JPS5835612Y2 - レンズホルダ− - Google Patents
レンズホルダ−Info
- Publication number
- JPS5835612Y2 JPS5835612Y2 JP1976130838U JP13083876U JPS5835612Y2 JP S5835612 Y2 JPS5835612 Y2 JP S5835612Y2 JP 1976130838 U JP1976130838 U JP 1976130838U JP 13083876 U JP13083876 U JP 13083876U JP S5835612 Y2 JPS5835612 Y2 JP S5835612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens holding
- holding member
- holding hole
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、レンズホルダー、詳しくはレンズをコーティ
ングする際に、当該レンズを保持するためのホルダーに
関する。
ングする際に、当該レンズを保持するためのホルダーに
関する。
レンズをコーティングする場合、たとえば真空蒸着法で
は、ペルジャー内で、当該レンズを蒸着源の上方に支架
するため、第1図に示すようなレンズホルダー1と、こ
れのアダプターとしての、第2図に示すようなやとい2
とが、従来使用されている。
は、ペルジャー内で、当該レンズを蒸着源の上方に支架
するため、第1図に示すようなレンズホルダー1と、こ
れのアダプターとしての、第2図に示すようなやとい2
とが、従来使用されている。
レンズホルダー1は、薄い銅板に、やとい2を嵌合させ
るための多数の穴1aを穿って形成されており、図示の
平板状のもののほか、球面状に作られることもある。
るための多数の穴1aを穿って形成されており、図示の
平板状のもののほか、球面状に作られることもある。
やとい2は、レンズ3を支持する段部2aを内周面に設
け、またこのやとい2自体をレンズホルダー1の穴1a
に装着するための段部2bを外周面に設けた、扁平な円
筒状に形成されており、レンズ3を段部2a上に載置す
るようにしてやとい2に嵌装し、このやとい2を、第2
図に示すように、その段部2bが穴1aの周縁部に係合
させるようにして装着することにより、レンズ3がレン
ズホルダー1上に保持される。
け、またこのやとい2自体をレンズホルダー1の穴1a
に装着するための段部2bを外周面に設けた、扁平な円
筒状に形成されており、レンズ3を段部2a上に載置す
るようにしてやとい2に嵌装し、このやとい2を、第2
図に示すように、その段部2bが穴1aの周縁部に係合
させるようにして装着することにより、レンズ3がレン
ズホルダー1上に保持される。
ところで、このように、レンズホルダー1とやとい2と
を使用する従来の方法においては、やとい2の段部2a
が、レンズ3の周縁部分を遮蔽してしまうため、その部
分だけが蒸着されないままに残されてしまう不具合があ
り、また工程途上でレンズホルダー1を上下反転させる
と、やとい2もしくはレンズ3が簡単に落下してしまう
欠点もあった。
を使用する従来の方法においては、やとい2の段部2a
が、レンズ3の周縁部分を遮蔽してしまうため、その部
分だけが蒸着されないままに残されてしまう不具合があ
り、また工程途上でレンズホルダー1を上下反転させる
と、やとい2もしくはレンズ3が簡単に落下してしまう
欠点もあった。
本考案は、複数個のレンズ保持穴と、このレンズ保持穴
に向けて移行する習性を持つレンズ保持部材とを基板に
設け、レンズ保持穴の周壁とレンズ保持部材との間にレ
ンズを挟持させるようにして、蒸着時、当該レンズを遮
蔽するものが無いようにし、また反転による脱落が起ら
ないようにして、上記従来のものにおける不具合を完全
に排除した、新規なレンズホルダーを提供することを目
的とする。
に向けて移行する習性を持つレンズ保持部材とを基板に
設け、レンズ保持穴の周壁とレンズ保持部材との間にレ
ンズを挟持させるようにして、蒸着時、当該レンズを遮
蔽するものが無いようにし、また反転による脱落が起ら
ないようにして、上記従来のものにおける不具合を完全
に排除した、新規なレンズホルダーを提供することを目
的とする。
以下、第3図ないし第7図に示す一実施例によって、本
考案を具体的に説明する。
考案を具体的に説明する。
第3図および第4図において、円板状の基板11の上端
面には、その周縁に沿って環状の凹部11 a(第5図
参照)が、またその中央部には、大径の円形式11 b
が、それぞれ設けられている。
面には、その周縁に沿って環状の凹部11 a(第5図
参照)が、またその中央部には、大径の円形式11 b
が、それぞれ設けられている。
そして、この基板11の周面には、上端面と下端面との
丁度中間にイ装置するようにして、ペルジャー内のステ
ー12と係合する保合用フランジ11 Cが形成されて
いる。
丁度中間にイ装置するようにして、ペルジャー内のステ
ー12と係合する保合用フランジ11 Cが形成されて
