JPS5835180B2 - α、β不飽和ニトリルの製造法 - Google Patents

α、β不飽和ニトリルの製造法

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JPS5835180B2
JPS5835180B2 JP50100695A JP10069575A JPS5835180B2 JP S5835180 B2 JPS5835180 B2 JP S5835180B2 JP 50100695 A JP50100695 A JP 50100695A JP 10069575 A JP10069575 A JP 10069575A JP S5835180 B2 JPS5835180 B2 JP S5835180B2
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JP
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mixture
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acetonitrile
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ド シモン ロバ−ト
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Rhone Poulenc Industries SA
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脂肪族α・β−不飽和二トリルの製造法に関す
る。
米国特許第3655722号は、シアノ酢酸と2−メチ
ル−2−ヘプテン−6−オンとを、アミンまたはアミン
の酸付加塩の存在で40〜180℃において、縮合させ
ることによって種々の7メチルー2−6−オクタジニン
ニトリルを製造し、単離する方法を記載している。
ニトリル類の混合物が生成し、この混合物は香料組成物
に有用である。
製造される化合物のうちでネロニトリルとゲラノニトリ
ルがある。
この香料組成物は単独で使用でき、また石けん、洗浄剤
、エアゾール、化粧料などに配合できる。
不飽和ニトリルは、この方法で製造されるとき、収率が
低いため高価である。
ゲラノニトリルとネロニトリルの製造の直接収率は約2
2%であり、未反応のメチルへブテノンを回収したのち
の収率は約40%である。
アープ(Arpe)およびロイボルド(Leupold
)(Angew、Chem、84 767(1972
)、Angew、 Chem、 Internat、
Edit、 11 722(1972)、1973年
1月25日付けで公開されたOLS第2135666号
)は、反応混合物の最高沸点成分の沸点より高い沸点を
持つ高沸点アルコール、たとえばn−オクタツールのア
ルカリ金属アルコレートを使用し、アセトニトリルとケ
トン、たとえばシクロヘキサノンとを反応させてシクロ
ヘキシリデンアセトニトリルを生成することを記載して
いる。
前記文献には、次のように記載されている。
「アルカリエトキシドを用いるとこのアルコレートの加
水分解により生成したエタノールが留去されるので、反
応は5〜10%の転化後休止する。
残留する水酸化アルカリの塩基度は、アセトニトリルか
らH十を分離するのに不十分である。
」反応が進行するにつれて共沸蒸留により水が分離され
、そしてシクロへキシリデンアセトニトリルの場合70
%の収率が報告されている。
本発明は、低価格の試薬を用いて脂肪族α・β−不飽和
二トリルを製造する方法を提供する。
高い収率が得られ、その結果この方法によればゲラノニ
トリルおよびネロニトリルのようなニトリルを低いコス
トで製造できる。
本発明によれば、式 (式中Rは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素または炭素数が20までのアルキルもしくはアル
ケニルを表わし、ただしRの少なくとも1つはアルケニ
ルである) のα・β−不飽和二トリルは、アセトニトリルと、式 (式中Rは上に定義したとおりである) のケトンとを、強塩基、たとえばアルカリ金属水酸化物
、水酸化バリウム、アルカリ金属低級アルコレートまた
は第四級アンモニウム水酸化物の存在で20〜200℃
において、反応させることに※※よって製造される。
アセトニトリルはケトンのケト基に−CHCN 基を導
入し、酸素原子を置換し、アセトニトリルのメチレン炭
素とケトンのケト炭素との間のα・β−位置に不飽和結
合が生成する。
したがって、この反応は次のように進行する。
飽和脂肪族ケトンを使用すると、反応生成物はモノエチ
レン型α・β−不飽和脂肪族二トリルであり、一方モノ
