JPS5837180A - 難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法 - Google Patents
難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法Info
- Publication number
- JPS5837180A JPS5837180A JP13455181A JP13455181A JPS5837180A JP S5837180 A JPS5837180 A JP S5837180A JP 13455181 A JP13455181 A JP 13455181A JP 13455181 A JP13455181 A JP 13455181A JP S5837180 A JPS5837180 A JP S5837180A
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- JP
- Japan
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- nitric acid
- iron
- ferrous materials
- adhered
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F1/00—Etching metallic material by chemical means
- C23F1/44—Compositions for etching metallic material from a metallic material substrate of different composition
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方
法に関する。
法に関する。
一般に難切削性材料の切削加工に鉄系材料から成る切削
工具を用いると、切削工具が加熱により゛難切削性材料
にべたついて、切削工具の鉄系材料の一部が難切削性材
料に粘着してしまうものである。
工具を用いると、切削工具が加熱により゛難切削性材料
にべたついて、切削工具の鉄系材料の一部が難切削性材
料に粘着してしまうものである。
従来、この−切削性材料に粘着した鉄系材料管除去する
方法として、−切削性材料に影4Illを及ぼさずに鉄
系材料を硝酸で溶解する方法がある。
方法として、−切削性材料に影4Illを及ぼさずに鉄
系材料を硝酸で溶解する方法がある。
然し乍ら、鉄系材料に含まれるタングステンやモリブデ
ンが硝酸に触れると、不溶性の酸化物つtyスケールと
なって鉄系材料の表面を被い、硝酸との反応を妨げる為
、成る程度反応が進むと、スケール除去の為の洗浄1行
ない、再び硝酸中に鉄系材料の粘着した一切剛性材料を
浸漬することを繰返し行っている。従って一切剛性材料
に粘着した鉄系材料を完全に除去する為には、極めて多
くの工数tIj!P4Nとし、甚だ作業性が悪いもので
ある。
ンが硝酸に触れると、不溶性の酸化物つtyスケールと
なって鉄系材料の表面を被い、硝酸との反応を妨げる為
、成る程度反応が進むと、スケール除去の為の洗浄1行
ない、再び硝酸中に鉄系材料の粘着した一切剛性材料を
浸漬することを繰返し行っている。従って一切剛性材料
に粘着した鉄系材料を完全に除去する為には、極めて多
くの工数tIj!P4Nとし、甚だ作業性が悪いもので
ある。
本発明は、かかる問題点を解消すべくなされたものであ
夛、一切剛性材料に粘着された鉄系材料t−1回の溶剤
への浸漬煮沸工種で短時間に完全に溶解することのでき
る鉄系材料の除去方法を提供せんとするものである。
夛、一切剛性材料に粘着された鉄系材料t−1回の溶剤
への浸漬煮沸工種で短時間に完全に溶解することのでき
る鉄系材料の除去方法を提供せんとするものである。
本発明による難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去
方法は、擬度lO〜30%に保った硝酸にロッシェル塩
を添加して成る溶剤中に、鉄系材料の粘着された一切削
性材料を浸漬し、煮沸して鉄系材料管溶解することf:
特徴とするものである。
方法は、擬度lO〜30%に保った硝酸にロッシェル塩
を添加して成る溶剤中に、鉄系材料の粘着された一切削
性材料を浸漬し、煮沸して鉄系材料管溶解することf:
特徴とするものである。
本発明の難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法
に於いて、鉄系材料の粘着された難切削性材料を浸漬す
る溶剤を、濃度10−30チに保った硝酸にロッシェル
塩を添加したものに限定した理由は、硝酸10〜30%
