JPS5835500B2 - 熱硬化性エチニル停止エポキシ誘導体化合物およびその製造方法 - Google Patents
熱硬化性エチニル停止エポキシ誘導体化合物およびその製造方法Info
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- JPS5835500B2 JPS5835500B2 JP54098748A JP9874879A JPS5835500B2 JP S5835500 B2 JPS5835500 B2 JP S5835500B2 JP 54098748 A JP54098748 A JP 54098748A JP 9874879 A JP9874879 A JP 9874879A JP S5835500 B2 JPS5835500 B2 JP S5835500B2
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- JP
- Japan
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- epoxy
- thermosetting
- ethynyl
- producing
- oligomer
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
- C08G59/5033—Amines aromatic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は熱的安定性が高(、構造的強度の強い合成樹
脂に係り、特に熱硬化性エチニル停止(または末端エチ
ニル化)エポキシ誘導体化合物およびその製造方法に関
する。
脂に係り、特に熱硬化性エチニル停止(または末端エチ
ニル化)エポキシ誘導体化合物およびその製造方法に関
する。
エポキシ樹脂は良好な熱的安定性、高い構造的強度ある
いは高い接着強度が要求される多くの用途に用いられて
いる。
いは高い接着強度が要求される多くの用途に用いられて
いる。
一般に、エポキシプレポリマーすなわち未硬化エポキシ
樹脂はm−フェニレンジアミンやジアミノジフェニルメ
タンのような芳香族アミン類またはナジック酸無水物、
メチルナジック酸無水物あるいはフタル酸無水物のよう
な酸無水物を用いて硬化させる。
樹脂はm−フェニレンジアミンやジアミノジフェニルメ
タンのような芳香族アミン類またはナジック酸無水物、
メチルナジック酸無水物あるいはフタル酸無水物のよう
な酸無水物を用いて硬化させる。
その他のエポキシ樹脂用硬化剤はトリエチレンテトラミ
ン、メンタンジアミン、アミノエチルピペラジンおよび
ジエチレントリアミンのような脂肪族アミン、ベラミド
(veram ide )のようなアミドアミンさらに
はジシアンジアミドのような他のアミノ化合物等である
。
ン、メンタンジアミン、アミノエチルピペラジンおよび
ジエチレントリアミンのような脂肪族アミン、ベラミド
(veram ide )のようなアミドアミンさらに
はジシアンジアミドのような他のアミノ化合物等である
。
酸無水物系硬化剤は最も高い熱的安定性を有する硬化エ
ポキシ樹脂を与えるが、硬化生成物は水分によって加水
分解されやすい。
ポキシ樹脂を与えるが、硬化生成物は水分によって加水
分解されやすい。
この加水分解は、加水分解中に生成する酸が加水分解を
促進するので0触反応である。
促進するので0触反応である。
これに対して、アミン系硬化剤によって得られる硬化エ
ポキシ樹脂の熱的安定性は比較的低いが、それ程容易に
は加水分解されない。
ポキシ樹脂の熱的安定性は比較的低いが、それ程容易に
は加水分解されない。
一般に、連鎖延長剤として作用するアミン系硬化剤はポ
リアミンすなわち、各分子中に2個以上のアミノ基を有
するものである。
リアミンすなわち、各分子中に2個以上のアミノ基を有
するものである。
この種の硬化剤の主な不利点はエポキシプレポリマーを
アミン系硬化剤と混合してしまうと硬化が早いことおよ
び(または)常温での可使時間が短いことである。
アミン系硬化剤と混合してしまうと硬化が早いことおよ
び(または)常温での可使時間が短いことである。
この不利点があることによってエポキシプレポリマーと
アミン系硬化剤とを予め混合することは、これを急速凍
結させない限り、不可能であり、また急速凍結には凍結
操作が必要となってくる。
アミン系硬化剤とを予め混合することは、これを急速凍