エチレン型不飽和脂肪族ケトンを使用すると、反応生成
物はジエン型α・β−不飽和脂肪族二トリルである。
本発明方法によると、ゲラノニロネリロニトリルは、メ
チルへブテノンから次のようにして生成する。
使用できる他のケトンには、3 −5−ヘプテン−2−オン、3・ ブテン−2−オン、7−メチル 3−オン、7−メチルオクテン 7−ジメチル−6−オクテン−3 ・6−ジメチル 6−ジメチルへ 6−オクテン 3−オン、4・ 一オン、4・7 ジメチルオクテンー3−オン、2−7−シメチルー6−
オクテンー3−オン、および2・7−シメチルオクテン
ー3−オン、または前記ケトンの2種以上の混合物が含
まれる。
さらに、次のようなケトンを使用できる。
この反応は化学量論量のケトンとアセトニトリルとを使
用する場合進行する。
しかし過剰量のいずれの反応成分も必要に応じて使用で
きる。
過剰量のケトンまたはアセトニトリルを使用する場合、
これは反応の終りにおいて回収し、再循環できる。
いずれの強塩基も使用できる。
アルカリ金属の水酸化物、たとえば水酸化ナトリウムお
よび水酸化カリウム、ならびに炭素数1〜4の低級脂肪
族アルコールのアルカリ金属アルコキシド、たとえばカ
リウム第三ブチレート、ナトリウムプロピレート、カリ
ウムイソプロピレート、ナトリウムブチレート、カリウ
ムメチレート、ナトリウムブチレート、カリウムインブ
チレート、カリウムブチレート、およびナトリウムイソ
プロピレートは好ましい。
強塩基である第四アンモニウムヒドロキシド類も使用で
きる。
これらは、一般式で表わされ、式中R3は同一であって
も異なっていてもよく、アルキル、ヒドロキシアルキル
、シクロアルキル、ヒドロキシ−シクロアルキル、また
はアリールであり、このアリールはヒドロキシル)アル
キル、ヒドロキシアルキルまたはノ)ロゲンで置換され
ていてもよく、これらの基のおのおのの炭素数は30ま
でである。
塩基は反応中消費されない。
これは触媒としてのみ作用する。
結局、塩基の量は臨界的でなく、ケトン1モル当り0.
01〜10モル、好ましくは0.1〜5モルであること
ができる。
通常、ケトン1モル当り1モルより多い量の塩基を使用
する必要はない。
塩基は少なくともある程度溶液中にあることが有利であ
り、この場合反応速度は増加する。
塩基に対する有機溶媒は、と(に塩基が水酸化バリウム
であるとき、結局は反応混合物中に含まれることができ
、たとえばジメチルスルホキシドまたはピロールである
ことができる。
。このような溶媒は塩基の活性を増加させる。
しかしながら、不活性溶媒を加える必要はない。
アセトニトリルは反応成分としてばかりではなく溶媒と
しても作用するので、この目的に過剰量で使用する。
アセトニトリルは水連行剤として作用できるので、これ
が存在することは有益である。
反応中に生成した水は、アセトニトリルの塩基を触媒と
する加水分解で捕捉されてアセトアミドが生成する。
他の水捕捉剤、たとえば分子ふるいも使用できる。
また、不活性溶媒を加えることは有利であることがある
この溶媒は塩基に対して溶媒であってもよいが、水と共
沸混合物を形成し、これにより反応中に生成した水を共
沸蒸留により分離できるものである。
このような水は、たとえば還流下に水トラツプに捕えら
れ、反応混合物へもどらない。
適当な共沸溶媒の例はトルエン、ベンゼンおよびキシレ
ンである。
反応は室温またはこれより多少低い温度で進行する。
しかしながら、反応は温度の上昇により加速される。
最高温度はα・β−不飽和二トリルの分解温度である。
通常、反応温度は約200℃を超えない。
好ましい温度は50〜125℃である。反応は大気圧で
実施できる。
しかし、揮発性溶媒を使用し、反応温度が大気圧で沸点
またはその付近である場合、反応混合物中で溶媒を液相
に、または還流下に、維持するために、反応を密閉容器
、たとえばオートクレーブ内で実施することが望ましい
であろう。
反応は約30分以内で通常完結するが、ある場合120
時間時間和度に長い時間を必要とすることもある。
これは不利益ではない。なぜならばα・β−不飽和ニト
リルは最終生成物であること、そしてこの生成物の他の
物質への不均化反応または変換は起こらないようにみえ
るからである。
反応時間は反応温度の増大、かきまぜ効率の改良、およ
び濃厚反応混合物の使用により短かく保つことができる
反応が完結したとき、反応混合物を酸で処理して塩基を
中和する。
ついで反応混合物を水相と混和しない反応生成物に対す
る溶媒、たとえばベンゼンに溶かすことができ、このよ
うにして反応生成物を含有する有機相と水相とを分離で
きる。
水相を前記溶媒で数回抽出して、不飽和ニトリルの回収
を最大にすることができる。
別法として、反応混合物を水で洗って塩基のほとんどと
アセトアミドを除去できる。