いる。
上記の凹部11 aの底部には、略30’毎の角度間隔
を以て、レンズ13(第3図参照)を嵌装するための、
このレンズ13よりも若干大径のレンズ保持穴11 d
が穿設されている。
を以て、レンズ13(第3図参照)を嵌装するための、
このレンズ13よりも若干大径のレンズ保持穴11 d
が穿設されている。
そして、このレンズ保持穴11 dには、凹部11 a
から基板11の上端面中央部にかけて穿設された、半径
方向の長穴からなる案内溝11 eが連通している。
から基板11の上端面中央部にかけて穿設された、半径
方向の長穴からなる案内溝11 eが連通している。
また案内溝11 eの内部には、この案内溝11 eよ
りも狭い巾の摺動溝11 fが穿設してあり、これもレ
ンズ保持穴11 dと連通している。
りも狭い巾の摺動溝11 fが穿設してあり、これもレ
ンズ保持穴11 dと連通している。
各案内溝11 eには、第6図に示すようなレンズ保持
部材14が摺動自在に嵌装されている。
部材14が摺動自在に嵌装されている。
このレンズ保持部材14は、その下部に摺動脚14 a
を形成されており、またその先端部、すなわちレンズ保
持穴11 dがわの部分には、開角θが120°程度の
上下方向の切込みによる当接部14bが形成されている
。
を形成されており、またその先端部、すなわちレンズ保
持穴11 dがわの部分には、開角θが120°程度の
上下方向の切込みによる当接部14bが形成されている
。
そして、このレンズ保持部材14は、その摺動脚14a
を摺動溝11 fに摺動自在に嵌合させ、またその後部
と案内溝11 eの後壁との間に介装したコイルスプリ
ング15(第3図参照)によって、レンズ保持穴11
dに向けて移行する習性を与えられている。
を摺動溝11 fに摺動自在に嵌合させ、またその後部
と案内溝11 eの後壁との間に介装したコイルスプリ
ング15(第3図参照)によって、レンズ保持穴11
dに向けて移行する習性を与えられている。
基板11の上部には、レンズ保持部材14が案内溝11
eから逸脱するのを防止するための、円板状の抑止板
16が、4個の止めねじ17(第3図参照、但しこの図
においては1個のみを示す)によって固着されている。
eから逸脱するのを防止するための、円板状の抑止板
16が、4個の止めねじ17(第3図参照、但しこの図
においては1個のみを示す)によって固着されている。
なお、抑止板16には止めねし挿通用の穴16a(第7
図参照)が穿設してあり、また基板11には、止めねじ
17の螺合するねし穴11 g(第4図参照)が穿たれ
ている。
図参照)が穿設してあり、また基板11には、止めねじ
17の螺合するねし穴11 g(第4図参照)が穿たれ
ている。
レンズ13は、レンズ保持部材14を、スプリング15
に抗して、指等でレンズ保持穴11 dから遠去けた状
態でレンズ保持穴11 d内に落し込まれ、その後レン
ズ保持部材14を解放することにより、レンズ保持穴1
1 dの周壁と、レンズ保持部材14の当接部14bと
で挾持される。
に抗して、指等でレンズ保持穴11 dから遠去けた状
態でレンズ保持穴11 d内に落し込まれ、その後レン
ズ保持部材14を解放することにより、レンズ保持穴1
1 dの周壁と、レンズ保持部材14の当接部14bと
で挾持される。
本考案によれば、このように、レンズ保持穴11dの周
壁と、レンズ保持部材14の当接部14bとでレンズ1
3を挾持しているので、このレンズ13の全表面を露出
状態に保持することができ、かつ上記レンズ13を基板
11に対して挟持または離脱させるときにもレンズ保持
部材14をレンズ保持穴11 dに向けて進退操作する
だけでよいので、レンズ13の着脱が素早くできる。
壁と、レンズ保持部材14の当接部14bとでレンズ1
3を挾持しているので、このレンズ13の全表面を露出
状態に保持することができ、かつ上記レンズ13を基板
11に対して挟持または離脱させるときにもレンズ保持
部材14をレンズ保持穴11 dに向けて進退操作する
だけでよいので、レンズ13の着脱が素早くできる。
よって極めて能率的に、蒸着等のコーティング工程を進
めることができる。
めることができる。
また基板11を上下反転させても、レンズ13が脱落す
るおそれは皆無である。
るおそれは皆無である。
なお、この場合、基板11のフランジ11 Cは、基板
11の周面の上下方向中央に位置することにより、この
基板11の、ペルジャー内のステー12(第3図参照)
への反転支架を便ならしめている。
11の周面の上下方向中央に位置することにより、この
基板11の、ペルジャー内のステー12(第3図参照)
への反転支架を便ならしめている。
また、レンズ保持穴11 dの直径、およびレンズ保持
部材14の当接部14bの開角θを適当に定めることに
よって、レンズの直径に大小があっても、その設定範囲
内においては、汎用性が期待できる利点もある。
部材14の当接部14bの開角θを適当に定めることに
よって、レンズの直径に大小があっても、その設定範囲
内においては、汎用性が期待できる利点もある。
なお、本考案において、レンズ保持穴と案内溝との構造
