JPS5835153Y2 - 茄麺機 - Google Patents

茄麺機

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Publication number
JPS5835153Y2
JPS5835153Y2 JP1980024114U JP2411480U JPS5835153Y2 JP S5835153 Y2 JPS5835153 Y2 JP S5835153Y2 JP 1980024114 U JP1980024114 U JP 1980024114U JP 2411480 U JP2411480 U JP 2411480U JP S5835153 Y2 JPS5835153 Y2 JP S5835153Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiling
tank
water tank
hot water
boiling tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980024114U
Other languages
English (en)
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JPS56125118U (ja
Inventor
玲子 山水
Original Assignee
株式会社 大阪吾光
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 大阪吾光 filed Critical 株式会社 大阪吾光
Priority to JP1980024114U priority Critical patent/JPS5835153Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、そば、うどん等の麺類を茹る茹麺機の改良に
関する。
通常、茹麺機の茹槽は複数個の麺玉を同時に茹るように
容量は相当大きく形成されており、このような大容量の
茹槽で麺を茹上げる場合、短時間で効率良く茹るために
、茹槽の底部の水のみをガスバーナで加熱し、高温とな
った湯を全体に散すことなく茹籠を入れる筒にのみ供給
して、麺茹に必要な部分へ集中的に高温湯を供給すると
いう装置がある。
この装置では、確かに麺を効率良く茹ることはできるが
、茹槽は底部が2重構造になっており、茹籠挿入用筒も
茹槽の内面に固着されており、製作が非常に困難である
と共に、茹籠内部の掃除がやり難く、また、多数の茹籠
挿入用筒の内2〜3個を使用したい場合でも、全部へ高
温湯が供給されるので、少数の麺玉を茹上げるには非常
に効率が悪い。
更に、麺玉は1玉づつ茹る再茹の前に多数を1度に茹る
1次茹を行なうが、前記装置では茹籠挿入用筒が障害と
なるために1次茹はできない。
また、茹籠挿入用筒間が開放されていて茹槽の上部が施
蓋されていないので、湯温から熱が逃げ易い。
本考案は、このような装置の問題点に鑑み、茹籠挿入用
筒を複数個設けている部材と、茹槽の底部で加熱水槽を
形成すると共に前記容筒へ高温湯を供給する小筒部を形
成している部材とを、茹槽内に挿脱自在に挿入し、この
両部材を茹槽から離脱することにより麺の1次茹が可能
となり、且つ掃除をし易すくし、また、茹籠挿入用筒を
有する部材で茹槽の上部を施蓋して熱の逃げを少なくシ
、更にまた、大小筒部に対応して複数本設けたガスバー
ナを独立点火可能にして所要筒のみの加熱を可能にして
、麺茹の迅速化及び燃料削減を可能にした茹麺機を提供
することを目的とする。
この目的を遠戚するための本考案の特徴は、独立点火可
能な複数本のガスバーナ4を有する本体2と、この本体
2の上部に配置され且つガスバーナ4によって加熱され
る茹槽3と、この茹槽3内に挿脱自在に配置され且つ茹
槽底面3aと相俟って加熱水槽Aを形成すると共に複数
の小筒部11を形成した第1部材12と、この第1部材
12の上方に配置され且つ各小筒部11に対応する茹籠
17挿入可能な大筒部13を有する第2部材14とを備
えた茹麺機において、前記第1部材12は茹槽底面3a
に載置されており、前記第2部材14は茹槽3内に挿脱
自在且つ茹槽3の上部を施蓋しており、前記大小筒部1
1.13は各ガスバーナ4に対応配置されている点にあ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第4図において、茹麺機1は本体2の上部に
茹槽3が配置され、茹槽3の下方にはガスバーナ4・・
・・・・が位置し、茹槽3の周囲三方にはボイラ水槽5
が連通状に設けられ、ボイラ水槽5のない背部には排気
筒6が立設され、更にその上方にはボイラ水槽5と循環
パイプを介して連通している温水タンク7が配置されて
いる。
茹槽3は方形状に形成されており、その内部には小筒部
11を形成した第1部材12と、この第1部材12の上
方に大筒部13を配置する第2部材14とが挿脱自在に
挿入されている。
小筒部11及び大筒部13とは同芯的に配置されており
、その数は実施例で6対となっているが、所望により決
定することができる。
