JPS5835888Y2 - 車両用パツキン - Google Patents

車両用パツキン

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Publication number
JPS5835888Y2
JPS5835888Y2 JP18097780U JP18097780U JPS5835888Y2 JP S5835888 Y2 JPS5835888 Y2 JP S5835888Y2 JP 18097780 U JP18097780 U JP 18097780U JP 18097780 U JP18097780 U JP 18097780U JP S5835888 Y2 JPS5835888 Y2 JP S5835888Y2
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JP
Japan
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wire
core
core wire
synthetic resin
shaped
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JP18097780U
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JPS57104056U (ja
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丈夫 飯村
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、帯状の合成樹脂内部に、幅方向の曲げと長さ
方向の引張力とに対して抵抗を与える芯材を埋設した車
両用パツキンに関するものである。
本出願人は、既に車両用パツキンとして、帯状のラス網
を押し潰して偏平にした芯金を合成樹脂テ被覆したパツ
キンを提案しく実公昭5539110号公報)、またこ
の車両用パツキンの長手方向の屈曲性を向上させる目的
で、合成樹脂で被覆後の偏平ラス網芯金の架橋部分を幅
方向に破断分離したパツキンを出願している。
この後者ノハッキンは芯金の長手方向の連続性が断たれ
るため、長手方向に対して極めて良好な屈曲性を示し、
したがって曲率の大きい部分に使用して好適である。
しかし車両に装着時に引張力を加えると合成樹脂層が必
要以上に伸びてしまうという問題点のあることが判明し
た。
本考案は、この問題点を解消し、長手方向の屈曲性に優
れると同時に長手方向の伸長に対して抵抗力のある車両
用パツキンを得ることを目的としてなされたもので、合
成樹脂層の内部に、偏平ラス網状、帯状芯金とともに係
留部を有する芯線材を埋設し、偏平ラス網の架橋部分を
幅方向に破断分離して長さ方向の屈曲性を向上させ、か
つ芯線材の係留部と合成樹脂層との結合力により長さ方
向の伸長に対する抵抗力を得るようにしたことを特徴と
している。
以下図示実施例について本考案を説明する。
第1図は本考案パツキンに用いる芯金10を示すもので
ある。
この芯金10は、例えば帯状金属板1の長手方向に所要
の間隔をおいて幅方向の非連続なスリット2・・・を穿
設し、これを長さ方向に引き伸ばしてラス網3を構成し
、このラス網3をさらにロール等で押し潰して偏平にし
たものである。
このようにして形成した芯金10はラス網の網目を構成
している細い線材10a・・・が菱形空所をおいて相互
に架橋部分10b・・・で接続されてなっている。
そのこの架橋部分10b・・・は、詳細に観察すると、
立体性を有するラス網を強制的に押し潰して偏平にした
関係上、特定の方向、つまり帯状芯金10の幅方向の表
面にやや凹んだ溝筋11・・・を有し、この溝筋11・
・・に沿って破断分離しやすい特性がある。
一方、本考案で使用する芯線材20は、第2図に一例を
示すように、直線状の芯線21と、この芯線21に絡み
つつそのループ22aを芯線21の外方に突出させた絡
み線22と、絡み線22を芯線21に結合する撚線23
とから構成される装置 本案車両用パツキンは、上記帯状芯金10に沿わせて−
ないし複数本の芯線材20を配設し、両者を合成樹脂3
0で被覆して一次的に形成される。
上記した芯金10と芯線材20とに合成樹脂を被覆する
には、芯金及び芯線材とともに合成樹脂をダイスから押
出して成形すればよい。
そしてこの合成樹脂30で被覆された帯状体を例えば第
3図に示すように上下に複数配夕1ルたロール13・・
・間を蛇行状に通過させて長さ方向に屈曲することによ
り、帯状芯金10の強度的に弱い架橋部分10bを溝筋
11に沿って破断分離して最終的に第4図、第5図のよ
うに形成される。
この屈曲の際、芯線材20は追随して屈曲し、絡み線2
2および撚線23を介して合成樹脂30との一体性が保
持される。
したがって上記構成に係る本車両用パツキンは、その幅
方向には分離した芯金10の構成線材10aが埋設され
ているため、第6図のようにこれを幅方向にU字状に曲
折させたとき、平板状に復元しようとする合成樹脂層3
0の復元力によく対抗してその形状を維持する。
これに対し長さ方向には、芯金10の構成線材10aが
分断されているため十分な屈曲性を有し、車両の取付は
枠部分の曲率に沿わせて容易に取付けることができる。
そしてこの帯状パツキンを長さ方向に伸ばそうとする引
張力に対しては、芯線材20が引張抵抗を与えるため容
易に伸びることがない。
すなわち特に絡み線22は芯線21の外方に突出するル
ープ22aにより合成樹脂30層とよく一体化され、か
つ撚線23により芯線21に結合されているため、合成
樹脂層に加わる長手方向の引張力に対して芯線21が抵
