JPS583646Y2 - 研削砥石 - Google Patents

研削砥石

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Publication number
JPS583646Y2
JPS583646Y2 JP1980157731U JP15773180U JPS583646Y2 JP S583646 Y2 JPS583646 Y2 JP S583646Y2 JP 1980157731 U JP1980157731 U JP 1980157731U JP 15773180 U JP15773180 U JP 15773180U JP S583646 Y2 JPS583646 Y2 JP S583646Y2
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JP
Japan
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grinding
cutting edge
cutting
grinding wheel
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980157731U
Other languages
English (en)
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JPS5781062U (ja
Inventor
関家臣二
Original Assignee
株式会社 デイスコ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 デイスコ filed Critical 株式会社 デイスコ
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Publication of JPS5781062U publication Critical patent/JPS5781062U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、研削砥石の刃先部を形成する場合において、
切削作用を主体とする第1刃先部と研削および切断作用
を主体とする第2刃先部とを併せ具備せしめ、平面板を
厚く削り取ることができるようにした研削砥石に関する
ものである。
一般に、第1図aに示すように、加工物1の平面を研削
する場合、下向き椀状フランジ2の下面にリング状の砥
石3を固着したものを使用していたが、特にシリコン、
ガラスその他の硬質で脆い加工物の場合、従来の砥石3
の使用においては種種の問題が生じていた。
即ち、砥石3は、その外側面と底面とが直角であり、加
工物1の外側面と底面とにともに接し7ているため、接
触面積が大きく、研削抵抗が大きくなり、摩擦熱が発生
し、切屑が砥石3の気孔中に埋まり込み切れ味を低下さ
せたり、研削焼け、研削割れ等が生じる恐れがあった。
また、加工物1が熱膨張して寸法精度の狂いが生じてい
た。
このため、加工物1を一定厚さにするような場合には、
上面から少しずつ何回も研削しなければならず、極めて
能率が悪いなどの欠点があった。
また、第1図すのように、底面のみ内方ヘテーパを形成
したものもあったが、接触面積は減少するが研削抵抗が
相変らず犬であるため、前記欠点を解決するに至らなか
った。
本考案は上述の欠点を改良するためになされたもので、
研削抵抗を小さくするために刃先部を形成する際、切削
作用を主体とする第1刃先部と、研削および切断作用を
主体とする第2刃先部とで構成し、第2刃先部で切断溝
を入れて研削抵抗を小さくし、第1刃先部でこれを研削
するようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図と同一のものは同一符号とする。第2図は本考案
による研削砥石によって研削している状態を示すもので
、1はシリコン、ガラス等の硬脆材料からなる加工物で
ある。
この加工物1を研削する砥石4は、ダイヤモンドやボラ
ゾン等の超砥粒からなり、切削作用を主体とするリング
状の第1刃先部5とこの第1刃先部5と中心軸において
一致し、かつ外径をやや大きく形成して水平なつば状の
突出部6を有する第2刃先部7とから構成されている。
前記第1刃先部5は、第2刃先部7よりも荒い砥粒例え
ば粒度#220程度のダイヤモンド粒子をリング状に形
成してなり、下向き椀状フランジ8の開口端部下端面9
に固着されている。
前記第2刃先部7は、前記第1刃先部5よりもやや粒度
の細かい例えば粒度#320のダイヤモンド粒子を円筒
状に形成し、この円筒形の下端面につば状の突出部6を
形成してなり、前記第1刃先部5の研削側下端面10お
よび内側側面11と前記椀状フランジ8の内側側面12
に固着されている。
このようにして構成された砥石4による研削作用を説明
する。
砥石4を椀状フランジ8とともに高速回転させ、砥石4
または加工物1を移動させる。
そして、砥石4の第2刃先部7の突出部6先端を、研削
厚さtに相当する加工物1の側面に当接させて研削を始
め、その後所定の速度で砥石4または加工物1を移動さ
せる。
すると、まず始めに、第2刃先部7の突出部6が加工物
1の側面から研削および切断溝入れ作用を行い、つぎに
、この研削および切断溝入れされた上面の加工物1に対
して第1刃先部5が切削作業を行い全体として研削作業
となる。
この切削作業においては、第1刃先部5が当接する加工
物1の被研削部分の下端面には既に切断溝入れがなされ
ているため、切削抵抗は小さくなっている。
このため、切削時に発生する摩擦熱も小さくなり、研削
厚さtを従来の数倍の大きさ例えば1oooμmにとる
