JPS6123262Y2 - - Google Patents

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JPS6123262Y2
JPS6123262Y2 JP5812681U JP5812681U JPS6123262Y2 JP S6123262 Y2 JPS6123262 Y2 JP S6123262Y2 JP 5812681 U JP5812681 U JP 5812681U JP 5812681 U JP5812681 U JP 5812681U JP S6123262 Y2 JPS6123262 Y2 JP S6123262Y2
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JP
Japan
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hot water
heating tank
tank
water supply
heating
Prior art date
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JP5812681U
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JPS57169944U (ja
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱効率を向上させた湯沸用ボイラー
に関する。
複数の加熱タンクを上下方向に配置してそれら
を順次連結し、個々のタンクから異なる温度の湯
を各別に取り出すようにした構成の湯沸用ボイラ
ーは、本出願人に係る実公昭55−46913号によつ
て公知である。
本考案の目的は、かかる構成を有する従来のボ
イラーの熱効率をさらに高めた湯沸用ボイラーを
提供することにある。
以下、図面に示す実施例を参照しながら本考案
を詳細に説明する。
本考案に係るボイラーは、図面にその一実施例
を概念的に示すように、下部に炉体1を配設した
ボイラー本体2と、該本体1の最上部に該部を覆
う態様で設けた給水用加熱タンク3と、上記炉体
1の直上に配設した給湯用加熱タンク4と、上記
タンク3とタンク4との間に順次配設した複数た
とえば2個の吸熱用加熱タンク5,5とを備
えている。
上記各加熱タンクは、いずれも断面がハ字状を
なした中空環状構造をもち、タンク5,5
中空部は下方から上方に向つて広がる三角形状を
なしている。また上記タンク5の下端は、上記
ボイラー本体2の側面に一体接合させている。そ
して上記給水用加熱タンク3は、その中央部に補
助タンク7を嵌入させ、該タンク7および送湯管
8を介して前記吸熱用加熱タンク5と連結して
ある。また上記タンク5と5とは送湯管9を
介して、さらにタンク5と前記給湯用加熱タン
ク4は送湯管10を介して各々連結してある。
後述するように、このボイラーにおいてはタン
ク3,5,5,4の順序で送湯されるが、図
示する如く上記各送湯管8,9,10は、それぞ
れその一端を湯を送る側のタンクの上部に開口さ
せ、他端を湯を送られる側のタンクの上部に開口
させてある。
なお、上記補助タンク7の上部側に位置してい
る送湯管8および上記給湯用加熱タンク4の上部
からは各々余分湯および空気を排出させるための
パイプ11,12を各々突出させており、後者の
パイプ12は風呂場あるいは廚房等に湯を引くさ
いにも利用される。
13は上記タンク3の下面とタンク5の上面
間に介在させた隔壁を示し、この隔壁13によつ
てボイラー本体1の上部周囲に環状の煙道14を
形成している。15は上記隔壁13に設けた煙導
入口を、また16は該導入口15とは反対の側に
位置するボイラー本体2の側面に設けた煙排出口
を、さらに17は該排出口に連結させた煙突を
各々示す。
18は、貯水槽19内の水を前記給水用加熱タ
ンク3に導入するための給水管を示し、該管18
の途中には水道に連通した給水管20を連結して
ある。したがつて、上記給水用加熱タンク3には
上記槽19と水道のいずれからも水を供給しう
る。21,22,23および24は、異なる温度
の湯を各別に取出すために上記各タンク3,5
,5および4の下部より突出させた排湯コツ
クである。
上記本考案の湯沸用ボイラーを使用するさいに
は、給水管18から水を導入し、各加熱タンク
3,5,5,4に満たし、ついで炉体3にた
とえば不要の木くず、薪、あるいは石炭などの燃
料を供給して該各タンク3,5,5,4を加
熱する。そしてまず、給水用加熱タンク3内の水
は排気前の加熱気体によつて熱量を供給され、内
部の最も高温の湯が送湯管8を介して吸熱用加熱
タンク5に入る。この送湯管8から吸熱用加熱
タンク5の上部に送られる湯は、吸熱用加熱タ
ンク5内では最も低い温度であり、この低温の
湯が該タンク5内の高温の湯と混ざる。これに
よつて、加熱タンク5内の湯は温度の均一化が
図られるので、排湯コツク22から湯を取出す際
