JPS5836718Y2 - 粉粒体用ホッパ− - Google Patents
粉粒体用ホッパ−Info
- Publication number
- JPS5836718Y2 JPS5836718Y2 JP5136179U JP5136179U JPS5836718Y2 JP S5836718 Y2 JPS5836718 Y2 JP S5836718Y2 JP 5136179 U JP5136179 U JP 5136179U JP 5136179 U JP5136179 U JP 5136179U JP S5836718 Y2 JPS5836718 Y2 JP S5836718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- hopper
- mandrel
- granular material
- hopper body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は粉粒体用ホッパーの構造に関する。
例えば第1図のような普通のホッパ一本体1に流動性の
悪い粉粒体2を入れ、絞りを持たせた取り出し口3に備
えたシャッタ4を開いて取り出そうとすると、第1図の
ように粉体ブリッジ5が形成されて粉流を妨害してしま
うことがある。
悪い粉粒体2を入れ、絞りを持たせた取り出し口3に備
えたシャッタ4を開いて取り出そうとすると、第1図の
ように粉体ブリッジ5が形成されて粉流を妨害してしま
うことがある。
この対策としては、従来ホッパ一本体内に回転羽根車を
設けたり、あるいはホッパ一本体をハンマー等でたたい
たりして振動を加えるが、長い棒でブリッジをくずして
やる等何らかの外力でもって防止していた。
設けたり、あるいはホッパ一本体をハンマー等でたたい
たりして振動を加えるが、長い棒でブリッジをくずして
やる等何らかの外力でもって防止していた。
しかし乍ら、これらは作業性が悪いことや、外部からの
駆動源を要する為に安価ではないという問題をもってい
る。
駆動源を要する為に安価ではないという問題をもってい
る。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので、流動性
の悪い粉粒体であってもそのブリッジを特別な駆動源を
用いることなく防止し、しかも清掃を簡単化し、さらに
は現有のホッパ一本体をそれに加工を施すことなく利用
でき、したがって安価に実施できる粉粒体用ホッパーを
提供することを目的とする。
の悪い粉粒体であってもそのブリッジを特別な駆動源を
用いることなく防止し、しかも清掃を簡単化し、さらに
は現有のホッパ一本体をそれに加工を施すことなく利用
でき、したがって安価に実施できる粉粒体用ホッパーを
提供することを目的とする。
以下本考案につき実施例を用いて図面を参照しながら説
明する。
明する。
先ず第2図は本考案による粉粒体用ホッパーの一実施例
を示しており、ホッパ一本体1と、このホッパ一本体1
内に上方から挿入された心棒6と、この心棒6から外方
へ傘のように拡がった例えば3個の粉粒体制御板7.7
’、7″とを含んでいる。
を示しており、ホッパ一本体1と、このホッパ一本体1
内に上方から挿入された心棒6と、この心棒6から外方
へ傘のように拡がった例えば3個の粉粒体制御板7.7
’、7″とを含んでいる。
心棒6は上端に固着されている横棒80両端近傍部分を
ホッパ一本体1の開口縁部に架は渡すことにより揺動可
能に支持されている。
ホッパ一本体1の開口縁部に架は渡すことにより揺動可
能に支持されている。
こうしてホッパ一本体1内に吊し配置された粉粒体制御
板7.7’、7”はその先端がホッパ一本体1の内壁面