ついで残った有機相を希酸水溶液で洗って、残ったこん
跡量の塩基のすべてを確実に除去する。
粗反応混合物をろ過して塩基のほとんどとアセトアミド
を除去し、再び酸洗浄により残ったこん跡量の塩基を除
去することによって、同じ結果を得ることができるであ
ろう。
酸洗液を一緒にし、低沸点有機溶媒でクロス抽出を行な
って、生成物の回収を最高にすることができる。
ついで、−緒にした有機相を、好ましくは減圧および低
温において、濃縮して溶媒を除去し、減圧蒸留して、出
発ケトンおよびアセトニトリルを含む未反応の出発物質
と、α−β−不飽和二トリルとを分離できる。
この不飽和ニトリル生成物は、立体異性体が考えられる
場合、シス、トランス混合物として存在するが、シス、
トランス異性体の分離は必要ではない。
この新規な方法で製造できるα・β−不飽和ニトリルの
価値ある群は、式 (式中R1は炭素数5〜6のアルケニルであり、R2、
R3およびR4は水素またはメチルであり、R1、R2
、R3およびR4中の炭素原子の合計は少なくとも6で
ある) のニトリル、ならびにゲラノニトリルおよびネロニトリ
ルである。
実施例により、本発明を説明する。
実施例 1 40?の水酸化ナトリウム(1モル)、410グのアセ
トニトリル(10モル)、および約15%の7−メチル
−6−オクテン−3−オンを含有する1351の3・6
−シメチルー5−へブテン−2−オンの混合物を、窒素
ふん囲気中で機械的にかきまぜながら72時間約84℃
に加熱還流した。
ついで反応混合物を放冷し、55(lの10%酢酸水溶
液中にかきまぜながら入れて塩基を中和した。
50Pのベンゼンを加え、この混合物を振とうし、つい
で分離させた。
水相を除き、50rfLlづつのベンゼンで2回、25
wLlづつのベンゼンで2回、それぞれ抽出した。
ベンゼンのフラクションを一緒にし、約40m7!tH
gで濃縮してベンゼンを除去した。
ついで、残留物を2〜5mmHgの圧力で50〜130
℃の塔頂Chead )温度および58〜158℃の塔
底(pot )温度で蒸留した。
このようにして、111.6′fIの未反応の出発ケト
ンと、3・4・7−ドリメチルー2・6−オクタジニン
ニトリルおよび3−エチル−7−メチル−2・6−オク
タジニンニトリルの混合物20.=lが得られた。
ジエンニトリルの直接収率は13%であり、真の収率は
75%であった。
このニトリル類の混合物は、シトラールの新鮮な純粋な
かつされやかなレモン様かんきつ類の芳香を有する。
その放散するあざやかな特性は非常に魅力的であり、調
子は現代の好まれる天然のかんきつ類のものである。
特色ある生の特徴はその魅力を高める。
強烈な力と持続性は重要なほかの属性である。
かんきつ類の芳香組成物、たとえばオレンジ、ネロリ、
レモンおよびコローン水における使用のほかに、ラベン
ダー、しだ、松葉、ぜん類、刈りたての牧草、東洋の芳
香および森の芳香のきわめてすぐれた成分である。
それは低い濃度で配合したとき、ばらおよび谷のゆりの
ような花の香料に有効である。
最終用途に応じて25%またはこれより多量をレモンの
芳香に使用できる。
このニトリル混合物はアルカリ性および酸性の媒体中で
非常に高い安定性を有するので洗浄剤、石けん、脱毛剤
、パーマネント・ヘアー・ウニイブおよび髪の毛のすす
ぎ組成物のような製品に有用である。
実施例 2 56P(7)水酸化カリウム(1モル)、41(1のア
セトニトリル(10モル)、および約15%の7−メチ
ル−6−オクテン−3−オンを含有する1351の3・
6−シメチルー5−ヘプテン2−オンの混合物を、窒素
ふん囲気中で機械的にかきまぜながら15時間還流加熱
した。
冷却後、この反応混合物を900r!Llの10%酢酸
中にかきまぜながら注ぎ入れて塩基を中和した。
ついで50rnlのベンゼンを加え、この混合物ヲ振と
うした。
ベンゼン相を分離し、水相を50m1のベンゼンで抽出
した。
ベンゼン相を一緒ニシ、ベンゼンを約40m7nHgで
留去した。
得られた油を25WLlづつの10%HCI で3回抽
出し、各油出液を10WLlづつのベンゼンで4回クロ
ス抽出した。
ついで、−緒にしたベンゼン相を約40 mvt Hg
で蒸留してベンゼンを除去した。
残留油を1〜5iFMHg下に50〜121℃の塔頂温
度および78〜152℃の塔底温度で蒸留した。
このようにして、11.2S’の未反応の出発ケトンと
、3・4・7−ドリメチルー2・6−オクタジニンニト
リル★★と3−エチル−7−メチル−2・6−オクタジ
ニンニトリルとの混合物113.6fが得られた。
直接収率は72.3%、真の収率は78.9%であった
実施例 3〜21 水酸化カリウム(11,2グ、0.2モル)、82グの
アセトニトリル(2モル)、および25.2Pのメチル
へブテノンの混合物を、窒素ふん囲気中で84℃に4.
