JPS5836218Y2 - 磁石発電機の回転子 - Google Patents
磁石発電機の回転子Info
- Publication number
- JPS5836218Y2 JPS5836218Y2 JP12772377U JP12772377U JPS5836218Y2 JP S5836218 Y2 JPS5836218 Y2 JP S5836218Y2 JP 12772377 U JP12772377 U JP 12772377U JP 12772377 U JP12772377 U JP 12772377U JP S5836218 Y2 JPS5836218 Y2 JP S5836218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped
- arc
- flywheel
- magnet
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は磁石発電機の回転子、特に磁石の固定手段に
関するものである。
関するものである。
従来この種の装置として第１図乃至第３図に示すものが
あった。
あった。
図に於て、１は磁石発電機の回転子となる椀状のフライ
ホイル、２はこのフライホイル１の内面にリング状に並
べて配置された４つの円弧状磁石、３はこれら円弧状磁
石２をフライホイル１の内面に固定するための固定部材
で、円弧状磁石２を受けるためのプレート４と、その円
弧状磁石２をフライホイル１の内面に押圧する４つのブ
ロック５と、これらブロック５に設けられた貫通穴６と
からなる。
ホイル、２はこのフライホイル１の内面にリング状に並
べて配置された４つの円弧状磁石、３はこれら円弧状磁
石２をフライホイル１の内面に固定するための固定部材
で、円弧状磁石２を受けるためのプレート４と、その円
弧状磁石２をフライホイル１の内面に押圧する４つのブ
ロック５と、これらブロック５に設けられた貫通穴６と
からなる。
７は貫通穴６を通じて固定部材３及び円弧状磁石２をフ
ライホイル１に固定保持するためのねじ、８はフライホ
イル１の底部にリベットにより固着されたボスである。
ライホイル１に固定保持するためのねじ、８はフライホ
イル１の底部にリベットにより固着されたボスである。
この従来装置に於ける円弧状磁石２の固定は、先ず、固
定部材３を椀状のフライホイル１の内に挿入し、治具に
よりブロック５の貫通穴６とフライホイル１の貫通穴と
を位置合せして保持する。
定部材３を椀状のフライホイル１の内に挿入し、治具に
よりブロック５の貫通穴６とフライホイル１の貫通穴と
を位置合せして保持する。
そして、各ブロック間のプレート４上に円弧状磁石２を
挿入し、然る後、フライホイル１の面よりねじ７をブロ
ック５の貫通穴６に螺合してブロック５をフライホイル
１の内面に対して押圧し、これらブロック５によって円
弧状磁石２をフライホイル１の断面に対して押圧して固
定するものである。
挿入し、然る後、フライホイル１の面よりねじ７をブロ
ック５の貫通穴６に螺合してブロック５をフライホイル
１の内面に対して押圧し、これらブロック５によって円
弧状磁石２をフライホイル１の断面に対して押圧して固
定するものである。
尚、この固定をより強固にかつ確実に行なうためにフラ
イホイル１の内面と、円弧状磁石２との外面は接着剤に
より接着している。
イホイル１の内面と、円弧状磁石２との外面は接着剤に
より接着している。
以上の説明から分るように、円弧状磁石２の固定は複雑
な造形により形成された固定部材３により行なうもので
あるため、部品点数が多く、固定するための作業が繁雑
で多大の時間を要するものであった。
な造形により形成された固定部材３により行なうもので
あるため、部品点数が多く、固定するための作業が繁雑
で多大の時間を要するものであった。
また、フライホイル１への取り付は時に於ける円弧状磁
石２の端面保護がなされていなかった。
石２の端面保護がなされていなかった。
この考案は、円弧状磁石の軸方向の両端面を２枚の略リ
ング状円板により保護すると共に、この略リング状円板
のばね効果により円弧状磁石をフライホイルの内周面に
押圧して固定することを目的とする磁石発電機の回転子
である。
ング状円板により保護すると共に、この略リング状円板
のばね効果により円弧状磁石をフライホイルの内周面に
押圧して固定することを目的とする磁石発電機の回転子
である。
以下、この考案の一実施例を図にもとづいて説明する。
第４図、第５図に於いて、１ａ、１ｂはフライホイル１
の内周面に円弧状磁石２の両端面間の１対向距離におい
て形成された内外のリング状溝、９はこれら内外の溝１
ａ、ｌｂそれぞれに装着された非磁性体からなる一対の
略リング状円板で、その円周上の一部は切欠いてあり、
円弧状磁石２の磁極面の両端に形成された段部２ ａ
、２ ｂそれぞれに嵌り込む保合部である折曲部９ ａ
、９ ｂが形成されている。
の内周面に円弧状磁石２の両端面間の１対向距離におい
て形成された内外のリング状溝、９はこれら内外の溝１
ａ、ｌｂそれぞれに装着された非磁性体からなる一対の
略リング状円板で、その円周上の一部は切欠いてあり、
円弧状磁石２の磁極面の両端に形成された段部２ ａ
、２ ｂそれぞれに嵌り込む保合部である折曲部９ ａ
、９ ｂが形成されている。
以上のように構成された実施例に於いて、円弧状磁石２
のフライホイル１への取付けは、先ず、フライホイル１
の内の溝１ａに略リング状円板９を内方向に狭めた状態
で挿入しそして広げて圧入する。
のフライホイル１への取付けは、先ず、フライホイル１
の内の溝１ａに略リング状円板９を内方向に狭めた状態
で挿入しそして広げて圧入する。
この時、略リング状円板９の外径は、溝１ａの内径より
大きくしであるので、そのばね効果により強固に固定さ
れている。
大きくしであるので、そのばね効果により強固に固定さ
れている。
次に、円弧状磁石２をその略リング状円板９上にリング
状に配置し、この配設された円弧状磁石２上に略リング
状円板９を内方向に狭めた状態で外の溝１ｂに挿入して
そして広げて圧入する。
状に配置し、この配設された円弧状磁石２上に略リング
状円板９を内方向に狭めた状態で外の溝１ｂに挿入して
そして広げて圧入する。
これら略リング状円板９の装置が完了した状態に於ては
、その円板９の各折曲部９ａ、９ｂが円弧状磁石２の各
段部２ａ、２ｂに嵌まり込んでこの円弧状磁石２をフラ
イホイル１の内面に押圧している。
、その円板９の各折曲部９ａ、９ｂが円弧状磁石２の各
段部２ａ、２ｂに嵌まり込んでこの円弧状磁石２をフラ
