JPH09123684A - 穴あき円盤回転式による円弧描画器 - Google Patents
穴あき円盤回転式による円弧描画器Info
- Publication number
- JPH09123684A JPH09123684A JP32257795A JP32257795A JPH09123684A JP H09123684 A JPH09123684 A JP H09123684A JP 32257795 A JP32257795 A JP 32257795A JP 32257795 A JP32257795 A JP 32257795A JP H09123684 A JPH09123684 A JP H09123684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- holes
- mechanical pencil
- arc
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自由に半径寸法を調節でき、かつ迅速で効率
の良い円形、円弧図形の描画器を得ることを目的とする
ものである。 【構成】 複数の穴４を施した穴あき円盤３、もしくは
可動穴９の設けられた長穴８を施した穴あき円盤３の円
周部を本体１及び保持板２によって保持する。保持板２
に角度目盛り５を施す。
の良い円形、円弧図形の描画器を得ることを目的とする
ものである。 【構成】 複数の穴４を施した穴あき円盤３、もしくは
可動穴９の設けられた長穴８を施した穴あき円盤３の円
周部を本体１及び保持板２によって保持する。保持板２
に角度目盛り５を施す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製図作業時の円形、円
弧図形定規として、迅速かつ正確に、また細かな径寸法
要求に対応するべく円弧描画器に関するものである。
弧図形定規として、迅速かつ正確に、また細かな径寸法
要求に対応するべく円弧描画器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来における、円形、円弧図形の描画器
は、コンパス、またはテンプレートのどちらかであっ
た。
は、コンパス、またはテンプレートのどちらかであっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本来コンパスにおいて
は自由に半径寸法を調節でき、非常に便利な描画器であ
るのだが、芯や角度の調整に手間取る点、筆圧が若干不
安定になる点、あるいは図面に傷が付くこともあり、テ
ンプレートにて対応出来ない分にのみ使用されることが
多い。
は自由に半径寸法を調節でき、非常に便利な描画器であ
るのだが、芯や角度の調整に手間取る点、筆圧が若干不
安定になる点、あるいは図面に傷が付くこともあり、テ
ンプレートにて対応出来ない分にのみ使用されることが
多い。
【０００４】テンプレートに関しても大変便利で迅速な
のであるが、径寸法がある程度の間隔に限られるので対
応出来ない部分が多く、またこの問題点は径寸法が大き
くなるほど顕著である。
のであるが、径寸法がある程度の間隔に限られるので対
応出来ない部分が多く、またこの問題点は径寸法が大き
くなるほど顕著である。
【０００５】本発明は、このような課題を解決すべく、
自由に半径寸法を調節でき、かつ迅速で効率の良い円
形、円弧図形の描画器を得ることを目的とするものであ
る。
自由に半径寸法を調節でき、かつ迅速で効率の良い円
形、円弧図形の描画器を得ることを目的とするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の円弧描画器においては、本体及び保持板に
よって円周部を保持された穴あき円盤に施されている複
数の穴の適当箇所にシャープペンシル芯出部を挿入した
うえ、この穴あき円盤を回転させながら円弧を描き出す
ものである。また同様に、穴あき円盤に施された長穴上
に可動穴を設けこれを適当位置に固定し、シャープペン
シル芯出部を挿入したうえ、この穴あき円盤を回転させ
ながら円弧を描き出しても良い。両者供に、シャープペ
ンシル芯出部を挿入すべき穴径は、適度なはめあいを有
する程度とし、材質的に磨耗の少ないものに留意する。
また、回転中心点には円弧中心位置決めとしての覗き穴
を施しておくものとする。
に、本発明の円弧描画器においては、本体及び保持板に
よって円周部を保持された穴あき円盤に施されている複
数の穴の適当箇所にシャープペンシル芯出部を挿入した
うえ、この穴あき円盤を回転させながら円弧を描き出す
ものである。また同様に、穴あき円盤に施された長穴上
に可動穴を設けこれを適当位置に固定し、シャープペン
シル芯出部を挿入したうえ、この穴あき円盤を回転させ
ながら円弧を描き出しても良い。両者供に、シャープペ
