JPS5835427Y2 - 打撃破砕機 - Google Patents

打撃破砕機

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Publication number
JPS5835427Y2
JPS5835427Y2 JP7703679U JP7703679U JPS5835427Y2 JP S5835427 Y2 JPS5835427 Y2 JP S5835427Y2 JP 7703679 U JP7703679 U JP 7703679U JP 7703679 U JP7703679 U JP 7703679U JP S5835427 Y2 JPS5835427 Y2 JP S5835427Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
retainer
stopper
tool holder
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP7703679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55179786U (ja
Inventor
隆 山崎
房男 伏屋
Original Assignee
株式会社 マキタ電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 マキタ電機製作所 filed Critical 株式会社 マキタ電機製作所
Priority to JP7703679U priority Critical patent/JPS5835427Y2/ja
Publication of JPS55179786U publication Critical patent/JPS55179786U/ja
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Publication of JPS5835427Y2 publication Critical patent/JPS5835427Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば電動ハンマ等の打撃破砕機のツール
保持装置の改良に関し、その目的は、ツールの着脱交換
が簡単な操作で容易に行なうことができる打撃破砕機を
提供することである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
図中、1は打撃破砕機の全体を示し、モータハウジング
2、ギヤハウジング3、クランクハウジング4、バレル
5、トよびツールホルダ6を主体として本体が形成され
ている。
本実施例の打撃破砕機1は、モータγによって駆動され
るクランク機構8のピストン9の往復動によって生ずる
圧搾空気を利用してストライカ10を往復動させ、ツー
ルWを打撃するものである。
また、モータ・・ウジング2には内蔵されたモータγの
アーマチュア7aのコンミュテータγbに圧接するブラ
シ11が、モータハウジング2の図示下端部に埋設され
たブラシホルダ12内に交換可能に設けられ、かつコイ
ルスプリング13を介してブラシホルダ12に螺着され
たキャップ14によって保持されている。
このキャップ14は、モータノ・ウジング2の外周面に
ビス15を介して締着されたキャツ7’ハンド16に支
持されてトリ、ツールWの打撃作用の反力を受けるモー
タ・・ウジング2の打撃振動が起因するキャップ14の
緩みや離脱の防止がなされている。
このキャップバンド16は第10図に示すように平帯状
部材が円環状に新曲されて形成されてトリ、その両端部
には、図で示すように逆り字状の連結ビス孔16a、1
6bがそれぞれ切欠き形成されて訃り、モータ・・ウジ
ング2に対しビス15を離脱することなく適宜に緩める
ことによってキャップバンド16の取外しを行なうこと
ができる。
さらにキャップバンド16の内周面には、キャップ14
の外端面にそれぞれ当接する支持凸部16c、16dが
相対向状に曲設されてトリ、キャップ14の緩みや離脱
を防止している。
・・ンドル17ば、第1図と第8図トよび第9図に示す
ようにモータ・・ウジング2の図示上端部に突設された
膨部2aに枢支ボルト18を介して揺動可能に枢着され
る一方、同ハンドル17の自由端側ば、図示2枚の重ね
板ばね19を介してクランクハウジング4側に支持され
ている。
すなわち、板ばね19は、ツールWの打撃作用の反力を
受けるモータハウジング2、クランクツ・ウジフグ4等
の第1図中左右方向の打撃振動がハンドル17に直接伝
達されることがないように、板ばね19の一端側がクラ
ンクハウジング4の図示左端面に、他端側かハンドル1
7の図示上端面にそれぞれボルト20を介して締着され
てトリ、ハンドル17に伝達される前記した打撃振動を
緩衝する。
さて、本体先端部のツールホルダ6のツール摺動孔6a
には、ツールWが往復動可能に装着されて訃り、このツ
ールWを移動可能に係止するストッパ22かツールホル
ダ6に形成されたストッパ挿入孔21に上下動可能に嵌
挿されている。
このストッパ22は第2図と第5図に示すように円弧状
に形成されて訃り、その両端面22a、22bがストッ
パ挿入孔21の両壁面21a、21bに当接した時には
、ストッパ22の外周円弧面22cがツールホルダ6の
外周面とほぼ同一円周をなす。
そして、ツールホルダ6とストッパ22の外周面にそれ