第1部材12は平板に小筒を溶着し且つその外周を下側
へ折曲して形成されており、茹槽3の底面3aに載置さ
れていて両者の間に加熱水槽Aを形成している。
第2部材14は平板に大筒を溶着し且つその外周を下側
へ折曲して形成されており、図示していないが、折曲さ
れて立壁となった部分のコーナ部には開口部が形成され
ており、第2部材14の両側端には棒材を溶着して把持
部16が形成されており、前記第1部材12上に載置さ
れている。
大筒部13は茹籠17を挿入可能に形成されており、茹
槽3に充たされる湯は、この大筒部13の中間部又は上
部まで入れられる。
前記第2部材14の大筒部13間に存在する平板部分は
茹槽3の上部に施蓋しており、温湯から上方へ熱が逃げ
るのを防止している。
ガスバーナ4は各大筒部13の下方に夫々2本づつ配置
されており、4本のガスバーナ4が1本の小ガス管18
に接続され、3本の小ガス管18が本体2の前面に支持
された大ガス管19に接続されている。
各ガスバーナ4は小ガス管18毎に種火装置20が設け
られており、小ガス管18毎に独立点火可能になってお
り、6個の大筒部13を夫々2個づつ独立使用できるよ
うに構成されている。
勿論、大筒部13毎に小ガス管18及び種火装置20を
設けて、大筒部13を1個づつ独立使用するように構成
しても良い。
21は本体2に設けられたのぞき孔であり、22は茹槽
3に被せられる蓋であり、この蓋22には把持部16嵌
合用孔と、把持部23が形成されている。
ボイラ水槽5は茹槽3の背方を除く周囲三方に壁状に形
成されており、その縦幅は前面部が茹槽3と略同幅で、
両側部が茹槽3より広く下方へ延設されている。
このボイラ水槽5と茹槽3との間には排気路26が形成
されており、ガスバーナ4・・・・・・からの炎及び煙
(排気)は茹槽3の底に当った後四方へ逃げて、排気路
26を通って後方の排気筒6から排出される。
温水タンク7は本体2に固定のバックガード部材24の
上部に支持されていて温水が充たされており、バックガ
ード部材24内に配置された循環用の供給パイプ28と
戻りパイプ29とでボイラ水槽5に連通している。
供給パイプ28は温水タンク7の下部とボイラ水槽5の
下部に接続されており、温水タンク7の低温水をボイラ
水槽5に供給している。
戻りパイプ29は温水タンク7の上部とボイラ水槽5の
上部とに接続されており、排気路26を通る排気によっ
て加熱されたボイラ水槽5内の湯が温水タンク7へ戻さ
れる。
温水タンク7、ボイラ水槽5及びパイプ28.29内の
水は、麺茹作業中に排気から熱を吸収して、循環しなが
ら高温になっていく。
前記戻しパイプ29の中途部には蛇口30が設けられて
おり、茹槽3内に湯を補給する場合又は茹槽3内の湯を
替える場合等に、温水タンク7の高温湯を茹槽3に供給
するのに使用される。
茹槽3の後方にはボイラ水槽5は設けられておらず、茹
槽3の両側を通ってきた排気が合流する空間32となっ
ており、この空間32の上方に排気筒6が設けられてい
る。
この空間32には熱交換器33も設けられており、排出
間際の排気から熱を吸収して温水タンク7内の水を加熱
すべく、パイプ34.35を介して温水タンク7と連通
している。
排気筒6の両側方にはオーバフロー”JL38,38が
形成されており、このオーバフロ一孔38 、38の上
端は、茹槽3の框39の内側の1段下った内周部40と
同高さ又はそれ以下にあり、茹槽3から溢れる湯を流し
、また茹湯の上面に浮遊する麺のスケ−ルを排出する。
尚、茹湯及び茹槽3内の底部に溜るスケールはドレンバ
イブ41から排出される。
前記茹槽3の框39はボイラ水槽5の上面に断熱材43
を介して載置されており、本体2に固定のボイラ水槽5
に茹槽3が載置支持されている。
本体2の側壁44は背面に断面材45を有し、ボイラ水
槽5の熱が側壁44に逃げないように構成している。
これらによって、ガスバーナ4・・・・・・からの燃焼
熱はボイラ水槽5によって吸収され、ボイラ水槽5の熱
は断熱材43.45によって放熱されないように構成さ
れており、ガスバーナ4の燃焼熱の効率の良い利用と、
框39及び本体2の側壁44で火傷をするのを防止して
いる。
次に、麺茹作業について説明する。
食堂等において麺を香箱する場合、茹麺機1を第2図に
示すようにセットし、茹槽3内に蛇口30から温水を注
入し、また温水タンク7からボイラ水槽5へ給水する。
茹麺数に応じて使用する大筒部13の下方のガスバーナ
4に点火し、加熱水槽A内の水を部分的に又は全体的に
加熱する。
一部のガスバーナ4にだけ点火した場合は、加燃水槽A
内の水は局部的に加熱され、高温となった湯はそのガス
バーナ4の上方の小筒部11から上昇して大筒部13内
に溜り、次第に沸騰していく。
そして、大筒部13内に麺を入れた茹籠17を挿入する
ことにより、麺は茹上げられる。
高温湯は麺茹後に低温となって、大筒部13から小筒部
11の外方へ流れ、更に茹槽3と第1部材12及び第2
部材14との間隙から加熱水槽Aに戻る。
全部のガスバーナ4に点火した場合でも、ガスバーナ4
の真上が最も加熱され、しかも、加熱水槽A内で高温と
なった湯は小筒部11から上昇するので、大筒部13内
の湯温は周囲の湯温より常に高くなる。