結させない限り、不可能であり、また急速凍結には凍結
操作が必要となってくる。
高い熱的安定性、良好な構造的強度、良好な加工特性お
よび長い可使時間を有する事前混合もしくは触媒添加エ
ポキシ樹脂はなかったのである。
よび長い可使時間を有する事前混合もしくは触媒添加エ
ポキシ樹脂はなかったのである。
この発明の目的は通常のエポキシ樹脂から製造すること
のできる熱硬化性プレポリマーを提供することである。
のできる熱硬化性プレポリマーを提供することである。
この発明の他の目的は、高い耐熱性を有ししかも加水分
解に対して酸無水物系硬化剤で硬化させたエポキシ樹脂
よりも安定な硬化樹脂を提供すること、エポキシ樹脂の
硬化方法を提供すること、熱的安定性の優れた硬化エポ
キシ樹脂を提供すること、高強度強化複合体の製造に有
用な可溶性・溶融性プレポリマーを提供すること、17
0ないし200℃以上の温度で硬化するエポキシ系オリ
ゴマーを提供すること、および使用時に硬化剤を加える
ことなく熱だけによって硬化する一成分系エポキシ系オ
リゴマーを提供することである。
解に対して酸無水物系硬化剤で硬化させたエポキシ樹脂
よりも安定な硬化樹脂を提供すること、エポキシ樹脂の
硬化方法を提供すること、熱的安定性の優れた硬化エポ
キシ樹脂を提供すること、高強度強化複合体の製造に有
用な可溶性・溶融性プレポリマーを提供すること、17
0ないし200℃以上の温度で硬化するエポキシ系オリ
ゴマーを提供すること、および使用時に硬化剤を加える
ことなく熱だけによって硬化する一成分系エポキシ系オ
リゴマーを提供することである。
上記諸目的を遠戚するこの発明の新規オリゴマーはアミ
ノアリールアセチレンと二もしくは多官能性エポキシア
リーレンもしくはアルキレンとの反応生成物であり、こ
れは170〜200℃以上の温度で硬化して堅い、熱的
安定性のある、高強度の樹脂を生成する。
ノアリールアセチレンと二もしくは多官能性エポキシア
リーレンもしくはアルキレンとの反応生成物であり、こ
れは170〜200℃以上の温度で硬化して堅い、熱的
安定性のある、高強度の樹脂を生成する。
この発明のエポキシ系オリゴマーを生成する各反応体は
これを適当な割合で混合し、100〜140℃の温度で
攪拌しエポキシ基を消失させ、これによって溶融オリゴ
マーが生成する。
これを適当な割合で混合し、100〜140℃の温度で
攪拌しエポキシ基を消失させ、これによって溶融オリゴ
マーが生成する。
このオリゴマーは冷却することによって固化するが、こ
れを再び170〜250℃またはそれ以上の温度にlな
いし24時間熱することによって硬化して有用な樹脂と
なる。
れを再び170〜250℃またはそれ以上の温度にlな
いし24時間熱することによって硬化して有用な樹脂と
なる。
すなわち、この発明の方法は、(a)多官能性未硬化エ
ポキシ樹脂を化学量論量のアミノアリールアセチレンと
混合し、(b)1ないし約8時間の攪拌を伴なってこの
混合物の温度を約120〜140℃に上昇させることに
よって前記プレポリマー中のエポキシ基を前記アミノア
リールアセチレンと完全に反応させて溶融アセチレン末
端オリゴマーを生成し、および(c)前記溶融オリゴマ
ーを冷却することからなる熱硬化性樹脂の製造方法であ
る。
ポキシ樹脂を化学量論量のアミノアリールアセチレンと
混合し、(b)1ないし約8時間の攪拌を伴なってこの
混合物の温度を約120〜140℃に上昇させることに
よって前記プレポリマー中のエポキシ基を前記アミノア
リールアセチレンと完全に反応させて溶融アセチレン末
端オリゴマーを生成し、および(c)前記溶融オリゴマ
ーを冷却することからなる熱硬化性樹脂の製造方法であ
る。
アミノアリールアセチレンとしてはアミノフェニルアセ
チレン、アミノフェノキシフェニレンアセチレン、アミ
ノフェニルチオフェニルアセチレン、アミノフェノキシ
フェノキシフェニルアセチレン、アミノビフェニルアセ
チレン、アミノナフチルアセチレンまたはアミノテルフ
ェニルアセチレンがある。
チレン、アミノフェノキシフェニレンアセチレン、アミ
ノフェニルチオフェニルアセチレン、アミノフェノキシ
フェノキシフェニルアセチレン、アミノビフェニルアセ
チレン、アミノナフチルアセチレンまたはアミノテルフ
ェニルアセチレンがある。
これらのN−アルキル置換体も用いられる。
構造式
(ここで、nは2ないし10.通常、2ないし4、およ
びRは脂肪族部位または芳香族部位、例えば、nが2の
