JPH029140Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH029140Y2 JPH029140Y2 JP1982172890U JP17289082U JPH029140Y2 JP H029140 Y2 JPH029140 Y2 JP H029140Y2 JP 1982172890 U JP1982172890 U JP 1982172890U JP 17289082 U JP17289082 U JP 17289082U JP H029140 Y2 JPH029140 Y2 JP H029140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- facing
- clutch
- spring
- facings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
この考案は、クラツチデイスクに関する。
特に詳述すれば、フエーシングのデイスクスプ
リングへの位置決め、およびデイスクスプリング
の表裏に配されるフエーシングの同心性を向上さ
せたクラツチデイスクに関する。
リングへの位置決め、およびデイスクスプリング
の表裏に配されるフエーシングの同心性を向上さ
せたクラツチデイスクに関する。
（従来の技術）
クラツチデイスクは、クラツチプレートの外周
部に、デイスクプレートをリベツト止めし、この
デイスクプレートの表裏にフエーシングを固定さ
せる構成となつている。
部に、デイスクプレートをリベツト止めし、この
デイスクプレートの表裏にフエーシングを固定さ
せる構成となつている。
このフエーシングをデイスクプレートに固定さ
せるためには、フエーシングに穿けられた一の穴
の段部にリベツトヘツドを当接させた形でフエー
シングとデイスクスプリングとをリベツト止めさ
せる手段を用いている。
せるためには、フエーシングに穿けられた一の穴
の段部にリベツトヘツドを当接させた形でフエー
シングとデイスクスプリングとをリベツト止めさ
せる手段を用いている。
（考案が解決しようとする課題）
この手段を用いると、デイスクスプリングを介
して対向して設けられたフエーシングの穴の同心
性を得ることが難しく、また、デイスクスプリン
グのリベツト孔に対するフエーシングの位置決め
が難しく、熟練を要する仕事となつている。
して対向して設けられたフエーシングの穴の同心
性を得ることが難しく、また、デイスクスプリン
グのリベツト孔に対するフエーシングの位置決め
が難しく、熟練を要する仕事となつている。
本考案では、クラツチデイスクのデイスクスプ
リングへのフエーシングの位置決めが容易にでき
るクラツチデイスクを提供すること、および、フ
エーシングのデイスクスプリングからの脱落によ
るクラツチ機構各部の損傷を防止できるクラツチ
デイスクを提供することを技術的課題とする。
リングへのフエーシングの位置決めが容易にでき
るクラツチデイスクを提供すること、および、フ
エーシングのデイスクスプリングからの脱落によ
るクラツチ機構各部の損傷を防止できるクラツチ
デイスクを提供することを技術的課題とする。
（課題を解決するための手段）
この考案は、このような技術的課題を解消させ
ることを意図したもので、基本的にはデイスクス
プリングの突部をフエーシングに係合させる技術
的手段を用いる。
ることを意図したもので、基本的にはデイスクス
プリングの突部をフエーシングに係合させる技術
的手段を用いる。
即ち、クラツチプレートの外周部に複数個のデ
イスクスプリングを固定し且つ前記デイスクスプ
リングにフエーシングをリベツトで取り付けてい
るクラツチデイスクにおいて、前記デイスクスプ
リンの外周部の適所にクラツチデイスクの軸線に
沿う方向に互いに反対方向に順次向けるように配
され且つ前記フエーシングの外周面に係合する複
数個の舌片を有する、クラツチデイスクとしたこ
とである。
イスクスプリングを固定し且つ前記デイスクスプ
リングにフエーシングをリベツトで取り付けてい
るクラツチデイスクにおいて、前記デイスクスプ
リンの外周部の適所にクラツチデイスクの軸線に
沿う方向に互いに反対方向に順次向けるように配
され且つ前記フエーシングの外周面に係合する複
数個の舌片を有する、クラツチデイスクとしたこ
とである。
（作用）
この考案によれば、デイスクスプリングにフエ
ーシングを取り付ける際の位置決め精度を向上さ
せることができる。さらに、フエーシングのクラ
ツチデイスクの径方向外方向への膨出も防止する
ことができる。
ーシングを取り付ける際の位置決め精度を向上さ
せることができる。さらに、フエーシングのクラ
ツチデイスクの径方向外方向への膨出も防止する
ことができる。
（実施例）
この考案の一実施例を添付図面を参照して説明
する。
する。
クラツチデイスク１は、クラツチプレート２の
外周部に複数個のデイスクスプリング３をリベツ
ト止めし、これらのデイスクスプリング３の両側
面（デイスクスプリングの表裏）に環状のフエー
シング４を固定させる構造となつている。
外周部に複数個のデイスクスプリング３をリベツ
ト止めし、これらのデイスクスプリング３の両側
面（デイスクスプリングの表裏）に環状のフエー
シング４を固定させる構造となつている。
第１図から第３図の示す実施例は、デイスクス
プリング３の外周部に複数個の舌片５を設け、こ
の舌片５を互いに反対方向に順次向けるように配
す。デイスクプレート３にフエーシング４を固定
させる際、デイスクスプリング３の舌片５にフエ
ーシング４の外周面を当接させる。その結果、第
２図（係合状態を示す）に示すように、フエーシ
ング４の穴６，７とデイスクスプリング３のリベ
ツト孔８とを同心関係とさせ得るので、リベツト
９によるフエーシング４とデイスクスプリング３
との固定作業の際、両フエーシング４の同心関係