ぞれ凹設された溝6e、22e内に、弾性拡開可能のば
ね(本実施例でばOリング等のゴムリングを用いている
)23が介装されてむり、こツバね23の付勢力によっ
て前記ストッパ22の内周円弧面22dがツール摺動孔
6aの一部に突出してツールWの凹部W1に臨んでいる
な訃、本実施例では、前記ツールWとツール摺動孔6a
とは断面六角形で嵌合してト9、ツールWの凹部W□は
ストッパ22の内周円弧面22dに対応する断面円形に
切削されて、その両端にストッパ22に対応する係合面
W 、W が形成されてい3 る。
上記したツールホルダ6の先端部外周面には、前記スト
ッパ22の外周円弧面22cを支持するリテーナ24が
ツールホルダ6の段差部6bと止め輪25との間に支持
されて定位置回転可能に装着されている。
このリテーナ24ば、その回動操作が容易に行なえるよ
うに円筒状に形成されてトリ、その外周面はローレット
加工がなされている。
また、リテーナ24の内孔24aはツールホルダ6の外
周に嵌合可能に形成されるとともに、ストッパ22に相
対向するリテーナ24の内孔24a壁面の一部には、ス
トッパ22がツール摺動孔6aより脱出し得る程度の逃
げ孔部24bが形成されている。
さらに、リテーナ24ば、鋼球26と核鋼球26に係脱
可能に係合する凹球面の第1゜第2の係止凹部2γa、
27bとを介してツールホルダ6に対し2箇所の位置に
係止される。
本実施例では、第1係止凹部27aかツールホルダ6外
周面の下端部に凹設され、第2係止凹部27bが第1係
止凹部27aに対し18θの角度を隔ててツールホルダ
6外周面の上端部に凹設されている。
また、前記第1.第2の係止凹部27a。27bの間は
、浅溝環状の鋼球案内溝28によって連繋されて訃り、
この鋼球案内溝28によって鋼球26を第1係止凹部2
γaから第2係止凹部27bあるいは第2係止凹部27
bから第1係止凹部27aへ移動案内するとともにリテ
ーナ240回動操作を円滑にしかつリテーナ24の第1
図中左右方向の移動振れを防止している。
このため、万一、リテーナ24の止め輪25が離脱する
ことがあっても、リテーナ24の離脱が防止される。
一方、鋼球26はリテーナ24の一部に貫設された鋼球
保持孔29内に挿入され、かつリテーナ24の外周に介
装された弾性拡開可能のばね(本実施例ではCリング状
の板ばねを用いている)30の付勢力によって第1係止
凹部27a又は第2係止凹部27bに対し圧接されてい
る。
そして、第3図に示すように鋼球26が第1係止凹部2
7aに係合した時には、第5図に示すようにリテーナ2
4の内孔24a壁面かストッパ22の外周円弧面22c
に当接してストッパ22の上動を阻止する一方、第4図
に示すように鋼球26が第2係止凹部27bに係合した
時には、第6図に示すようにリテーナ24の内孔24a
に形成した逃げ孔部24bがストッパ22の図示上方に
相対向する。
引き続いて上記したように構成された本実施例の作用を
説明する。
第3図に示すように鋼球26が第1係正凹部2γaに係
合した通常の使用状態に3いて、ストッパ22は、第5
図に示すように、その外周円弧面22cがリテーナ24
の内孔24a壁面に支持され、ストッパ22の内周円弧
面22bがツール摺動孔6aの一部に突出してツールW
の凹部W1に臨む。
このため、ストライカ10の打撃力が付与されるツール
Wは、前記ストッパ22によって移動可能に係止される
次に、ツールWを着脱交換する場合には、まず、第1係
止凹部2γaと鋼球26との係合力に抗してリテーナ2
4を社章の方向(時計方向又は反時計方向)へ回動する
と、鋼球26は、ばね30を弾性拡開させて第1係止凹
部27aより外れた後、鋼球案内溝28に沿って移動す
る。
での後、リテーナ240回動開始から186′回動した
位置では、第4図に示すようにばね30によって付勢さ
れた鋼球26が第2係止凹部27bに自動的に係合して
ツールホルダ6に対しリテーナ24が係止され、リテー
ナ24の内孔24aに形成した逃げ孔部24bがストッ
パ22の上方に相対向する。
この状態で、ツールWを引張することによってツールホ
ルダ6よりツールWを容易に取外すことができる。
すなわち、ツールWの一方(第1図では左方)の係合面
W2がストッパ22を通過するにともないストッパ22
ば、第7図に示すようにばね23の付勢力に抗して逃げ
孔部24b内に上動されてストッパ22の内周円弧面2
2dがツール摺動孔6aより脱出するため、ツールWの
取外しが可能となる。
上記とは逆に、ツールホルダ6に対しツールWを装着す
る場合には、ツールホルダ6のツール摺動孔6aにツー
ルWを圧挿してツールWの凹部W1をストッパ22に対
し臨ませた後、リテーナ24を第3図と第5図に示すよ
うに元の位置まで188回動すればよい。
な訃、上記した実施例の打撃破砕機1にお−いて、ハン
ドル17の一端を枢支ボルト18を介してモータハウジ
ング2側に揺動可能に枢着し、ハンドル17の自由端側
を板ばね19を介してクランク・・クランク4側に支持
したから、ツールWの打撃作用の反力を受けてモータハ
ウジング2、クランク・・クランク4等の本体が第1図
中左右方向へ打撃振動しても、その打撃振動を板ばね1
9によって良好に緩衝することかでき、ハンドル17は
、枢支ボルト18を中心として本体側に対し相対的に揺
動するため、ハンドル操作を常に良好に行なうことがで
きる。
また、ブラシホルダ12に螺着したキャップ14を、モ
ータハウジング2の外周面に沿って締着した環状のキャ
