JPS5836461Y2 - 電極浄化装置 - Google Patents

電極浄化装置

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JPS5836461Y2
JPS5836461Y2 JP17213879U JP17213879U JPS5836461Y2 JP S5836461 Y2 JPS5836461 Y2 JP S5836461Y2 JP 17213879 U JP17213879 U JP 17213879U JP 17213879 U JP17213879 U JP 17213879U JP S5836461 Y2 JPS5836461 Y2 JP S5836461Y2
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JP
Japan
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welding
strip
cleaning
cleaning tool
electrode
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Application number
JP17213879U
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JPS5691684U (ja
Inventor
辰雄 今井
孝史 津久井
義治 藤野
茂夫 布施
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は突合せ溶接機の電極に付着したスラッジを除去
するための電極浄化装置に関する。
突合せ溶接機でストリップを溶接する際には、予め溶接
端部を整形切断したストリップの前後端を電極でクラン
プして接合を行っているが、電極側面から接合端まで距
離がないため溶接の火花で電極側面にスラッジが付着す
る。
しかるにこのスラッジは、溶接時に電極側面から流gる
無効電流を防止するため除去しなければならない。
前記スラッジを除去するため、特公昭5314504号
公報に示すごとき電極浄化装置があるが、該装置にあっ
ては、竪ブラシをスプリングによって溶接電極側面側に
押付け、竪ブラシをス) IJツブ幅方向に移動させて
スラッジの除去を行っている。
しかし、該装置にあってはブラシの駆動装置、ブラシの
予圧装置等が大がかりとなってコストアップの原因とな
り、又ブラシの交換に時間がかかり電極間中心を正確に
合致させてないと片側面のみ浄化するようになる、等の
欠点があった。
本考案は従来装置の有する前述の欠点を除去することを
目的としてなされたもので、先後行ストノツプの後先端
部を挟持して加圧溶接接合するための4つの電極を有す
る突合せ溶接機において、ストリップの通過経路を横断
してストリップの接合端を整形切断するシャー装置を具
備せるフレームに、前記溶接電極のプロテクターを清掃
するブラシ式の清掃具と溶接電極本体を清掃する清掃具
とを設け、該溶接電極本体を清掃する清掃具に該清掃具
を溶接電極本体へ押付ける弾性体と清掃具が溶接電極本
体から外れたら前記押付方向とは逆方向に付勢する弾性
体とを設けたことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図゛及び第2図において、基礎1上に取付けた固定
フレーム2にストリップ進行方向に対し平行に移動でき
るストリップ入側に設置された可動フレーム3と一ヒ下
に昇降できストリップ出側に設置された昇降フレーム4
とを配設し、可動フレーム3と昇降フレーム4との相対
峙する部分にストリップ通過経路を基準に上側に昇降可
能な溶接電極5,5を、又下側に固定された溶接電極6
,6を夫々取付け、溶接電極5と6によりス1〜リップ
をクランプし得るようにする。
可動フレーム3と昇降フレーム4との間にある空隙にス
l−IJツブ幅方向に対し走行し得る箱形フレーム7を
配設し、該箱形フレーム7にストリップを切断するシャ
ー装N8、ストリップ溶接接合部の余肉を切削除去する
フラッシュトリマー装置9、電極浄化装置10を配設す
る。
電極浄化装置10の詳細を第3図〜第7図により説明す
ると、シャー装置8のガイドフレーム26側部に上部フ
レーム11を、又箱形フレーム7の下ビームに下部フレ
ーム12を夫々装着し、上下部フレーム11.12の固
定板13の端部に、横長の長孔14を」三下方向に所要
間隔で複数個設け、該長孔14に、第6図に示すごとく
上下方向に延びる当て板15を取付けたボルト16を挿
通せしめ、該ボルト16の先端に、前記長孔14と対応
して長孔17を設けた押え板18をナツト19で押え得
るよう取付け、前記巻定板13と押え板18との端部に
挾み金具20.21を固着し、該金具20.21間に合
成樹脂製のブラシ22を挿入し、押え板18の下端にブ
ラシ22が下方に脱落しないようストッパ23を固着し
、前記ブラシ22によって溶接電極5,6側面のボッミ
ード製のプロテクター24 、25に付着したスラグを
除去し得るようになっている。
上下部フレーム11.12にブラケット27を固着し、
該ブラケット27に平面から見たらL字形状をしたレバ
ー28を2本で1対をなし且つスI・リップ幅方向に向
いた中心線lを基準に左右対称となるようにピン枢着し
、レバー28のピン枢着してない辺の両側に該辺先端よ
りも前方に突出する板バネ29 a 、29 bを固着
し、該板バネ29 a 、29 b及びレバー28に孔
を穿設し、該孔に、板バネ29 a 、29bの両側に
突出し且つ板バネ29 a 、29 bやレバー28に
対して相対的に動き得るようロッド30を挿通せしめ、
該ロッド30にバネ受け31.32を取付け、一方のバ
ネ受け31.32間にコイルバネ46 aを、又他方の
バネ受け31.32間にコイルバネ46 bを夫夫挿嵌
し、レバー28の板バネ29 a 、29 bを取付け
た辺の先端に、溶接電極本体48.49に付着したスラ
グを除去するためのブロック33を螺合したアーム34
を枢着し、アーム34の中途部に前記板バネ29 a
、29 bと当接し、アーム34に回転力を伝達するス
トッパ35 a 、35 bを固着する。
レバー28のピン枢着した側の辺後端に穿設した孔36
(第7図参照)に、先端にヨーク37を固着したロッド
38を挿通せしめ、該ヨーク37をブラケット27後方
に突出せしめたブラケツ1−39にピン枢着し、前記ロ
ッド38にバネ受け40.41を取付け、バネ受け40
.41間にコイルバネ42を挿嵌する。
なお図中43は補助クランプ、44.45はコイルバネ