イホイル１の内面に押圧している。
従って、円弧状磁石２の両端面は勿論のこと、その磁極
面の一部は略リング状円板９によって確実に保護され、
且つ、円弧状磁石２はフライホイル２の内面に強固に固
定される。
面の一部は略リング状円板９によって確実に保護され、
且つ、円弧状磁石２はフライホイル２の内面に強固に固
定される。
以上のようにこの考案によれば、ネジ等により円弧状磁
石を締め付けたりする作業が不必要となり、しかも略リ
ング状円板及び円弧状磁石をフライホイルに挿入する作
業だけで円弧状磁石が固着でざ、且つその端面が保護で
きる効果がある。
石を締め付けたりする作業が不必要となり、しかも略リ
ング状円板及び円弧状磁石をフライホイルに挿入する作
業だけで円弧状磁石が固着でざ、且つその端面が保護で
きる効果がある。
第１図は、従来装置を示す平面図、第２図は固定部材３
の平面図、第３図は固定部材３の正面図、第４図はこの
考案の一実施例を示す平面図、第５図は第４図■−Ｖ線
による断面図、第６図はリング状円板９の平面図及び正
面図、第７図は円弧状磁石２を示す斜視図である。 図に於て、１は椀状のフライホイル、ｌａ、ｌｂは溝、
２は円弧状磁石、２ａ、２ｂは段部、３は固定部材、４
はプレート、５はブロック、６は貫通穴、７はねじ、８
はボス、９は略リング状円板、９ａ、９ｂは折曲部であ
る。 尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
の平面図、第３図は固定部材３の正面図、第４図はこの
考案の一実施例を示す平面図、第５図は第４図■−Ｖ線
による断面図、第６図はリング状円板９の平面図及び正
面図、第７図は円弧状磁石２を示す斜視図である。 図に於て、１は椀状のフライホイル、ｌａ、ｌｂは溝、
２は円弧状磁石、２ａ、２ｂは段部、３は固定部材、４
はプレート、５はブロック、６は貫通穴、７はねじ、８
はボス、９は略リング状円板、９ａ、９ｂは折曲部であ
る。 尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 回転軸と連結される椀状のフライホイルの内周面に円弧
状磁石を略リング状に配置して固定するものに於て、上
記フライホイルの内周面に所定間隙を介して一対の環状
溝を形成し、この一対の環状溝に、常態では上記環状溝
の内径より大径で全周の一部が切欠かれた一対の略リン
グ状円板を上記円弧状磁石の軸方向端面を保護する如く
各々嵌着させると共に、上記略リング状円板に上記円弧
状磁石の内周面と係合する保合部を設け、この保合部に
よって、上記円弧状磁石を上記フライホイルの内周面に
上記略リング状円板の上記環状溝への嵌着に伴うばね効
果により押圧するようにしたことを特徴とする磁石発電
機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12772377U JPS5836218Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | 磁石発電機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12772377U JPS5836218Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | 磁石発電機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5453613U JPS5453613U (ja) | 1979-04-13 |
| JPS5836218Y2 true JPS5836218Y2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=29090744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12772377U Expired JPS5836218Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | 磁石発電機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836218Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-22 JP JP12772377U patent/JPS5836218Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5453613U (ja) | 1979-04-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS589500Y2 (ja) | 磁石発電機の回転子 | |
| JP2002130310A (ja) | ユニット軸受 | |
| JPS5836218Y2 (ja) | 磁石発電機の回転子 | |
| JPH0140311Y2 (ja) | ||
| JPS5922786Y2 (ja) | 磁石発電機の回転子 | |
| JPH06178476A (ja) | ローターの永久磁石固定構造 | |
| JPS63265555A (ja) | 磁石発電機の回転子 | |
| JPS639261Y2 (ja) | ||
| JPH058356Y2 (ja) | ||
| JPS6330225Y2 (ja) | ||
| JPS608543Y2 (ja) | 磁石発電機の回転子 | |
| JPS617275U (ja) | 小型モ−タのロ−タ | |
| JPH027860A (ja) | 磁石式モータ | |
| JPS5944870B2 (ja) | 磁石発電機の回転子 | |
| JPH08159807A (ja) | 回転ディスクの固定方法 | |
| JPS59107580U (ja) | 同期機 | |
| JPH0548057B2 (ja) | ||
| JPS5824251Y2 (ja) | レコ−ド盤のスタビライザ− | |
| JPH08182230A (ja) | 直流電動機の固定子構造 | |
| JPH029140Y2 (ja) | ||
| JPS60141652U (ja) | スピンドル軸受装置 | |
| JPH0417336Y2 (ja) | ||
| JPS6310770U (ja) | ||
| JPS59216455A (ja) | フライホイ−ルマグネト−の回転子の磁石支持構造 | |
| JPS6110955A (ja) | 磁石発電機の回転子 |