ンシル芯出部を挿入すべき穴径は、適度なはめあいを有
する程度とし、材質的に磨耗の少ないものに留意する。
また、回転中心点には円弧中心位置決めとしての覗き穴
を施しておくものとする。
【０００７】前者の多孔式において、その挿入穴は各々
中心穴からの寸法が同時に円弧半径となるので、円盤上
に効率良く多数穴を配置することにより、より細かな径
寸法の円弧描画器とすることが出来る。後者の可動穴位
置決め式において、可動穴動作範囲内にて任意に円弧半
径を設定するべく、円盤上に溝やガイド等にてスライド
構造を設け、またクリップ式、ねじ式等により固定出来
るようにしておく。
中心穴からの寸法が同時に円弧半径となるので、円盤上
に効率良く多数穴を配置することにより、より細かな径
寸法の円弧描画器とすることが出来る。後者の可動穴位
置決め式において、可動穴動作範囲内にて任意に円弧半
径を設定するべく、円盤上に溝やガイド等にてスライド
構造を設け、またクリップ式、ねじ式等により固定出来
るようにしておく。
【０００８】穴あき円盤に関してその形状は、そのまま
真円形でもよいが、本体との接触面を減らし回転を円滑
にするべく多角形状にする等しても良い。環状スライダ
ーガイド等に穴あき円盤をとりつける方法もある。穴あ
き円盤は、実使用上、出来る限り透明であることが重要
である。
真円形でもよいが、本体との接触面を減らし回転を円滑
にするべく多角形状にする等しても良い。環状スライダ
ーガイド等に穴あき円盤をとりつける方法もある。穴あ
き円盤は、実使用上、出来る限り透明であることが重要
である。
【０００９】保持板に角度目盛りを、穴あき円盤に中心
基準線を施せば、任意の角度分円弧を簡単に描くことが
出来る。
基準線を施せば、任意の角度分円弧を簡単に描くことが
出来る。
【００１０】
【作用】以上のように構成された円弧描画器の中心穴を
円弧中心点に合わせ、任意の半径寸法に合った穴にシャ
ープペンシルの芯出部を挿入し円盤を回転させると、円
盤はその中心穴をずらすことなく円滑な円運動を行い、
従って正確な円形、円弧が迅速に描き出される。
円弧中心点に合わせ、任意の半径寸法に合った穴にシャ
ープペンシルの芯出部を挿入し円盤を回転させると、円
盤はその中心穴をずらすことなく円滑な円運動を行い、
従って正確な円形、円弧が迅速に描き出される。
【００１１】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１において、本体１及び角度目盛り５を施された保持
板２によって八角形状にカットされた穴あき円盤３が保
持されており、この穴あき円盤３には中心穴７及びシャ
ープペンシル芯出部挿入用の穴４が複数施され、また基
準線６も付けられている。
図１において、本体１及び角度目盛り５を施された保持
板２によって八角形状にカットされた穴あき円盤３が保
持されており、この穴あき円盤３には中心穴７及びシャ
ープペンシル芯出部挿入用の穴４が複数施され、また基
準線６も付けられている。
【００１２】図３において、穴あき円盤３には長穴８及
び溝が施され、ここにスライドさせる可動片１０を収
め、保持板小１１及びクリップ１２にて保持されてい
る。この可動片１０に施されたシャープペンシル芯出部
挿入用の穴が可動穴９である。
び溝が施され、ここにスライドさせる可動片１０を収
め、保持板小１１及びクリップ１２にて保持されてい
る。この可動片１０に施されたシャープペンシル芯出部
挿入用の穴が可動穴９である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１４】円盤上に多数のシャープペンシル芯出部挿
入用の穴を配置することにより、より細かな円弧半径間
隔を備えることが出来、可動穴による場合は可動範囲内
において自由に円弧半径を設定することが出来る。回転
式であるところはコンパスと同様であるが、手間も少な
く、筆具を直接手に持って回転させるので筆圧も安定
し、図面上に傷の付くことも無い。
入用の穴を配置することにより、より細かな円弧半径間
隔を備えることが出来、可動穴による場合は可動範囲内
において自由に円弧半径を設定することが出来る。回転
式であるところはコンパスと同様であるが、手間も少な
く、筆具を直接手に持って回転させるので筆圧も安定
し、図面上に傷の付くことも無い。
【００１５】中心点のみを基点として円弧を描く場合、
テンプレートにおいては補助線としての中心線を引くか
あるいはスケールをあてがいその円枠の中心位置を定め
る必要があるが、本発明の円弧描画器においては、中心
穴にて簡単に位置が定まり、また多重同心円等の場合に
も描画器の位置を変える必要が無い。
テンプレートにおいては補助線としての中心線を引くか
あるいはスケールをあてがいその円枠の中心位置を定め
る必要があるが、本発明の円弧描画器においては、中心
穴にて簡単に位置が定まり、また多重同心円等の場合に