での鉄系材料の溶解中に発生するタングステン、モリブ
デン等の不溶性の酸化物つまりスケールをロッシェル塩
で溶融する為で、これにより鉄系材料の溶融番で於いて
、該鉄系材料の表面を被って硝酸との反応を妨げる前記
スケールを頻繁に除去する洗浄作業を完全に無くするこ
とができるものである。
に於いて、鉄系材料の粘着された難切削性材料を浸漬す
る溶剤を、濃度10−30チに保った硝酸にロッシェル
塩を添加したものに限定した理由は、硝酸10〜30%
での鉄系材料の溶解中に発生するタングステン、モリブ
デン等の不溶性の酸化物つまりスケールをロッシェル塩
で溶融する為で、これにより鉄系材料の溶融番で於いて
、該鉄系材料の表面を被って硝酸との反応を妨げる前記
スケールを頻繁に除去する洗浄作業を完全に無くするこ
とができるものである。
硝酸に対するロッシェル塩の添加量は微量添加で良いが
、冥際には硝酸11に対し50〜150tが好適である
。
、冥際には硝酸11に対し50〜150tが好適である
。
また硝酸の濃度10〜3096となした理由は、10チ
未満では鉄系材料の溶解反応が不十分であシ、3〇−管
超えると鉄系材料の溶解が十分となるがロッシェル塩に
よるタングステン、モリブデン等のスケールの溶解が妨
けられるからである。
未満では鉄系材料の溶解反応が不十分であシ、3〇−管
超えると鉄系材料の溶解が十分となるがロッシェル塩に
よるタングステン、モリブデン等のスケールの溶解が妨
けられるからである。
次に本発明による難切削性材料に粘着された鉄系材料の
除去方法の効果を明瞭ならしめる為に具体的な実施例と
従来例について説明する。
除去方法の効果を明瞭ならしめる為に具体的な実施例と
従来例について説明する。
ステンレス鋼材に対する8KH材より成るドリルによる
直径0.5■、深さ1o■の孔明は加工に於いて、ドリ
ルが加熱によりステンレス鋼材にべたついてドリルの先
端部がステンレス鋼材の孔の底で50本折損粘着したも
のを、濃度15%に保った硝t13tKロッシェル塩t
−30Of添加して成る溶剤中に浸漬し、煮沸してステ
ンレス鋼材の孔の底のSKH#t−溶解した処、1時間
でステンレス鋼材に影響を与えることなく完全に#屑除
去できた。
直径0.5■、深さ1o■の孔明は加工に於いて、ドリ
ルが加熱によりステンレス鋼材にべたついてドリルの先
端部がステンレス鋼材の孔の底で50本折損粘着したも
のを、濃度15%に保った硝t13tKロッシェル塩t
−30Of添加して成る溶剤中に浸漬し、煮沸してステ
ンレス鋼材の孔の底のSKH#t−溶解した処、1時間
でステンレス鋼材に影響を与えることなく完全に#屑除
去できた。
ステンレス鋼材に対するS K H材より成るドリルに
よる直径0.5 wa 、深さ10mの孔明は加工に於
いて、ドリルが加熱によりステンレス鋼材にべたついて
ドリルの先端部がステンレス鋼材の孔の底で50本折損
粘着したものを、濃度159gに保った硝酸3tの溶剤
中に浸漬し1.煮沸してステンレス鋼材の孔の底の8K
H材を溶解した処、8KH材に含まれるタングステンや
モリブデン等の不溶性の酸化物つマクスケールが発生し
てS K )l材の表面ft皺って硝酸との反応が妨げ
られたので、このスケール除去の為の洗浄を行なって再
び溶剤中に浸漬することを14回繰返し行って、150
時間でようや、〈蒸解除去できた。
よる直径0.5 wa 、深さ10mの孔明は加工に於
いて、ドリルが加熱によりステンレス鋼材にべたついて
ドリルの先端部がステンレス鋼材の孔の底で50本折損
粘着したものを、濃度159gに保った硝酸3tの溶剤
中に浸漬し1.煮沸してステンレス鋼材の孔の底の8K
H材を溶解した処、8KH材に含まれるタングステンや
モリブデン等の不溶性の酸化物つマクスケールが発生し
てS K )l材の表面ft皺って硝酸との反応が妨げ
られたので、このスケール除去の為の洗浄を行なって再
び溶剤中に浸漬することを14回繰返し行って、150
時間でようや、〈蒸解除去できた。
尚上記実施例では、難切削性材料がステンレス鋼材で、
鉄系材料がSKH材の場合であるが、難切削性材料はス
テンレス鋼材の他、タンタル、金。
鉄系材料がSKH材の場合であるが、難切削性材料はス
テンレス鋼材の他、タンタル、金。
白金−イリジウム、白金−金、白金などの場合もあり、
また鉄系材料はSKH材の他、SK、8゜8KD 、S
KTなどの場合もある。
また鉄系材料はSKH材の他、SK、8゜8KD 、S
KTなどの場合もある。
また上記実施例ではステンレス鋼材に対しSKH材より
成るドリルによる孔明は加工に於いて、ステンレス鋼材
の孔の底に粘着された8KH材を溶解除去する場合であ
るが、と九に限るものではなくバイトによる溝加工や面
削や加工、ねじ切り加工、テーパ削り加工等に於いて、
ステンレス鋼材等の難切削性材料に粘着されたバイトの
