JPS5835229B2 - デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ - Google Patents

デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ

Info

Publication number
JPS5835229B2
JPS5835229B2 JP50089453A JP8945375A JPS5835229B2 JP S5835229 B2 JPS5835229 B2 JP S5835229B2 JP 50089453 A JP50089453 A JP 50089453A JP 8945375 A JP8945375 A JP 8945375A JP S5835229 B2 JPS5835229 B2 JP S5835229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
reactive
marten
colored
flour
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50089453A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5213549A (en
Inventor
省三 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP50089453A priority Critical patent/JPS5835229B2/ja
Publication of JPS5213549A publication Critical patent/JPS5213549A/ja
Publication of JPS5835229B2 publication Critical patent/JPS5835229B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着着前のテン粉粒子の形状をそこなうことなく
、着色濃度の濃い、堅ロウ度の良好な着色テン粉粒子を
得ようとするものである。
テン粉粒子の形状をそこなうことなく着色テン粉粒子を
得る方法としては例えばテン粉粒子をヨード−ヨードカ
リ水溶液中で浸染することにより青菜色に着色したテン
粉粒子を得る方法があるが着色濃度もうすく、堅ロウ度
も悪い。
又直接染料などで染色することも行なってみたがテン粉
粒子はセルロース繊維と異なり、はとんど染色できない
し、固着するのに煮沸する必要があり、テン粉粒子の形
状が糊化により変化し、無くなってしまつO 本発明者は着色前のテン粉粒子の形状をそこなうことな
く、着色濃度の濃い堅ロウ度の良好な着色テン粉粒子を
得る方法につき、種々検討した結果、反応染料を用いて
テン粉粒子を染色することにより目的の着色テン粉粒子
を得ることに成功した。
すなわち、本発明の特徴はテン粉粒子を着色するのに、
反応染料を用いて染色することであり、反応染料はテン
粉粒子の糊化温度以下の温度で、テン粉粒子と強固に染
着し、着色濃度、堅ロウ度とも良好であることを見い出
した点にある。
又、反応染料は色相が豊富なため、希望する色相の着色
テン粉粒子を得ることができる。
本発明に用いる反応染料としてはジクロルトリアジニル
基、モノクロルトリアジニル基、クロルピリミジル基、
ビニルスルフォン基、アルキル硫酸基などの反応基を有
する反応染料であり、具体的には染料便覧(発行所 丸
善株式会社、昭和45年7月20日発行)881ページ
以下に詳細に記載されており、例えば、シーアイリアク
ティブイエロー1、シーアイリアクティブイエロー4、
シーアイリアクティブイエロー7、シーアイリアクティ
ブイエロー13、シーアイリアクティブイエロー17、
シーアイリアクティブオレンジ1、シーアイリアクティ
ブオレンジ4、シーアイリアクティブオレンジ7、シー
アイリアクティブレッド1、シーアイリアクティブレッ
ド2、シーアイリアクティブレッド6、シーアイリアク
ティブレッド8、シーアイリアクティブレッド21、シ
ーアイリアクティブバイオレット5、シーアイリアクテ
ィブバイオレット9、シーアイリアクティブブルー1、
シーアイリアクティブブルー4、シアイリアクティブブ
ルー27、シーアイリアクティブグリーン7、シーアイ
リアクティブブラウン10、シーアイリアクティブブラ
ック5などがあげられる。
本発明に用いるテン粉粒子としてはジャガイモテン粉、
サツマイモテン粉、トーモロコシテン粉、米テン粉、小
麦テン粉、タピオカテン粉、クズテン粉、ワラビデン粉
、小豆テン粉などの天然テン粉及びこれらのテン粉粒を
加工した酸化テン粉、ジアルデヒドテン粉、エステル化
テン粉、エーテル化テン粉などの加工テン粉が例示され
る。
又本発明においてテン粉粒子を染色する場合には浸染法
などを用いればよく、テン粉粒子に対する染料の使用割
合は希望する濃度に応じ、調節すればよいが、テン粉粒
子の形状をそこなわないために、テン粉粒子の糊化開始
濃度(通常50〜60℃)以下、好ましくは45℃以下
で処理する必要がある。
又必要に応じ、固着剤、ソーピング剤を用いてもよい。
本発明によれば、テン粉粒子の種類と、染料を選択する
ことにより、容易にしかも安価に希望するね度や色相の
着色粒子を得ることができる。
本発明で得られる着色テン粉は親水性で容易に水に分散
しやすく、水性の着色顔料として有用である。
又テン粉粒子は一般の着色顔料に比べ、粒子径が大きく
(一般に5〜80μ)、数十μの粒子径のものも容易に
得られる。
したがって比較的大きな着色粒子を容易にかつ安価に得
られるのも本発明の利点である。
粒子径20〜30μ以上のものは拡大鏡により着色粒子
細々の識別が容易である。
この着色粒子を例えば上質紙やコーテツド紙に微量添加
すれば、外観上は全くわからないが、拡大鏡により容易
に識別できるため、製品のロフトなどを区別するコード
を付けるのに有用である。
以下に本発明の実施例を示す。
※ぐ実施例 1 40℃の温水1000.!中にシーアイリアクティブオ
レンジ1を20.9溶解し、ついで100.9の無水硫
酸ソーダを加え溶解した。
この溶液中にジャガイモテン粉(平均粒子径40μ)2
00.!i’を入れ、30分よく攪拌した。
ついで炭酸ソーダ45gを添加し、40分攪拌した。
以上の工程はいずれも40℃の温度にて行なった。
こうして得た着色テン粉粒子を口過、40℃の温水で2
回洗浄し、ついで反応性染料固着剤(商品名サンフィッ
クス555 三洋化成■製)の2饅水溶液2を中に入れ
40℃で30分攪拌し、口過、40℃の温水で2回洗浄
した。
こうして得られた着色テン粉粒子はあざやかな濃いオレ
ンジ色に着色しており、温水中に再分散しても温水を着
色することもなく堅ロウ度も良好であった。
又顕微鏡で観察した結果染色前後のテン粉粒子の形状に
変化がなかった。
実施例 2 反応性染料及びテン粉については表1に示したものを用
いた以外は実施例1と同様な方法でテン粉着色粒子を得
た。
これらはいずれも着色濃度も濃く、温水に再分散しても
温水を着色することなく堅ロウ度も良好であり、顕微鏡
による観察の結果、染色前後のテン粉粒子の形状に変化
がなかった。
実施例 3 40℃の温水1000を中にシーアイリアクティブオレ
ンジ715gを溶解し、ついで無水硫酸ソーダ50gを
加え溶解した。
この溶液中に小麦テン粉(平均粒子径25μ)200.
9を入れよく攪拌した。
次に炭酸ソーダ40gを2回に分け10分ごとに添加し
、1時間攪拌した。
以上はいずれも40℃にて行なった。
こうして得た着色テン粉粒子を口過、40℃の温水にて
2回洗浄し、反応性染料固着剤(商品名サンフィクス5
55)の2係水溶液2を中に入れ40℃で30分攪拌し
、口過、40℃の温水で1回洗浄した。
ついでソーピング剤(商品名グランQ三洋化成(株製)
の0.05多水溶液lt中に入れ40℃で30分攪拌、
口過後40℃の温水で2回洗浄し、濃いオレンジ色に着
色したデン粉粒子を得た。
これは温水に再分散しても温水を着色することなく堅ロ
ウ度も良好であった。
また顕微鏡で観察した結果染色前後においてデン粉粒子
の形状に変化かなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反応染料を用いてテン粉粒子をその糊化温度以下で
    染色することを特徴とするテン粉粒子の着色法。
JP50089453A 1975-07-22 1975-07-22 デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ Expired JPS5835229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50089453A JPS5835229B2 (ja) 1975-07-22 1975-07-22 デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50089453A JPS5835229B2 (ja) 1975-07-22 1975-07-22 デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5213549A JPS5213549A (en) 1977-02-01
JPS5835229B2 true JPS5835229B2 (ja) 1983-08-01

