JPS5837143Y2 - 量子化回路 - Google Patents

量子化回路

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JPS5837143Y2
JPS5837143Y2 JP8444975U JP8444975U JPS5837143Y2 JP S5837143 Y2 JPS5837143 Y2 JP S5837143Y2 JP 8444975 U JP8444975 U JP 8444975U JP 8444975 U JP8444975 U JP 8444975U JP S5837143 Y2 JPS5837143 Y2 JP S5837143Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
input
time constant
terminal
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Expired
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JP8444975U
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JPS51163840U (ja
Inventor
実 小丸
Original Assignee
株式会社東芝
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は量子化回路において、或期間内の積分時定数は
大きく、その期間以外は小さくシ、この積分回路の出力
信号を基準信号として人力信号を量子化信号に変換する
量子化回路に関する。
従来の固定スライス量子化回路においては第1図の斜線
部分の信号成分を検出する場合、同図の一点鎖線で示す
固定スライスレベル信号を基準信号として量子化すると
検出信号のバラツキがあるので必ずしも確実に信号成分
を検出できるとは言えない欠点があった。
このために最近の人力信号を量子化する回路は第2図に
示されるように構成されている。
すなわち一方の端子Aにアナログ信号aが、他方の端子
Bにタイミング信号tが加えられると、ダイオードD1
はタイミング信号tが1のときカット・オフし、アナロ
グ信号aがトランジスタQよのエミッタに現われる。
そして、ダイオードD2および抵抗R3、コンデンサC
2により検波された信号が上記端子Bのタイミング信号
tが1のときスイッチング回路Q3をカット・オフして
比較器Q2の一方(+側)の入力端子へ供給してスライ
ドレベルとし、入力信号であるトランジスタQ1のエミ
ッタ信号をこの比較器Q2で量子化するもので゛ある。
なお、図中II、I2はそれぞ゛れインバータである。
しかしながら、このような回路で゛は入力アナログ信号
aをダイオードD2、コンデンサC2および抵抗R3か
ら戊る積分回路1で積分し、その出力信号を比較器Q2
のスライスレベルとしているため第3図の破線で示すよ
うなレベルとなり時間Tの間に信号成分が存在している
とき、その信号成分の検知が非常に困難となる。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、入力アナログ信号の立上り、立下り時の積
分回路の時定数を小さくシ、その他の期間の積分回路の
時定数を大きくするよう積分回路の時定数を制御し、こ
の積分回路の出力信号を基準信号(スライスレベル)と
して上記入力信号を量子化信号に変換することにより入
力信号の急激な信号変化があっても確実に量子化信号に
変換することができる量子化回路を提供しようとするも
のである。
以下、本考案を第4図乃至第7図に示す一実施例にもと
づいて説明する。
図中、Zは増幅器で、この増幅器Zの(1)入力端子に
はアナログ信号aが入力され、(−)入力端子にはアナ
ログスイッチSWの可動接点Cが接続されている。
このアナログスイッチSWの固定接点d、eは増幅器Z
の出力端子および後述する積分回路の出力端子にそれぞ
れ接続され、タイミング信号tによっていずれかの信号
が増幅器Zの(−)端子に供給されるよう制御される。
しかして、上記増幅器Zの出力は直列、かつ互いに逆極
性に接続されたツェナーダイオードD3゜D4、抵抗R
11、コンテ゛ンサC1lからなる積分回路1に接続さ
れるとともにアナログスイッチSWの固定接点dに接続
される。
この積分回路1の出力は上述したようにアナログスイッ
チSWの固定接点eおよび比較器Q2の(ト)端子に抵
抗を介して供給される。
一方、前記アナログ信号aは上記比較器Q2の(−)端
子に抵抗を介して供給されている。
なお、■R1は上記比較器Q2の(1)端子に抵抗を介
して接続されるバイアス調整器で、バイアスレベルとし
