JPS5837100Y2 - 複合構造体用の表皮体 - Google Patents

複合構造体用の表皮体

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JPS5837100Y2
JPS5837100Y2 JP14719378U JP14719378U JPS5837100Y2 JP S5837100 Y2 JPS5837100 Y2 JP S5837100Y2 JP 14719378 U JP14719378 U JP 14719378U JP 14719378 U JP14719378 U JP 14719378U JP S5837100 Y2 JPS5837100 Y2 JP S5837100Y2
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JP
Japan
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skin
core material
skin body
resin
rear wall
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JP14719378U
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JPS5563721U (ja
Inventor
煕 太田
Original Assignee
株式会社河合楽器製作所
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は仕上げ加工時にクラックや割れが生しないよ
うにした鍵盤楽器用の複合構造体に関する。
近年、第1図に示すようなピアノにおいては、腕木a、
拍子木b、鍵盤押えC1妻土台dなどの構成部品には第
2図に示すように合成樹脂の射出成形品である箱状の表
皮体1の内部に芯材2を配設し、この芯材2と表皮体1
との間にポリウレタンなどの発泡樹脂体層3を形成し、
芯材2と表皮体1を一体に結合した複合構造体が使用さ
れている。
そして、この複合構造体は金型の凹所に表皮体を嵌合し
、その内部に液状のポリウレタンなどの樹脂を所要量注
入すると共に芯材2を収容し、その樹脂を発泡成形して
作られているが、これを金型から取出した後に、その下
面をフライスホブ4によって切削仕上げを行う場合があ
る。
ところで、上記の表皮体1は外装品となるものであるた
めに、耐傷性に富むことが必要であり、般にはアクリル
樹脂またはAS樹脂などが用いられているが、これらの
材料は耐傷性にすぐれている反面、耐衝撃性に劣るもの
であり、上述のように複合構造体の下面を切削加工する
際、表皮体1の下端面特に後部壁1aの下端面にはフラ
イスホブ4によりこれを剥離するような力が作用し、表
皮体1に亀裂が入ったり、割れたりすることが多い。
そこで、この考案は上記の欠点を解消すべくなされたも
のであり、鍵盤楽器用の複合構造体として箱状表皮体の
後部壁の下端面に所要幅にわたって仕上げ代に等しい切
除部または肉薄な斜面を設けて、複合構造体の切削仕上
げに当たって後部壁の部分に割れや亀裂を生じないよう
にしたことを特徴とするものである。
第3図、第4図はこの考案の実施例を示すものであり、
第3図において1はアクリル樹脂、AS樹脂等の耐優性
に富んだ合成樹脂で箱状に成形された表皮体であって、
内部には通常のように芯材2が配設され、この芯材2と
表皮体1との間にはボッウレタンなどの発泡樹脂体層3
が形成され、この発泡樹脂体層3によって芯材2と表皮
体1とは一体に結合されており、そしてこの考案では表
皮体1の後部壁(切削方向とは反対側の側壁)l aの
下端部には、両側壁の肉厚部を残して仕上げ代にほぼ等
しい高さの切除部1bが設けてあり、第4図イ5口のも
の(芯材と発泡樹脂体層は省略)においては、上記と同
様の表皮体1の後部壁1aの下端部の外縁または内縁は
、全幅にわたって仕上げ代にほぼ等しい高さに斜めに切
除された肉薄な斜面1b’をなしている。
そして、上記の切除部1bまたは斜面1b’は表皮体1
の射出成形時に形成するものである。
このように、この考案では耐優性の合成樹脂からなる表
皮体1と芯材2とを発泡樹脂体層3により一体に結合し
てなる鍵盤楽器用の複合構造体として、表皮体1の後部
壁1aの下端部には、所要幅にわたって仕上げ代にほば
゛等しい高さの切除部1bまたは肉薄な斜面1b’が形
成されているので、その下面を切削仕上げする際には、
フライスホブ4の刃が表皮体1の後部壁1aにかからず
、またかかったにしても極く一部分であるために従来の
ように後部壁1aに亀裂が生じたり、または割れを生じ
たりすることなく、商品価値を低下することかない。
【図面の簡単な説明】
第1図はピアノの概略的な斜視図。 第2図は複合構造体の下面を仕上げる状態を示す断面図
。 第3図はこの考案に係る表皮体の一例の斜視図。 第4図イは表皮体の他の例の斜視図。 第4図口は更に他の例の断面図。 図中、1は表皮体、1aはその後部壁、]bは切除部、
lb’は斜面、2は芯材、3は発泡樹脂体層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクリル樹脂、AS樹脂などの耐傷性の合成樹脂で箱状
    に形成された表皮体1の内部に芯材2を配設し、該芯材
    2と表皮体1との間にポリウレタンなどの発泡樹脂体層
    3を設け、芯材2と表皮体1とを一体に結合するものに
    おいて、上記表皮体1後部壁1aの下端部には所要幅に
    わたって仕上げ代にほぼ等しい高さの切除部1bまたは
    肉薄な斜面1b’を設けてなる鍵盤楽器用の複合構造体
JP14719378U 1978-10-27 1978-10-27 複合構造体用の表皮体 Expired JPS5837100Y2 (ja)

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JPS5563721U JPS5563721U (ja) 1980-05-01
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