JPH0452857Y2 - - Google Patents

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JPH0452857Y2
JPH0452857Y2 JP20219986U JP20219986U JPH0452857Y2 JP H0452857 Y2 JPH0452857 Y2 JP H0452857Y2 JP 20219986 U JP20219986 U JP 20219986U JP 20219986 U JP20219986 U JP 20219986U JP H0452857 Y2 JPH0452857 Y2 JP H0452857Y2
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yoke
center
disk
claw
center core
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JP20219986U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はデイスクのハブ構造に関する。
[考案の概要] 本考案は、デイスクのハブ構造において、円板
状に形成した磁力を発生させるヨークの外周縁部
に複数の爪を板と直交状に形成しておき、デイス
クの中央部に固定したセンターコアの軸孔周縁部
に形成した複数の爪嵌装孔に前記爪を各々挿入し
てヨークをセンターコアに重合させ、爪嵌装孔の
外に突出している爪を折曲げることによつて固定
したことことにより、固定のための使用部材を増
加させることなく磁力を発生させるヨークをデイ
スクに容易に取付けることができるようにしたも
のである。
[従来の技術] 従来、マグネツトを使用してチヤツキングを行
うデイスクは、第6図に示すように、磁力を発生
させるセンターコア7の外周縁部を接着剤もしく
は両面テープ8でデイスク(シート)9に接着し
ており、また第7図に示すリム・バルブハードデ
イスクにおいては、数箇所をバランスよく固定す
るために数個のネジ10でマグネツト力を発生さ
せるヨーク11を固定している。
[考案が解決しようとする問題点] 前記従来の市販デイスクにおいては、第6図に
示す物は接着剤もしくは両面テープという部材が
増え、また温度、湿度の変化に影響を受けて剥が
れなどが発生することがあり、第7図に示すタイ
プにおいては、ネジ10が数個必要で、更にその
ネジ止め工程等の組立て工程が複雑となる問題点
があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は前記問題点を解決し、部品点数を増加
させることなく磁力を発生させるヨークをデイス
クに容易に取付けることのできるデイスクのハブ
構造を提供することを目的として創案したもの
で、目的達成のための手段として、デイスクの中
央部に磁力を発生させるヨークを、中央部に軸孔
を有するセンターコアを介して取付ける構成にお
いて、前記センターコアは、軸孔の周縁部に複数
の爪嵌装孔を開孔し、前記ヨークは、中央部に軸
孔を有する円板状に形成して、その外周縁部に板
と直交する複数の爪を前記爪嵌装孔の位置と数に
対応させて形成し、前記爪をそれぞれ爪嵌装孔に
挿入させてヨークをセンターコアに重合させると
共に、爪嵌装孔から突出した爪先を折曲げること
によつて固定したことを特徴とするデイスクのハ
ブ構造を構成するものである。
[作用] 本考案は前記したように、デイスクの中央部に
固定するセンターコアの軸孔の周縁部に複数の爪
嵌装孔を開孔してある。またこのセンターコアの
中心部に同軸状に重合する磁力を発生させるヨー
クの外周縁部に、前記爪嵌装孔の位置と数に対応
させて爪を複数個形成してあるため、この爪のそ
れぞれを前記センターコアの爪嵌装孔に挿入させ
てヨークをセンターコアに重合すると、各爪先は
爪嵌装孔の反対側外方に突出するので、その爪嵌
装孔から突出している各爪先を折曲げることによ
つてヨークをセンターコアに他部材を使用するこ
となく容易に取付けられる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図はデイスクにヨークを組付けた状態を示す要
部の断面図である。第2図はヨークの斜視図、第
3図はコアバネの斜視図、第4図はセンターコア
の斜視図面、第5図はデイスクの斜視図を示して
いる。
第1図並びに第5図に示すように、デイスク1
の中央部にはセンターコア2を嵌装する円形の嵌
装孔1Aを貫通形成している。また嵌装孔1Aの
外周縁部に周縁に沿つて所定間隔おきに複数のネ
ジ孔1B……を形成している。
センターコア2は、平面で円板状に形成してあ
り、第4図における上面において、主板部2Aの
上部外周縁部に上部並びに外周面外に突出するよ
うにフランジ部2Bを形成している。また主板部
2Aの中央部を一段低くしてヨーク嵌装部2Cを
円形に形成している。該ヨーク嵌装部2Cの中心
部に上下に貫通する軸孔2Dを形成してあり、ヨ
ーク嵌装部2Cには軸孔2Dから等距離に複数の
爪嵌装孔2E……を等間隔おきに形成している。
前記主板部2A外周縁部並びにフランジ部2Bに
は前記ヨーク嵌装部2Cから同水準面で外方へ通