抗力を発揮し、パツキンが後に縮む程伸びるという状態
をな(すことができる。
したがって車両への装着後も所要の形状を正しく維持す
ることができる。
芯線材20の材質、本数等は上記作用が得られるように
定めるものであるが、具体例を挙げると、芯線21は0
.3y+tmφ程度の針金、合成樹脂フィラメント、綿
糸等を使用し、絡み線22および撚線23はアクリル糸
、麻糸、針金等を使用することができる。
またこの芯線材20は要するに合成樹脂層と一体化され
る係留部(絡み糸22がこれに相当)を有していればよ
いから、芯線に適宜の手段で外方に突出する係留部を設
けても同様の機能を得ることができる。
なお偏平ラス網状の帯状芯金10は、その幅方向の破断
分離が確実に行なわれるように、架橋部分10bの全部
または一部を予めプレス装置等により押し潰して肉薄と
し、架橋強度を弱めておいてもよい。
また上記実施例ではラス網を押し潰して偏平ラス網状の
帯状芯金を形成したが、平板をプレス機等により直接ラ
ス状に打ち抜き、同時に架橋部分に肉薄部を設けてこの
肉薄部に沿って破断分離するようにしてもよい。
また本考案は便宜上名称を車両用パツキンとしたが、航
空機や船の窓枠用等、幅方向に大きな剛性が必要で長さ
方向には良好な屈曲性が要求され、しかも長さ方向の伸
びを抑制する必要のある部分のパツキンとして利用する
ことができる。
以上のように本考案に係るパツキンによれば、帯状合成
樹脂中に埋設した偏平ラス網状の芯金により幅方向の大
きい剛性が得られ、この芯金を合成樹脂中で架橋部分か
ら幅方向に分断することにより長さ方向の良好な屈曲性
が得られる。
そして芯金とともに合成樹脂中に埋設された芯線材によ
り長さ方向への伸長が抑制されるので、装着作業の際、
有害な伸びを生じさせることなく、所要の形状に正しく
成形することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本考案に係る車両用パツキンに用いる帯
状芯金の製造工程を示す概略斜視図、同Cは帯状芯金の
拡大平面図、第2図は同芯線材の構成例を示す概略組織
図、第3図は本考案車両用パツキンの製造工程の一つを
示す縦断面図、第4図は本考案車両用パツキンの横断面
図、第5図は同芯金に沿う断面図、第6図は本考案車両
用パツキンをU字状に成形した状態を示す斜視図である
。 10・・・・・・帯状芯金、10b・・・・・・架橋部
分、20・・・・・・芯線材、21・・・・・・芯線、
22・・・・・・絡み線、22a・・・・・・ループ部
、23・・・・・・撚線、30・・・・・・合成樹脂。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)偏平ラス網状の帯状芯金と、 保留部を有して上記芯金の長手方向に配設された芯線材
    とを合成樹脂で被覆して一連の帯状体を形成上、この帯
    状体内の上記芯金の架橋部分を幅方向に破断分離して長
    さ方向の剛性を減少させるとともに、上記係留部を有す
    る芯線材により長さ方向の伸長に対する抵抗を与えたこ
    とを特徴とする車両用パツキン。
  2. (2)芯線材が、直線状の芯線と、係留部となるループ
    を有する絡み線と、上記芯線と絡み線を結合する撚線と
    からなる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の車両
    用パツキン。
JP18097780U 1980-12-18 1980-12-18 車両用パツキン Expired JPS5835888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18097780U JPS5835888Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 車両用パツキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18097780U JPS5835888Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 車両用パツキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57104056U JPS57104056U (ja) 1982-06-26
JPS5835888Y2 true JPS5835888Y2 (ja) 1983-08-12

Family

ID=29978052

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18097780U Expired JPS5835888Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 車両用パツキン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2762184B2 (ja) * 1991-10-25 1998-06-04 日本ピラー工業株式会社 パッキン材料およびそれを用いたシール部材
JP2005180614A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Anzai Medical Kk バルブ

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JPS57104056U (ja) 1982-06-26

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