JPS623023Y2 - - Google Patents

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JPS623023Y2
JPS623023Y2 JP1982079544U JP7954482U JPS623023Y2 JP S623023 Y2 JPS623023 Y2 JP S623023Y2 JP 1982079544 U JP1982079544 U JP 1982079544U JP 7954482 U JP7954482 U JP 7954482U JP S623023 Y2 JPS623023 Y2 JP S623023Y2
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JP
Japan
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trawl
seine
rope
fishing
elastic annular
Prior art date
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JP1982079544U
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English (en)
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JPS58182669U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオツタートロール、二艘曳底曳網漁業
あるいはかけ廻し底曳網漁業等にて使用される曳
網索に関する。
底曳網漁業においては、海面上にある本船より
通常その漁場の水深より3倍〜17倍の長さの曳索
を繰り出し、その先端に底曳網を連結して曳網し
ている。そして曳網索は漁業形態によつて異な
り、たとえば小型沿岸底曳網では天然又は化繊ロ
ープ、中,大型オツタートロールではワイヤーロ
ープ及びチエーン、そして中,大型のかけ廻し及
び以西底曳網漁業においてはワイヤーロープとワ
イヤーロープの外周に天然又は化繊ロープを転撚
一体化したコンビネーシヨンロープ、あるいは比
較的小径のコンビネーシヨンロープを3本撚り合
わせた如き構造のコンパウンドロープ等が曳網索
として夫々、長さ、直径、重量等異なるものを目
的に合せ数種類を継ぎ合わせて用いられている。
そしてこれら曳網索のうちコンパウンドロープや
コンビネーシヨンロープはその構造が複雑である
ため高価なものとなつている。しかるに現今の底
曳網漁業は従来の平坦な良底質の漁場から岩盤,
岩礁,こぼれ瀬等の悪底質の漁場での操業を余儀
なくされており、かかるコンパウンドロープ等の
損傷を著しいものとしており、そのため頻繁な補
修や交換を必要とし、企業採算性の面で問題を有
していた。このことは曳網索がワイヤーロープや
チエーンである場合も同様であつた。
本考案はこのような従来漁業技術の欠点を除去
し、悪底質下における操業にてもコンビネーシヨ
ンあるいはコンパウンドロープ等の損傷を著しく
低減することのできる底曳網漁業用曳網索を提供
することを目的とするものである。
この目的を達成するため、本考案の底曳網漁業
用曳網索は、耐摩耗性を有する若干球面状の円板
状弾性環状体3を複数、その膨出側が曳行方向と
同一となるように重合して耐摩耗性筒状保護体2
を形成し、該筒状保護体2により、曳網索1の少
なくとも一部を連続的又は間欠的に囲繞したこと
を特徴とする。
以下添付図に示す実施例に基いて具体的に説明
する。
第1図から第3図に、曳網索1がワイヤーロー
プである場合を示している。この場合、耐摩耗性
筒状保護体2は透孔3aを有する複数の弾性環状
体3を曳網索1に嵌装することによつて形成して
いる。なお弾性環状体3は布入ゴムよりなる廃タ
イヤを打抜いて得られるものが耐摩耗性上好まし
い。
また、保護体2の一部はシンブル4の直径より
大とすることが好ましく、これによつてシンブル
4に巻回される部分も海底との擦過から防止でき
る。
第4図から第6図に曳網索1がチエーンである
場合を示しており、この場合も第1図から第3図
に示す如く、複数の弾性環状体3を嵌装すること
によつて構成している。なおチエーンであるの
で、取付を容易とするため各弾性環状体3は十字
形状の透孔5を有している。
ついで上記曳網索を具備する底曳網による操業
を第7図及び第8図を参照して具体的に説明す
る。
底曳網は底質魚を捕獲するにあたつては第8図
に示す如く海底に沿つて移動させる必要がある
が、そのためには同底曳網に連結される曳網索も
その一部を同様に海底に沿つて移動させる必要が
ある。この場合、本考案に係る曳網索1は筒状保
護体2にて海底との擦過が予想される部分a,
b,c,dを被覆しているので、筒状保護体2の
みが海底と接触し、曳網索1は何ら海底と接触せ
ず、擦過による損傷を完全に防止できる。またシ
ンブル4上に巻回される曳網索1の部分も筒状保
護体2の直径をその部分を被覆する個所のみ大と
することによつて同様に海底との擦過による損傷
を防止できる。
特に本考案では、筒状保護体2は、複数の弾性
環状体3で構成しているので、岩場などの障害物
があつても、その障害物に接している弾性環状体
3の一部のみが障害物に逆らわずに後方に撓み、
そこを過ぎると復元力で戻るので、障害物を無理
なく通過することができ、海底との摩擦抵抗を低
減できる。
また、本考案では、弾性環状体3を若干球面状
とし、かつその膨出側を曳行方向と同一にしてい
るため、更にその動きを円滑にすることができ
る。弾性環状体3を廃タイヤから製作する場合
は、そのままタイヤ側面と同じ若干球面状の形状
を得ることができるが、成型によつて球面形状を
形成することもできる。
以上述べてきた如く、本考案に係る底曳網漁業
用曳網索は海底との擦過による損傷を著しく低減
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る曳網索の一実施例の断面
正面図、第2図は同曳網索を構成する弾性環状体
の平面図、第3図は第2図−線による断面
図、第4図は他の実施例の断面正面図、第5図は
同曳網索を構成する弾性環状体の平面図、第6図
は第5図−線による断面図、第7図及び第8
図は本考案に係る曳網索を具備する底曳網の操業
状態を示す全体斜視図である。 1……曳網索、2……耐摩耗性筒状保護体、3
……弾性環状体、4……シンブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐摩耗性を有する若干球面状の円板状弾性環状
    体3を複数、その膨出側が曳行方向と同一となる
    ように重合して耐摩耗性筒状保護体2を形成し、
    該筒状保護体2により、曳網索1の少なくとも一
    部を連続的又は間欠的に囲繞したことを特徴とす
    る底曳網漁業用曳網索。
JP7954482U 1982-05-29 1982-05-29 底曳網漁業用曳網索 Granted JPS58182669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7954482U JPS58182669U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 底曳網漁業用曳網索

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7954482U JPS58182669U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 底曳網漁業用曳網索

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58182669U JPS58182669U (ja) 1983-12-06
JPS623023Y2 true JPS623023Y2 (ja) 1987-01-23

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ID=30088725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7954482U Granted JPS58182669U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 底曳網漁業用曳網索

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058716A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Ashimori Ind Co Ltd ロープ用保護カバー及びロープの保護方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840858Y2 (ja) * 1979-11-12 1983-09-14 函館製網船具株式会社 底曳網のグランドチエ−ン用ワツシヤ−

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JPS58182669U (ja) 1983-12-06

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