に使用途中で温度が急激に変化するのを防止でき
る。次に、加熱タンク5内の最も高温の湯が送
湯管9を介して加熱タンク5内に送られ、該タ
ンク5内の高温の湯と混ざる。これによつて、
加熱タンク5には加熱タンク5とは全く異な
る温度の湯が満たされる。そして、最後にタンク
の最も高温の湯が送湯管10を通して給湯用
タンク4に送られ、該タンク内の湯は直接熱源に
よつて所定温度まで加熱される。こうして沸かさ
れたお湯はパイプ12から放出されると共に、異
なる温度の湯として各排湯コツク21,22,2
3,24から必要に応じて取出される。
上記加熱過程において、上記各加熱タンク3,
4,5,5の内周面がハ字状に傾斜している
こと、および前記煙道をを通る高温の煙がタンク
3およびタンク5内の湯を保温する作用をなす
ことから、上記各タンク内の湯はきわめて効率よ
く熱せられる。なお、上記タンク5,5およ
び4に過剰に湯が供給される場合には、余分な湯
が上記送湯管8より突出させてパイプ11から自
動的に排出される。
上記するように本考案に係る湯沸用ボイラー
は、各加熱タンクが断面ハ字状の環状構造を有し
かつ最上部の給水用加熱タンクとその下方の吸熱
用加熱タンクとの間に環状の煙道を設けてあるか
ら、熱効率がきわめてよい。したがつて、従来の
この種のボイラーに比して燃料費が安く済み、ま
た湯が沸くまでの時間も短かい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の湯沸用ボイラーの一実施例を示
す縦断面図である。 1……炉体、2……ボイラー本体、3……給水
用加熱タンク、4……給湯用加熱タンク、5
……吸熱用加熱タンク、8,9,10……送
湯管、11,12……パイプ、13……隔壁、1
4……煙道、15……煙導入口、16……煙排出
口、21〜24……排湯コツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に炉体を配設したボイラー本体の最上部
    に、該部を覆う態様で給水用加熱タンクを設け、
    該給水用加熱タンクの下方に、上記炉体に近接し
    て給湯用加熱タンクを配設し、この給湯用加熱タ
    ンクと上記給水用加熱タンクとの間に複数の吸熱
    用加熱タンクを上記炉体に順次接近する態様で配
    設し、上記各加熱タンクを炉体に接近する順に送
    湯管を介して互いに連結し、上記各送湯管をその
    一端が湯を送る側の加熱タンクの上部に開口する
    ように、かつその他端が湯を送られる側の加熱タ
    ンクの上部に開口するように配設し、さらに上記
    吸熱用および給湯用加熱タンクにそれぞれの下部
    から湯を取出すための各別な排湯コツクを設けた
    湯沸用ボイラーにおいて、上記各加熱タンクを
    各々断面がハ字状なした環状構造とし、上記給水
    用加熱タンクの下面と最上部に位置する吸熱用加
    熱タンクの上面との間に隔壁を介在させて、該壁
    と上記各タンクの面と上記ボイラー本体の側面と
    によつて煙道を形成し、上記隔壁に煙導入口を設
    けるとともに、該導入口と反対の側に位置する上
    記ボイラー本体の側面に煙排出口を設けたことを
    特徴とする湯沸用ボイラー。
JP5812681U 1981-04-22 1981-04-22 Expired JPS6123262Y2 (ja)

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JP5812681U JPS6123262Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JP5812681U JPS6123262Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JPS57169944U JPS57169944U (ja) 1982-10-26
JPS6123262Y2 true JPS6123262Y2 (ja) 1986-07-11

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JP5812681U Expired JPS6123262Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068450Y2 (ja) * 1985-08-15 1994-03-02 一夫 吉田 温水器缶体
JP2013228171A (ja) * 2012-04-27 2013-11-07 Taisei Corp 熱回収装置

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Publication number Publication date
JPS57169944U (ja) 1982-10-26

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