5時間還流加熱した。
冷却後、反応混合物を125zの酢酸水溶液中にかきま
ぜながら入れて塩基を中和した。
ついで、この混合物を2、5 rnlのベンゼンと一緒
に振とうし、ベンゼン相を分離した。
ベンゼン相を10rnlの10%塩酸で2回洗い、水相
を15rfLlづつのベンゼンで連続して3回再抽出し
た。
ベンゼン相を一緒にして、ベンゼンを真空除去した。
残留油を4.5〜0.8 mmHg下に80〜95℃の
塔頂温度および94〜164℃の塔底温度において蒸留
した。
このようにして、0.5fIの未反応のメチルへブテノ
ンと16.9rのゲラノニトリルが回収された。
直接収率は56.8%、真の収率は58.0%であった
この操作を用いて、表Iのケトンを表■に記載する条件
下にアセトニトリルと反応させた。
実施例 22〜27 12.6rの6−メチル−5−ヘゲテン−2−オン(0
,1モル)、41rのアセトニトリル(1モル)および
0.55f?の水酸化カリウム(0,01モル)の混合
物をガラスの圧力容器に入れ、この中にテフロンでコー
ティングした磁気かきまぜ棒を入れた。
ついでこの容器を密閉した。この反応混合物を105〜
114℃にかきまぜながら2時間加熱し、ついで冷却し
た。
この反応混合物を125m/の酢酸水溶液にかきまぜな
がら入れて塩基を中和し、25R/のベンゼ★★ンを生
じた混合物に加えた。
ベンゼン相を水相と分離し、10WtI!の10%塩酸
で2回洗った。
ついで水相を15rILlづつのベンゼンで3回再抽出
した。
ベンゼン相を一緒にし、ベンゼンを真空除去した。
残留油を4.5〜0.8nHg下に80心95℃の塔頂
温度および94〜164℃の塔底温度で蒸留した。
このようにして、1.42の未反応メチル1 ヘプテノ
ンと6,8?のゲラノニトリルが回収された。
前回操作に従い、表Hに記載するケトンを表■に記載す
る条件下に反応させた。
本発明のα・β−不飽和ニトリルは香料組成物の有用な
成分であり、このような組成物に単独にまたは他の有機
化合物、たとえばアルコール、アルデヒド、ケトン、エ
ステルおよび炭化水素と配合して使用でき、前記有機化
合物は[固々の化合物の組み合わせたにおいが快い芳香
を生成するように選んだ比率で組み合わせる。
このような香料組成物は単独で使用するか、あるいは石
けん、洗浄剤、エアーゾル、化粧品、脱毛剤、パーマネ
ント・ヘアー・ウニイブおよびヘアー・リンス組成物と
配合することができる。
香料化合物において、各間々の成分はその特定の嗅覚特
性に寄与する。
本発明のα・β−不飽和ニトリルを使用して、組成物中
の他の成分が寄与する嗅覚反応をきわ立たせるかまたは
緩和することによって、香料組成物の芳香特性を変える
ことができる。
次の使用例によって、本発明のα・β−不飽和ニトリル
の使用について説明する。
使用例 1 石けん組成物の調製 全部で1002の石けん片を下に記載する1グの各香料
組成物と混合して、実質的に均質な組成物を得る。
両方の石けん組成物は特徴あるレモンに似たにおいを呈
し、実施例1からの混合物を含有する組成物はより繊細
な芳香を有する。
香料組成物は、重量部で示した次の成分から成る。
ゲラニウムバーボン−・・−・・・・・−・・−・・−
・・・−・・・−・・175シトロネロール−・−・−
・・・・・−・・・−・・・・・・・・・・・・・−1
50ゲラニオール・・・・・・・・・−・・・・・−−
−−−・・・・−・・・・・−・・−・・100フェニ
ルエチルアルコール− アミルシンナムアルデヒド・・・・−・−−−−−−・
・・−・200シクラマールー・−・・・・・・・・・
−・・・・・・・・・・・・・・・・−・・・ 202
−(4−メチル・4−ヒドロキシア ミル)−3−シクロヘキセンカルボキ シアルデヒド−・・−・−・・・・・・・・・・・・−
・・・−・−・・・・・・・100テトラヒドロリナル
ール・・・・−・−−−−・・−・・−・−・− 37
.5テトラヒドロミルセノール−・−・−・・・・−・