調整用のナツト、47はストリップ位置決め装置である
前述した装置において、先行ストリップSが図示しない
巻戻し装置により巻戻され、溶接機後部の連続処理ライ
ンに供給されているときには、可動フレーム3と昇降フ
レーム4間の間隙は所要間隙に保持され、相対峙する溶
接電極5,5は上方に開放してあり、シャー装置8、電
極浄化装置10、フラッシュトリマー装置9は、第2図
に示すごとくストリップ通過経路外に位置している。
先行ストリップSの後端が箱形フレーム7の部分を通過
すると、箱形フレーム7がストリップ幅方向に移動せし
められ、シャー装置8がストリップ通過経路内に搬入さ
れ、シャー装置8によって先行ストリップ後端を整形切
断する。
箱形フレーム7が移動する場合には、電極浄化装置10
も移動し、そのブラシ22により溶接電極5.6のプロ
テクター24.25が清掃され、ブロック33によって
溶接電極本体48.49が清掃される。
除去されたスラッジは空気吹付等によってライン外へ送
られる。
以上の作業を行っている間に、後行スI・リップの先端
部を溶接部に入れる準備が行われ、シャー装置8の上部
を多少下降させて該シャー装置8に設けであるストリッ
プ位置決め装置47をスl−リップ通過面より多少下方
に下げ、先行ストリップの後端を上流側へ、又後行スト
リップの先端を下流側へ移動させて先後行ストリップの
後先端部をスl−’Jツブ位置決め装置47に当て、溶
接電極5,6によりストリップをクランプして先後行ス
トリップの後先端部をシャー装置8により切断し、切断
完了後補助クランプ43を後退させ、溶接のための出し
代の調整を行うと同時に箱形フレーム7を前記とは逆方
向に移動させてシャー装置8、電極浄化装置10をスト
リップ通過経路外に搬出し、引き続き先後行ストリップ
の後先端部の溶接、溶接接合部の余肉の切削除去等の所
要の作業が順次行われる。
溶接電極の清掃は、前述したごとく、シャー装置8をス
トリップ通過経路内に搬入するときに行われるが、その
場合のブラシ22の状態は第3図に示すごとく電極浄化
装置10の進行方向に対し後方に向き、レバー28はコ
イルバネ42に押されてヨーク37に当接し、ブロック
33を取付けたアーム34も電極浄化装置10の進行方
向に対し後方に向き、アーム34側部に取付けたストッ
パ35 aが板バネ29 aを押し、該板バネ29 a
によってコイルバネ46 aが所要量圧縮されており、
ロッド30も板バネ29 aによって引張られるからコ
イルバネ46 bも板バネ29 bによって圧縮されて
いる。
電極浄化装置10が移動し、ブロック33が溶接電極本
体48.49から外れ自由状態になると、コイルバネ4
6 aによって板バネ29 aが押されアーム34が第
3図の2点鎖線に示すごとく真直ぐな状態になるが、板
バネ29 aにかかる力はコイルバネ46 aのたわみ
によって決まり、しかもコイルバネ46 aのたわみは
、ロッド30か゛レバー28に固定されている場合より
小さいから、アーム34にはそれ程大きな衝撃はかから
ず、又レバー28にはコイルバネ46 aによる回転モ
ーメントの外、コイルバネ46 b及びコイルバネ42
によってコイルバネ46aによる回転モーメントと逆方
向の回転モーメントが作用し、従ってレバー28にも大
きな衝撃は作用しない。
ブラシ22も曲った状態から真直ぐな状態になるが、こ
れにはバネは設けてないから、特に問題はない。
電極浄化装置10が逆方向に移動する際のブラシ22や
アーム34の動きは前記とは逆になる。
なお本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは勿論である。
本考案の電極浄化装置は前述のごとき構成であるから、
特別な駆動装置を必要とせず電極間中心とシャー中心が
多少ズしていても夫々が独立して作用するので作業が確
実であり、作業の安全性、信頼性が向上するという優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電極浄化装置を使用する突合せ溶接機
の縦断側面図、第2図は第1図の突合せ溶接機の縦断正
面図、第3図は本考案の電極浄化装置の平面図、第4図
は第3図のI■−I■方向矢視図、第5図は第4図の一
部破断の左側面図、第6図は第5図のVI−VI方向矢
視図、第7図は第3図のVl1部詳細図である。 図中 5,6は溶接電極、10は電極浄化装置、22は
ブラシ、24,25はプロテクター、28はレバー、2
9a 、29 b 、42,46 a 、46 bはコ
イルバネ、30.38はロッド、33はブロック、34
はアームを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先後行ストリップの後先端部を挾持して加圧溶接接合す
    るための4つの電極を有する突合せ溶接機において、ス
    トリップの通過経路を横断してストリップの接合端を整
    形切断するシャー装置を装備せるフレームに、前記溶接
    電極のプロテクターを清掃するブラシ式の清掃具と溶接
    電極本体を清掃する清掃具とを設け、該溶接電極本体を
    清掃する清掃具に該清掃具を溶接電極本体へ押付ける弾
    性体と清掃具が溶接電極本体から外れたら前記押付方向
    とは逆方向に清掃具を付勢する弾性体とを設けたことを
    特徴とする電極浄化装置。
JP17213879U 1979-12-11 1979-12-11 電極浄化装置 Expired JPS5836461Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17213879U JPS5836461Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 電極浄化装置

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JP17213879U JPS5836461Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 電極浄化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5691684U JPS5691684U (ja) 1981-07-21
JPS5836461Y2 true JPS5836461Y2 (ja) 1983-08-16

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ID=29682952

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