JPS583547Y2 - 名刺入れ - Google Patents

名刺入れ

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Publication number
JPS583547Y2
JPS583547Y2 JP1977072852U JP7285277U JPS583547Y2 JP S583547 Y2 JPS583547 Y2 JP S583547Y2 JP 1977072852 U JP1977072852 U JP 1977072852U JP 7285277 U JP7285277 U JP 7285277U JP S583547 Y2 JPS583547 Y2 JP S583547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rib
opening
rectangular parallelepiped
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977072852U
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English (en)
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JPS54107U (ja
Inventor
和雄 吉原
Original Assignee
平和紙業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 平和紙業株式会社 filed Critical 平和紙業株式会社
Priority to JP1977072852U priority Critical patent/JPS583547Y2/ja
Publication of JPS54107U publication Critical patent/JPS54107U/ja
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Publication of JPS583547Y2 publication Critical patent/JPS583547Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は名刺を一枚一枚順序よくスムーズに取り出せ
る名刺ケースに関する。
従来の名刺入れは、上下はぼ同形の本体と蓋からなる箱
であって、机の上、引出し等、一定の個所に置いておく
には良いが、これより一枚の名刺を取り出すには、まず
蓋を取り去り本体を傾き加減にして、本体に深く入り込
んでいる名刺全体を浮き上がらせるか、あるいは取り出
しその後一枚を選択するという、比較的わずられしく、
使用勝手の悪いものであった。
また、身につけて持ち運ぶには不体裁かつ不便なもので
あった。
本願考案は以上のような背景に鑑みて為された。
図示の実施例を基に本考案を説明する。
第1図は本名刺入れの概略を示すものであって基本形を
直方体2とし、材質は厚紙、透明、不透明あるいは装飾
効果のある彩色等を施した合成樹脂等から戒り、全長は
名刺の長辺長lよりm長く、幅はほぼ名刺幅に等しく、
厚さは収納する名刺の量に応じて適宜決定される。
厚さは実際には20mm前後が適当で゛ある。
直方体2の底面3は一端4からlの距離の点で上方に緩
傾斜となり傾斜面5を形成し、その上端は上面6の他端
7と名刺2〜3枚の幅のスリットとして開口し名刺入れ
としての形態を整える。
上面6の他端はそこから深さm以上の指挿入用切欠8を
形成している。
この名刺入れの材質は前記したがケース体の内面は平滑
で滑らかなものが好しい。
また、底面3の長さ1部分(水平部分)と傾斜面5(傾
斜部分)との接続部分8は折曲ではなく緩やかな円弧と
すると下部の名刺の取り出しがさらにスムーズとなる。
このものは第2図に示すように、まずケースの開口より
名刺を40〜45枚程度(ケースの厚さにより異なる)
挿入して収納し、必要時に上面の指挿入用切欠から一本
の指を入れ、指の腹にて最上部の名刺を矢示のように引
き出すと名刺は一枚ずつ何なく繰出される。
この繰出しは収納されている名刺の量が第3図のように
少なくなっても取り出される名刺の先端が傾斜面5に沿
って上昇、案内されるため容易に取り出せる。
また、繰出される名刺に付着して共に移動する名刺があ
っても、このものは傾斜面5で移動が阻止され、共に開
口から出てくることはない。
したがって、本考案は、傾斜面5の存在やスリット状の
開口で全体としての形態も優美で携帯に不自然さがなく
、また、使用に当って、いつでも名刺を一枚毎スムーズ
に取り出すことができる。
本考案は、このような名刺入れを反覆屈曲に強靭な耐屈