場合Rはメチレンオキシフェニレンインプロピリデンフ
ェニレンオキシメチレン、アルキレン、アリーレン、ア
ルキルアリーレン、アリールアルキレン、アルキレンオ
キシアルキレン、アリーレンオキシアルキレン、ジアリ
ーレン、トリアリーレン、アリールアルキレンオキシア
リールアルキレン、ハロアリーレンまたはこれら部位の
ハロ、オキシ、アミノもしくはチオ置換体であって当該
アルキル置換基が1ないし10個の炭素原子をその連鎖
に含有し得また当該アルキレン置換基は1ないし10個
の炭素原子をその連鎖に有し得る)で示されるジェポキ
シもしくはポリエポキシプレポリマーを構造式 (ここで、Arはフェニレン、フェニレンオキシフェニ
レン、フェニレンチオフェニレン、フェニレンオキシフ
ェニレンオキシフェニレン、ビフェニレン、ナフチレン
またはチルフェニレン、およびRはHまたはアルキル)
で示されるアミノアリールアセチレンと反応させること
によって式( RおよびR′は既述のとおり)で 示されるオリゴマーが得られることを見い出した。
びRは脂肪族部位または芳香族部位、例えば、nが2の
場合Rはメチレンオキシフェニレンインプロピリデンフ
ェニレンオキシメチレン、アルキレン、アリーレン、ア
ルキルアリーレン、アリールアルキレン、アルキレンオ
キシアルキレン、アリーレンオキシアルキレン、ジアリ
ーレン、トリアリーレン、アリールアルキレンオキシア
リールアルキレン、ハロアリーレンまたはこれら部位の
ハロ、オキシ、アミノもしくはチオ置換体であって当該
アルキル置換基が1ないし10個の炭素原子をその連鎖
に含有し得また当該アルキレン置換基は1ないし10個
の炭素原子をその連鎖に有し得る)で示されるジェポキ
シもしくはポリエポキシプレポリマーを構造式 (ここで、Arはフェニレン、フェニレンオキシフェニ
レン、フェニレンチオフェニレン、フェニレンオキシフ
ェニレンオキシフェニレン、ビフェニレン、ナフチレン
またはチルフェニレン、およびRはHまたはアルキル)
で示されるアミノアリールアセチレンと反応させること
によって式( RおよびR′は既述のとおり)で 示されるオリゴマーが得られることを見い出した。
また、上記したエポキシプレポリマーと共に他のアミノ
エチニル化合物を用いて式(5)と類似の構造を有する
オリゴマーが得られる。
エチニル化合物を用いて式(5)と類似の構造を有する
オリゴマーが得られる。
式(5)のオリゴマーはアセチレン重合を促進させる熱
だけによって加水分解に対する優れた安定性を発揮する
熱的安定性の高い高強度樹脂に硬化させることができる
。
だけによって加水分解に対する優れた安定性を発揮する
熱的安定性の高い高強度樹脂に硬化させることができる
。
この発明のオリゴマーは、硬化すると、三量化もしくは
三量化アセチレン単位を含有する樹脂を虫取する。
三量化アセチレン単位を含有する樹脂を虫取する。
好ましい硬化温度は220ないし250℃である。
もつとも、充分に長い硬化時間をかげれば170〜18
0℃といった低い温度も使用できる。
0℃といった低い温度も使用できる。
上記熱硬化性オリゴマーは末端エチニル化エポキシ樹脂
誘導体あるいは末端エチニル化ヒドロキシ置換・アミノ
置換炭化水素と定義することができる。
誘導体あるいは末端エチニル化ヒドロキシ置換・アミノ
置換炭化水素と定義することができる。
エポキシ末端基は存在しないので上記オリゴマーは通常
のエポキシプレポリマーのようにポリアミノ化合物また
は二無水物によっては硬化しない。
のエポキシプレポリマーのようにポリアミノ化合物また
は二無水物によっては硬化しない。
この発明の方法によって得た硬化エポキシ樹脂と通常の
酸無水物もしくはアミン系硬化剤で硬化させたエポキシ
樹脂とを熱重量分析したところこの発明によって得た硬
化エポキシ樹脂の方が安定であることがわかった。
酸無水物もしくはアミン系硬化剤で硬化させたエポキシ
樹脂とを熱重量分析したところこの発明によって得た硬
化エポキシ樹脂の方が安定であることがわかった。
酸無水物で硬化させたエポキシ樹脂は最も安定であると
一般に考えられているので、上記事実はこの発明の重要
な特徴の一つである。
一般に考えられているので、上記事実はこの発明の重要
な特徴の一つである。
以下、この発明の実施例を記す。
実施例 ■
m−アミノフェニルアセチレン(・1.15f?:0.
00983モ)L/)をエポン828(シェル化学社製
)として知られているビスフェノールAのジグリシジル
