JPS583631Y2 - クランプ用電動シリンダ - Google Patents

クランプ用電動シリンダ

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Publication number
JPS583631Y2
JPS583631Y2 JP13622377U JP13622377U JPS583631Y2 JP S583631 Y2 JPS583631 Y2 JP S583631Y2 JP 13622377 U JP13622377 U JP 13622377U JP 13622377 U JP13622377 U JP 13622377U JP S583631 Y2 JPS583631 Y2 JP S583631Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bevel gear
cam plate
cylinder
fixed
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP13622377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5463286U (ja
Inventor
森川茂男
Original Assignee
株式会社不二越
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社不二越 filed Critical 株式会社不二越
Priority to JP13622377U priority Critical patent/JPS583631Y2/ja
Publication of JPS5463286U publication Critical patent/JPS5463286U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型減速電動機を用いたコンパクトでかつ高
速、高圧の増締めクランプ可能な電動シリンダに関する
従来のクランプ装置ではクランプシリンダに外部から油
圧配管を行わなければならないので取付が面倒であり、
組付上配管が邪魔になる上、油漏れの心配があった。
また機械ごとに油圧ポンプユニットを設けなければなら
ないので機械が大型化せざるをえず価格も高価についた
この考案は、小型減速電動機と差動機構及びカム機構を
用い上述の問題点を除去したコンパクトなりランプ用電
動シリンダに関するものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する。
本体1の一端に小型減速電動機2が取付けられている。
一方、本体1の内部には小型減速電動機2の取付位置と
反対側に出力シリンダ3及びプランジャ4が並列に組込
まれていて、プランジャ4の先端5と出力シリンダ3の
ピストンTの頭部45とはフレキシブルホース6により
連結され、ここに作動油が封入されている。
出力シリンダ3はピストンTと一体化したロッド8を内
蔵するとともに、ロッド側にコイルスプリング9を組込
んである。
なお10は出力シリンダ3の前蓋、11は外筒、12は
後蓋である。
また、出力シリンダ3の後蓋12の後蓋は延長されて軸
の突起46をなし、突起46の先端にはT形溝4Tが形
成されていて、本体1に回転自在に挿入された第1の回
転軸19に取付けられた第1のカム板13の外周に設け
たT形突部48にはめあい連結している。
また、ブツシュ15に案内されたプランジャ4の後端に
は回転自在なローラ16が組み込まれていて、該カム板
は本体1に回転自在に挿入された第2の回転軸20に取
付けられた第2のカム板11にスプリング14に附勢さ
れて接しており、該カム板は増締めの際にプランジャ4
を駆動させる。
なお、18は第1のカム板13を第1の回転軸19に固
着するピンであり、21は第2のカム板17を第2の回
転軸20に固着するピンである。
回転軸19.20の先端は相互に軸受22を介して対向
していて互いに回転自在になっている。
第1の回転軸19の上部には傘歯車25をピン26で固
着するとともに中央には大型傘歯車27が回転軸19に
対し回転自在に組込まれている。
また、第2の回転軸20の下部には傘歯車23をピン2
4で固着しである。
また、電動機軸28にキー29で固着されたピニオン傘
歯車30は、大型傘歯車27と噛み合っている。
−なお、大型傘歯車21には軸心に関して相対した一対
のブラケット31.32が固着され、ブラケット31,
32の先端に設けた軸受部33゜34にはそれぞれ回転
自在な傘歯車35.36が組込まれていて各々が相手の
かさ歯車23,25に噛み合っている。
また、第1の回転軸19は軸受用ブツシュ37.第2の
回転軸20は軸受用ブツシュ3Bにより本体1に組込ま
れて、それぞれすべり回転をする。
なお、前記複数個の歯車群は差動歯車機構44を形成す
る。
また、本体1の前端つば49には複数個の取付穴39が
配設してあって、ボルトなどを用いて機械(図示せず)
に取付けることができるようになっている。
図面は起動前のアンクランプ状態を示すが、いま減速電
動機2を起動すると電動機軸28に直結した傘歯車30
が回転し、該傘歯車をかみ合う大型傘歯車27を回転さ
せる。
そのため、大型傘歯車27に設けたブラケット31.3
2の傘歯車35.36が傘歯車23.25とかみ合って
回転し、更に傘歯車23.25を経て軸19,20が差
動回転駆動される。
第2の回転軸20にはスプリング14の押圧力が強く作
用して第1の回転軸19よりも抵抗が多いので第2の回
転軸20は回転せず大型傘歯車27の2倍の回転が第1
の回転軸19に伝達され第1のカム板13を回転させ、
カム板13を経てシリンダ3を早送り前進させる。
すると、ロッド8は外方に移動し、ロッド8の先端に取
付けた当金40が工作物41に押し当り第1の回転軸1
9の回転が止まる。
しかし、小型減速電動機2は依然として回転を続けるの
で、今度は逆に第2の回転軸20はスプリング14の力
に勝って回転し始めて第2のカム板1Tを回転させ、プ
ランジャ4を前進作動(図面上右方向)して封入された
作動油51を圧縮して高圧を発生させて、出力シリンダ
3の後端部42に作用させ、更に強力な増締めを行う。
このとき減速電動機2は予め定められた負荷電流値を検
出して停止する。
また、アンクランプの際は減速電動機2にクランプ時に
勝る逆電流を流して、第2のカム板17を逆回転させ、
プランジャ4をスプリング14゜9の作用でそれぞれ戻
し、作動油51の圧力をスプリング9の作用する低圧に
戻す。
したがって出力シリンダ3の推力がなくなるので第1の
カム板13と出力シリンダ3との接点43の摩擦抵抗が
消え、第1の回転軸19に加えられる動力によってカム
板13は回転するため出力シリンダ3は早戻りし、カム
板13によりリミットスイッチ50を作動させて、減速
電動機2を停止させる。
本考案は上述のごとく小型の減速電動機と差動歯車装置
とを用い、かつ本体1の内部においてシリンダ3の頭部
とプランジャの先端5との間にフレキシブルホース6を
経て作動油を封入し、ロッド8の当金40が工作物41
に当接した際に作動油に高圧を発生させるようにしたの
で高速・高圧増給めクランプが可能となり、しかも、機
械に煩わしい配管を行う必要がないので装置自体は極め
てコンパクトとなる。
そのため、加工製品の取付具に広く適用できる。
また、従来の如く油圧ポンプユニットを別途に設ける必
要はなく、油漏れの心配もない。
更に、増締めには内部の作動油に発生した圧力を使用で
きるので省エネルギの電動シリンダとして使用できるな
ど多くの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案実施例の縦断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・減速電動機、3・
・・・・・出力シリンダ、4・・・・・・プランジャ、
6・・・・・・フレキシブルチューブ、20・・・・・
・第2の回転軸、23・・・・・・傘歯車、25・・・
・・・傘歯車、27・・・・・・大型傘歯車、28・・
・・・・減速電動機軸、I・・・・・・ピストン、9・
・・・・・コイルスプリング、13・・・・・・第1の
カム板、14・・・・・・スプリング、17・・・・・
・第2のカム板、19・・・・・・第1の回転軸、30
・・・・・・ピニオン傘歯車、35・・・・・・傘歯車
、36・・・・・・傘歯車、44・・・・・・差動歯車
装置、4T・・・・・・T溝形(保合部)、 部)。 48・・・・・・T形(係合