に対し間隔を有し、かつその先端が下部位置にあるよう
に傾斜しており、しかもその傾斜角αを粉粒体の安息角
よりも大きく設定しである。
板7.7’、7”はその先端がホッパ一本体1の内壁面
に対し間隔を有し、かつその先端が下部位置にあるよう
に傾斜しており、しかもその傾斜角αを粉粒体の安息角
よりも大きく設定しである。
さてホッパ一本体1内に上部より粉粒体2を供給すると
、粉粒体は下降して充填され、この後シャッタ4を開け
ると、粉粒体2は取り出し口3より流れ出す。
、粉粒体は下降して充填され、この後シャッタ4を開け
ると、粉粒体2は取り出し口3より流れ出す。
N部の粉粒体が流れ終るとN1部又はN2部の粉粒体が
N部に降下し出口より流れ出る。
N部に降下し出口より流れ出る。
この際、粉粒体制御板7.7’、7″は横棒8を支点に
してどちらかに傾き、その結果、ホッパ一本体1内のN
1又はN2部、さらにはN3部又はN4部の粉粒体は降
下し易くなり、しかも粉粒体の安息角よりも粉粒体制御
板7.7’、7”の傾斜角αを大きくしである為に粉粒
体が連続あるいは断続的にN部まで落下し、取り出し口
3より流れ出る。
してどちらかに傾き、その結果、ホッパ一本体1内のN
1又はN2部、さらにはN3部又はN4部の粉粒体は降
下し易くなり、しかも粉粒体の安息角よりも粉粒体制御
板7.7’、7”の傾斜角αを大きくしである為に粉粒
体が連続あるいは断続的にN部まで落下し、取り出し口
3より流れ出る。
以下このようなことを繰り返し、従ってブリッジを形成
することなく流れ終る。
することなく流れ終る。
流動性の悪い粉粒体がブリッジを起す原因は、ホッパ一
本体1内の絞り部N部において粉粒体の流れが絞られる
為に、ホッパ一本体1の側壁からの反力が大きくなり、
ホッパ一本体1内の粉粒体相互に働く水平分力も大きく
なる為に、流れが阻害されることによるものと考えられ
る。
本体1内の絞り部N部において粉粒体の流れが絞られる
為に、ホッパ一本体1の側壁からの反力が大きくなり、
ホッパ一本体1内の粉粒体相互に働く水平分力も大きく
なる為に、流れが阻害されることによるものと考えられ
る。
この結果、N部付近の粉粒体に対し、その真上にある粉
粒体の層が厚く、重量が大きい場合には、N部でのホッ
パ一本体の側壁から受ける反力も大きくなり、流動性の
悪い粉粒体がますますブリッジを発生し易くなる。
粒体の層が厚く、重量が大きい場合には、N部でのホッ
パ一本体の側壁から受ける反力も大きくなり、流動性の
悪い粉粒体がますますブリッジを発生し易くなる。
上述した実施例の粉粒体用ホッパーによると、上層部の
粉粒体の重量を下層の粉粒体に伝える影響を小さくして
いる。
粉粒体の重量を下層の粉粒体に伝える影響を小さくして
いる。
従ってN部の粉粒体に対する水平方向の力が弱まるため
、粉粒体のブリッジはほとんど発生しなくなる。
、粉粒体のブリッジはほとんど発生しなくなる。
又、N1.N2.N3.N4部のいずれかに堆積した粉
粒体の落下により、粉粒体制御板7.7’、7”と心棒
6は横棒8を支点にブランコのように振り子運動するこ
とになるので、粉粒体は他の駆動源を用いることなく連
続的にブリッジを発生せずに下降していく。
粒体の落下により、粉粒体制御板7.7’、7”と心棒
6は横棒8を支点にブランコのように振り子運動するこ
とになるので、粉粒体は他の駆動源を用いることなく連
続的にブリッジを発生せずに下降していく。
また粉粒体制御板7.7’、7″は第3図に示すように
、互いに異なる角度位置にスリブ) 9.9’、9”を
設けたものであってもよい。
、互いに異なる角度位置にスリブ) 9.9’、9”を
設けたものであってもよい。
このスリット9.9’、9”の数は各粉粒体制御板7.