エーテル(1,71’:0.00463モル)と混合し
た。
00983モ)L/)をエポン828(シェル化学社製
)として知られているビスフェノールAのジグリシジル
エーテル(1,71’:0.00463モル)と混合し
た。
この混合物を120〜140 ’Cで約6.5時間(反
応は約1〜2時間で完結したと思われたが)熱した。
応は約1〜2時間で完結したと思われたが)熱した。
反応の完結はIR分析または他の分析法によるエポキシ
基の消失によって観測した。
基の消失によって観測した。
得られたオリゴマーは、その融点が40℃付近であるた
め、溶融状態にあった。
め、溶融状態にあった。
冷却したところ、このオリゴマーは固化し非常に堅くな
った。
った。
その一部を取り出して徐々に250℃まで熱したところ
、まずゲル化し、ついで硬化して堅い耐衝撃性の熱硬化
樹脂となった。
、まずゲル化し、ついで硬化して堅い耐衝撃性の熱硬化
樹脂となった。
加熱を300℃まで続けても幾分暗色化(空気が存在す
る場合)しただけで分解は視覚では生じなかった。
る場合)しただけで分解は視覚では生じなかった。
熱重量分析によって優れた熱的安定性が証明された。
なお、上記m−アミノフェニルアセチレンとエポン82
8との出発混合物の赤外線吸収スペクトルを第1図に示
す。
8との出発混合物の赤外線吸収スペクトルを第1図に示
す。
また、この出発混合物から上記反応によって得た生成物
の赤外線吸収スペクトルを第2図に示す。
の赤外線吸収スペクトルを第2図に示す。
第1図から、m−アミノフェニルアセチレンのH−c=
C(330ocIrL−’ )、H−フェニレン基(約
3060cIfL ’ )および−級アミノ基(33
90cIrL ’および3480m’)に基く吸収がみ
られ、並びにエポン828のエポキシ基(940cm’
)の吸収がみられる。
C(330ocIrL−’ )、H−フェニレン基(約
3060cIfL ’ )および−級アミノ基(33
90cIrL ’および3480m’)に基く吸収がみ
られ、並びにエポン828のエポキシ基(940cm’
)の吸収がみられる。
また、第2図から、末端アセチレン基(3300Crf
L ’)が存在しており、上記−級アミノ基が二級アミ
ノ基(3400cIfL ’ の1本)に変化し、かつ
ヒドロキシル基(3120CIrL−1〜3640cr
rL−1)が存在し、エポキシ基が消失したことがわか
る。
L ’)が存在しており、上記−級アミノ基が二級アミ
ノ基(3400cIfL ’ の1本)に変化し、かつ
ヒドロキシル基(3120CIrL−1〜3640cr
rL−1)が存在し、エポキシ基が消失したことがわか
る。
これらのことから、m−アミノフェニルアセチンがエポ
キシ基と反応してこれを開環しβ−ヒドロキシアミン結
合を生じたことがわかる。
キシ基と反応してこれを開環しβ−ヒドロキシアミン結
合を生じたことがわかる。
なお、この生成物をクロロホルムに溶解してアルコール
あるいはOH基による水素結合の効果を消去してから生
成物中のOH基付近の赤外吸収スペクトルを測定した結
果を第3図に示す。
あるいはOH基による水素結合の効果を消去してから生
成物中のOH基付近の赤外吸収スペクトルを測定した結
果を第3図に示す。
第3図から、約3630cmに
★実施例■と類似の反応をエポン825
を用いておこなった。
★実施例■と類似の反応をエポン825
を用いておこなった。
この場合、m−アミノフェニルアセチレンは1.11’
(o、otoモル)を用い、またエポン825は1.7
0 P (’0.005モル)用いた。
(o、otoモル)を用い、またエポン825は1.7
0 P (’0.005モル)用いた。
これらの混合物は130℃で2時間熱した。
得られたオリゴマーの硬化性は融点図によって証明され
た。
た。
硬化は220〜240℃で認められた。なお、この生成
物は実施例Iの生成物と全く同様の赤外線吸収スペクト
ルを与えた。
物は実施例Iの生成物と全く同様の赤外線吸収スペクト
ルを与えた。
実施例 ■
エポン825(1,70グ:0.005モル)を3=ア
ミノ−3′−エチニルジフェニルエーテル(2,09f
I:o、otモル)と混合した。
ミノ−3′−エチニルジフェニルエーテル(2,09f
I:o、otモル)と混合した。
これら反応体は125℃〜135℃で2.5時間攪拌し
た後冷却した。
た後冷却した。
得られたオリゴマーを融点図で試験したところ250℃
で容易に硬化した。
で容易に硬化した。