およびレンズ保持部材の構成等は、本考案の技術的範囲
を逸脱しない限りにおいて、此を任意に変更することが
できる。
およびレンズ保持部材の構成等は、本考案の技術的範囲
を逸脱しない限りにおいて、此を任意に変更することが
できる。
第1図は従来のレンズホルダーを例示する斜視図、第2
図は従来のレンズホルダーに支架されるやといを例示す
る断面図、第3図は本考案の一実施例を示すレンズホル
ダーの左半部の断面図、第4図は本考案のレンズホルダ
ーにおける基板の左半部を第3図の士の寸法で示す平面
図、第5図は本考案のレンズホルダーの基板におけるレ
ンズ保持穴と案内溝との構成を例示する部分的な斜視図
、第6図は本考案のレンズホルダーにおけるレンズ保持
部材の構成を示す斜視図、第7図は本考案のレンズホル
ダーにおける抑止板の左半部を、第3図の÷の寸法で示
す平面図である。 11・・・・・・基板、11 d・・・・・・レンズ保
持穴、11 e・・・・・・案内溝、14・・・・・ル
ンズ保持部材、14b・・・・・・当接部、15・・・
・・・コイルスプリング、16・・・・・・抑止板。
図は従来のレンズホルダーに支架されるやといを例示す
る断面図、第3図は本考案の一実施例を示すレンズホル
ダーの左半部の断面図、第4図は本考案のレンズホルダ
ーにおける基板の左半部を第3図の士の寸法で示す平面
図、第5図は本考案のレンズホルダーの基板におけるレ
ンズ保持穴と案内溝との構成を例示する部分的な斜視図
、第6図は本考案のレンズホルダーにおけるレンズ保持
部材の構成を示す斜視図、第7図は本考案のレンズホル
ダーにおける抑止板の左半部を、第3図の÷の寸法で示
す平面図である。 11・・・・・・基板、11 d・・・・・・レンズ保
持穴、11 e・・・・・・案内溝、14・・・・・ル
ンズ保持部材、14b・・・・・・当接部、15・・・
・・・コイルスプリング、16・・・・・・抑止板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 保持すべきレンズの直径よりも若干大きい直径のレンズ
保持穴およびこのレンズ保持穴に連通ずる半径方向の案
内溝を、周縁に沿って複数個設けた略円形の基板と、 上記案内溝に摺動自在に嵌合し、ばねの弾力によって上
記レンズ保持穴がわに向けて移動するように押動され、
上記レンズ保持穴に嵌挿されたレンズの周面に部分的に
圧接する当接部を形成されたレンズ保持部材と、 このレンズ保持部材が上記案内溝から逸脱するのを防止
する抑止板と、 からなり、上記レンズ保持穴に嵌挿されたレンズを、こ
のレンズ保持穴の周壁と上記保持部材の当接部とで挾持
して保持することを特徴とするレンズホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976130838U JPS5835612Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | レンズホルダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976130838U JPS5835612Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | レンズホルダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5348639U JPS5348639U (ja) | 1978-04-25 |
JPS5835612Y2 true JPS5835612Y2 (ja) | 1983-08-11 |
Family
ID=28739959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976130838U Expired JPS5835612Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | レンズホルダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835612Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58112786A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-05 | Sato :Kk | 携帯式ラベル貼付装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4722247U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-13 |
-
1976
- 1976-09-29 JP JP1976130838U patent/JPS5835612Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5348639U (ja) | 1978-04-25 |
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