曲性を示す合成樹脂、例えばポリプロピレンのようなも
のの薄板あるいは厚紙(屈曲可能な薄板と総称する)か
ら、実施例で示すように、折り構成で形成する。
第4図に示すものはその展開図であって、前記の薄板か
ら切り抜いた杉板15である。
これは、上板A、底板B、中間板B′および側板C9C
からなり、上板Aは一端側に三根の抱き込み片a −1
、a −2,a−3を連接し、他端側に指挿入用切欠8
を設けている。
上板Aの長さはl+mである。
なお、第4図において、辺以外の実線部分は全て山折り
であり、鎖線部分のみ谷折りである。
抱き込み片a −1、a −2,a−3の幅は後述の側
板Cにほぼ等しいか若干小さくする。
側板C9Cは上板Aの両側に連接し、一端側にリブC−
1,他端側は一端よりlの距離位置から上板Aの他端に
向って緩傾斜する辺としこの部分に該傾斜辺を一辺とす
る三角形状のリブc−2をそれぞれ連接している。
側板Cの幅は組立て後収納する名刺の量に応じて決定さ
れ、傾斜辺の上板Aとの連接線に対する後退角は約40
〜45°を採用している。
底辺Bは長さがlで一方の側板Cに連接し、一端側に挿
し込み片b−1と閉口片b−2を連接すると共に他端側
には外側傾斜板b−3と内側傾斜板b−4が連接されて
いる。
閉口片b−2の幅は側板Cに等しく、外側傾斜片b−3
の幅は前記三角形状のリブc−2の傾斜辺の長さにほぼ
等しくする。
内側傾斜片b−4は外側傾斜片b−3の幅の約1.5〜
1.6倍とする。
中間板B′は長さがlで他端側に外側傾斜片b−3の幅
にほぼ等しい幅のリブb′を連接している。
この杉板は各折り線に従って、第5〜7図のように折り
曲げる。
すなわち第7図に示すように、まず、中間板B′を内方
にまき込むように折り曲げ、底板Bの内面上に重合し直
方体の概略形を整える。
ついで、一端側の抱き込み片a−1,a−2,a −3
をZ形に折って、片a −1、a−2間に前記中間板B
′の一端を抱き込む(第7図参照)。
ついで側板Cのリブc −1、c−1を内方、抱き込み
片a−2.a=3間に折り、最後に底板Bの閉口片b−
2を上方へ直角に折り上げて一端側の開口を閉塞し、そ
の先端の挿し込み片b−1を前記内方に折られているリ
ブc −1、c−1に係合すべく上方から挿し込んで安
定させる。
他端側は、まず中間板B′のリブb′を上方に折り上げ
、これを下方より側板Cの三角形状リブc −2で抱き
止めるように係合する。
ついで、底板Bの外側傾斜片b−3を折り上げ前記リブ
c−2とリブb′の重合面に下方から沿わせ、最後に内
側傾斜片b−4を、前記両リブC−2、b′を外側傾斜
片b −3と挾み込むようにして内方に折り曲げ、先端
をすブb′の先端縁と上板Aの他端縁との間隙からほぼ
でき上がったケース内に挿し込み、リブc −2と側辺
との折り曲げ線を多少あまくして内、外傾斜片b−4,
b−3の折曲線と上板A他端との間に名刺2〜3枚の厚
さ程度の開口を形成すべく調整する(第8図)。
以上のようにして本実施例の名刺入れは完成する。
なお、第6図においてリブc−2の折り線を第9図のよ
うに上板Aの他端から外方へP下がった位置より始まる
ものとすれば、ケース他端における開口は明確に構成さ
れる。
本考案によれば前記概略説明の個所で述べた総体的形態
による利点の他に、薄板の折り構成であることから軽く
、また種々の宣伝や装飾の印刷が容易であると共に、折
り構成でありながら直方体とするには直接必要でない中
間板B′を設け、抱き込み片a −1、a −2,a−
3や各リブ、および内、外側傾斜片b −4,b−3に
よる構造維持機能により、簡単には解体しないしつかり
した構造を有するので、ひんばんな名刺の出し入れに際
しても何らの不都合も生じないなどの特徴的効果を発揮
する。
以上のように、本考案は従来のものにおける欠点を解消
し、本明細書の当初に記載した目的を達成するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・・・・概略斜視図、第2図・・・・・・使
用状態の断面図、第3図・・・・・・同要部、第4図・
・・・・・実施例の展開図、第5.6図・・・・・・折
り構成を説明するための斜視図、第7図・・・・・・実
施例の第1図A−A線に沿う断面相当の断面図、第8図
・・・・・・実施例の要部側面図、第9図・・・・・・
他の実施例に関する展開図(一部)主要な記号の説明
3・・・・・・底面、4・・・・・・一端、5・・・・
・・傾斜図、6・・・・・・上面、7・・・・・・他端
、8・・・・・・指挿入用切欠、A・・・・・・上板、
B・・・・・・底板、B′・・・・・・中間板、C・・
・・・・側板、a −1、a −2,a−3・・・・・
・抱き込み片、b−1・・・・・・挿し込み片、b−2
・・・・・・閉口片、b−3・・・・・・外側傾斜片、