ップバンド16の支持凸部16c又は16dによって当
接状に支持したから、モータ・・クランク2の打撃振動
が主として起因するキャップ14の緩みや離脱を未然に
防止することができる。
さらに、キャップバンド16の両端にL字状の連結ビス
孔16a、16bを切欠き形成したからキャップバンド
16の取外しがビス15を適宜に緩めることによって簡
単に行なうことができる。
本考案は、本体先端部のツールホルダには、ツールを移
動可能に係止するストッパを前記ツールホルダのツール
摺動孔に対し出没可能に介装するとともにばねを介して
常に前記ツール摺動孔内に突出させ、さらに、前記ツー
ルホルダの外周には、筒状のリテーナを定位置回動可能
に係止し、このリテーナの内孔には該リテーナを所定量
回動した時に前記ストッパが前記ツール摺動孔より脱出
し得るように逃げ孔部を形成した打撃破砕機であるから
、ツールホルダに対しリテーナを定位置回動してリテー
ナの逃げ孔部をストッパに対し臨ませることによって、
ツールホルダに対しツールの取外し、又は装着が可能と
なる。
このため、ツールの着脱交換が、簡単な操作で容易に行
なうことができて、本考案は、打撃破砕機としてきわめ
て有効で実用性の高い好ましい考案といえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は打撃破
砕機を一部破断して示す側面図、第2図はツールホルダ
ーを示す斜視図、第3図は第1図のA−A線断面図、第
4図はツールホルダに対しリテーナを18(5’回動し
た状態を示す断面図、第5図は第1図のB−B線断面図
、第6図はツールホルダに対しリテーナを18(5)回
動してリテーナの逃げ孔部をストッパに臨ませた状態を
示す断面図、第7図はリテーナの逃げ孔部にストッパを
上動させた状態を示す断面図、第8図は打撃破砕機の一
部を示す平面図、第9図は第1図のC−C線断面図、第
10図1はキャップバンドを示す$+規図である。 1・・・打撃破砕機、6・・・ツールホルダ、6a・・
・ツール摺動孔、21・・・ストッパ挿入孔、22・・
・ストッパ 23・・・ばね、24・・・リテーナ、2
4a・・・内孔、24b・・・逃げ孔部、26・・・鋼
球、27a・・・第1係止凹部、2γb・・・第2係止
凹部、30・・・ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体先端部のツールホルダには、ツールを移動可能に係
    止するストッパを前記ツールホルダのツール摺動孔に対
    し出没可能に介装するとともにばねを介して常に前記ツ
    ール摺動孔内に突出させ、さらに、前記ツールホルダの
    外周には、筒状のリテーナを定位置回動可能に係正し、
    このリテーナの内孔には該リテーナを所定量回動した時
    に前記ストッパか前記ツール摺動孔より脱出し得るよう
    に逃げ孔部を形成したことを特徴とする打撃破砕機。
JP7703679U 1979-06-05 1979-06-05 打撃破砕機 Expired JPS5835427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7703679U JPS5835427Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 打撃破砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7703679U JPS5835427Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 打撃破砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55179786U JPS55179786U (ja) 1980-12-24
JPS5835427Y2 true JPS5835427Y2 (ja) 1983-08-09

Family

ID=29310528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7703679U Expired JPS5835427Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 打撃破砕機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5835427Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7743514B2 (en) 2004-12-02 2010-06-29 Makita Corporation Reciprocating power tool

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7743514B2 (en) 2004-12-02 2010-06-29 Makita Corporation Reciprocating power tool

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Publication number Publication date
JPS55179786U (ja) 1980-12-24

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