Family

ID=13971100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50089453A Expired JPS5835229B2 (ja) 1975-07-22 1975-07-22 デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5835229B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173421A (ja) * 1985-01-25 1986-08-05 松下電工株式会社 接点開閉装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068678A (ja) * 1973-10-19 1975-06-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011409B1 (ja) * 1970-03-06 1975-05-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068678A (ja) * 1973-10-19 1975-06-09

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173421A (ja) * 1985-01-25 1986-08-05 松下電工株式会社 接点開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5213549A (en) 1977-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4475919A (en) Colored medicinal tablet, natural color pigment and method for using the pigment in coloring food, drug and cosmetic products
Sequin-Frey The chemistry of plant and animal dyes
US2119189A (en) Pigment and process of making the same
JPH0237372B2 (ja)
US5061317A (en) Colored nacreous pigment and a method for its preparation
DE3542025A1 (de) Mischungen wasserloeslicher faserreaktiver farbstoffe und ihre verwendung zum faerben
US4336244A (en) Colored medicinal tablet, natural color pigment and method for using the pigment in coloring food, drug and cosmetic products
AU2005313430A1 (en) Aqueous formulations of dye mixtures
JPS5835229B2 (ja) デンプンリユウシノチヤクシヨクホウ
JPS6183257A (ja) 顔料調製物
JPS6019282B2 (ja) 化粧料
JPS60149512A (ja) メイクアツプ化粧料
JPS62503039A (ja) 植物部分から染料を製造する方法
JPH06345989A (ja) 分散染料混合物
JP3047516B2 (ja) 茜染料、その製造方法、染料含有液および染色方法
JPH1075723A (ja) 着色コンニャクの製造方法
JPS58220651A (ja) チ−ズ表面の着色方法
JPS603284B2 (ja) 耐水性有機質着色材料およびその製造方法
JPH03247666A (ja) 着色粒子およびその製造法
US506663A (en) Victor g
JPH0678212B2 (ja) メイクアツプ化粧料
Begum A study of Natural Dyes and Dye Yielding Plants and its application on Textile in Ancient India
JPH04149277A (ja) 安定化着色複合顔料
Webb Dyes and dyeing
DE963458C (de) Verfahren zur Herstellung von wasserunloeslichen Monoazofarbstoffen