンに係るものである。
イヤの両側面に相互に整合する透孔2を所定間隔にて設
け、同整合透孔2に対応する数のワイヤロープないしチ
ェーン3を貫挿して上記複数のタイヤ1を1体的に固縛
し、さらに各中空タイヤ1内部に弾性復原力を有する間
隔保持材4を介在させてなることを特徴とするタイヤボ
ビンに係るものである。
なお図中5はグラウンドロープ、6,7は鉄プレート、
3は沈シャックル、9はシンプルである。
3は沈シャックル、9はシンプルである。
上記構成において、タイヤボビンを構成するタイヤ1は
古タイヤ(廃タイヤ)が好ましく、その直径は軽自動車
、乗用車用すなわち480φから520φのものが好ま
しい。
古タイヤ(廃タイヤ)が好ましく、その直径は軽自動車
、乗用車用すなわち480φから520φのものが好ま
しい。
しかし新タイヤを用いて構成することもできる。
透孔2は本実症例においては側面4個所に設けているが
、中空タイヤ1の直径ないし並設数によって適宜増減で
きる。
、中空タイヤ1の直径ないし並設数によって適宜増減で
きる。
本考案の要旨をなす間隔保持材4の材質としては、近年
グラウンドロープ用ボビンの材質としてよく用いられて
いる商人ないし余人ゴム(カーボンブラックゴム等の所
要の弾性復原力、耐摩耗性、拡張力に富んだものが望ま
しい。
グラウンドロープ用ボビンの材質としてよく用いられて
いる商人ないし余人ゴム(カーボンブラックゴム等の所
要の弾性復原力、耐摩耗性、拡張力に富んだものが望ま
しい。
また間隔保持材4は中空筒体形状が好ましく、特に脱型
の面から第3図及び第4図に示すごとき内外周面に螺旋
を有する螺旋筒体とするのが好ましく(外面に螺旋面を
有する中子は成型後回転することによって容易に離脱で
きる)、これはまた蛇腹と同様に十分な弾性復原力を有
する形態でもある。
の面から第3図及び第4図に示すごとき内外周面に螺旋
を有する螺旋筒体とするのが好ましく(外面に螺旋面を
有する中子は成型後回転することによって容易に離脱で
きる)、これはまた蛇腹と同様に十分な弾性復原力を有
する形態でもある。
さらに間隔保持材4のタイヤボビンの取付けは第1図な
いし第2図に示す形態のものに限られるものではなく、
第5図に示す形態のものにも容易に装着できる。
いし第2図に示す形態のものに限られるものではなく、
第5図に示す形態のものにも容易に装着できる。
なお図中10は中空タイヤ1を1体的に装着する中空軸
体、11はタイヤ脱落防止兼緊締用フランジ、12は連
結ボルトである。
体、11はタイヤ脱落防止兼緊締用フランジ、12は連
結ボルトである。
本考案におけるタイヤボビン構造はまず組立時にあたっ
てワイヤーロープないしチェーン3を十分に緊締するこ
とによって各間隔保持材4を含めた全タイヤ構造を長手
方向に圧縮するので、使用時には絶えず外方向の力を間
隔保持材4は発揮することになり、この外方向力によっ
てタイヤボビンは十分な剛性及び形状を保持することが
できる。
てワイヤーロープないしチェーン3を十分に緊締するこ
とによって各間隔保持材4を含めた全タイヤ構造を長手
方向に圧縮するので、使用時には絶えず外方向の力を間
隔保持材4は発揮することになり、この外方向力によっ
てタイヤボビンは十分な剛性及び形状を保持することが
できる。
以上述べてきたごとく本考案に係るタイヤボビンは十分
な弾性復原力及び抗張力を有する間隔保持材を内部に取
付けるといった簡単かつ安価な手段にて形状保持を確実
に図ることができる。
な弾性復原力及び抗張力を有する間隔保持材を内部に取
付けるといった簡単かつ安価な手段にて形状保持を確実
に図ることができる。
第1図は本考案に係るタイヤボビンの一部断面正面図、
第2図は第1図I−I線による断面図、第3図は間隔保
持材の一部断面正面図、第4図は同側面図、第5図は本
考案に係るタイヤボビンの他の実施例の一部断面1″E
面図である。 1・・・・・・中空タイヤ、2・・・・・・透孔、3・
・・・・・ワイヤロープないしチェーン、4・・・・・
・間隔保持材。
第2図は第1図I−I線による断面図、第3図は間隔保
持材の一部断面正面図、第4図は同側面図、第5図は本
考案に係るタイヤボビンの他の実施例の一部断面1″E
面図である。 1・・・・・・中空タイヤ、2・・・・・・透孔、3・
・・・・・ワイヤロープないしチェーン、4・・・・・
・間隔保持材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数の中空タイヤを密着状態に並設し、各タイヤの
両側面に相互に整合する透孔を所定間隔にて設け、同整
合透孔に対応する数のワイヤロープないしチェーンを貫
挿して上記複数のタイヤを1体的に固縛し、さらに各中
空タイヤ内部に弾性復原力を有する間隔保持材を介在さ
せてなることを特徴とするタイヤボビン。 2 間隔保持材は商人ないし余人ゴム製の螺旋筒体より
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のタイヤボビン
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15545680U JPS5837254Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | タイヤボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15545680U JPS5837254Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | タイヤボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57144464U JPS57144464U (ja) | 1982-09-10 |
JPS5837254Y2 true JPS5837254Y2 (ja) | 1983-08-22 |
Family
ID=29948034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15545680U Expired JPS5837254Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | タイヤボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837254Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15545680U patent/JPS5837254Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57144464U (ja) | 1982-09-10 |
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