て可変の直流レベルを加えられるようになっている。
つぎに、上記構成にもとづく本考案の作用について説明
する。
いま、一方の入力端子Aに第7図aの実線で示すアナロ
グ信号aが、他方の入力端子Bに同じく第7図すのテ゛
ジタルタイミング信号tがそれぞれ入力される。
すると、タイミング信号tが1のとき、アナログスイッ
チSWの可動接点Cは固定接点dと接続され、その等価
回路は第5図に示すようになり、逆にタイミング信号t
が、0のときの等価回路は第6図となる。
すなわち、タイミング信号tが0のときは積分回路1は
増幅器Zの帰還ループ内に入るためその出力信号は入力
信号に急速に追従する。
換言すると時定数回路1の時定数が極めて小さくなった
ことと等化の効果となる。
なお、ツェナーダイオードD3.D4は第6図の回路で
動作した場合に増幅器Zの出力電圧が電源電圧に達して
第7図Cの破線で示すように飽和するのを防止するため
に設けられたものである。
つぎに、タイミング信号tが1のとき、増幅器Zの入力
アナログ信号aは増幅器Zの出力がそのまま増幅器Zの
反転側入力端子、すなわち(−)側に帰還されるため増
幅器Zの出力は入力アナログ信号がそのまま現われる。
(第5図参照)すなわち、積分回路1の時定数は抵抗R
11およびコンテ゛ンサC1、により決定されるが、こ
の時定数は外部タイミングデジタル信号で帰還ループを
変えることにより制御できるためアナログ信号aの立上
り、立下り部に近い信号部分も検出することができる。
つまり、第7図aにおいて立上り部分のa点までの期間
、および立下り部分のb点以降は小さい時定数、a点〜
b点間は大きい時定数となる。
なお、第8図aおよびbは本考案の変形例を示すもので
用途に応じてバイアス調整器VR1の直流レベルを変え
ることにより比較器Q2のスライスレベルを変える例を
示すものである。
また、本考案はビデオ信号の量子化回路にも応用できる
利点がある。
以上説明したように本考案は入力信号を積分し、その積
分出力を基準信号として入力信号と比較することにより
入力信号を量子化信号に変換するもので積分回路の時定
数を可変するようにしたことを特徴とする。
したがって、入力アナログ信号の立上り、立下り時の積
分回路の時定数を小さくシ、その他の期間の積分回路の
時定数を大きくするよう積分回路の時定数を制御したの
で入力信号の立上り、立下り時の信号をも確実に量子化
信号に変換することができる優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図a−cは量子化回路において、従来の固定スライ
ス回路による波形図、第2図は従来のオートスライスレ
ベル法を用いた量子化回路を示す回路図、第3図は第2
図の量子化回路における過渡特性波形図、第4図は本考
案の一実施例を示す量子化回路の回路図、第5図は第4
図において、タイミング信号tが1のときの等価回路図
、第6図は同じくタイミング信号tがOのときの等価回
路図、第7図a−cは第4図の量子化回路による波形図
、第8図a、l)は本考案の変形例を示すスライスレベ
ルの状態図である。 1・・・・・・積分回路、R・・・・・・帰還ループ、
SW・・・・・・スイッチ、Q2・・・・・・比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号を積分する積分回路と、この積分回路の出力信
    号を基準信号として上記入力信号と比較することにより
    量子化信号に変換する量子化回路において、上記積分回
    路の時定数を切換えるためのスイッチ手段を設け、この
    スイッチ手段の切換えによって入力信号を比較するスラ
    イスレベルの調整を行なうようにしたことを特徴とする
    量子化回路。
JP8444975U 1975-06-20 1975-06-20 量子化回路 Expired JPS5837143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8444975U JPS5837143Y2 (ja) 1975-06-20 1975-06-20 量子化回路

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Publication Number Publication Date
JPS51163840U JPS51163840U (ja) 1976-12-27
JPS5837143Y2 true JPS5837143Y2 (ja) 1983-08-22

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ID=28566520

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