この生成物も、実施例Iの生成物と同様末端アセチレン
基の存在、二級アミノ基の存在、ヒドロキシ基の存在並
びにエポキシ基の消失を示した。
基の存在、二級アミノ基の存在、ヒドロキシ基の存在並
びにエポキシ基の消失を示した。
実施例Iまたは■で得たオリゴマーの構造式は主に次の
ように示される。
ように示される。
また、実施例■で得たオリゴマーの構造式は次のように
示される。
示される。
第1図はこの発明の化合物を製造するための出発原料混
合物の赤外線吸収スペクトル図、第2図はこの発明の化
合物の赤外線吸収スペクトル図、第3図はこの発明の化
合物の、一部領域における赤外線吸収スペクトル図。
合物の赤外線吸収スペクトル図、第2図はこの発明の化
合物の赤外線吸収スペクトル図、第3図はこの発明の化
合物の、一部領域における赤外線吸収スペクトル図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (ここで、Rは水素原子、nは2、Arはフェニレンま
たはフェニレンオキシフェニレン、およびRはメチレン
オキシフェニレンイソプロピリデンフェニレンオキシメ
チレン)で示される熱硬化性エチニル停止エポキシ誘導
体化合物。 (ここで、Rはメチレンオキシフェニレンイソプロピリ
デンフェニレンオキシメチレン、およびnは2)で示さ
れるエポキシ化合物を化学量論量の式 (ここで、Arはフェニレンまたはフェニレンオキシフ
ェニレン)で示されるアミノアリールアセチレンと混合
し、(b)攪拌を伴なって上記混合物の温度を1ないし
約8時間約120ないし140℃に上昇させることによ
って該エポキシ化合物のエポキシ基を該アミノアリール
アセチレンと完全に反応させて溶融したエチニル停止エ
ポキシ誘導体化合物を生成させ、ついで(C)これを冷
却することを特徴とする一般式 (ここで、R’、n1ArおよびRは既述の通り)で示
される熱硬化性エチニル停止エポキシ誘導体化合物の製
造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/931,086 US4183869A (en) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | Ethynyl-terminated epoxy resin derivatives and process for making the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5525480A JPS5525480A (en) | 1980-02-23 |
JPS5835500B2 true JPS5835500B2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=25460207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54098748A Expired JPS5835500B2 (ja) | 1978-08-04 | 1979-08-03 | 熱硬化性エチニル停止エポキシ誘導体化合物およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4183869A (ja) |
EP (1) | EP0008194B1 (ja) |
JP (1) | JPS5835500B2 (ja) |
DE (1) | DE2965109D1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0369527A3 (en) * | 1988-11-14 | 1992-04-01 | Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. | Curable resin compositions |
US4916203A (en) * | 1988-11-14 | 1990-04-10 | Shell Oil Company | Curable resin composition from epoxy compound and propargyl aromatic ether |
JP2613120B2 (ja) * | 1990-05-24 | 1997-05-21 | 日本ペイント株式会社 | 変性エポキシ樹脂 |