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)第1のカム板を固着した第1の回転軸と、第2の
    カム板を固着した第2の回転軸とを相互に回転自在に対
    向せしめ、一端に取付けられた減速電動機の軸に固着し
    た歯車と噛み合い作動する差動歯車装置を前記第1、第
    2の回転軸の対向端に設け、かつ本体内において摺動可
    能でありヘッド側に向けてピストンを付勢するスプリン
    グを内蔵し、かつ後端で第1のカム板に係合する出力シ
    リンダと、後端を前記第2のカム板に向けて付勢された
    プランジャとを並列に組込むと共に、出力シリンダの頭
    部とプランジャの先端とをフレキシブルチューブをもっ
    て連結し、かつ作動油を封入して出力シリンダのクラン
    プ時にロンド先端に高圧を発生せしめるようにしたクラ
    ンプ用電動シリンダ。
  2. (2)第1のカム板の外周に保合部を設け、出力シリン
    ダの後端に設けた係合部と連結した実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載のクランプ用電動シリンダ。
  3. (3)差動歯車装置は、減速電動機軸に固着したピニオ
    ン傘歯車と該傘歯車と噛み合って自由に回転しつる大型
    傘歯車と、軸心に関して相対し回転自在に該大型傘歯車
    上に設けられた一対の傘歯車と、該一対の傘歯車はそれ
    ぞれ噛み合い第1、第2の回転軸にそれぞれ固着された
    傘歯車とから構成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のクランプ用電動シリンダ。
JP13622377U 1977-10-13 1977-10-13 クランプ用電動シリンダ Expired JPS583631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13622377U JPS583631Y2 (ja) 1977-10-13 1977-10-13 クランプ用電動シリンダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP13622377U JPS583631Y2 (ja) 1977-10-13 1977-10-13 クランプ用電動シリンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5463286U JPS5463286U (ja) 1979-05-04
JPS583631Y2 true JPS583631Y2 (ja) 1983-01-21

Family

ID=29107253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13622377U Expired JPS583631Y2 (ja) 1977-10-13 1977-10-13 クランプ用電動シリンダ

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JP (1) JPS583631Y2 (ja)

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JPS5463286U (ja) 1979-05-04

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