従って、茹槽3内の湯を平均的に上昇させなくとも麺茹
が可能となり、ガスバーナ点火から短時間の内に茹作業
ができるばかりか、燃料も少なく。
てすむ。
また、大筒部13内だけが局部的に高温となり盛んに対
流が生じるので、麺茹時間が短縮され、堅く茹上がり味
が良好となる。
ガスバーナ4からの燃焼熱は、茹槽3で吸収される他、
ボイラ水槽5でも吸収され、その内部の水を加熱するこ
とに使用される。
ボイラ水槽5内で加熱された温湯は、戻りパイプ29を
介して温水タンク7内に貯蔵され、代りにその温湯より
低温の温水タンク7内の湯が供給パイプ28を介してボ
イラ水槽5内に供給され、これらの循環系内の湯は次第
に高温となってゆき、蛇口30から取出して使用したり
する。
熱燻を停止して休憩した後でも、茹槽3はその周囲のボ
イラ水槽5によって保温され、ガスバーナ4を再点火す
れば速やかに麺茹可能状態となる。
また、ボイラ水槽5及び温水タンク7内の湯量は多いの
で、茹槽3の保温は長時間継続される。
麺を多量に1次茹をする場合、茹麺機1の茹槽3内から
第1部材12及び第2部材14を取出し、茹槽3の内部
全体を加熱水槽Aとし、全ガスバーナ4に点火して茹槽
3内を全体的に加熱し、多数の麺を入れた大きい麺籠を
茹槽3内に挿入して1次茹を行なう。
また、茹槽3、第1部材12及び第2部材14の掃除を
行なう場合も、茹槽3から第1部材2及び第2部材14
を取出して行なう。
以上、詳述した本考案によれば、第1部材12は茹槽底
面3aに載置されており、第2部材14は茹槽3内に挿
脱自在且つ茹槽3の上部を施蓋しており、大小筒部11
.13は各ガスバーナ4に対応配置されているので、茹
槽3は、第1部材12の受部を設ける必要がなく、麺の
第1次茹が可能で且つ掃除も極めてやり易くなり、第2
部材14によって施蓋されるので、第1.第2部材12
.14間の温湯の熱が逃げ難く、熱損失が少なくなり、
且つ複数の中の必要な大小筒部11.13のみでガスバ
ーナ4による加熱をすることができ、ガスバーナによる
加熱効率が極めて高くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は全体の側
面図、第2図は一部断面正面図、第3図は第1図のll
l−III線断面図、第4図は本考案の要部を示し第3
図IV−IV線に相当する断面図である。 1・・・・・・茹麺機、2・・・・・・本体、3・・・
・・・茹槽、4・・・・・・ガスバーナ、5・・・・・
・ボイラ水槽、6・・・・・・排気筒、7・・・・・・
温水タンク、11・・・・・・水筒部、12・・・・・
・第1部材、13・・・・・・大筒部、14・・・・・
・第2部材、26・・・・・・排気路、A・・・・・・
加熱水槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 独立点火可能な複数本のガスバーナ4を有する本体2と
    、この本体2の上部に配置され且つガスバーナ4によっ
    て加熱される茹槽3と、この茹槽3内に挿脱自在に配置
    され且つ茹槽底面3aと相俟って加熱水槽Aを形成する
    と共に複数の小筒部11を形成した第1部材12と、こ
    の第1部材12.の上方に配置され且つ各小筒部11に
    対応する茹籠17挿入可能な大筒部13を有する第2部
    材14とを備えた茹麺機において、前記第1部材12は
    茹槽底面3aに載置されており、前記第2部材14は茹
    槽3内に挿脱自在且つ茹槽3の上部を施蓋しており、前
    記大小筒部11.13は各ガスバーナ4に対応配置され
    ていることを特徴とする茹麺機。
JP1980024114U 1980-02-23 1980-02-23 茄麺機 Expired JPS5835153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980024114U JPS5835153Y2 (ja) 1980-02-23 1980-02-23 茄麺機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980024114U JPS5835153Y2 (ja) 1980-02-23 1980-02-23 茄麺機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56125118U JPS56125118U (ja) 1981-09-24
JPS5835153Y2 true JPS5835153Y2 (ja) 1983-08-08

Family

ID=29620201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980024114U Expired JPS5835153Y2 (ja) 1980-02-23 1980-02-23 茄麺機

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JPS56125118U (ja) 1981-09-24

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