材料であるSKH材等の鉄系材料を溶解除去する場合も
ある。
成るドリルによる孔明は加工に於いて、ステンレス鋼材
の孔の底に粘着された8KH材を溶解除去する場合であ
るが、と九に限るものではなくバイトによる溝加工や面
削や加工、ねじ切り加工、テーパ削り加工等に於いて、
ステンレス鋼材等の難切削性材料に粘着されたバイトの
材料であるSKH材等の鉄系材料を溶解除去する場合も
ある。
以上詳記した通9本発明の難切削性材料に粘着された鉄
系材料の除去方法は、濃度lO〜30′sK保った硝酸
にロッシェル塩を添加して成る溶剤中に、鉄系材料の粘
着された難切削性材料を浸漬し、煮沸するのであるから
、硝酸による鉄系材料の溶解中に発生するタングステン
、モリブデン等の不溶性の酸化物であるスケールがロッ
シェル塩で溶融されて鉄系材料の表面は硝酸との反応を
妨げる前記スケールにより被われることがない。従って
従来のようにスケール除去繁に除去する作業は不要で、
−切削性材料に粘着された鉄系材料を、1回の溶剤への
浸漬、煮沸工穆で短時間に完全に溶解することができて
極めて作業性に優れている。
系材料の除去方法は、濃度lO〜30′sK保った硝酸
にロッシェル塩を添加して成る溶剤中に、鉄系材料の粘
着された難切削性材料を浸漬し、煮沸するのであるから
、硝酸による鉄系材料の溶解中に発生するタングステン
、モリブデン等の不溶性の酸化物であるスケールがロッ
シェル塩で溶融されて鉄系材料の表面は硝酸との反応を
妨げる前記スケールにより被われることがない。従って
従来のようにスケール除去繁に除去する作業は不要で、
−切削性材料に粘着された鉄系材料を、1回の溶剤への
浸漬、煮沸工穆で短時間に完全に溶解することができて
極めて作業性に優れている。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- IIk度lO〜30−に保った硝酸中にロッシェル塩を
添加して成る溶剤中に、鉄系材料の粘着された難切削性
材料を浸漬し、煮沸して鉄系材料管溶解することを特徴
々する難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13455181A JPS5837180A (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13455181A JPS5837180A (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837180A true JPS5837180A (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=15130957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13455181A Pending JPS5837180A (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 難切削性材料に粘着された鉄系材料の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006247990A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | スクリーン印刷方法及びスキージ並びにスクリーン印刷装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223977A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-23 | Z Kogyo:Kk | Vibration sensing element |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP13455181A patent/JPS5837180A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223977A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-23 | Z Kogyo:Kk | Vibration sensing element |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006247990A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | スクリーン印刷方法及びスキージ並びにスクリーン印刷装置 |
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