も描画器の位置を変える必要が無い。
【００１６】保持具に付された角度目盛り及び円盤に付
された基準線によって、任意の角度分円弧を簡単に描く
ことが出来る。
された基準線によって、任意の角度分円弧を簡単に描く
ことが出来る。
【図１】穴あき円盤回転式による円弧描画器の実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【図３】穴あき円盤回転式による円弧描画器の実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図４】図３におけるＡ−Ａ断面図である。
１ 本体 ２ 保持板 ３ 穴あき円盤 ４ 穴 ５ 角度目盛り ６ 基準線 ７ 中心穴 ８ 長穴 ９ 可動穴 １０ 可動片 １１ 保持板小 １２ クリップ
Claims (3)
- 【請求項１】 本体（１）及び保持板（２）によって円
周部を保持された穴あき円盤（３）に施されている複数
の穴（４）の適当箇所にシャープペンシル芯出部を挿入
したうえ、この穴あき円盤（３）を回転させながら円弧
を描き出す描画器。 - 【請求項２】 本体（１）及び保持板（２）によって円
周部を保持された穴あき円盤（３）に施されている長穴
（８）上に設けられた可動穴（９）を適当位置に固定
し、シャープペンシル芯出部を挿入したうえ、この穴あ
き円盤（３）を回転させながら円弧を描き出す描画器。 - 【請求項３】 保持板（２）に角度目盛り（５）を施す
ことにより任意の角度分円弧を描き出す請求項１及び２
記載の円弧描画器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32257795A JPH09123684A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 穴あき円盤回転式による円弧描画器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32257795A JPH09123684A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 穴あき円盤回転式による円弧描画器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09123684A true JPH09123684A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=18145247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32257795A Pending JPH09123684A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 穴あき円盤回転式による円弧描画器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09123684A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100415543C (zh) * | 2005-07-18 | 2008-09-03 | 舒管先 | 圆尺 |
| CN103253044A (zh) * | 2013-04-11 | 2013-08-21 | 迁安市科技发展促进中心 | 1-50毫米直径圆弧的梅花形绘图板 |
| RU186270U1 (ru) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Устройство для нанесения дуг окружностей большого радиуса на плоскости |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP32257795A patent/JPH09123684A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100415543C (zh) * | 2005-07-18 | 2008-09-03 | 舒管先 | 圆尺 |
| CN103253044A (zh) * | 2013-04-11 | 2013-08-21 | 迁安市科技发展促进中心 | 1-50毫米直径圆弧的梅花形绘图板 |
| RU186270U1 (ru) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Устройство для нанесения дуг окружностей большого радиуса на плоскости |
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