JPS5836239Y2 - 誘導電動機の回生制動制御装置 - Google Patents

誘導電動機の回生制動制御装置

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JPS5836239Y2
JPS5836239Y2 JP1978007597U JP759778U JPS5836239Y2 JP S5836239 Y2 JPS5836239 Y2 JP S5836239Y2 JP 1978007597 U JP1978007597 U JP 1978007597U JP 759778 U JP759778 U JP 759778U JP S5836239 Y2 JPS5836239 Y2 JP S5836239Y2
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JP
Japan
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signal
speed
circuit
current
regenerative braking
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JP1978007597U
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JPS54110721U (ja
Inventor
一三 細田
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘導電動機の回生制動制御装置の改良に係り、
特に電動機速度が同期速度以上となった場合に、これを
検出して電動機の回転エネルギーを電力変換し、電源側
へ返還する回生制動制御装置に関する。
三相誘導電動機の一次電圧制御による速度制御装置にお
いて、回転中の電動機を電気的に急速停止させる方式に
は発電制動、逆相制動、単相制動あるいは回生制動など
の方式があり、また、同期速度以上で回転している電動
機の制動方式としては発電制動や逆相制動が多用されて
いる。
発電制動は回転中の電動機固定子の一次巻線を電源から
切離し、2巻線間に直流励磁電流を流して回転磁界を生
じさせることによって回転子二次巻線中に多相の短絡電
流を流し、回転方向とは反対方向に制動トルクを発生さ
せるものである。
また、逆相制動は電動機固定子の一次巻線の3線中の2
線を入れ換え、回転磁界の回転方向を反対にすることに
よって、発生トルクを回転方向と逆方向とし、制動トル
クとするものである。
これらの従来の制動方式はいずれも制動中に発生する電
力を二次回路中の銅損すなわち熱として消費することに
なるので、巻線形電動機では大部分が二次抵抗器での電
力損失となり、また、かご形電動機では二次巻線中での
電力損失となるので、回転子が過熱される等の欠点があ
り、また、省エネルギーの点からも好ましいものではな
かった。
ところで、誘導電動機制御によって重量物を降下させる
場合等では、負荷によって回転子が回転磁界と同方向に
同期速度以上の速度で回わされると、すベリSが負とな
り、トルクは回転方向とは反対方向の制動トルクとなり
発電機として動作する。
従って、この出力を電源側に返還するようにすれば電動
機巻線中での熱損失は小となり、電力消費も少なく効率
のよい制動トルクが得られる。
本考案はかかる点に着目して威されたもので、電動機電
機子が同期速度で回転している場合にその回転エネルギ
ーを電力変換することによって効率のよい回生制動を行
えるようにした誘導電動機の回生制動制御装置を提供し
ようとするものである。
以下、図面に示す実施例につき本考案の詳細を説明する
第1図において、電動機1は、サイリスタまたは双方向
サイリスタ等によって構成される制御整流素子群2を通
して電源端子3 I 、3 II 、3 IIIに接続
されている。
電動機1に直結した回転計発電機4によって得られた速
度信号は速度検出回路5にインプットされる。
また、電動機1の制御目標値は速度基準信号6として信
号比較器7に導かれ、速度検出回路5から得られた速度
帰還信号5aと比較され、その偏差信号7aは速度制御
増幅器8で増幅される。
電源端子3 I 、3 II 、3 IIIと制御整流
素子群2との間に接続した変流器9 I 、9 IIに
よって検出された電動機電流は電流検出回路10にイン
プットされる。
速度制御増幅器8の出力は電流基準信号8aとして信号
比較器11に導かれ、電流検出回路10から出力される
電流帰還信号10 aと比較され、その偏差信号11
aは電流制御増幅器12で増幅される。
この電流制御増幅器の出力は次段の位相制御回路13の
入力信号となる。
位相制御回路13のパルスゲ−)F、Rの出力はオアゲ
ート回路14 I 、14 IIを通して制御整流素子
群2のゲート端子にインプットされ、それらの点弧位相
角を制御する。
位相制御回路13のパルスゲ−)F、Rはゲート切換ロ
ジック回路15の出力信号によって選択される。
このゲート切換ロジック回路の動作は第2図に示すよう
に電流基準信号8aが負の時はFが出力し、正の時はR
が出力して位相制御回路13のパルスゲ−)FまたはR
を動作させる。
このパルスゲ−)F、Rの切換に際しては、通電中の制
御整流素子が完全にターンオフしてから逆側の制御整流
素子を導通させるために第2図に示すように切換余裕時
間△tが必要であるが、これはゲート切換ロジック回路
15によって与えられる。
即ち、切換余裕時間△tはゲート切換ロジック回路15
のZ端子からロジック信号0として出力されノット回路
16を経て回生制動制御回路17へインプットされる。
この回生制動制御回路17のパルスゲートF、Rの出力
は夫々オアゲート回路14 I 、14IIを経て制御
整流素子群2に導かれ、またパルスゲートAの出力はノ
ットゲート回路18を経て位相制御回路13に達する。
なお、第1図中、19は巻線形電動機で二次抵抗切換制
