JPS5835822A - サ−モスイツチの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はサーモスイッチの製造方法に関する従来サー
モスイッチ製造の組立工程においてはリベットかしめ、
パイプハトメかしめ、ねじ締付、電気溶着等の作業が付
随して−た。しかしながらこれ等の作業社対象部材に歪
を与え易く、その友め関係寸法のバラツキ範Ｎが大とな
り、サーモスイッチの精度が低下し勝ちとなり、又組立
工程に上述のような作業が含まれると作業の流れが阻害
され、組立工数が大となり能率が低く製造費が高くなる
等幾多の問題点があった。

この発明は上述にかんがみて、組立工程には前述のよう
な歪が発生する作業を必要としない製造方法を提供する
ことを目的とする。

この発明の要旨は可動接点端子板及び固定接点端子板全
下部本体と上部本体との間に挾持させることによって固
定することを特徴とするものである。

以下この発明の方法ｔ４用した実施例について説明する
。＃Ｉ１図〜第３図において、下部本体ｌは電気絶縁材
料から我形され中央付近には左右方向のキー溝２が設け
られ、キー溝コの中央付近に位突出部３が設けられ、突
出部の左右両端はキー溝２の側壁に直角な垂直面を形成
している。下部本体ｌの上面は水平面を形成し、この上
面とキー溝コの側壁との稜線にはＬ字形の切欠＠ＩＩが
形成されている。ｊは可動接点端子板であって、逆り字
形に形成され、その垂直部６の幅はキー溝コに挿入可能
に形成され、又水平部７のｆ！ｔＪ後Ｉ＃ｌ＃１対向す
る−個の切欠部り、参間に嵌装可能で、かつ水平部の厚
名は切欠部ダの深さに等しいように形成されている。垂
直部乙の中央付近の前後両縁に突起ｌ、ｌが突設され、
水平部７の下面が切欠部ダの底面に当接するように可動
接点端子板ｊ【左側から挿入すると突起ｌの上面は下部
本体ｌの下面に当接するように形状されている。ｌｉ！
定接点端子板？＃′ｉ水平部ｉｏが２層となり複合接点
構成となっている以外は可動接点端子板Ｓと左右対称形
に形成されている。接点／ｌを固定したばね板１２は鈍
角に屈折された形状で、可動接点端子板ｊの垂直部６に
突設された突起部６ａによって垂直部乙に固定され、接
点／／の上端が水平部７の下面よりも所定寸法高いよう
に形状されている。上部本体１３は下部本体ｌと同種の
材料から成形され、その下面の左右両側にそれぞれ左キ
一部ｌ弘、右キ一部ＩＩが画下し左キ一部／４＋はキー
溝−に嵌合しその内側面と突出部３の左側面との間で可
動接点端子板Ｓの垂直部ｔとばね板１２とを挾持し、又
切欠部ダに装着された水平部７の上面は上部本体ｌの下
面に当接するように形成されている。右キ一部／３も左
キ一部ｌグとはぼ対称的に形成され、固定接点端子板デ
の垂直部を突出部３の右端面との間に挾持し、又水平部
１０の上面は上部本体／３の下面に当接するように形成
され、さらに上部本体１３の下面は下部本体／の上面に
当接するように形成されている。上部本体１３の上面に
は３段階形の円形凹部１６が設けられ、その中央に穴１
７が穿設されている。穴／７には連動棒／Ｉが摺動可能
に嵌装され、円形凹部の中段には常温では下方へ球冠形
に湾曲したバイメタル１９が配設され、上段には盆を裏
返光した形状の補助押円板−〇が配設され、補助押円板
２０の上面は上部本体１３の上面と同一平面を形成して
いる。２１は金属板から成形されたカバーであって、倒
立した箱形で、それぞれの上面、下面を当接させた下部
本体ｌと上部本体１３を収納してその下縁が下部本体ｌ
の高さの中央付近に至るように形成され、さらにその前
後両側壁は所定の幅にわたって延長部２２を形成すると
ともに、この前後両側壁から打抜いて形状された取付座
部λ３が設けられ、取付座部２３にはボルト穴２ダが穿
設されている。なお取付座部２３の打抜きによって穿設
された穴コｊは上部本体１３の前後両側面に突設された
段部／３ＦＬ　ｌ　／３ａ及び下部本体ｌの前後両側面
から下面にわたって突設された段部／ａ。

／ａに嵌められ、かつ延長部２２はその下端付近を下部
本体どの下面側へ曲は込むことができるように形成され
ている。

このサーモスイッチの組立方法を説明する。下部本体ｌ
のキー溝λの左と右から接点ＩＩを有するばね板ｌコを
固定した可動接点端子板！と固定接点端子板９とｔそれ
らの水平部７．１０の下面が切欠部ダの底面に当接する
とともにそれらの垂直部の内面が突出部３の左右両端面
に当接するように挿入する０次に左キ一部／ｌと右キ一
部ｌＳをキー溝コに差込み下部本体／の上面に上部本体
１３の下面を当接させる。以後、連動棒／Ｉｒｔ−穴／
７に挿入し、バイメタル／９ｔ−円形凹部１６の中段に
載せ、補助押円板２０１円形凹部ｌ乙の上段に載せ、最
後に上述までで組立てられた部材をカバー−１内へ収納
し、延長部−一を第１図において鎖線で示すように下部
本体ｌの下面に沿うように屈曲させて組立工程を終了す
る。

上述のように組立てられ〆たサーモスイッチにおいて、
可動接点端子板ｓｈその垂直部が下部本体ｌの突出部３
の左ｇＩＡ面と上部本体１３の左キ一部／＋の内面との
間でその左右両面及び前後両縁部が挾持され、又水平部
７が切欠部ｔの底面と上部本体１３の下面との間で挾持
されでいるのでこの可動接点端子板Ｓの取付位置は確定
され、同様にして固定接点端子板９の取付位置も確定さ
れる。

そして、カバー２１の延長部λ２ｔ−折曲げることによ
り下部本体／と上部本体１３とは一体化される。

この発明によれば上述のように可動接点端子板及び固定
接点端子板を下部本体と上部本体との間に挾持してその
取付位置全確定すると共にカバーの一部を折曲けて上下
両本体を一体化するようにして製造されるので、前記の
両接点端子板にはかしめ、ねじ締付け、溶着等に基く歪
が発生せず、従って関係寸法のバラツキが少なく精度が
向上し、又連動棒、バイメタル、補助押円板等も挿入又
は載置するだけであることと相俟って組立工程は単純作
業となり能率が向上する等価れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の方法を適用した実施例を示し、＃！／図
は展開斜視図、第２図は正面断面図、第３図は平面図で
ある。 ／・・・下部本体、ｊ・・・可動接点端子板、９・・・
固定接点端子板、１３・・・上部本体、ｌ？・・・バイ
メタル、２１・・・カバー、−２−２”°・延長部。 特　　許　　出　　願　　人 株式会社　山川電機製作所 第１層

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可動接点端子板と固定接点端子板とを下部本体と上部本
   体との間に介在させ、これら両本体を互に装着すると共
   に、これら両本体を＠訃カバーの−Ｓｔ折り曲けて前記
   両本体を互に固定することによって前記両端子板を前記
   両本体に固定することを特徴とするサーモスイッチの製
   造方法。