b−4・・・・・・内側傾斜片、l)’、c−1、C−
2・・・・・・リブ(なお、本願において使用した数字
記号は補正により一部連続していない。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)各刺長lより適宜長さmだけ長い縦長の直方体を
    基本として縦方向の一方にのみ開口を有し、該直方体の
    底面を開口端側からほぼlの距離個所より上面に向って
    緩傾斜させ、前記開口を名刺一枚の厚さの2〜3枚分程
    度とし、上面には前記開口につながりmより深い指挿入
    用切欠を設けた形態であって、 一端を抱き込み片a −1、a −2,a−3を有し、
    他端に指挿入用切欠を設けた長さl+mの上板A、上板
    Aの両側に連接された一端にリブC−1を有し他端には
    上板Aの端部よりリブc−1側へ距離mだけ後退する緩
    傾斜辺を一辺とする三角形の抱き込みリブc−2を設け
    た二枚の側板C1一方の側板Cにさらに連接し、一端に
    挿し込み片b−1を有する閉口片b−2を設けると共に
    、他端側で一端よりlの距離から設けた外側傾斜板b
    −3とこの先端に連接した内側傾斜板b−4を備えた底
    板Bおよび他方の側板Cにさらに連接し、他端にリブb
    ′を連接した一端から長さlの中間板B′からなる屈曲
    可能な薄板の肘板を、 前記各板、リブ、片を適宜折り曲げて、中間板B′が底
    板Bに接して両者が上板Aに側板Cの幅を間隔として対
    向し、一端は抱き込み片a −1、a −2゜a−3が
    Z形に折り曲げられて、その先端の抱き込み片a−1が
    中間板B′と底板Bの一端間に挿し込まれて抱き込み片
    a−1とa−2間に中間板B′を抱き込み、また底板B
    一端の閉口片b−2および挿し込み片b−1を底板Bか
    ら内方に折り曲げて、閉口片b−2により直方体端部を
    閉口し、かつ挿し込み片b−1を両側板端部のリブc−
    1,c−1を抱き込むように挿入して閉口し、他端は三
    角形状のリブC−2,C−2にて中間板B′のリブb′
    を両側方から抱き込み、さらにその上から内方傾斜板b
    −4を外方傾斜板b−3が折り曲げられたリブの外面に
    沿って密着するように折り曲げ、その先端が直方体内部
    で、一端からの距離lよりわずかに短い位置の底面に密
    接するようにし、かつ、上板A他端と前記内・外傾斜板
    b−4,b−3の折り曲げられた連接部間に名刺2〜3
    枚の厚さ分に相当したスリットが生じるようにして開口
    とした、折り構成からなるもの。
  2. (2)抱き込みリブC−2はその折り線が上板Aの他端
    から外方へ若干P下がった位置から始まることを特徴と
    した実用新案登録請求の範囲(1)に記載した名刺入れ
JP1977072852U 1977-06-03 1977-06-03 名刺入れ Expired JPS583547Y2 (ja)

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JP1977072852U JPS583547Y2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 名刺入れ

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JP1977072852U JPS583547Y2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 名刺入れ

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JPS54107U JPS54107U (ja) 1979-01-05
JPS583547Y2 true JPS583547Y2 (ja) 1983-01-21

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JPS5667042A (en) * 1979-10-31 1981-06-05 Matsushita Electric Works Ltd Ground panelsfor building
JPS59106923U (ja) * 1982-12-30 1984-07-18 石井 チヤ 目透天井板
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JPS54107U (ja) 1979-01-05

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