US5830952A (en) * | 1996-02-22 | 1998-11-03 | The Dexter Corporation | Water-dispersible polymer and coating composition containing the same |
JP5322477B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2013-10-23 | 富士フイルム株式会社 | 新規アセチレン化合物、その塩、その製造方法、それを構成単位として含むポリマー、該ポリマーの製造方法、該ポリマーの組成物、該ポリマー組成物を硬化させてなる硬化物 |
US8492507B2 (en) | 2008-09-23 | 2013-07-23 | Nexam Chemical Ab | Acetylenic polyamide |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3303219A (en) * | 1961-11-20 | 1967-02-07 | Sinclair Research Inc | Amines |
US3879349A (en) * | 1973-11-12 | 1975-04-22 | Hughes Aircraft Co | Homopolymerization of acetylene substituted polyimide polymers |
US3928450A (en) * | 1973-11-16 | 1975-12-23 | Hughes Aircraft Co | Acetylene substituted aromatic primary amines and the process of making them |
US3864309A (en) * | 1973-11-16 | 1975-02-04 | Hughes Aircraft Co | Copolymer of polyimide oligomers and terephthalonitrile n,n-dioxide and their methods of preparation |
US4098767A (en) * | 1974-11-25 | 1978-07-04 | Hughes Aircraft Company | Copolymers of ethynyl terminated polyimides and diethynylbenzene |
US3975444A (en) * | 1975-05-19 | 1976-08-17 | The Unites States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Ethynyl-substituted aromatic ortho diamines and method of synthesis |
US4075111A (en) * | 1976-04-19 | 1978-02-21 | Hughes Aircraft Company | Heavy metal chalcogenide-polyimide lubricative composites |
-
1978
- 1978-08-04 US US05/931,086 patent/US4183869A/en not_active Expired - Lifetime
-
1979
- 1979-08-01 DE DE7979301540T patent/DE2965109D1/de not_active Expired
- 1979-08-01 EP EP79301540A patent/EP0008194B1/en not_active Expired
- 1979-08-03 JP JP54098748A patent/JPS5835500B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0008194A1 (en) | 1980-02-20 |
US4183869A (en) | 1980-01-15 |
JPS5525480A (en) | 1980-02-23 |
DE2965109D1 (en) | 1983-05-05 |
EP0008194B1 (en) | 1983-03-30 |
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