ずる通溝2Fを形成してあり、更に前記ヨーク嵌
装部2Cには軸孔2Dと近接してコアバネ嵌装孔
2Gを形成してある。
前記センターコア2の第1図における上面、も
しくは第4図に示す下面において、前記爪嵌装孔
2Eに近接して第1図に示すように爪埋溝2Hを
軸孔2D寄りに刻設している。なお第1図並びに
第4図中符号2J,2Jはストツパである。
ヨーク3は第2図に示すように、平面円板形を
しており、中心部に前記センターコア2の軸孔2
Dと同心状の軸孔3Aを貫通形成している。該ヨ
ーク3の外周端縁部には周面に沿う複数(図面で
は3個)の箇所に各々放射方向を向く一対の切溝
3B,3Cを形成して、該一対の切溝3B,3C
の内側に爪3D……を形成し、該爪3Dは第2図
において板と直交するように図中下方に折り曲げ
ている。またヨーク3の外周縁部に外方へ突出す
る突出片3Eを形成し、該突出片3Eの先端部を
前記爪3Dの向きを逆向きに折り曲げてPG検出
部3Fを形成している。
コアバネ4は第3図に示すように、図中上部の
長方両端部に掛止部4A,4Aを突設してあり、
その長手中央部寄りに図中上から下方へ向けて割
溝4B,4Bを形成して、その中央部に弾発部4
Cが形成してある。
以上の構成において、まず、センターコア2の
コアバネ嵌装孔2Gに第3図に示すコアバネ4を
嵌装する。この場合、コアバネ4の第3図におけ
る上面は第4図におけるセンターコア2のヨーク
嵌装部品2C上面と面一になるよう構成されてい
て、コアバネ4の弾発部4Cの一面は軸孔2D端
周面に接する位置になる。
次に第2図に示すヨーク3を第4図に示すセン
ターコア2の上に重ね置き、各爪3D,3Dを爪
嵌装孔2E,2E……に挿通させる。この場合、
各爪3D,3Dは爪嵌装孔2E……に軽圧入する
程度の接合関係に形成してあることが望ましい
し、爪3Dの長さはセンターコア2の厚さよりも
厚いものとしておく。ヨーク3をセンターコア2
に重合した状態で爪嵌装孔2E……の外方へ突出
している爪3Dの先端を第1図に示すように前記
爪埋溝2H内に折り曲げると、ヨーク3はセンタ
ーコア2に密接状に固定される。
次にセンターコア2のフランジ部2Bを外側と
して主板部2Aをデイスク1の嵌装孔1Aに嵌合
させて、第1図に示すように、デイスク1とセン
ターコア2のフランジ部2Bを止めネジ1Cで固
定させると組み立てが完成する。第1図中符号5
はデイスクドライブである。
以上説明したように、本考案においては、磁力
を発生させるヨークに複数個の爪を形成して、該
爪の各々センターコアのヨーク嵌装部に形成した
爪嵌装孔に挿入して、爪嵌装孔から外方へ突出し
た爪の先を折り曲げるだけでヨークをセンターコ
アに容易にかつ確実に固定することができるもの
で、ヨークをセンターコアに固定するための他の
部材は一切使用しないで、部材点数も組立工数も
増加せずに生産上で有利となるものである。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は磁力を発生させ
るためのヨークをデイスクに取付けるために、取
付用の部品を使用することなく容易に取付けるこ
とができ、電子スチルカメラ等のようなコアバネ
を使用したりアウトサートモールドでヨークを固
定しなくてもハブ構造を組立てられるので、生産
上で部品点数が増加せず工数が低減してコスト低
減を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係り、第1図は組立て
た状態を示すデイスクのハブ構造の正面図、第2
図は磁力を発生させるヨークの斜視図、第3図は
コアバネの斜視図、第4図はセンターコアの斜視
図、第5図はデイスクの斜視図、第6図並びに第
7図は、従来のデイスクのハブ構造の断面図であ
る。 1……デイスク、2……センターコア、2D…
…軸孔、2E……爪嵌装孔、3……ヨーク、3A
……軸孔、3D……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクの中央部に磁力を発生させるヨーク
    を、中央部に軸孔を有するセンターコアを介して
    取付ける構成において、前記センターコアは、軸
    孔の周縁部に複数の爪嵌装孔を開孔し、前記ヨー
    クは、中央部に軸孔を有する円板状に形成して、
    その外周縁部に板と直交する複数の爪を前記爪嵌
    装孔の位置と数に対応させて形成し、前記爪をそ
    れぞれ爪嵌装孔に挿入させてヨークをセンターコ
    アに重合させると共に、爪嵌装孔から突出した爪
    先を折曲げることによつて固定したことを特徴と
    するデイスクのハブ構造。
JP20219986U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0452857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP20219986U JPH0452857Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63105972U JPS63105972U (ja) 1988-07-08
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