−・・・・・・リナルール シトロネリルアセテート・・・−・・・・・・・・・・
−″・・・フェニルエチルアセテート・・・・・・−・
・・・・・・・・・フェニルアセトアルデヒドジメチル
ア セタール・・・・・・・・・−・・・・・・−・・・・
−・・・・・・・・・・・・・−・・・・ 1 0シ
ンナムアルコール・・・−・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・−・ 35テルピネオール・・・・・
・−−−−−・・・・−・・・−・・・・・・・・・・
・・・100リナリルアセテート−・・−・−・−・−
・・・−・・・−・−・・・ 25ムスケトン・・・・
・−・・・・・・・−・・−・−・・−・・・・−・・
・・・−・・−・・ 10インドール・・・・・・・・
・・・・−・・・・・・・・・−・・・・・・・・・−
・・・・− 10実施例1または2からの混合物・・・
・・・−・・・・・ 1037、5 5 25 使用例 2 化粧組成物の調製 100Pのタルク粉末と実施例1で得られた0、25f
の混合物とを混合して化粧組成物を調製する。
この粉末はレモンに似たにおいを有する。使用例 3 洗浄組成物の調製 合計iooyの洗浄剤粉末を実施例1で得られた混合物
を含有する香料組成物0. 1 5 Pと混合し、レモ
ンに似たにおいを有する実質的に均質な組成物を得る。
香料組成物は重量部で示される量の次の成分から成って
いた。
ジエチルフタレート中の10%デシルア ルデヒドの溶液−・・・・・・−・−・・・−・−・・
−・−−−−・・・・・・−・・・・ 4チルビニル
アセテート・・・・・−・−・・・・・−・・・・−・
・・・100テルヒネオール・・・・・・−・・・・・
−・・・・・−・・・・−・・・−・・山・ 40リナ
ルールアセテート・・・・・・・−・・・・・・・・・
・−・・・・・・・100オレンジ油−・−・−・・−
・・・・・・・・−・・−・・・・・・・−・−・−・
・・・350ゲラニルアセテート・・・・・−・・・・
・・・・・−・−・−・・・・・−・100ゲラニオー
ル・・・・・・−−−−−・−・・・・・・・・・−・
・−・・−・・・・・・・・−・ 35クマリン−・・
−・・・−−−・・・・−・・・−−−−−−・・・・
・・・・・・・・−・・・・・・− 2実施例1の
混合物 70 使用例 4 7−メチル−3−メチレン−6−オクテンニトリルを含
有する液状洗浄剤 実施例1の混合物0.1%、0.2%および0.5%を
含有するレモンに似たにおいをもつ濃厚な液状洗浄剤を
、調製する。
香料組成物において有効な本発明の混合物または化合物
の量は、他の成分、それらの量および望む効果を含む多
くの因子に依存する。
本発明の混合物または化合物を0.02重量%程度に少
量、またはこれより少量を含有する香料組成物は有利に
使用できることがわかった。
ある組成物に対しては5%程度に多量またはこれより多
い量が有用である。
石けんまたは他の製品に使用するとき、香料組成物の通
は通常の組成物に使用される量、すなわち約1〜約3重
量%と一般に同じである。
したがって、本発明の混合物または生成物の0.000
2重量%程度に少量を使用して、石けん、化粧品または
他の製品にレモンに似たにおいを付与できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中Rは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
    れ水素または炭素数が20までのアルキルもしくはアル
    ケニルを表わし、ただしRの少なくとも1つはアルケニ
    ルである) のα・β−不飽和二トリルを製造するにあたり、アセト
    ニトリルと式 (式中Rは上に定義したとおりである) のケトンとを強塩基の存在で20〜20 いて反応させることを特徴とする方法。 0℃にお
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