御を併用する場合に適用さ′れる二次抵抗制御回路を示
し、20は減速信号を示す。
次に電動機速度が同期速度以上となった時の回生制動4
作について説明する。
第3図の曲線TMOは巻線形電動機の二次側外部抵抗短
絡時のトルク特性であり、曲線TMIは二次側にある値
の外部抵抗を接続した場合のTMOの比例推移特性また
はかご形電動機のトルク特性の一例を示す。
また、T’MOとT’MIは一次巻線の3線中2線を切
換えた場合のT MO、T Mlに対応するトルク特性
であり、TLは負荷のトルク特性の一例を示す。
いま、電動機1のトルク特性をTMOとして、負荷T1
、を上昇、下降させる場合を例にとると、第2図のt。
の時点で正の速度基準信号6を与えることによって電動
機1は起動し、第3図に示すように負荷トルクTtと均
合うP点における速度npまで上昇する。
次に、tlの時点で負の速度基準信号6に切換えると、
電流基準信号8aの極性は正となり、ゲート切換ロジッ
ク回路15の動作によって△tの時間経過後にパルスゲ
ートRから出力が生ずる。
従って、位相制御回路13のパルスゲートはRが活かさ
れて制御整流素子群2のRに点弧パルスが送られ、電動
機1の回転方向は逆転して負荷は降下を開始する。
この場合には電動機トルクT’MOと負荷トルクTLと
は同極性であるから、電動機1の速度は負荷によって加
速され、t2の時点で速度基準信号6の速度よりも電動
機1の速度が上昇し、電流基準信号8aの極性は負とな
る。
その結果、ゲート切換ロジック回路15は△tの時間だ
けZゲートよりロジック信号0を出力する。
一方、電動機速度が同期速度近くになると、速度検出回
路5によって同期速度検出信号Nsが出力される。
回生制動制御回路17によって同期速度検出信号N、s
と切換余裕時間△tc7)Z信号とのアンドが成立する
と回生制動制御回路17のAおよびRゲートからロジッ
ク信号1が出力されると同時に同期速度検出信号Nsが
しゃ断されるまでこの状態を保持する。
このゲー)Aからのロジック信号はノット回路18で反
転され、O信号として位相制御回路13にインプットし
て位相制動動作をしゃ断する。
また、ゲー1−Rからのロジック信号はオ子回路14
IIを経て制御整流素子群2のRに最大進み角の点弧パ
ルスを送り、電動機速度は負荷トルクTLと均合う制動
トル70点における速度n。
まで下降する。
なお、この速度での電動機のすベリSは負となり、発電
機として動作しているので、その出力は電源へ帰還され
ている。
次に、t3の時点で減速信号20がインプットすると、
速度検出回路5によって出力されている同期速度検出信
号Nsがしゃ断される。
その結果、回生制動制御回路17のR信号は直ちにロジ
ックOとなり、また、A信号は△を時間の経過後にOと
なる。
従って、t4の時点で位相制御回路13は復帰し、逆相
制動によって電動機1は減速し、t5の時点で速度基準
をOとすることによって停止する。
上述のように、重量物の降下などで電動機速度が同期速
度以上になるような場合、本考案によれば電動運転から
回生制動4作への移行および回生制動4作から逆相制動
による減速動作への移行が円滑かつ速やかに行なわれ、
また、電動機の回転エネルギーは電力変換されて電源側
へ返還されるので効率的な運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す回路系統図、第2
図は本考案装置における各部の動作を示すグラフ、第3
図は誘導電動機のすベリートルク特性を例示するグラフ
である。 1・・・・・・電動機、2・・・・・・制御整流素子群
、4・・・・・・速度計発電機、5・・・・・・速度検
出回路、5a・・・・・・速度帰還信号、6・・・・・
・速度基準信号、7,11・・・・・・信号比較器、8
・・・・・・速度制御増幅器、8a・・・・・・電流基
準信号、10・・・・・・電流検出回路、10 a・・
・・・・電流帰還信号、12・・・・・・電流制御増幅
器、13・・・・・・位相制御回路、15・・・・・・
ゲート切換ロジック回路、16.18・・・・・・ノッ
ト回路、17・・・・・・回生制動制御回路、19・・
・・・・二次抵抗制御回路、20・・・・・・減速信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘導電動機の速度を検出して速度帰還信号5aを出力す
    ると共に、同期速度の近傍で同期速度検出信号Nsを出
    力する速度検出回路5と、速度基準信号6と前記速度帰
    還信号5aとを比較して偏差信号7aを生ずる信号比較
    器7と、この偏差信号7aに基いて電流基準信号8aを
    生ずる速度制御増幅器8と、制御整流素子群に流れる電
    流を検出して電流帰還信号10 aを生ずる電流検出回
    路10と、前記電流基準信号8aと電流帰還信号10
    aを比較して偏差信号11 aを生ずる信号比較器11
    と、前記電流基準信号8aによって作動するデー1〜切
    換ロジック回路15と、前記同期速度検出信号Nsおよ
    び前記ゲート切換ロジック回路のZゲート出力によって
    作動する回生制動制御回路17と、前記信号比較器11
    .ゲート切換ロジック回路15および回生制動制御回路
    17によって制御され回生制動時に前記制御整流素子群
    の点弧位相角を最大進み角とする位相制御回路13とを
    具備することを特徴とする誘導電動機の回生制動制御装
    置。
JP1978007597U 1978-01-25 1978-01-25 誘導電動機の回生制動制御装置 Expired JPS5836239Y2 (ja)

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JPS54110721U JPS54110721U (ja) 1979-08-03
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