ことができる。
前記実施例では、第2刃先部Tの突出部6は水平なつば
状に形成したが、本考案はこれに限るものではなく、例
えば第3図に示すように、突出部6は水平面に対して一
定の傾斜角をもった円錐つば状に形成してもよい。
このようにした場合には第2刃先部と研削面との接触面
積を小さくできる。
前記実施例では、第2刃先部7の突出部6外周は一様な
つば状に形成したが、第4図に示すように、突出部6の
外周に所定間隔で溝13を設けるようにすれば、脱落砥
粒や切屑の逃げ場が広くなり切れ味の鈍化を防止できる
また、第1刃先部5について溝を設けても同様の効果が
ある。
前記実施例では、第2刃先部7は第1刃先部5よりやや
粒度の細かい超砥粒を用いて脆弱材料からなる加工物の
研削効果を高めるようにしたが、これに限られるもので
はなく、加工物の種類や研削厚さ等によって、粒度のあ
らさを逆にしたり、同一にしたりして、適宜に選択すれ
ばよい。
本考案は上記のように砥石の刃先部を、切削作用を主体
とした第1刃先部と研削および切断作用を主体とした第
2刃先部とで構成し、第2刃先部で先に研削および切断
溝入れをしてから第1刃先部で切削して全体として研削
作業をするように構成したので、研削抵抗を従来より著
しく小さくすることができる。
このため、1回の研削によって削り取ることのできる研
削厚さを、第1刃先部と第2刃先部とをそれぞれ個別に
作用させた場合の和の数倍の大きさにとることができる
とともに、摩擦熱による研削焼け、研削割れ、寸法精度
の狂い等の発生を抑制することができる。
さらに砥石は超砥粒で構成したので耐摩耗性がすぐれて
いる。
また、本考案は加工物の材質を硬脆物に限定するもので
はないが、第2刃先部の超砥粒粒度を第1刃先部の粒度
よりも細かいものとした場合には、特に硬脆材料からな
る加工物に対して、研削効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来の研削砥石による研削方法を示す一
部切欠き断面図、第2図は本考案による研削砥石の一実
施例を示す一部切欠き断面図、第3は本考案の他の実施
例を示す部分断面図、第4図はさらに他の実施例を示す
斜視図である。 1・・・・・・加工物、2,8・・・・・・椀状フラン
ジ、3゜4・・・・・・砥石、5・・・・・・第1刃先
部、6・・・・・・突出部、7・・・・・・第2刃先部
、13・・・・・・溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)椀状フランジの開口端部に超砥粒からなる砥石を
    取付けて高速回転しつつ平面板を研削するものにおいて
    、前記砥石の刃先部は、前記椀状フランジの開口端部に
    設けられたリング状の切削用第1刃先部と、この第1刃
    先部の研削端外周に沿って前記第1刃先部よりも外方へ
    突出して設けられたつば状の切断および研削用の第2刃
    先部とからなる研削砥石。
  2. (2)第1刃先部はね度の比較的細かい砥粒よりなり、
    第2刃先部は、第1刃先部よりさらに粒度の細かい砥粒
    よりなる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の研削
    砥石。
JP1980157731U 1980-11-04 1980-11-04 研削砥石 Expired JPS583646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980157731U JPS583646Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 研削砥石

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980157731U JPS583646Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 研削砥石

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5781062U JPS5781062U (ja) 1982-05-19
JPS583646Y2 true JPS583646Y2 (ja) 1983-01-21

Family

ID=29516834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980157731U Expired JPS583646Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 研削砥石

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JP (1) JPS583646Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3664068A (en) * 1968-05-23 1972-05-23 Super Cut Rotary grinding wheel

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3664068A (en) * 1968-05-23 1972-05-23 Super Cut Rotary grinding wheel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5781062U (ja) 1982-05-19

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