7’、7”毎に複数であってもよいし、また粉粒体制御
板の数も任意に変更しうろこと当然で゛ある。
7’、7”毎に複数であってもよいし、また粉粒体制御
板の数も任意に変更しうろこと当然で゛ある。
また心棒6および粉粒体制御板7.7’、7”を揺動可
能に支持するために第4図のような構造を採用してもよ
い。
能に支持するために第4図のような構造を採用してもよ
い。
即ち第4図においては、第2の横棒10に設けた少し大
きめの貫通孔11に心棒6を挿通させ、この心棒6の上
端に固着しである短い第1の横棒8′を第2の横棒10
に係合させである。
きめの貫通孔11に心棒6を挿通させ、この心棒6の上
端に固着しである短い第1の横棒8′を第2の横棒10
に係合させである。
そしてこの構造のものは第2の横棒10の両端近傍部分
をホッパ一本体の開口縁部に架は渡すことにより備えら
れる。
をホッパ一本体の開口縁部に架は渡すことにより備えら
れる。
このような構造によると、第2の横棒10がθ1方向で
回動可能な上に、第1の横棒8′がθ2方向で回動可能
になっているので、心棒6および粉粒体制御板7.7’
、7”はあらゆる方向において揺動可能となる。
回動可能な上に、第1の横棒8′がθ2方向で回動可能
になっているので、心棒6および粉粒体制御板7.7’
、7”はあらゆる方向において揺動可能となる。
以上実施例を用いて説明したが、本考案によれば、特別
の動力源を要せずに簡単な粉粒体制御板を設けることに
より流動性の悪い粉粒体のブリッジを防止出来、さらに
は分流板が簡単に取り外し出来るので清掃が簡単であり
、しかも現有のホッパ一本体をそれに加工を施すことな
く利用でき、したがって安価に実施できる粉粒体用ホッ
パーが得られる。
の動力源を要せずに簡単な粉粒体制御板を設けることに
より流動性の悪い粉粒体のブリッジを防止出来、さらに
は分流板が簡単に取り外し出来るので清掃が簡単であり
、しかも現有のホッパ一本体をそれに加工を施すことな
く利用でき、したがって安価に実施できる粉粒体用ホッ
パーが得られる。
第1図は従来のホッパーの断面図、第2図は本考案によ
る粉粒体用ホッパーの一実施例の断面図、第3図及び第
4図は本考案の変形実施例を説明するための部品斜視図
で゛ある。 1・・・・・・ホッパ一本体、2・・・・・・粉粒体、
6・・・・・・心棒、7゜7/ 、7//・・・・・・
粉粒体制御板、α・・・・・・傾斜角。
る粉粒体用ホッパーの一実施例の断面図、第3図及び第
4図は本考案の変形実施例を説明するための部品斜視図
で゛ある。 1・・・・・・ホッパ一本体、2・・・・・・粉粒体、
6・・・・・・心棒、7゜7/ 、7//・・・・・・
粉粒体制御板、α・・・・・・傾斜角。
Claims (1)
- ホッパ一本体と、該ホッパ一本体内に上方から挿入され
かつ実質的な上端を中心として揺動可能に支持された心
棒と、該心棒から外方に拡がった粉粒体制御板を含み、
該制御板は先端が下部位置にあるように傾斜しており、
かつ該傾斜角を粉粒体の安息角よりも大きく設定しであ
ることを特徴とする粉粒体用ホッパー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5136179U JPS5836718Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 粉粒体用ホッパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5136179U JPS5836718Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 粉粒体用ホッパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153392U JPS55153392U (ja) | 1980-11-05 |
JPS5836718Y2 true JPS5836718Y2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=28940575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5136179U Expired JPS5836718Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 粉粒体用ホッパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836718Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0330931Y2 (ja) * | 1985-11-13 | 1991-06-28 | ||
JPH0330932Y2 (ja) * | 1985-11-13 | 1991-06-28 | ||
WO2013079326A1 (en) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | Sanofi Sa | Assembly for an inhalation device, use of an organizing member, and inhalation device |
JP2021017271A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 株式会社三共機械工業 | ブリッジ防止具 |
-
1979
- 1979-04-19 JP JP5136179U patent/JPS5836718Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55153392U (ja) | 1980-11-05 |
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