のずれがない。また、フエーシング４の外周面を
単にデイスクスプリング３の舌片５に当接させれ
ばよいので、フエーシング４の位置決めが容易と
なる。尚、第３図は非係合状態を示す。第４図に
示す実施例は、リベツトに代えて、フエーシング
４をデイスクスプリング３に接着させたもので、
本例も、第１図から第３図に示した例と同効果を
得ることができる。
プリング３の外周部に複数個の舌片５を設け、こ
の舌片５を互いに反対方向に順次向けるように配
す。デイスクプレート３にフエーシング４を固定
させる際、デイスクスプリング３の舌片５にフエ
ーシング４の外周面を当接させる。その結果、第
２図（係合状態を示す）に示すように、フエーシ
ング４の穴６，７とデイスクスプリング３のリベ
ツト孔８とを同心関係とさせ得るので、リベツト
９によるフエーシング４とデイスクスプリング３
との固定作業の際、両フエーシング４の同心関係
のずれがない。また、フエーシング４の外周面を
単にデイスクスプリング３の舌片５に当接させれ
ばよいので、フエーシング４の位置決めが容易と
なる。尚、第３図は非係合状態を示す。第４図に
示す実施例は、リベツトに代えて、フエーシング
４をデイスクスプリング３に接着させたもので、
本例も、第１図から第３図に示した例と同効果を
得ることができる。
以上説明したように、本考案の技術的手段は次
のような特有の効果を提供することができる。
のような特有の効果を提供することができる。
即ち、舌片とフエーシングの係合関係によりフ
エーシングのデイスクスプリングへの位置決め作
業の煩雑さを解消することができ、製造時間を短
縮することができる。これは、フエーシングを舌
片に係合させつつデイスクスプリング上で回動さ
せるのみで、デイスクスプリングのリベツト孔と
の同心関係も容易に得ることができるためであ
る。
エーシングのデイスクスプリングへの位置決め作
業の煩雑さを解消することができ、製造時間を短
縮することができる。これは、フエーシングを舌
片に係合させつつデイスクスプリング上で回動さ
せるのみで、デイスクスプリングのリベツト孔と
の同心関係も容易に得ることができるためであ
る。
さらに、リベツトが破損してフエーシングがデ
イスクスプリングから脱落しても舌片によつてフ
エーシングの径方向外方への膨出が防止されるの
で、クラツチカバー等の隣接する部品を損傷させ
ることもない。
イスクスプリングから脱落しても舌片によつてフ
エーシングの径方向外方への膨出が防止されるの
で、クラツチカバー等の隣接する部品を損傷させ
ることもない。
第１図はクラツチデイスクの部分正面図、第２
図は第１図の矢視−より観た断面図、第３図
は第１図の矢視より観た図、第４図は別の実施
例のクラツチデイスクの断面図を示したものであ
る。 １……クラツチデイスク、３……デイスクスプ
リング、４……フエーシング、５……舌片、９…
…リベツト。
図は第１図の矢視−より観た断面図、第３図
は第１図の矢視より観た図、第４図は別の実施
例のクラツチデイスクの断面図を示したものであ
る。 １……クラツチデイスク、３……デイスクスプ
リング、４……フエーシング、５……舌片、９…
…リベツト。
Claims (1)
- クラツチプレートの外周部に複数個のデイスク
スプリングを固定し且つ前記デイスクスプリング
にフエーシングをリベツトで取付けているクラツ
チデイスクにおいて、前記デイスクスプリングが
前記デイスクスプリングの外周部の適所にクラツ
チデイスクの軸線に沿う方向に互いに反対方向に
順次向けるように配され且つ前記フエーシングの
外周面に係合する複数個の舌片を有することを特
徴とするクラツチデイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17289082U JPS5977625U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | クラツチデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17289082U JPS5977625U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | クラツチデイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5977625U JPS5977625U (ja) | 1984-05-25 |
| JPH029140Y2 true JPH029140Y2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=30376758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17289082U Granted JPS5977625U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | クラツチデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5977625U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57156629U (ja) * | 1981-03-27 | 1982-10-01 |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17289082U patent/JPS5977625U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5977625U (ja) | 1984-05-25 |
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